2007名古屋場所稽古場だより 花籠部屋in名古屋仏地院

7月1日(日)


土俵の形にあわせ円を作って腕立て伏せ

「元気出せ!いつも同じことを同じヤツが言われているじゃないか!」嶋田マネージャーの激が飛ぶ中、準備運動が始まる。
号令にあわせて四股を踏み、腕立て伏せをするが、きっちりやる力士もあれば少し手を抜く力士も。この違いの積み重ねが必ずものを言う。人と同じ稽古はしない、毎日コツコツと努力しなければだめなんだ。

先場所の分も取り返すぞ
光龍関
木々に囲まれた稽古場に
蚊取り線香は欠かせません


この日は、関取と力龍、若寿が八角部屋へ出稽古。三段目の稽古に一足早く参加する若寿に同行して徒歩で移動した。若寿の持ち物は自分のタオルと関取用タオル、そして関取用に水を凍らせたペットボトル1本。
肩を並べて歩く若寿の体の大きくなったことに驚いた。ただいま体重は120キログラム。思わず「稽古してちゃんこ食べて昼寝すると、人間は誰でも大きくなれるのかな」と感じてしまう。

8時30分から10時まで、八角部屋の力士と7人でみっちり申しあい稽古。若寿は申しあいで24番、押しを3回、ぶつかりを1回で本日の稽古を終了。低い体勢からおっつけて前に出る相撲が見られるようになって、なかなかいい感じ。

10時からは、花籠親方も登場し、八角親方、谷川親方、君ケ濱親方、陣幕親方が見守る中で、光龍と北勝力の両関取に力龍はじめ八角部屋の幕下力士(北勝国、米村、北勝城、北勝岩ら)と同じく出稽古でやってきた桐山部屋の幕下力士(徳瀬川)が申しあい稽古を繰り広げた。
稽古を開始して今日で1週間。疲れはピークで「体のあちこちが痛い」と光龍関もこぼすほど、調子はもうひとつのようで、得意の強烈な突き押しが影を潜めた。
初日にあわせてこれから徐々に調子を上げていくことでしょう。

八角部屋の関取と言えば、ベテランの海鵬関と光龍関の同期で新十両の保志光関の姿を土俵に探した。海鵬関は、終始、土俵脇で下の者の稽古を眺めるだけで最後まで体を動かすことがなかった。体を休める日だったのだろうが、何度か通った八角部屋の稽古で、ついぞこれまで稽古を見たことがないのはタイミングが悪いのか。そして期待の保志光関は今日は完全休養とのこと。どうやら前日のお祝い酒が残ってしまったようだ。


竹林をバックに涼しげな八角部屋の土俵 稽古終了後の力龍と若寿
保志桜さんから清涼飲料水を差し入れてもらい乾いたのどを潤した