『探偵小説 百器徒然袋』『鉄鼠の檻』京極夏彦 著 講談社文庫
『ぼんくら』『日暮らし 上下』宮部みゆき 著 講談社
『やさしくしないで 1』松山花子 著 バンブーコミックス 竹書房
これまた全て友人お勧めの本。京極本はやっぱり相変わらず面白い。鉄鼠の方はくどいくらいに伏線が重なっていく。ぼうずがいっぱい。そんで日本史でもあまり勉強しない禅の歴史が語られて、一時的に賢くなったような気がしたが、読了後はすっかり忘れてるのでそれは気のせいだったのだ。
榎木津さんがいっぱい活躍するので楽しいなーと思っていたら、百器の方はさらに大活躍というか、エノさんなくては成り立たない世界なのだった。どうしてこの人の言動はこんんなに痛快なのだろう〜〜。また作者も楽しんで描いてるのがよく分かる。確かにエノさんを描写する方が関口君よりは楽しいに決まってる(失礼)
それから、宮部みゆきさんの時代モノ。この「ぼんくら」と自称する同心の平四郎は確かに切れ者ではないかもしれないが、実に大人で懐が深いイイ男。この甥である美少年弓ノ助の頭の回転を際立たせるために平四郎は切れ者でないだけで。。。弓ちゃんは頭はいいし、世渡りもうまくていいのだが、一方で子供らしい部分もちゃんと合わせもってるのでカワイイ。記憶力が人並みではない”おでこ”もカワイイ。
『やさしくしないで』お薦めで初めて知りましたが、主人公の伊原優一の優しさ、気遣いの裏めに出っぷりが凄まじくて大笑い。これは事務系会社員の癒し漫画でしょう〜。伊原くんは真面目に行動してるのだけど、人を気遣ったつもりが傷に塩を塗りこむ言動ばっかりで、凄い人なのだ。これはもっと読みたいと思わせるお笑い漫画でした。
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