ここでは、個人的におおハマリしてる作品等を順次ご紹介していきます。
コミックが主にはなっていくと思いますが、分野、年代、もろもろにこだわらず、気の向くまま挙げていきます。さあて。何が出てくるのやら。
6月
『夜と星のむこう1〜続』今市子 著 少年画報社
今市子さんの新刊。ちょっとホラーがかったコメディ?というか。
主人公・立一(りゅういち)には、兄がいた。生まれたばかりの時に病院が火災に遭い、救出が間に合わず亡くなったとされた兄が、実は助け出されて生きていた、という連絡が入り、家族で迎えに行く。
その兄の名も龍一(りゅういち)という。16歳にもなった兄はしかし、不審な点も多く、立一は戸惑うばかり。
さらには(両親が引き取って育てた)血の繋がらぬ妹もいるので、家族関係はさらに複雑に。
異形の世界につながっていると思われる龍一のトラブルにいやが上でも巻き込まれる、今さんならではのどたばた感が楽しい。
笑えるホラーでホームコメディ、というのはなかなかない。謎はまだ始まったばかり。
5月
『暴れん坊本屋さん1〜3』久世番子 著 新書館
これは発行当時周辺で話題になっていたが、なかなか手が出せずにいたら、坂田ファン友達のイワンさんがお薦めで送ってくださったもの。感謝!
なぜ手が出なかったかというと、なんせ表紙のこの絵。。どんなもんだろう、、と思っていたのだが、読み始めるともう爆笑の連続。漫画家で書店員の作家さんが体験をおもしろおかしくフィクションに仕立てたもの。かなり実体験を元にされてるのだろうし、書店とお客、書店と出版社の裏側が分かっていい。私もある程度書店さんの実情というのを推測はしていたのだが(地方の書店には配本が回ってこないとか;)、その推測通りのことが書店員さんによって描かれてると、やっぱり、、と、面白い半分切なくもあった。
ああ、あの時私も予約入れたのに、予約入れないでも普通の書店にはガンガン入ってきて逆に予約入れたがために入手が2、3週遅くなったことあったな、、とか。。。その実情は問屋が悪いのだろう、、とは思ってみても、全国書店を相手にしていれば出庫が遅れるのもしょうがないのか。とか。。だから注文してすぐ送付されるアマゾンにどんどん食われてしまうのだな、、とか。。
3巻になるとややマンネリ化はあったが、ちょうどそこで完結したのだった。やっぱ周辺で話題だった本ってそれだけの面白さがあるよなあ。。といまさらのように思うのでした。
4月
『オトメン(オトメン)1〜続』菅野文 著 白泉社 花とゆめコミックス
これは藤本由香里さんがお薦めされていた記事を見て興味が出て買った本。
乙女のような男、というのは私にとってここ最近のキーだったのだけど、新刊に疎いものでこういう本が今受けているとは知らなかった。ので、記事は大変ありがたかった。
主人公は学園の理事長(女性)の息子・飛鳥。女らしく生きたいといって突然カミングアウトして出ていってしまった夫に傷つけられた母に「男らしくあれ」と必要以上に刷り込まれた高校生。イケメンで、文武両道の彼は学校でもヒーローだが、実は乙女チックなものが大好き。母の手前その性癖を隠さなくてはいけない彼の前に、1人の女子転校生が現れる。彼女は可憐な外見でいながら、中身は漢(おとこ)らしかった・・。
男性性女性性の逆転、乙女チックなイケメンの恋の行方が、コメディで描かれる。間に実は人気少女漫画家で、飛鳥をモデルに人気作品を描いてる同級生が入ってにぎやかし。いや、ホントに面白かったです。中で傑作なのは、美少女の作る弁当の悲惨さ。きゅうりがとぐろ巻いて入ってる様には大うけしました。
|