9月、イワンさんお薦めの本を継続して。
『DEATH NOTE』1-13巻(完)原作 大場つぐみ 小畑健 画 小学館
いまさらのようにこの話題作を読みました。ネーム細かそうだし、読むの大変だろうなーと思っていたのだけど、読み始めたら先が気になって一気にガツガツいけました。面白かった=3
まあこんなメジャー作品の感想をいまさら書いたからって誰の参考にもならないと思うけど、ともかく絵がスゴイ。この話にこの絵だからこそ、社会現象にまでなるほどのヒットなのだろうなと思う。原作、作画、あと間に立った編集者。この3者のバランスがよくて始めてうまくいったのだろうと思う。
物語は主人公に肩入れして読むにはあまりに傲慢なので、どこに視点をおくか、というとちょっとそういうのはない。いつかこいつはトンでもないしっぺ返しを食らうのかなと思いつつ読む。死神がちょっとお間抜けなところで、怖い話が少し救われている。そうじゃないとずっと窮屈な話だっただろう。
ラストはかなり納得のもので、最初から決まっていたというが、確かにしっぺ返しと言うか。無様さがよかった。死後は天国も地獄もない、単なる消滅のみという死後感は大島作品にも出てくるが、それも言い切りが良い。若い読者の多い作品だけに、ここでもし輪廻転生的な何か宗教がかりなことを書かれたら影響力も大だっただろう。最初から最後まで理知的にきちんと積み上げられた印象の作品だ。アニメも映画も見たw
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