インドに関する旅行記に必ずといっていいほど書かれているのが「火葬」に関する事柄です。私も旅の話を書いているので、いずれ触れなければならない事柄かと思いますが、どうも上手くまとまりません。
日本の生活では「死」は特別なものとして見がちですが、インドでは「死」は生活に身近なものではないでしょうか。バラナシでは火葬の現場を目と鼻の先に見ることができ、視覚は当然ですが、死体の燃える臭いや、死体の燃える音や熱など五感を通して「死」を身近に感じるのでその体験はとても印象に残ります。
かといって、「死」が特別なものという感覚で火葬を見ているのではなく、一風景として見ているのです。それは身近な人の「死」ではなく、全く見ず知らずのそれも他国の人の「死」だからでしょうか。インドを旅すると哲学的になるといわれますが、それはインドという過酷な条件の中で生きる人々の逞しい「生」とそのすぐそばにある「死」を見る機会が多いからかも知れません。
インドを旅した方「火葬について」の考えなどお教え下さい。 |