多重録音について
テープレコーダーが2台あればテープレコーダーAに何か録音してそれを再生しながらテープレコーダーBに別の音を重ねて録音する。
次にテープレコーダーBを再生しながらテープレコーダーAにまた別の音を入れる。
このような作業を繰り返すと録音回数分の音が重ねて録音できます。
これを多重録音と言っています。
カセットテープですと録音を重ねるたびにノイズが増えて、8回も重ねると音も劣化していきます。
それでも、自分でギター・打楽器、声などを重ねて録音できる楽しさは癖になります。
私がこの方法にはまったのは高校3年のあたりからです。
最初はテープデッキとラジカセを使ってやっていましたが、もう1台テープデッキが増えて2台のテープデッキで録音できるようになりました。
1台のテープデッキにはエコーがつくマイク端子があり、このおかげで自宅でもそれなりの音響効果をつけて録音できます。
また、パワーアンプのマイク端子にもエコーが搭載されていたので、この二つのエコーをうまく使うことによってけっこう臨場感のあるステレオエコーを作り出すことができました。
このようにしてマイク2本とフォークギター、リコーダー(笑い)、その他そろばんをマラカス代わりにしたり、使っていないガスストーブのボディーをたたいてドラム代わりにしたり(笑い)、今考えると馬鹿みたいですが、当時は夏休みや冬休みになるとそんなことばかりやってました。
それと、音楽には絶対に必要なベースの音ですが、フォークギターの3〜6弦を1オクターブ下げてヘッドフォンの片方の耳に当てる部分を床においてギターを床につけてその振動を床につけたヘッドフォンに伝わるようにしてヘッドフォンをマイク代わりにしてベースらしい音にして録音しました。
パーカッションとしては、空き缶を鉛筆でたたいてカウベル代わりにしたり、ブラシとくしを使ってラテンパーカッションのギロの音を出したり、自分で言うのもなんですが、涙ぐましい努力(?)をしていましたねぇ。
で、どんな曲をやっていたかと言いますと、
つきの砂漠変奏曲、ブラザース・フォーの七つの水仙、タブー、内気なジョニー、コンドルは飛んでいくETC。
今となっては過去の汚点であります!
学生時代ならではの贅沢な時間の使い方ですねぇ。
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