旅で知り合った私と妻は結婚してからも「子供を連れてネパールを旅する」というのがお互い共通の夢でした。
そして娘・笑生(えみ)が4才、息子・洋志(ひろし)が3才の時、子供を連れて4ヶ月ネパールを旅しました。旅といってもほとんどポカラで過ごし、2回一週間程度のトレッキングに行っただけですが。
子連れのネパールは親の私と妻にとっては自分の夢が叶ったと喜んでいるのですが、子供達にとってあの旅はどういう意味があったのでしょうか。
当時、娘は長女の一般的な特徴かも知れませんが、どちらかと言えば内気で消極的な感じ娘で、その頃一年半通っていた保育園にも馴染んでいるとはいえない感じでした。友達の輪に入って行くよりも、ポツンとまわりで見ているタイプの子でした。
そんな娘を約5ヶ月休園させて、ネパールに連れていったのです。親にとっては夢のような4ヶ月でしたが、子供達にはプラスとなるかマイナスとなるか少し心配でした。
でも、帰国した娘は以前に比べて「比べものにならない位、積極的に行動するようになりましたよ」と保母さんに言われるくらい変わったようです。
ネパールの生活でゴロゴロ、ダラダラしている親を見て「自分がしっかりしなくっちゃ」と思ったのでしょうか。帰国して「やっと日本語が喋れる」と日本語を喋れる喜びを感じたからでしょうか。ただ単に、積極的になる年頃だったのでしょうか。「山村留学で子供が変わった」という話はよく聞きますが、それと同じようなことでしょうか。
ネパールの旅とどのような因果関係があるのか分かりませんが、いずれにせよ娘が良い意味で変わったのは嬉しいことです。子供の親なら我が子の成長は嬉しいものです。
でも、「またネパールに行きたいか」と聞くと「もう行きたくない」と答えられるのはネパールに連れていった親としては少し寂しいものです。 |