白州ふるさと文庫・山口素堂資料室

山口素堂常設展のご案内

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

photo1 この句で全国に親しまれている山口素堂。甲斐国巨摩郡教来石村(現在の山梨県北巨摩郡白州町山口)に生まれ、甲府で育ち、その後、江戸に出て諸芸を嗜みました。素堂は、儒学者林の門人の中で随一と称され、俳諧においては松尾芭蕉と共に新風を起こし、多くの俳諧人を支えました。素堂は、江戸時代前期の山梨県出身者として全国に誇れる第一級の著名人であると思われます。

 現在、素堂を伝える事跡は『甲斐国志』に記載されている事柄が全面的に信じられていますが、その記述内容は一部誤りも見られ、必ずしも素堂の業績を正しく伝えているとは思われません。特に、元禄九年の濁川改良工事と素堂の関連については、素堂没後から『甲斐国志』刊行に至るまでの百年間の歴史資料および素堂側の資料中には全く記載が見られません。また、現在伝えられている内容は、他の歴史資料から実証することができませんでした。このことにつきましては、引き続き調査しています。

photo2 これまでの素堂に関するつたない調査資料を公開しています。素堂の正しい評価が生まれることを期待するとともに、ご批判、ご指導をいただければ幸いです。多くの方のご来場をお待ちしております。
 資料展開催および調査に際し、ご協力を賜りました関係者の皆さまに、この場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。なお、山口素堂に関する情報、資料などがございましたら、ご提示・ご教示いただければ幸いです。

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