TOP ニュース  マネー誌ピックアップ マイホーム
 経済社会情勢 支出減の方法 運用のお奨め方法 資産運用報告

2000年2月 個人資産運用の為の経済社会情勢 

☆日本の経済状況☆ 

 「景気全般」
 1月後半になって景気の強弱感が対立する様になってきました。一時 期の最悪期を脱した事は間違い無いですが、さらに力強い景気回復がで きるか正念場にさしかかってきています。

 今回面白かったのは経済企画庁の景気ウォッチャー調査です。これは 従来の日銀短観等の調査では主に経営者の視点での景気だったのが、タ クシー運転手やスナック経営者等今まで無視されていた街の声を集計し た調査です。
 この景気ウォッチャー調査では1月の景気は3ヶ月前に比べるとやや 悪化している物の、2、3ヶ月後には改善を見込む人が多かった様です。 でも私はほとんどタクシー乗りませんし、スナックにも行かないので、 景気ウォッチャーとは縁が無さそうです。
 年末年始商戦ですが、かなり小売の動きは明るい状態だった様です。 福袋特需も有った様です。今年度の年間成長率の政府見通しは達成され そうな雰囲気です。

 「株価」
 今年は情報通信関連の異常なほどの株価の値上りで始まりました。昨 年二極化で売られた内需関連の低位株にも見直し買いが入るなどの動き もありましたが、2月に入って再び2極化の傾向が強まりました。値が さの情報通信株が再び上昇して一時2万円を付けましたが、その後は戻 り売りや持ち合い解消売りに押される展開です。節分天井、彼岸底落と なってしまうのでしょうか?  また長崎屋、エルカクエイの破綻により信用不安が広がり、再び低位 株が徹底的に売られています。3月に入って、持ち合い解消売りのピー クが来た時が絶好の買い場となりそうです。  私もちょっと狙ってみたいと思って、銘柄選択中です。

「外国為替」
 1月は、1$=105円台で推移していましたが、2月には110円 を割り込む円安傾向になりました。ムーディーズの日本国債の格付けが 引き下げらる見通しを示した事がきっかけになりました。アメリカはこ れから利上げがありそうなので日米の金利差が一層際立ちそうなのも一 因です。

「金利」
 長期金利は1.7%前後から1.8%台の半ばまで上昇しました。一 昨日行われた10年国債の入札が不調だった事も有り、じわりと金利が 上昇局面に入ったかもしれません。日銀のゼロ金利政策はまだまだ続き そうです。

 先月予想した為替の方向は合っていましたが、株式市場はほとんど影 響を受けませんでした。まだまだ円安傾向は続くかと思います。


☆政治状況☆ 

  石原東京都知事が銀行界をピンポイントで照準を充てています。例の 外型標準課税は政府も止める事ができないみたいですね。おかげで銀行 株は下落、持ち合い解消売りも加速させている側面があると思います。 確かに一般の人から見ると都市銀行はリストラも不十分で、まだまだ高 い給料をもらっていますし、公的資金で資本注入されて恵まれている事 は確かでしょう。
 しかし2年前の金融危機をもうすぐ忘れてしまっているのではないで しょうか?せっかく金融システムが安定してきたのに、これで日本の競 争力はまた落ちてしまいそうです。

 これに対抗する政府のウルトラ技(?)はただ1つ。早く首都機能移 転を決めてしまう事です。首都機能移を移転させれば、東京に銀行本店 を置いておく意義がかなり薄くなると思います。都市銀行本店が首都機 能と一緒に移転すれば東京都に税金を沢山取られなくて済みます。本店 移転のついでにリストラを徹底してやってもらいましょう。

  一極集中も緩和されて、地方分権も銀行のリストラも進む良いアイデ アだと思いますがどうでしょうか?