インターホン越しに低い声・・・、「はい」 ”・・・オッ、来た来た・・・” ドアが開いたその瞬間、そこにはやっぱりあの、インターネットで見たヒゲのオッカナイ顔がありました。
中に案内されお茶を1杯・・・。
フサオはこれまでの”生気球マジカで見るゾ大作戦(?)”の経緯を説明し、
どうしても気球に乗せて欲しい事、はたまたここまで来たからにはライセンスも
取ってみたい旨を藤田氏に話しました。
藤田氏はフサオの第一印象とは全く違い、とても丁寧に気球の楽しさ、ライセンスを取得するまでのプロセスを全く無知のフサオに説明して下さり、まずは1回乗ってみようという事でこの日は終わりました。
”やっとこれで気球に乗れるんだ!!!”
”しかも藤田さんの操縦だぞ〜!!!”
フサオは安堵感のような達成感のようなとにかく充実した満足感で帰路についたのでした。
そしていよいよ待ちに待った初フライト当日!天気・風共にGOOD!!!
現地(場所は以前お話した渡良瀬遊水地です)ではまず、ヘリウムガスを入れた風船を飛ばして風の様子を調査、ヨットなんかで使う本格的なコンパスで風船の進行方向の度数を測っていきます。
とっても本格的?でますます興奮するフサオ。
そしてより長く飛べるように風上の方へ移動、いよいよ気球の組み立てです。
藤田氏のワンボックスカーのバックドアを空けると・・・、いました!いました!
それはこの車は気球のために作られたのかと思うほど実にピッタリと”生気球”が納まってました。
車から出した後は藤田氏の指示に従いながら球皮(風船部)を地面に広げたり無我夢中でやっている間にあっという間に”ペチャンコ気球”が完成しました。
そしていよいよ立ち上げ。 デカイ扇風機で7割位まで膨らまし、その後バーナーで一気に空気を暖めると気球はナント、自分で立ち上がりました。
デッカ〜イ!!!
フサオの第一印象です。
計器類を取付けいざテイクオフ!
”ゴォ〜”とドでかいバーナー音が数秒続いた後全くの無音状態・・・、
浮きました!!!
フワ〜って感じというかこれは言葉では言い表せられない、まさに新感覚でした!
その後再びバーナーを焚く。
今度は一気に数百m上空へ。体で直接感じる上空の空気は何ともキモチイ〜!
眠気さえ誘われてきます。
そして次は降下し上空数mのフワリ散歩!これがまたまたキモチイ〜!
普段人が歩けないような渡良瀬遊水地内の川の上や木のテッペン、茂みの真上や池の上など、ホント、
散歩感覚です。フサオが学生時代、ウインドサーフィンを始めたばかりの頃良く感じていた、海の上に立っているようなフシギな感覚、あれに似ています。
そして数十分のフライト後、無事着陸。
フサオの熱気球への欲求はもう、十二分に満たされ、それと共にフサオの人生を変えるきっかけとなるパイロットライセンス取得を決意したのでした。