剛柔流代表型の紹介

空手の「型」の動作には、小さな動きにいたるまで一つ一つに攻防の意味が秘められている。 定められた演武線の中で心身鍛錬と相手を仮想して戦う武術として、各流派の達人が長年 錬鑚して考案され伝えられたものである。

三戦(サンチン)
剛柔流独特の呼吸法(息吹)で全身の筋肉を締めて筋肉強化と精神修養(立禅)を目的 としておこなう剛の基本型である。

転掌(テンショウ)
三戦が剛の型に対して半陽陰息吹で手首を柔らかく使い分け、円の動作で攻防する柔の基本型である。

撃砕第一(ゲキサイダイイチ)
流祖宮城長順先生が体育の目的で編み出され、受け、突き、蹴り当て等が総合的に組み込まれたバランスの良い初歩の型である。

撃砕第二(ゲキサイダイニ)
撃砕第一とほぼ同じ手順で開手の受けや猫足立ちを練習する型である。

最破(サイファ)
外し技、打ち技が多く鷲足立ちで蹴るなどバランスを取ることが難しい剛柔流でも最も短く、異なる立ち方が多い型である。

制引鎮(セイエンチン)
蹴り技が無く、四股立で手技の技法が多い左右対称の型である。

四向鎮(シソーチン)
開手においての関節折り技を主とし、腰の回転でキレを練習する型である。

三十六手(サンセール)
前屈立ちを主とし、前蹴りからの攻撃が多く投げの技のある型である。

十三手(セーサン)
技の種類が多く左右対称の動作が無い、変化に富んだ型である。

十八手(セーパイ)
円の動きが多く技の連続動作を意識して同時に攻防を行う打ち技の多い型である。

久留頓破(クルルンファ)
小さな腰のキレでの攻防技や、肘を使った外し技、攻撃技が多く大胆な投げ技がある開手を主とした型である。

壱百零八手(スーパーリンペイ)
連続動作の中で同じ技の繰返しが多く、演武線は複雑で二段蹴りを用いた最も長い型である。