当院におけるスポーツ選手に対する術中・術後対策
人間の身体は、さまざまなストレスに反応し、反射性に筋肉や骨が萎縮したり、
痛みに敏感になったりします。とりわけ、手術による身体的・精神的ストレスは
非常に大きいものがあります。
早期復帰を目指すスポーツ選手にとって、治療によるパフォーマンスの低下は
時として致命傷になる場合もあり、最小限に抑えなくてはなりません。
当院では、手術治療を受けた選手が最短で競技復帰できるように、さまざまな
対策を講じております。
@手術時の麻酔を最小限に
身体かかるストレスを極力少なくするために、手術時の麻酔は最小限に抑え、
手術直後より患部の筋肉に力を入れるトレーニングを開始できるようにしています。
A入院期間を最小限に
入院に伴う精神的、身体的ストレスを最小限に抑える目的で、入院期間も可能
な限り短縮するというコンセプトで治療を行っております。
B患部周囲筋の強化
患部周囲筋の筋委縮を防ぐ目的で、手術翌日より電気刺激による筋機能回復訓練を
行っております。
C患部以外のトレーニングは継続
患部以外のトレーニングは患部の血行や治癒促進に有利なため、手術とは関係なし
に継続することを勧めております。希望者には術前より理学療法士とトレーナーによる
指導を行っております。
D全身状態の改善
全身状態を改善し、患部の創傷治癒促進のため、希望者には早期より高圧酸素治療
の併用を勧めております。
Eメンタルケア、体調管理
手術治療により戦線離脱した選手は精神的ダメージを受けやすく、術後のリハビリや
トレーニングに影響が出る場合があります。希望により、メンタルセラピストによるケア、
管理栄養士による体調管理も行います。
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