前十字靭帯再建の実際
解剖学的再建



















再鏡視(再建後1年経過症例)








再鏡視(再建後1年6ヶ月経過症例)





断裂した靭帯の大腿骨付着部を郭清
ガイドを使用し、ガイドピンをOutside-Inに刺入(前内側線維)
同様に、もう1本のガイドピンを刺入(後外側線維)
2本のガイドピンの位置、間隔をチェック
次に、断裂した靭帯の脛骨側の遺残をチェック
本来の靭帯付着部にOutside-Inにガイドピンを刺入(前内側線維)
同様にもう1本のガイドピンを刺入(後外側線維)
アングルを変えて、2本が本来の靭帯付着部の中央に来るようにチェック
大腿骨孔を通した糸を関節内に誘導
その糸をさらに脛骨孔に誘導
後外側線維の移植腱を骨孔内に挿入
ついで、前内側線維を骨孔内に挿入
移植腱の大腿骨側を固定
同様に大腿骨側を固定
2本の移植腱に緊張をかけ、脛骨側をそれぞれ固定
後十字靭帯との擦れをチェック
膝を伸展させ、大腿骨との擦れが無いことを確認
しっかりした靭帯が再建されたことを確認
「術後の画像所見」
再建靭帯のサイズも充分である
再建靭帯の成熟度も問題なく、後十字靭帯と同様である
膝関節の屈伸によるインピンジ(擦れ)もない
再建靭帯が本来のスペースを完全に満たしており、
完全伸展
解剖学的な(3次元的な)再建が行われていることがわかる
さらに過伸展にても、インピンジ(擦れ)はない
再建靭帯の成熟がすすみ、血管も入りこんできている
周囲の血行状態もよい
後外側線維に若干のささくれがみられるが
緊張やサイズも申し分なく
完全伸展時のインピンジ(擦れ)も見られない
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