「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」 総合偏

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目次

前置き

1) 「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」の概要

2)純ニュ-トン力学的考察 鉄球に弾を当てれば鉄球の温度が上がる

3)ハ−フ力学(?)考察 

  3-1)鉄球に電磁波を当てても鉄球の温度が上がる!

  3-2)実験は無理

4)各種力学の紹介

 4-1)純ニュ-トン力学、ハ−フ力学(?)、相対論的力学

 4-2)相対論的力学 V-P図の出所

 4-3)m0C^2の出し方

5) E=mC^2 の解釈

 5-1)E=mC^2 の解釈 MからM’に増加したのなら

 5-2)相対論では物質の全エネルギ-はMC^2 に統一される。   MC^2=E+M0C^2

 5-3)相対論では物質の全運動量はMV に統一される。    P=MV

 5-4)相対論的力学の考察 鉄球に電磁波を当てると鉄球の質量が増える。

6)相対論的力学考察 温度を無視せよ! 素粒子だから!

7)その他

8)結論


前置き

 「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」は「アインシュタインの大失敗 質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」と「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明  考察2」と「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明 考察3」から成り立つ。それは良いのだが各々考えながら書いたものだから主張が異なってしまった。これはマズイ。読者を混乱させる。

 この種の物は結論をハッキリさせなければならない。ハッキリさせると言うことはハッキリ書くことだがそれでは少々不足で多少強調させなければならない。よくあることだが「双子のパラドックス」なんかは最後の最後まで読まなければ結局どうなるのか理解できない記述がある。所詮双子が会って別れてまた合うだけの話だ。書いた本人は論理を強調したいのかもしれないだろうが、読者にとっては再会した時どっちがどうなるのかにより読み方が異なるはずだ。まずは通読して結論を知った上でその理由を検証する。これが正しい理解あるいは批判のやり方である。

 あまり厳しく言うと読者に嫌われるのだが(^^)

 人生イロイロ、論文もイロイロであるならたとえ間違っていようとひとつのテ-マには首尾一貫してひとつの結論を主張しなければならない。ウソならウソで考え方や論理の間違いを指摘してもらう。マコトならそれを他の原理や法則に当てはめてみる。そうやって論理は発展する。

 そんなわけで上記3個のレポ-トを要点をまとめてひとつにしてみました。前置きが長くなりましたけどご容赦を!

 

1) 「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」の概要

1946年にアインシュタインが出した「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」はどうも胡散臭く信じ難いように思われた。

でもまずはアインシュタインの論文に添って論理を展開して見る。なお微妙なニュアンスはパクパク流に置換えている。

重さMの鉄球に左右から電磁波を照射する。左上の図は鉄球が静止している系で見た場合を示す。電磁波の照射前後で鉄球は静止したままである。

それをそのまま  つまり鉄球が速度vで動くようにみえる慣性系から見た場合を示す。

電磁波のエネルギ-は各々E/2 全体でEとする。マックスウエルによるとこの電磁波の運動量は各々E/(2C)である。

鉄球が速度vで動く系では鉄球は各々の電磁波から上方向の運動量E/(2C)sinαを受け取るであろう。この時

sinα=v/Cであるので sinα=v/Cであるから各々の電磁波から上方向の運動量はEv/(2C^2)である。鉄球としては全体で上方向にEv/C^2の運動量を受け取る。

ここに鉄球が運動量を受け取りその結果質量がMからM’に増加したのなら(運動量保存の法則で)

Mv+Ev/C^2=M’v

となるであろう。この式から M’-M=E/C^2 となる。

これこそ質量の増加(M’-M)は エネルギ-の増加 E/C^2 をともなうものである。end

本文は皮肉にも『相対性理論はやはり間違っていた 徳間書房』に載っておりしかも数式が間違っていた。文章も少々分かり難い。文章は分かり易く、数式は訂正して載せておいた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

うまく書かれている。だがどこか胡散臭さが漂う。どこに胡散臭さがあるか検証しよう。

もう1度基準系をみてみる。反応前には電磁波の運動量がふたつ E/2C,-E/2C あるのだが、向きが逆だから合成すれば0である。そして反応後も運動量は消えていて0である。

よって運動量による鉄球の速度変化はナイ。ただ慣性系からの計算ではこの時鉄球の質量MはM’にならないといけない。この質量の変化は運動量では説明できない。そうすると電磁波がもっていたエネルギ-合計 E を鉄球が吸収したために質量が変化したとしか言えまい。

だが電磁波がもっていたエネルギ-を鉄球が吸収したために質量が変化したとは、新年は明けたが、よほどオメデタイ人でなければ言えまい。エネルギ-はイロイロな形態を取る。実験したらエネルギ-を鉄球が吸収して鉄球の温度がチョット高くなるのが関の山だろう。その方が自然だ!

