LANCIA BETA BERLINA Gr.1
1973 BANDAMA RALLY No.39 |
driver/co-driver:A.Cavvalari/C.Cavicchi
team: sponsor:
result:
base kit:EMMEBI MODELS 17
decal:
scale:1/43 material:REZIN
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1973年、西アフリカのコート・ジボワールで開催されたバンダマ・ラリーに出場したランチア・ベータ・ベルリーナで
す。バンダマ・ラリーはこの年から始まった世界選手権(WRC)には組み込まれませんでしたが、サファリと同様の
耐久型ラリーで、元フランス植民地であったこともあり、プジョーやルノー、そしてシトロエンなどフランス車が多数出
場していました。また、この当時、耐久性を世界にアピールするため、国際ラリーに積極的に出場していたダットサ
ンをはじめとする日本車も数多く出場していました。
この年のバンダマ・ラリーには、シャカ・メッタのドライブするダットサン240Zやエドガー・ハーマンの710バイオレ
ット、ハンヌ・ミッコラやトニー・フォールのプジョー504など、ノン・タイトル戦にも関わらずトップ・ドライバーが名を連
ね、変わったところではシトロエンがSMで参戦するなど、バラエティーに富んだエントリーとなりました。
少数派のイタリア車の中で異彩を放っていたのがこのランチアです。ランチアは当時、フルビア・クーペで国際ラリ
ーにワークス参戦していましたが、このバンダマ・ラリーにはなんとベータ・ベルリーナが出場しました。ランチアが
なぜこのような穏やかなサルーンをアフリカの耐久ラリーに出場させたのか理由はわかりませんが、プジョー504
のようなイメージを狙っていたのかもしれません。
ラリーの結果は、エドガー・ハーマンのダットサン710バイオレットが優勝を飾っていますが、このベータ・ベルリー
ナのリザルトは残念ながらわかりません。なお、バンダマ・ラリーはその後、1978年からWRCに昇格し、サファリ
と並ぶアフリカの代表的なイベントとして1992年まで行われました。
モデルはEMMEBI(エメビ?)モデルズというメーカーのレジン・キットを組んだものです。このEMMEBIモデルズ
は主にランチアのローカル・ラリー出場車をキット化しているメーカーで、実態はアレナやレーシング43のキットにオ
リジナル・デカールをつけた代物です。中にはフルビア・ベルリーナのようなオリジナル・キットもあるようですが、こ
のベータ・ベルリーナはアレナとのコラボレートのようで、アレナからはラリー・チームのサポート・カーのキットが数種
類出ています。
それにしても、こんなマイナー車がキット化されているなんて本当に驚きです。発売されたのは2007年冬のこと
で、グランプリ・モデルズの広告を一目見て、迷わずオーダーしてしまいました。キットの内容は、かなりモールドの
緩いレジン製ボディ&シャーシと薄くて繊細なエッチング・パーツで構成されています。ボディのゆるさはかなりのも
ので、筋彫りを彫り直して少しはシャープになりましたが、窓枠の歪みなど直しきれないところも多々ありました。
精度はイマイチですが、ボディ・フォルムについては実車の雰囲気を良く掴んでいると思います。
製作にあたってはマフラ・ーエンドをメッキ・パイプに替え、テール・ライト等に透明レジンを流し込んだくらいで、スト
レートに組んでいます。フロントの大きなアニマル・ガードが特徴ですが、この取り付け位置や方法がわからず苦労
しました。実車の写真は、ネットで白黒の正面からのものを1枚fだけ見つけましたが、それだけでは細部はさっぱり
わからないので、フォグランプとバンパーで適当に固定しました。
実車のことはさっぱりわかりませんが、こんな地味なランチアもなかなか魅力的ですね。こういったレア物が作れ
ると43をやっていて本当に良かったと感じます。 |
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