一掌堂治療院は、東日本大震災の被災者の皆様を支えたいと考え、被災地でのボランティア活動を行っています。5回目の訪問で石巻にうかがった際、一掌堂の患者さんとお会いすることができました。震災後のご様子がわからずに心配していた患者さんたちのお一人でした。ご自身はストレスのためか以前は問題のなかった耳に違和感があって突発性難聴の前駆症状と診断しました。患者さんのお母様はタクシーごと津波に流されて奇跡の生還をはたしたそうで、心身ともにお疲れのご様子でした。久しぶりの再会を喜び合い、心を込めて施術させていただきました。
被災地に行くと、今回の大震災の恐ろしさ、命の尊さ、前向きに前進しようとする人間の力強さを感じます。復興には長い時間がかかるでしょうが、一掌堂治療院は「患者さんの健康増進とクオリティ・オブ・ライフの向上を願って」息の長いボランティア活動を行っていきたいと思っています。
2011年9月20日
今回は7回目ボランティアを宮城県石巻市の文化施設「遊楽館」にて行いました.
この避難所はバスケットボールのコート2面分の広さがある体育館に130名程
の認知症や寝たきり高齢者など要介護者が搬送され、一時的に臨時の特別養護
施設となっておりました.
私達は避難所を支える医師・看護師・ヘルパー・ケアーマネージャー・ソーシ
ャルワーカの方々へ少しでも安らぎの時間を過ごしてもらえるようにマッサ
ージ・鍼灸治療行う活動でした.
施術をした人たちにお話をお聞きすると、「認知症の人は夜間に外へ出て行こ
うとしたり、床で排泄しようとしたりするため、仮眠も取れなかった.」「認
知症の悪化や筋力低下「物資不足による感染症対策の大変さ」など、厳しい現
場のお話をお聞きしました.
半年を過ぎ、9月末で避難所は解散するようです.多くのものを失う未曾有の
震災でしたが少しづつ自治体が再起し始めています.ボランティアで伺った地
域の鍼灸師の業務も少しづつ動き始めています.その方々の職域を侵さないよ
うに、今後も必要があればボランティア活動を継続したいと思います.
患者さんの健康増進、クオリティ・オブ・ライフの向上を願って.
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