| T はじめに |
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体表から発散される臭いを体臭といい、程度の差はあれ誰もが有している。その大部分は汗腺から分泌される汗によるものが主であるが、喫煙、アルコール、食品などに基づく臭い、口臭、屎尿臭、皮膚病(びらん、潰瘍など)や不潔から発する臭いも加わります。
臭いの問題で大切なことは、臭いが感覚的なものであり、敏感な人と鈍い人で差があることです。一方で、臭いのために他人から嫌われているという不安感を持つ人もいます。いわゆる臭覚領域の幻覚としての幻臭です。最近のように余りにも清潔感志向が講じてくると、自己臭症(自己臭恐怖)の人が増えています。このような場合には、神経科もしくは精神科の受診が必要となり、臭いの問題は深刻化してきます。
特に、日本人は、古来淡泊な食事を好み、良く入浴し身体を清めてきたためか、体臭の極めて薄い人種である。しかし、最近のように食べ物の洋風化が進んでくると、体臭が大きな問題となってきます。
体臭に対してどのように取り組むか、臭いの原点から、サンクロンによる体臭対策について解説しましょう。 |
U 体臭について
(主な体臭) |
1 腋臭 |
アポクリン汗腺が思春期に性ホルモンの影響を受けて分泌が活発になり、その汗の中の脂質や蛋白質が細菌により分解され、その結果生ずる短鎖の脂肪酸(主な原因物質は、カブロン酸、カプリル酸)、アンモニア等が臭いの主要な因子となる。人種差があり、日本人はわずかな臭いでも腋臭を気にする人が多い。 |
| 2 足臭 |
足臭は汗と皮脂が細菌により分解して発生するが、個人差が大きい。人間の足の裏には汗腺しか存在しないが、その数は1000個/cm2以上もある。足臭の強い人の汗からは、低級脂肪酸が多く検出され、その中でもイソ吉草酸が。
なお、足の汗の重金属(14種)を調べた結果によると、足臭が少ない人ほど金属量が多かった。 |
| 3 頭皮臭 |
頭部からの分泌は主に皮脂腺で、汗がそれに加わる。皮脂腺は皮膚をしなやかに、また防湿性を保つ働きをしているが、細菌により皮脂腺分泌液や汗が分解して臭気を発生させると共に、毛髪の汚れによる臭気とが合わさり、独特の臭いが発生します。 |
| 4 皮膚疾患 |
皮膚の感染症(特に嫌気性菌感染症による腐敗臭)、褥瘡、皮膚潰瘍などの病巣部から、しばしば悪臭を発生します。 |
| 5 口臭(呼気の臭気) |
口臭は、歯槽膿漏、糖尿病性ケトアシドーシスの際の果物の甘い臭い、ジフテリアの強い口臭、胃腸の弱い人、タバコを吸う人、二日酔いの人などが代表である。また、精神的緊張(ストレス)のために口中が乾き、臭いを防ぐ唾液の分泌低下の人には、口臭が強くなることがあります。 |
| 6 高齢者における臭気 |
高齢者に独特な臭いがあることは事実ですが、これを「老人臭」と呼称するようなことは慎まなければなりません。確かに年齢的に特有な臭いがあり、赤ちゃんの乳臭さ、思春期の体臭などは日常経験することですが、高齢者に年齢的因子に対応するほど特異的な臭いはないとされています。恐らく、本人自身から発する臭いはなく、臭いがあるとするなら、それは環境因子に由来するものと考えられます。
一般に、高齢者の場合には生活環境が清潔でない場合があり、これが原因で、いわゆる「老人臭」が問題となることがあります。適切な入浴、洗髪、清拭、排泄の適正な処置と、衣類・布団・居室などが清潔に保てていれば、異臭を放つことはなくなります。
但し、今日のように、核家族化し、年寄りと一緒に住むようなことがない場合、わずかな年寄りの臭いをことさら強調するような風潮があることも確かです。核家族化が生んだ臭いと言えます。 |
| 7 糞尿臭 |
腸内細菌によって蛋白質が分解されて生じたインドールやスカトールが臭気の主体であるが、異常発酵による下痢では酢酸や酪酸により、または脂肪便では脂肪酸による酸臭が生じます。排泄物には糞尿臭が生じますが、排泄行為は人間の尊厳に関わる行為だけに、慎重な行動が求められます。 |
| 8 加齢臭 |
最近話題になっている40歳代の中年期から目立ち始める臭いで、いわゆる「オジン臭さ」のことです。実際には男女差はないとされていますが、女性に対して男性が清潔度の点で劣っていることが多いので、「オジン臭さ」というような表現が使われているようです。この臭いの原因物質を特定したのが資生堂で、その成分は「ノナネール」という化学物質です。
