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メールマガジン
第 12号 2007.05.28
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◆無料ですらすらわかる実践簿記講座
●簿記ってなに?
第12回
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◆個別勘定取引編
簿記を理解する近道パート5
A. 現金過不足勘定
1 現金過不足勘定
現金勘定や現金出納帳に記載されている残高帳簿残高
と実際に手元にある金庫の現在高と違う場合があります。
帳簿残高と実際有高が一致しないということです。
記帳ミス・計算ミス・現金紛失・盗難・現金過払等理由
はいろいろあります。この不一致額を現金過不足といいます。
この不一致を見つけた場合は、一時的に現金過不足勘定
を使い、実際の現金有高に合わせ帳簿を修正しておきます。
決算になっても、過不足の原因がわからない時は、雑損失
勘定(雑損)もしくは、雑収益勘定(雑益)に振替をおこします。
a 実際の有高が帳簿残高より少ない場合(現金不足)
現金不足時
(借 方) (貸 方)
現金過不足1.500 現金1.500
理由判明時(定期代の支払の計上もれと判明)
(借 方) (貸 方)
交通通信費1.500 現金過不足1.500
決算時(理由がわからないまま、決算時を迎えた時)
(借 方) (貸 方)
雑 損1.500 現金過不足1.500
b 実際の有高が帳簿残高より多い場合(現金過剰)
現金過剰時
(借 方) (貸 方)
現金1.500 現金過不足1.500
理由判明時(受取手数料の計上もれと判明)
(借 方) (貸 方)
現金過不足1.500 受取手数料1.500
決算時(理由がわからないまま、決算時を迎えた時)
(借 方) (貸 方)
現金過不足1.500 雑 益1.500
事例
a 6/30の金庫の実際有高を調べたら、150.000であった。
その日の帳簿残高は、130.000で20.000金庫の
実際有高が 多かった。
原因を調べたが、すぐ判らなかった。
現金過剰時
(借 方) (貸 方)
7/5 過剰額のうち15.000は、受取利息の計上もれで
あったことが、判明した。
理由判明時
(借 方) (貸 方)
9/30 決算時につき、過剰額の5.000は依然として
原因が判らなかったので、雑益として処理した。
決算時(理由がわからないまま、決算時を迎えた時)
(借 方) (貸 方)
※ 雑 損 勘定
通常の営業活動以外の原因から生じた少額の費用
特定の勘定科目を設けるほど、内容や金額に重要性
がない場合に使用する。
※ 雑 益 勘定
通常の営業活動以外の原因から生じた少額の収益
特定の勘定科目を設けるほど、内容や金額に重要性
がない場合に使用する。
先の事例の答
6/30 現金過剰時
(借 方) (貸 方)
現金 20.000 現金過不足 20.000
7/5 理由判明時(受取手数料の計上もれと判明)
(借 方) (貸 方)
現金過不足 15.000 受取利息 15.000
決算時(理由がわからないまま、決算時を迎えた時)
(借 方) (貸 方)
現金過不足 5.000 雑 益 5.000
■実際 実務上、出納課時代多く支払いしてしまったり、千円程度ですが
原因究明に大変苦労したことが、思いだされます。
また、銀行から現金を1.000万円引き出した時100万円の
1束が多かったとか、その時は、時間に追われ、銀行での
テェック忘れでした。銀行の窓口担当者が夕方金庫を
確認願いますと真っ青な顔でとんできた事を覚えています。
銀行は、多額に現金を引き出した会社を1つ1つ確認作業を
して辿りついたわけですね。!、
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ワンポイント知識
※ 手形
A 手形の種類
法律上、2種類の手形があります。 約束手形・為替手形
です。
簿記上は、手形上の債権は、受取手形勘定、手形上の
債務は、支払手形勘定で処理します。
1 約束手形 ・・・手形の振出人が、受取人(または名宛人)
に対し、満期日(支払期日)に手形に記載されている金額
を支払うことを約束した証券であります。(2者間)
2 為替手形・・・この手形は、振出人が、名宛人(引受人・
支払人)に対し満期日(支払期日)に手形に記載された
金額を、受取人(指図人)に支払うことを依頼した証券
であります。
■ 為替手形の振出人は、特別な場合を除き、手形代金
の支払人にも、受取人にもなりません。
為替手形は、振出人が債権(売掛金)と債務(買掛金)
の相殺につかうことが、多いようです。
為替手形の受取人は、受取手形勘定の借方に受け取った
時、記入します。
為替手形の名宛人は(引受人、支払人)手形代金
の 支払義務を負うので、支払手形勘定の貸方に記入
します。
満期日(支払期日)に手形代金が当座預金を通じて
決済された時は、受取人は、受取手形勘定の貸方に
記入して、手形債権の消滅を記録します。
引受人(支払人)は、支払手形勘定の借方に記入
して手形債務の消滅を記録します。
■ 振出人・・支払いお願いします → 引受人・・わかりました
→受取人・・たしかに受け取りました。
※ 通常 実務上の取引においては、約束手形が殆どで
為替手形の使用はめったにありません。
銀行から借り入れする場合、手形を銀行に差し入れ
期日が来たら、その都度、手形を書き換えし借入継続
するのが、一般的です。
仕訳・・・約束手形を振り出した場合
振出時・・(借 方) (貸 方)
仕入 1.500.000 支払手形 1.500.000
満期日・・(借 方) (貸 方)
支払手形 1.500.000 当座預金 1.500.000
仕訳・・・約束手形を受け取った場合
受取時・・(借 方) (貸 方)
受取手形 1.500.000 売上 1.500.000
満期日・・(借 方) (貸 方)
当座預金 1.500.000 受取手形 1.500.000
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最初にこちらを見るだけで結構です。一日一回時間がありましたら、5分間でもいいですからのぞいてください。
いつしか、何度もみているうちに、決算書が身近に感じられるようになります。
1.貸借対照表
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資産
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負債
(資金の調達)
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資本
(当期未処分利益)
うち当期純利益
「注意ここの項目は新会社法の施行でこれからは、
株主資本(資本金)・利益剰余金(利益準備金
・その他利益剰余金)=純資産合計と変わります」
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資産
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負債・資本
(総資本)
「新会社法により負債・純資産合計」
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2.損益計算書
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科目
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金額
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営業損益の部
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売上高
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売上原価
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売上総利益
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販売費および一般管理費
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営業利益
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営業外損益の部
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営業外収益
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営業外費用
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経常利益
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特別損益の部
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特別利益
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特別損失
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税引前当期純利益
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法人税・住民税および事業税
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法人税等調整額
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当期純利益
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◆編集後記
最後までお読みいただきありがとうございました。
このメルマガは、これから行政書士・税理士等会計専門家を目指す方・はじめて経理業務に就かれる方・起業される方・経理初心者・経理実務家の方々の皆様がたに、少しでもお役に立てますよう発刊たしました。
今後ともご愛読願います。
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