 では鉄球の温度がチョット高くなるとして検証してみる。

2)純ニュ-トン力学的考察 鉄球に弾を当てれば鉄球の温度が上がる

運動量保存の法則とエネルギ-保存の法則がどう関係しているのかをハッキリさせるためにピストルを右から撃った場合だけを想定する。

鉄球は質量がM→M+mに変化して速度Vで右に動く。

それをエネルギ-保存の法則と運動量保存の法則を書くとこうなる。

(1/2)mv0^2=(1/2)(M+m)V^2+E(etc)  ;エネルギ-保存の法則

mv0=(M+m)V   ;運動量保存の法則

このE(etc)こそが弾は鉄球に食い込むだろし、バシッと言う音も出るだろうし、火花も散るだろうし、鉄球の温度も上がるためのエネルギ-である。イロイロあるのでE(etc)とする。ウソかマコトか実際に計算してみよう。

E(etc)=(1/2)mv0^2-(1/2)(M+m)V^2

として運動量保存の法則から出る V=(m/(M+m))v0 を代入すると E(etc)=(1/2)mv0^2(1-m/(M+m)) となる。弾の元々のエネルギ-をEとすれば

 E(etc)=E(1-m/(M+m))

ちゃんと出る。Mが大きくmが小さいほど弾は鉄球に食い込み、バシッと言う音が出て、火花が散り、鉄球の温度が上がるわけだ。

 計算だけでなく図でも同じことが言える。図は後にまとめて説明するが『純ニュ-トン力学のV-P図』とする。計算でE(etc)と表現したエネルギ-とは図の赤い部分である。これが弾は鉄球に食い込み、バシッと言う音が出て、火花が散り、鉄球の温度が上がるわけだ。

3)ハ−フ力学(?)考察 

3-1)鉄球に電磁波を当てても鉄球の温度が上がる!

だが実際にぶつかるのは電磁波である。弾から電磁波に置換えても同じコトが言えるのか? そこでを電磁波に置換えて考える。電磁波はエネルギ-E、運動量E/Cを持っているから電磁波を吸収した鉄球はエネルギ-E、運動量E/Cをまるまる受け取る。

その結果 鉄球は左に速度Vで動く。速度Vは充分に遅いからニュ-トン力学が成立する。

E=(1/2)MV^2+E(etc)  ;エネルギ-保存の法則

E/C=MV   ;運動量保存の法則

E(etc)=E-(1/2)MV^2

=E-(1/2)M(E/CM)^2

=E-(1/2)(E^2/(MC^2)

=E(1-E/(2MC^2))

右側から弾を受けても電磁波を受けても鉄球は左側に速度Vでノロノロ動く。これもまた図示が可能である。ただ図は電磁波を扱うため純ニュ-トン力学を拡張したハ−フ力学(?)で扱う。ハ−フ力学は次項でチャンと説明します。

 計算だけでなく図でも同じことが言える。これも後にまとめて説明するが『ハ−フ力学(?)のV-P図』とする。計算でE(etc)と表現したエネルギ-とは図の赤い部分である。これが弾は鉄球に食い込み、バシッと言う音が出て、火花が散り、鉄球の温度が上がると言いたいのだがさすがに弾は鉄球に食い込み、バシッと言う音が出て、火花が散るわけにはいかない。だが 鉄球の温度が上がるだけは認めなければなるまい。

 要するにエネルギ-を鉄球が吸収して鉄球の温度がチョット高くなるのが関の山と言うのはそれなりに正しい。ただしこの設定、純ニュ-トン力学、ハ−フ力学(?)に限ってである。

 3-2)実験は無理

 温度が上がるのは良いとしても鉄球に光を当てて鉄球が動くかとなるとこれはまず無理である。簡単に計算できる。鉄球を1gとして最終的に1cm/秒の速度を得るように光を当ててみよう。すると最終的に得なければならない運動量は

