6番改札口:「スルッとKANSAI導入」
ようやくスル関導入までやってきました。
スルッと関西のネットワークは、阪急電車のラガールカードが発端です。
切符を買わずに直接改札機に投入するだけで、カードから乗った分の運賃が差し引かれるシステムで、
最初は阪急電車だけで行われていました。
それを、関西私鉄の一大ネットワークに広げていったのは、私鉄の力だけではなく、JRのアーバンネットワークの脅威という他動的なモノもあるといえるでしょう。
「アーバンネットワーク攻勢」がなければ、スルッと関西は存在しなかったかも知れません。
はてさて、ウチの電車がスル関を導入する前夜の平成11年はじめ。
はちべは運良く(?)車掌試験に合格し、車掌の研修をうけていて、駅の現場を離れてしまいました。
だから、あまり詳しいことは書けないのです。
幾度もの業務講習。今思うに、僕も受けてみたかったなぁ。(笑)
平成11年4月1日。
スルッと関西加入開始。
カウンターを出して特設の売場を出し、「売りまくる」体勢が取られました。
駅構内を始め、車内での放送でもPRを行い、
発売からの10日間で10万枚近くの売り上げが出たそうです。
駅で勤務していた当時から、めんどくさがりな人が多い沿線である事はわかってました。
切符を買わずに電車に乗り、車内で切符を買うのが当たり前に近い電車でしたから、
カードの効果は抜群だったと言っていいでしょう。
(今でも自動改札を強行突破して来て、車内で切符を買いに来るお客さんは時々いますが・・・・)
駅勤務で、改札機の導入によって余剰となった係員は、特設カウンターでカードを売る仕事に就きました。
僕自身、車掌試験に受かっていなければ、カウンターで売りまくっていたことでしょう。
「スルッと関西ネットワークで使える****カードはいかがですかぁー」
「はい。これは便利ですよー。何せ、切符買わなくても、改札機に通すだけで乗れますから・・・・」
(こういう実演販売に近い販売、結構やってみたかったりする・・・・)
6回にわたり、改札口についてのもろもろを書いてきましたが、今回をもって終了とさせていただきます。
先に書いたように、車掌になって改札口から縁遠くなってしまいました。
これ以上書こうにも、なかなかつらいモノがありまして・・・・・
平成7年入社で、入社研修の終わったその年の6月から、平成10年の11月末まで改札口で仕事をしていました。
まる3年6ヶ月、改札口で仕事をしてきたことになります。
色々ありましたが、奥が深い仕事です。一生、忘れることはないでしょう。
6番改札口 おわり