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娘と息子を連れてのネパールの旅は関空からダイレクトのロイヤルネパール航空を利用しました。
同じ飛行機にネパールの学校に日本の古本の絵本などを寄付するボランティアを兼ねた観光客が同乗しており、「子供達に」と寄付するために持ってきた絵本をくれました。
一冊はイソップ物語で私も初めてイソップ物語をまじまじと読んだのでした。
イソップ物語は風刺に富んでいて、もともとの原作はかなり残酷な表現もあったみたいですが、童話としてソフトに表現されるようになってきたみたいです。
「アリとキリギリス」は夏の間一生懸命冬の食糧を集めセッセセッセと働いていますが、それを見ているキリギリスは歌い踊って夏を謳歌し、働くばかりのアリを馬鹿にします。そして冬になってエサがなくなって凍えるキリギリスがアリに助けを求める・・・。
その本を子供に読み聞かせながらさしずめ私は先のことを考えないキリギリスだなと思いました。
放浪している旅人の多くは将来のことはあまり深く考えず、どちらかというと楽観的に生きており、多かれ少なかれキリギリス的な生き方をしています。
さて、話は大きくなって「人類」はどうかというと、よく働き豊かな暮らしを勝ち取ったアリの印象がありますが、私には資源を浪費して環境を破壊し「今が良ければいい、子孫や他人、動物、地球のことを本気で考えない」といった感じで歌って踊ってこの世の春を謳歌するキリギリス的な存在に見えて仕方がありません。
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