P=1*10^(-3)*1*10^(-2)

=10^(-5)    単位;kg・m/s

 である。そのC倍が当てる光のエネルギ-であり、

 E=P*3*10^8

=3*10^3  ジュ-ル

 1個の光子では無理なので光子の集団で受けとめるにしても、3000ジュ-ルのエネルギ-を吸収する。鉄の比熱は 0.64 j/g/k  である。つまり鉄1gの温度が1deg上がるのに必要なエネルギ-は0.64 ジュ-ルである。(理科年表より)

よって3000ジュ-ルのエネルギ-は3000/0.64=4688deg 室温を考えれば約4700℃になるのだが鉄の融点は1535℃、沸点は2754℃であるから......まぁ 光を当てた途端、動き出す前に爆発的に蒸発してしまうであろう。(^^)

4)各種力学の紹介

 4-1)純ニュ-トン力学、ハ−フ力学(?)、相対論的力学

  

 質量M、速度V、運動量P、エネルギ-E は純ニュ-トン力学では P=m0V,E=(1/2)m0V^2 と表せる。それを図にしたのが上記の右側の図である。原点を通る直線はV=(1/m0)Pである。エネルギ-Eは図よりE=PV/2となるが、簡単にE=(m0/2)V^2であることはわかるだろう。

 ハ−フ力学(?)は相対論的力学と純ニュ-トン力学の中間(ハ-フ)的存在である。概念は純ニュ-トン力学の延長にある。運動量Pは静止質量m0を用いて P=m0V/√(1-V^2/C-2) となる。エネルギ-もそれに合わせて少々ややこしくなる。電磁波を取り扱う時は電磁波のE,Pの関係式 E=P/C よりこのV-P図を使わざるを得ない。

 このふたつは先に使ったようにそれなりに有効である。

 そして相対論的力学! 見かけ上はハ−フ力学(?)にm0C^2が加わっただけであるのだがこの出所はかなり奇妙なところがある。「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」にもそれを暗示する部分があるが気が付かないと出てこない。「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」の隠れた原理である。以下ハイライトであり、同時に問題点であるこの部分は少しペ-ジを裂いて説明する。

 4-2)相対論的力学 V-P図の出所

我サイト第1部第4章「高校生が解くE=MC^2」の4−3)再度エネルギ−に下記の記述がある。

V=0の時E=0とならなければならないので

0=M0C^2+C  →  C=-M0C^2

E=M0C^2((1-V^2/C^2)^(-1/2)-M0C^2  ;最終的な式

E=M0C^2/√(1-V^2/C^2)-M0C^2  ;同じ意味(書き換え)

M0C^2/√(1-V^2/C^2)=E+M0C^2 ;解釈のため順番を書き変える

上の式の右辺を書いたのが相対論的力学 V-P図(左)である。『考察2 球と光』にも登場した。

ところでこれを M0/√(1-V^2/C^2)→M’ M0→M とチカンチカンのセクハラ行為をすると(^^)

M'’C^2=E+MC^2

となる。この式は「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」に出て来る式Mv+Ev/C^2=M’v からも導ける。「高校生が解くE=MC^2」は「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」とまるっきり異なる条件で出したにもかかわらず、繋がっている。

  4-3)m0C^2の出し方

紫の面積がm0C^2であることは図のように縦横を変換して

 S=0CPdV   P=m0V/√(1-V^2/C-2)

 とおくことで計算できる。具体的にはV/C=sinθとすれば V=Csinθ dV=Ccosθdθより

S=0CPdV

=0Cm0V/√(1-V^2/C-2)dV

=02/πm0(Csinθ/cosθ)Ccosθdθ ;V=Csinθ dV=Ccosθdθ代入

= 02/πm0C^2sinθdθ

= m0C^202/πsinθdθ=m0C^2    end

5) E=mC^2 の解釈

  5-1)E=mC^2 の解釈MからM’に増加したのなら

「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」の中にあるMからM’に増加したのならと言う表現に注目する。図は再々出て来るが

M0C^2/√(1-V^2/C^2)=E+M0C^2

の右辺をそのまま表している。すなわち全エネルギ-はE(水色)+m0C^2(紫)であり、原点付近の傾きは1/m0であり、この物体は速度v、運動量Pを持っている。注目すべきはエネルギ-としてEとm0C^2しかないことである。

