可鍛鋳鉄には「白心」と「黒心」と「パーライト」の3種類があります。総括して鋳造性が良く、強靭な性質を持ち、肌の綺麗な複雑な鋳物を作ることが容易であり、大量生産が可能です。白心可鍛鋳鉄は西暦1772年フランスのレオミールによって発明され、白銑鋳物を酸化剤に包んで900〜1000℃に長時間加熱して作られます。白心可鍛鋳鉄は、強靭かつ、鋳造性が良いので美しい鋳肌が容易に得られまた、展延性、耐食性、メッキ性が良く溶接や「ロー付」ができる特長を要しています。近年、重要な機械材料として自動車、足場仮設材、景観材関係等に広く使用されその優秀性を高く評価されています。我が国へは大正8年に白心可鍛鋳鉄の製造が開始され、弊社は昭和9年創業当時より白心可鍛鋳鉄専門製造工場として3mm厚程度の薄肉のものから50mm程度の肉厚のものに至まで製造し、特に「溶接できる鋳鉄」として「ロー付」もしくは「溶接」を行う鋳鉄の特性を生かした形状の部分に多く用いられており各ユーザー様より高い評価を頂いております。 |