『哀しみのコルドバ』観劇感想

今回の全国ツアーは千葉の市川から始まり、
大阪、山陰、山陽、福岡、四国、中部地方を回り
千秋楽を神奈川県相模大野で迎えました。

∞∞∞

『哀しみのコルドバ』は1890年代の
スペイン、マドリードとコルドバを舞台に
花形闘牛士エリオが、生き別れた初恋の相手エバ
に再会したことから 悲劇が始まります。

破滅の道を選んだエリオ。
実はエリオとエバは兄妹だったのです・・・

∞∞∞

柴田侑宏先生作

1985年に峰さを理さんが 1995年に安寿ミラさんが 主演を務め、
この度で3回目の公演となるこの作品は 実に宝塚チックであり、
台本がこなれて居るなぁと思いました。

曲も宝塚のモーツアルトと言われている 寺田瀧雄先生のもので
覚えやすく、帰りには口ずさめてしまうのですが
心に染み入る何かを持っている 魔法のようなメロディです♪

さて、菜生ちゃんはと言うと 今回はエリオに憧れてメロメロの乙女の役。

あまりにエキサイト過ぎて 怖いと思うのは、私だけでしょうか。
菜生ちゃんには、その後に登場する ジプシーの役がぴったりでした。

キリリとした顔立ち 獲物を追って居るような鋭い目
始めにセンターで冴月瑠那さんと絡んでいる時は ドキドキしてしまいます。

スカートが翻るたびに ちらちら見える脚線美にも また見てしまったと

・・・ 眼福、眼福・・・

そして、いよいよ歌手・天宮 菜生の登場です。
祭りの夜に 低い低い声で歌うその歌は
ジプシーの哀しみに満ち
深く私達の心に染み込みます♪♪♪

やがてその歌声は序曲となり
この物語のやり場のない哀しみを 導き出します。

∞∞∞

菜生ちゃん、 YOKOはまだ菜生ちゃんの男役を捨てきれないよ。

こんなに低い声で 少しだけハスキーな声で 歌われたら
ハートに響きまくっちゃって 胸キュン状態になっちゃいます。

劇団は何故菜生ちゃんの娘役転向を 許可したのかな。

男役は娘役になれるけれど 娘役は男役になれないものね。
菜生ちゃんが男役として 歌った居るところを
舞台の上で見ることは もうできないんだね。

本当に勿体ないことをしたな、劇団は・・・

いけない、いけない、 話を戻しましょう。

∞∞∞

その後、闘牛士たち憧れるラウラ役の菜生ちゃんは、
闘牛のチケットを得るために
8時に闘牛士見習いのバシリオ達と 会う約束をしてしまうんです。

危ないよ、菜生ちゃん。
男は皆オオカミだからね。 気を付けて!!!

劇での菜生ちゃんの出番はこれで終わりです。

この後、エリオは闘牛の試合で 観客の見守る中、 倒れてしまいます。
エリオが実力を出せば 牛になど負けることは無かったでしょうね。

エリオはエバと兄妹と知ってしまった今、
自らの破滅を選んだのだと 思わずにはいられない
悲しい、悲しい、結末でした。

 

 

 


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