風の耳
今度の土曜日7月1日に開かれるBouquet des Tons Vol.18(第18回 音の花束コンサート)のために新たに書下しました(6.16)。これはモーリス・ラヴェル作曲の無伴奏混声合唱のための<三つの歌>の第2曲“三羽の美しい天国の鳥たち”のBDT※の編成のための私の編曲です。ラヴェルが戦争(第一次世界大戦)に行く直前に書き上げた謎のように美しい曲です。幸運にもこれが最後の作品にはならなかったので私たちは今その後の作品“ボレロ”や“子供と魔法”などを聴くことが出来るのです...(詳しくは演奏会当日プログラムに掲載予定)
Bouquet des Tons Vol.18 の正式な演奏曲目は下記のリンクのブログに掲載中です。
♪Bouquet des Tons Vol.18
BDTの委嘱による作品<エピタフ(ラヴェルの墓)> “第一楽章 天国の鳥”が完成しました。昨年の着想時点ではラヴェルの<クープランの墓>のように「組曲」を計画していましたが、途中で「ソナタ」にプランを変更(友人に宛てたメールでは「極簡素な断章のつらなりが全体で螺旋状の強いエネルギーを放つような音楽を考えている」というようなことを言ったと記憶している)。試行錯誤の結果は第一楽章が「断章」ではなく最初の計画の全体相当の長さを持つ11〜12分くらいのひとつの楽章として定着しました。今回はこの一楽章をもっての初演とさせて頂きました。タイトルも「エピタフ」で副題を「ラヴェルの墓」と改めました。辛抱強く完成を待っていてくださったBDTの方々に感謝します。
♪初演コンサート予定
☆クラヴサンのための前奏曲“(.....木洩れ日)”[Cem] 完成
♪初演コンサート予定
☆編曲 佐々木すぐる:月の沙漠[3Fl]
☆自作編曲 木のうた(作詞 楠部満智子)[Co.fem(2parti),Pf]
この編曲の前日に萱野茂先生がお亡くなりになりました。私たちはあまりにも偉大な父のようなアイヌ文化の伝承者を失いました。心よりお悔やみ申し上げます。
★編曲 中山晋平:故郷[Fl,Vn,Cem(oPf)]
★編曲 中山晋平:狸伝説(原題:しょうじょう寺のたぬきばやし)[Fl,Vn,Cem(oPf)]
この時この歌の成立の基となったという狸伝説を知りました。脚色によっては現代を風刺する面白い怪談になると思い、少しわくわくしました。
編曲は少し不気味に始まり、滑稽で、最後の方ではお洒落なワルツに化ける・・・。近く葦笛舎□室内楽シリーズとして発行予定。
☆月への翼(詩 寮 美千子)[Co.fem,Pf]
窓