お正月休みも引き続き、イワンさんにお借りした本を読んでおりました。
『彩雲国物語』 シリーズ 雪乃紗衣 著・ 由羅カイリ 挿画 角川文庫
「はじまりの風は紅く」
「花は紫宮に咲く」
「想いは遙かなる茶都へ」
「漆黒の月の宴」
「 「欠けゆく白銀の砂時計」
「心は藍よりも深く」
「光降る碧の大地」
「紅梅は夜に香る」
「緑風は刃のごとく」
「青嵐にゆれる月草」
「白虹は天をめざす 」
外伝「朱にまじわれば紅 」
中国をイメージしたファンタジー。イメージしてるだけでまったく自由自在の架空の物語。主人公・紅 秀麗(こう
しゅうれい)は名家のお嬢様だが故あって貧乏育ち。お金に苦労したためにしっかりモノで、料理の腕も確か。内戦による国の荒廃で苦しみ、力のない庶民の立場を思い知ったために女性ながら官僚を目指す。女性が受験することも望めなかった時代より勉学に勤しんでいたが、甲斐あって初の女性官僚に・・と書くとなんだか別の話のよう;
いわゆるラノベというやつで、読みやすくするする入ってくるし、美形や秀才英才天才が勢揃いのキャラは見事に立っていて、十人並みの容姿だが内面の明るさ・聡明さ・前向きさ・才能もろもろの輝きで人をひきつけずにはおれない主人公の魅力が十分に立っていて、よく構成された物語はぐいぐい続きを読ませる。アニメ化もされていてヒット作のようだが、それもむべなるかな。
女性が社会に出て行くということの意味と難しさ、女性ならではの視点とは何か、ジェンダーの意味を考える人は何か感じることもあるだろうと思う。読んだ後に元気になったり、他人に優しくなる気もする。
まだ続いてるようなので、先が楽しみです。
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