チェコ語を勉強していて楽しいのは、日本語とにたような発音があっても、
意味がまったくちがったり、本気でそういう単語なの?と思うようなものに出会うとき。
はくめが個人的にお気に入りの音をもつチェコ単語をご紹介。
◇ hora 「ホラ」
「山」という意味の単語です。
チェコ語の「h」はのどの奥から出すような音なので、「ホラ」でもすごくドスがきいてる感じがします。
ちなみにロシア語だと「ゴーラ」になります。ほら、こわいでしょ。
◇ zubář 「ズバーシュ」
「歯医者」です。「ズバー」という音がいろいろ想像させます。
やっぱり歯医者はこわいところだからでしょうか。
「ズバー」「シュ」とわけると、歯医者で使う唾液を吸い取るやつを思い出します。
◇ zmrzlina 「ズムルズリナ」
「アイスクリーム」です。
日本語では「アイ」も「クリ」もなんだかソフトな感じがするのに
チェコ語では「ズ」が2回も出てきて、怪物みたいな名前になっています。
ちなみに omrzlina「オムルズリナ」だと「しもやけ」の意です。
しもやけとアイスが兄弟っていうのも、わからなくはないけどイメージと違います。
◇ a tak dále 「ア・タク・ダーレ」
「〜など」という熟語です。
むずかしい論文などでみかける単語ですが、音は「ア・タク・ダーレ」。ちょっと「おたく、誰よ?」って感じがします。
ときどき「ア・タック・ダーレ」と小さい「ツ」が入ってるように聞こえるときもあり、
そんなときは軽快なリズムに思わずステップを踏みそうになります。
◇ strž 「ストゥルシュ」
「山荘」くらいの意味でしょうか。
チェコ語独特の母音(アイウエオ)を含まない子音だけで成り立つ単語で、外国人は発音が大変です。
まるで北風が吹き抜けるような音で、ちょっと急いでしまいそうです。
◇ kouři 「コウジー」
「彼(彼女)はたばこを吸う」の意味です。
いや、あの、だじゃれなんですけど、日本人のコウジくんがたばこを吸ったら、チェコじゃ「コウジ・コウジー」。
(超くだらないけど、楽しくないですか? 笑)
◇ otázka 「オタースカ」
「質問」という意味です。
授業なんかで何回も何回もきく単語ですが、こうしてカタカナで書くと「あ、そーすか」って感じです。
「スカ」のあたりが、ちょっと男っ気たっぷりでいいですね。
◇ hnědá 「フニェダー」
「茶色の」という意味です。
軟弱そうで、赤とも黒ともつかない「茶色」の性格をよくあらわしています。
チェコ語の授業で「フニェダーなものって何?」と質問された友人は「輪ゴム」と答えていました。
輪ゴムのふにゃふにゃっぷりが彼女をインスパイアしたんだろうと思います。
◇ miminko 「ミミンコ」
「あかちゃん」という意味の単語です。
もうたまらないでしょ?「みみんこ」って。日本語にもとてもなじむこの単語。
しかも日本の学生には「ミジンコ」という理科の実験室で見たあのたまらない存在がいるわけです。
「ミミンコ」の絶妙さを味わえるのは日本人だけ! あー幸せ。
音がおもしろいって話をしようとしたのに、予備校の参考書みたいになってしまいました。
こうやって英単語を覚えろ!みたい。
まぁ、そういうふうに使っていただいたら、それもまた幸せ。
はくめはこういうの好きなので、たぶん第二弾があります。