多くの日本人の旅行者が訪れる都市には日本人専用(専用ではないのでしょうが、日本人ばかりで西洋人ツーリストは避けている)の宿・ホテルがあったりします。
私が泊まった有名なところではイスタンプールのホテル・モラ、ナイロビのリバーハウス、バンコクのジュライホテルなどがあり、情報交換や物々交換(ガイドブック・本・食料品他)、久しぶりの日本語など楽しませてもらいました。
私は日本人宿をよく利用したほうですが、なかには「日本人宿には絶対に泊まらない」という日本人もたくさんいました。「せっかく外国にまで来ているのに何を好き好んで日本人同士かたまらなければならないのか」といったこともあるようです。考え方や旅のスタイルの違いなので、どちらが正しいとかいうことはありません。
私も妻と二人で旅していたときは日本人宿というのは避けていましたし、わざわざ日本人宿に泊まるメリットもあまりありませんでした。そう考えると一人旅の寂しさを埋めるために日本人宿を利用していたのかも知れません。
日本人宿のメリットは、日本食が食べられる宿もある、日本語で情報(日本のニュースはもちろん、現地情報も日本語なので比較的正確)が入る、日本の本が読める、日本語が話せる等々です。
逆にデメリットは日本人ばかりで日本にいるのと変わらない、長期滞在者が集団で固まっていたりして新参者には取っ付きにくい、自分も日本人宿にたむろする一人に見られる、変な規則(インド・バラナシのクミコハウスは門限がある!ので有名)があったりする等々です。また、日本人宿として有名になると黙っていても日本人がたくさん来るので、施設が老朽化してきてもそのままとか狭い部屋にすし詰めというケースもあります。
ドラッグや買売春にはまるきっかけが現地の裏事情に精通した日本人宿の長期滞在者の手引き、というこもよくあります。ドラッグや女にはまっていて誘ってくる長期滞在者はたくさんいますし、逆に一人でそれらに手を出すには度胸と危険が伴いますので彼らの情報は有効です。
日本人宿は普通の宿に比べてメリットもデメリットもクローズアップされますが、それだけ利用価値があるということなので、必要なときに泊まって不必要なときには泊まらないという、自然体が良いと思います。それが自由な旅の特権だからです。
あなたは日本人宿に泊まりますか?それとも避けますか? |