この化学物質は不飽和アルデヒドの一種で、青臭いニオイと脂臭いニオイを併せ持った物質で、20歳、30歳代の人の体臭からは殆ど検出されず、男女とも40歳を過ぎた頃から体臭に含まれるようになります。物質の名称は「パルミトオレイン酸」で皮脂中に分泌されると、これが皮膚表面の過酸化物質で酸化、または皮膚常在菌で分解され生成され、「ノナネール」に変化することが判明しました。
最近の清潔志向は、わずかな体臭でも気にするような社会的な風潮を生んでおり、若者に嫌われてはと思ったりするためか、年配者も気にするようになってきています。老人臭と同じ発想であり、若者の社会を強調しすぎる最近の動きかもしれません。 |
V サンクロンの体臭
消去効果について |
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サンクロンはクマザサの生の葉から製造した原形質液です。古来、クマザサの生の葉は防臭、防かび、防湿の効果が知られていました。サンクロンの主成分である銅クロロフィリンナトリウムは防臭に効果があり、サンクロンに含まれるビタミンAのβ−カロチンやビタミンEのα形やβ形は活性酸素を消去し、体内の悪臭発生を防いでくれます。
悪臭除去に関係するサンクロンの成分
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銅クロロフィリンナトリウム |
ビタミンA
(β−カロチン) |
ビタミンE
(α形) |
ビタミンE
(β形) |
| サンクロン |
0.25〜0.27% |
384μg |
125mg |
0.22mg |
更に、サンクロンは血液の浄化の働きがあることが知られており、毛細管の血液循環を活発にします。このため皮膚表面の汗腺付近の毛細管の流れを良くし、汗がきれいになるため、悪臭の発生を防ぐことができます。このような結果から、サンクロンは体臭を体の中から防ぐ働きがあります。
また、サンクロンには殺菌効果がありますので、体表面に塗布(薄めて使用する)することでも悪臭の原因である、微生物の繁殖を防ぐことができます。なお、サンクロンには姉妹品として、サンクロン軟膏がありますので、外用剤として使用する場合は、軟膏をお勧めします。サンクロンには、医薬品の承認事項の中に「口臭・体臭の除去」が認められていることからも、理解できるのではないでしょうか。 |
| 1 糞尿臭の場合 |
寝たきり病人やオムツが必要な場合、糞尿臭が大変気になります。サンクロンを服用しますと、サンクロンに含まれていますクロフィルの働きで、悪臭を防ぐことができます。このような事例の場合、サンクロンを1日20ml以上長期間お湯などで希釈して服用されるか、原液を服用されるといいです。 |
| 2 口臭 |
口臭には、サンクロンの服用とサンクロンで「うがい」をします。また、「歯槽膿漏」等の場合、患部に原液を塗布します。なお、「うがい」の場合、サンクロンの10倍希釈が適当ですが、サンクロンの味に違和感がなければ、原液を口に含むのもいいです。 |
| 3 皮膚疾患 |
床ずれ(褥瘡)、皮膚の感染症、皮膚潰瘍などから発生する悪臭の場合、サンクロン軟膏を塗布するといいです。また、サンクロンの原液を患部に綿棒で塗布した後、乾燥させてからサンクロン軟膏を塗布しますと悪臭防止のみならず、患部の治療効果も期待できます。 |
| 4 体臭の場合 |
@外用剤として使用した場合
サンクロンを皮膚に塗布すると、過酸化物の酸化や皮膚常在菌の繁殖を防ぐため効果があります。使用方法は、サンクロンを薄めるか、原液(皮膚は洗うと落ちますが、衣類は緑色に染まり落ちにくくなりますので注意が必要です)を脇の下などにつける。着色を心配する方は、サンクロン軟膏を同様に塗布しても効果があります。
A内服した場合
サンクロンは血液循環をよくするため、服用すると毛細管の血液循環をよくするため、汗腺からの分泌液を浄化する効果は大変期待できます。
また、サンクロンの成分であるビタミンA(βカロチン)やビタミンE(α及びβ形)の働きは、体内の過酸化酸素(活性酸素消去作用)の働きを抑えるため、体臭・口臭の発生を防ぐことができます。 |
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