  よってMからM’に増加したのならエネルギ-としてEとm0C^2しかないと解釈することで関連付けられる。

  Mv+Ev/C^2=M’v と M0C^2/√(1-V^2/C^2)=E+M0C^2 は出所が異なり、それによって初期の意味付けが違うのだが、どちらもニュ-トン力学の延長線にあり、運動量保存の法則とエネルギ-保存の法則を指導原理として導かれる。そして両者ともエネルギ-としてE(運動エネルギ-)とm0C^2しかない。これは純ニュ-トン力学、ハ−フ力学(?)で熱エネルギ-を容認したのと根本的に思考が異なる。M0/√(1-V^2/C^2)→M’ M0→M とチカンチカンしてセクハラすると(^^)

M'’C^2=E+MC^2となる。

 これも容認するなら

 5-2)相対論では物質の全エネルギ-はMC^2 に統一される。   MC^2=E+M0C^2

   ニュ-トン力学では E=(1/2)M0V^2  である。

       相対論とニュ-トン力学の関係

MC^2=E+M0C^2→E=MC^2-M0C^2   ;M=M0/√(1-V^2/C^2)

よって

E=M0C^2(1/√(1-V^2/C^2)-1)

=M0C^2(1+(1/2)V^2/C^2-1) ;マクロ−リン展開

=(1/2)M0V^2

 5-3)相対論では物質の全運動量はMV に統一される。    P=MV

    ニュ-トン力学では P=M0V  である。

       相対論とニュ-トン力学の関係

P=MV  ;M=M0/√(1-V^2/C^2)

よって V/C≒0とおけるならM=M0だから

P=M0V

 としなければならない。それだけ認めるならこうなる。

 5-4)相対論的力学の考察 鉄球に電磁波を当てると鉄球の質量が増える。

 2)純ニュ-トン力学的考察 鉄球に弾を当てれば鉄球の温度が上がる

 3)ハ−フ力学(?)考察 鉄球に電磁波を当てても鉄球の温度が上がる!

 と同じ手法でかつ熱エネルギ-を認めないで書くと上のようになる。ここで初めて電磁波のエネルギ-によって質量が増えるだろうと予言することができる。エネルギ-としてE(運動エネルギ-)とm0C^2しかないからである。

 エネルギ-としてE(運動エネルギ-)とm0C^2しかないと言うことはどう言うことかを次に考察する。

 6)相対論的力学考察 温度を無視せよ! 素粒子だから!

 物体は分子から出来ており、分子は固体、液体、気体の3体(?)をとる。これらはいずれも粒子の塊(カタマリ)、集団である。そしてその構成粒子がバラバラに動くことにより熱エネルギ-を蓄えるシステムを持つ。粒子の塊(カタマリ)、集団でバラバラに動くことが熱の特徴である。固体の場合特に金属では結晶構造を取り結晶格子点に金属原子が収まっている。その原子がプルプル震えたり回転することで熱エネルギ-を持つ。

 液体の場合は格子点はない。各分子は自由にバラバラに動き回り回転する。その動きと回転が熱エネルギ-を持つシステムを構成する。

 気体の場合さらにモル比熱がある。簡単に言えば気体(ガス ネオン等)1モル(→0℃1気圧で22.4リットル、個数6.02*1023個の量のこと)は温度Tの状態にある時、1分子(原子)は(3/2)kTのエネルギ−を有する。

 これがH2,O2,N2等の鉄アレイ構造の分子では1分子あたり(5/2)kTのエネルギ−を有する。ここにkはボルツマン定数1.38*10-16エルグ/degである。

 ガス(ネオン等)の球形構造分子(原子)はx、y、z3方向しか運動方向を持たない(コレを自由度3と言う)、そして(3/2)kTのエネルギ−を有するのは1自由度につき(1/2)kTのエネルギ−を割り当てられるからとされている。

 と言うことは、分子でも希ガス(分子=原子)は回転のエネルギ-を保持する機構がないことになる。

 そして分子または原子の集団でなく素粒子となると、x,y,z 3方向の運動エネルギ-は持つだろうが回転エネルギ-は持てないし、単独であるから熱エネルギ-の概念が運動エネルギ-の中に消滅する。ここにエネルギ-としてE(運動エネルギ-)とm0C^2しかない状態が出現する。

 参考;第2部第6章雑学理論(エントロピ−)の気体の比熱

7) その他

 このレポ-トを書く直接の原因は「鉄球に電磁波を当てると鉄球の質量が増える」ことを正しいとした時、式としてdm=C^2dE を認めた時、何が出るのかを計算したことである。この関係を認めると 式dE=C^2(dm)から 式m=m0/√(1-v^2/C^2) が導かれる。

 実際に書くと

 dE=C^2(dm)を正しいとする。これにニュ-トン力学の dE=F(dL)  と F=d(mv)/dt  を加えて反応(?)させると....

