手術直後のリハビリについて

                    八王子スポーツ整形外科

                    八王子関節鏡センター

関節鏡視下手術は、損傷部位のみの処置であり、正常組織はほとんど傷めていないので、手術直後よりリハビリが可能で、それにより早期の回復が期待できます。


Stage1 むくみを取り、筋肉に刺激を与える。(手術直後より)


 (1)           足関節パンピング運動

  患肢を挙上し、足関節を底背屈することにより、膝から下のむくみを取り、下腿〜足関節の筋を刺激します。(エコノミー症候群の予防にもなります。)

(2)           大腿四頭筋セッティング運動

  太ももの筋肉に力を入れる練習を術直後より行うことにより、術後の筋力低下を防ぎます。
 

Stage2 関節の動きをもどす。(手術翌日より)


(3)           ヒールスライド


   患肢の力を抜き、両手で太ももを上に引き上げることにより、関節の動きを出します。(患側の下肢全体の力を抜き、かかとを床に滑らすようにします。)


(4)           ウォールスライド


   患肢の力を抜き、健側の上に乗せ、健側の足を壁面に滑らすように徐々に下げます。このとき患側の膝は重力で曲がります。下までいったら、健側の足を元の位置に戻し繰り返します。(患側の下肢全体の力を抜くようにしてください。


 




Stage3 周囲の筋力をもどす。(手術翌日より)



(5)           股関節屈曲運動


   患肢全体に力を入れ、上に上げます。いろいろな膝の曲げ角度でも試してください。最終的に膝を完全に伸ばした状態で、踵を床より約20cmくらい上げた位置で静止できるよう訓練してください。(股関節の痛みがある人は避けてください)
    
 


(6)           股関節内転運動


  太ももの間にボールを挟み、股を閉じてボールをつぶすようにします。(股関節の痛みがある人は避けてください)
  



(7)           股関節外転運動


   横を向いて股を開きます。(股関節の痛みがある人は避けてください)
   



(8)           股関節伸展運動


   うつぶせで後ろに足を上げます。(股関節の痛みがある人は避けてください) 
    



Stage 2 -参考-) 膝関節伸展ストレッチ



    膝関節の伸びが悪い人は、うつ伏せで膝より先をベッドの外に出し、力を抜いて重力を利用したストレッチを行います。(膝関節の痛みがある人は避けてください)
  

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