4番改札口:「不正乗車との戦い2」
最近は不正乗車防止のため、改札機を使って、乗車券に細工をするシステムを導入する会社も出てきました。
今回はそんな所を書かせて頂こうかと思います。
「H急電車」が、「フェアライドシステム」なるものを導入して、ウン億円の利益を上げた!!
という報道を聞いたのは、私が入社して間もない頃でした。
「へぇー。すごいなー。金持っとるとこはちゃうなぁー」
と思ったものです。
私、はちべの勤務する某電鉄会社も、長年、不正乗車には頭を悩ましてきました。
営業課の助役さんが「機動改札」として、車内で検札を行ったり、
「正しい乗車キャンペーン」ということで、ポスターや放送でPRを行ったり。
色々と手は打たれるものの、効果は薄いように思えました。
そして、とうとう、うちの会社にもフェアライドシステムの投入となったのです。
「フェアライドシステム」とは、改札入場時に「入場情報」を書き込み、
改札出場時にはその書き込まれた情報を、照らし合わせた上で扉が開くシステムです。
もちろん、そのためには1日何万人も乗降する駅から、果ては1日100人も乗降のない山の中の駅に至るまで、
全駅に改札機を設置しなければなりません。
設置担当者の人は、さぞかし頭を悩ませたことでしょう
ひどい駅になると、改札機1台分も置くことが出来ない所もありましたから。
駅の改築をやったり、小さい簡易型の改札機を導入して、どうにかハード面は揃いました。
次はソフト面。それを扱う人間の養成です。
各本駅(駅長のいる駅)ごとに、数人の助役さんがトレーナーとして選ばれ、トレーナー教育へ。
それが終わると、今度は駅係員へトレーナーの助役さんから教育を受けました。
僕みたいに若い係員は、のみ込みも速く、すぐに覚えましたが、中年以上の人はやっぱり取っつきにくそう。
助役さんからの説明の後、さらに色々と質問が飛び交っていました。
まずは、第一ステップとして、98年10月1日から、回数券がカードに。
これはストアードフェアシステムといって、カードに貯められた回数券を改札機で引いていくシステム。
このシステムも、全駅に改札機が投入されたので、可能となりました。
最初のうちは、窓口に買いに来られるお客さんが多く、そのたびに券売機へ案内して、使い方の説明。
回数券の買い方のポスターも作りました。
そのかいがあってか、第一ステップはこれと言った問題もなく、クリアー。
次回は第二ステップの
「サイクルチェック導入」(フェアライドシステムのことをウチではそう呼んでます)
について書いてみたいと思います。
4番改札口 おわり