E=mC^2 →  dE=C^2(dm)

E=FL → dE=F(dL)  ;ニュ-トン力学より dF=0

F(dL)=C^2(dm) ;合成

f=d(mv)/dt =m(dv/dt)+v(dm/dt) ;ニュ-トン力学より

(mdv+v(dm))(dL/dt)=C^2(dm) 合成

mvdv+v^2dm=C^2(dm)  ;(dL/dt)=vとする。

(C^2-v^2)dm=mvdv  ;まとめる

(1/m)dm=(v/(C^2-v^2))dv ;両辺に1/mをかけて整理

In(m)=(-1/2) ln(C^2-v^2)+ ln(a) ;積分する In(a);積分定数

m=a/√(C^2-v^2)  ;In を解く

v=0 で m=m0 とすれば

m0=a/C → a=m0C

よって

m=m0/√(1-v^2/C^2) である。end

ではこのm=m0/√(1-v^2/C^2) とは何か? 簡単に『高速度になると質量が増える』と結論付けてはいけない。下記の定義を思い出していただきたい。

相対論では物質の全運動量はMV に統一される。 P=MVである。5-3)参照

 それであるからV-P図をV,Pを逆に書くなら(図) M=P/V である。すなわち図の青い線の傾きにしか過ぎない。もちろん原点付近ではこれはM0である。

 V-P図では質量を決めると原点を通る曲線が一本決定してしまう。本当に質量が変わることは質量曲線(?)そのものが変わることである。単にP/Vが一定でないのは質量その物の増減ではない。ここは我サイト第一章『速度が増しても質量は増加しないと言うこと』の通り、速度によって質量は増減しない。

 解釈本では『高速度になると質量が増える』ことからE=MC^2を導くトンデモが存在している。

 

8)結論

 このレポ-トは本文「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」の半分、鉄球に片側から電磁波を当てた場合のみで終ってしまった。本文の通りに図示して行くことは難しい。それでもその半分を完全に理解するのは結構至難のワザだ。

 「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」は疑う余地は一点もないと言うならとりあえずはそれで良いし、否信じられないならとりあえずはそれで良い。とりあえずは良い。だが頑なに自説を固持するだけならそこで終る。発展はない。ウソならウソで考え方や論理の間違いを指摘してもらう。マコトならそれを他の原理や法則に当てはめてみる。そうやって論理は発展する。

 このレポ-トの要点は『素粒子は基本的に熱エネルギ-を持たないから与えられたエネルギ-を質量の形で蓄えるしかないかもしれない』と言うことだ。よって「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」は鉄球が素粒子であれば正しい。

 最初鉄球の温度がチョット高くなるだけだとして例えに『コロッケはレンジでチンしても熱くはなるが重量は増えない』とした。これにはイロイロ反発できる。電子レンジは水の分子がないと発熱しないトカ、重くなるが微量なので観測できないトカ、..それらしいことはイロイロ言えるだろう。ウソもゴチャマゼで(^^)

 こう言う質問が最も苦しい!。自称専門家や大学教授よりも、子供達の質問の回答が難しい。ようやく「コロッケは素粒子ではないから熱くはなるが重量は増えない」と言えた。(^O^)

 白状すると「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明(原文)」では鉄球とは書かれていない。物体Bである。ウ〜ン 

 まぁ ともかく これで我サイト第1部第4章「高校生が解くE=MC^2」の後半部分が安心してリニュ-アルできる。マコトならそれを他の原理や法則に当てはめてみるのだ。どうなるか? 近日(未定)公開としておこう。

 そんなわけで「アインシュタインの大失敗 質量とエネルギ-の等価性の初等的証明」と「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明  考察2」と「質量とエネルギ-の等価性の初等的証明 考察3」を一本化して上記を削除します。

 なお運動量保存の法則は今回割愛しました。「高校生が解くE=MC^2」の中で復活する予定です。

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