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1984・11・4 |
1回目・2回目の訪問は季節が悪く、また電車による移動のため満足な写真が撮れなかったことから、村松・加茂
間最後の秋となった昭和59年(1984年)11月4日に3回目の訪問を果たしました。この日は、新潟在住の友人
から車を借り、沿線を縦横無尽に走り回って、心ゆくまで撮影を楽しみました。天候が非常に良かったのとオリジナ
ルのオールドタイマーの内、唯一ワンマン化されていたモハ12が終日運用に就いていたのも幸運でした。走行写
真は廃止予定の加茂〜村松間を中心に撮影しました。 |

土倉駅(小駅に到着するオールドタイマー・モハ12)
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土倉・高松(築堤を行くモハ41)
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抜けるような青空の下、色づき始めた山々をバックに走る蒲原の小型電車は本当に魅力的で、思い出深い訪問と
なりました。そして、もっと以前から訪れていれば良かったのにととても後悔しました。もっとも写真でお判りのとおり
どの列車にも人影がほとんど見当たらず、沿線に街らしい町もないこの区間は、廃止もやむを得ないなと実感した
次第です。ところで、この頃(学生時代)カメラは標準レンズのみで撮っており、望遠レンズがあればもっとたくさん
撮れたのにとも思うのですが、標準のみだったので返って一発勝負で良い写真が撮れたような気もします。 |

土倉・高松(丘の上からモハ12を見下ろす)
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走行写真は主に土倉〜高松〜大蒲原で撮影しました。この区間には列車を俯瞰できる小高い丘やオーバーパ
ス、築堤など撮影ポイントがあちこちにあり、人家もほとんど無くてとても撮影しやすい区間でした。車で移動しなが
ら1時間おきにやって来る小さな電車を存分に記録することができました。 |

高松駅(鄙びた無人駅にモハ41が到着)
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陽が傾きかけた頃には加茂寄りに移動し、駒岡〜狭口で暮れなずむ中を行くオールド・タイマーを撮影しました。
このように部分廃線となった加茂〜村松は風光明媚な区間で、正に日本の田舎を行くローカル電車を撮影するこ
とができました。意外だったのは、廃止を翌年3月に控えた最後の秋の連休にも関わらず、同好者が皆無だったこ
とです。この頃はローカル私鉄を撮り歩いている”物好き”は本当に少なかったんですね・・・ |

駒岡・狭口(夕暮れ迫る中を行くモハ12)
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加茂駅で出発を待つモハ12(左側は信越本線のホーム裏)
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この日は最後に加茂駅に戻り、発車を待つモハ12を撮影し、新潟市内の友人宅に向かいました。車を使っての
本格的な撮影はこの時が初めてでしたが、機動力を生かして本当に楽しむことができました。ただ、電車にはまっ
たく乗車しなかったので、心が痛みましたが・・・それにしても、もっと早くこの鉄道の魅力に気付いていれば何度も
訪問したのに・・・と非常に後悔しました。 |