まほろば日誌10

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12月23日
ふう、ようやく予約を受けた宴会の全てが終わった。これから年越しの作業。さてさて、何からやらなきゃいけなかったっけ。今年も寄贈していただいた詩集、詩誌への返礼が滞ってしまった。小心者なので、申し訳なく、いたたまれない気分になる。決して平然としているわけではありませんのでお察し下さい。ついでに、タイミングの悪いときに電話を受けると丁寧な応対ができない場合がありますが、これもお詫びしておきます。夏頃から巨大な鉄塔が北の方から間隔を置いて建ち始めた。東京電力の送電線らしいが、何事かと思う高さなのだ。そう言えば、その鉄塔の敷地保証金がなかなか高額といううわさも流れていたっけ。この寒空に作業している人影が見えて、高所恐怖症のおれとしては、ただただ尊敬してしまう。また景色が変わるのだ。
12月16日
水、木と宴会が続き、土曜日は二組30人。さすがにくたびれました。いずれも地域の団体さんですが、今年はなんとなく「まほろば」へという流れが来たみたい。水の流れは気まぐれだから、来るときは引き受けておかなきゃね。その合間に「まほろば出版」の方も県内書店さんと在庫調整。委託分の清算と常備のお願い。煥乎堂さんと、文真堂さんには快諾していただきました。郷土誌コーナーになると思いますが、貴重な書棚を割いて頂き感謝いたします。よおし、いい本を出すぞお。少ないながらも県内書店や地方・小センターを通して本が流通してゆくのを実感すると、その責任も感じます。読者からの電話を受けたときには感激しましたね。今朝は、よほど疲れて寝ていたみたいで、カミさんが顔を触っているのが判った。突然死したかと思ったみたいですね。このところ同年代の訃報が多く、確かに他人事ではありません。今日は一日県詩人クラブの日みたいだった。印刷物の発送作業と幹事会議など。閑なお店だからのんびり過ごしたい常連さんたちには不都合だったみたい。大丈夫です。直ぐに静かな「まほろば」に戻りますから。
12月9日
木曜日は、県詩人クラブの会報担当者による編集会議。話し合ったことをその場で中澤睦士がパソコンに議事録として打ち込む。なるほど、こうやれば各人がメモをとる必要はない。そのままファイルに保存しておけばいつでも確認できるというわけだ。最先端のオフィスワークの手際といったところだね。要は会議の中味だけど、ちゃんとやってますのでご安心を。金、土と宴会が続いた。今日は静かな日曜日。買い物から戻ってきたカミさんがギックリ腰になりそうだという。それは大変だ。今週はもっと忙しいから早く自宅で静養しなさい。うーむ、年内は学校の仕事もあるし、オーバーワークになってるみたいだなあ。ごめんね。飯島章に借りて「荒地の恋」(ねじめ正一)を読んだ。まあ、なんと凄まじい生き様だね。書庫にこのころの北村太郎の詩集が揃っていたので読んでみた。とても参考になった、とだけ書いておきます。もう12月も三分の一が過ぎるのか。焦るなあ。
12月3日
更新が遅れましたが、別に異常ありません。ふつうに忘れてました。土曜日は群馬詩人クラブの総会。20年ぶりに幹事を引き受けることになったので、定刻2時間前に会場の「ホテルメトロポリタン高崎」へ。立派な会場です。ずっとサービス業に携わってきたので、世間様の休日は営業日だった。いまも変わりはないが、この春からカミさんが退職して二人でやるようになった。そのくらいの都合は付くだろうと言われれば返答に窮する。毎度お世話になっているばかりでは申し訳ないということもある。群馬詩人クラブは10人の幹事会で運営される。今年は総会に引き続き「創立50周年祝賀会」が予定されていた。思えば、20年前に幹事を引き受けた頃は、会の活動は停滞期にあった。様々な理由であらゆる組織力が衰弱していた時期だったのかもしれない。祝賀会の席でスピーチを聞いたり、懐かしい詩人たちと歓談していると、その頃の自分の考え方が思い出されて滅入りそうになった。詩人なんて、一人一党みたいな人ばかりだから組織すること自体が難しいのだった。うーむ、気が重くなった。この日は宴会が入っていたので閉会後直帰。カミさんがてんてこ舞いしていた。準備しておいた料理を素早く仕上げる。まだカミさん一人では難しい。今月は宴会がいくつも入っている。休める日は休んでおかないと保たない。今日は、朝寝して、何もしなかった。
11月25日
まほろば句会は同時刻に宴会が入ったため、カミさんは選句のみ、おれは投句しておいて料理に専念。「声置いて去りゆく父や葱畑」みすず。これ一等賞でした。「座ぶとんへ冬日ざぶんと当たりけり」れん。確かに音が聞こえますね。お師匠さん、好調で総得点トップでした。「木枯らしに蒲団の端を踏まれをり」りょう。巧いですねえ。「高架下布団ごろりと夜動く」智水。浩司クンから特選。よしよし。「代休や布団のくぼみに少し砂」浩司。このくらいなら許すんだけど。「明け方の夢の痛さよ綿布団」園子。忙しいのかな、欠席投句でした。「土付けど剥けば清らな葱でありたし」睦士。剥いた葱って確かに綺麗だよ。睦ちゃん、全句入選。土曜日は群馬詩人クラブの幹事引き継ぎ会議。夜は土曜会ともうひとつ宴会。一日置きに宴会が入っていて、明日も昼食会を承っている。なんとか仕込みも終わった。帰って寝なきゃ。
11月18日
今月からカミさんはまた学校に行ってる。病欠補助教員で年内限定という約束。こうなると不思議なことに平日の予約がいくつも入りだす。まあ、やるっきゃない。昨日、今日と地域の皆さんで賑やか。有り難いことです。てんてこまいのところへ図書館関係というお客さんが四人。栃木県からということで、一段落してから少しお話した。貸し出し図書の扱いは本当にひどいことになっているらしい。頁ごと破り取ったり、切り抜き、書き込みなど、平気だとか。こういう話を聞くと迷いながらも貸し出しをしてこなかったことが正しかったのかも知れないと思う。貴重なご意見ありがとうございました。急に冷え込んだ。冬場は石油ストーブも併用しているので、そろそろ出さなくちゃ。と、思った途端に石油価格のことが気になった。ガソリンが上がってるということは、当然、石油も上がってるということか。品不足というなら仕方ないけど、これって投機筋の都合らしいね。ずいぶん乱暴に世の中は動いていて、それに同意しない者は生きていけない仕組みになってる。需要にあわせて価格をつりあげれば儲かるさ。寒いねえ。
11月11日
冷たい雨が降っていた。嫌な感じの朝。山本素竹から電話。今井敬二が亡くなったという知らせだった。春先から闘病生活に入っていたので覚悟はしていたが・・・。カミさんと北橘町の自宅へ向かった。まだ病院から帰っていなかった。出直そうとして庭に出ると霊柩車で、敬ちゃんが帰ってきた。初っちゃん、泣け。泣くだけ泣いて、泣くな。こういうときは本当に言葉はでない。最初見舞いに行ったとき、そう深刻になるなよ、とこちらに気を遣っていた。夏の終わりに見舞った後、不思議なことに赤城山の覚満淵に二夫婦が吸い寄せられるようなことがあった。四人で言葉少なに水面を眺めていた。それが最後になった。
11月4日
「ポエトリーステージ」報告。20回目ともなれば準備万端ぬかりなし、と言いたいところですが、やはり、ばたばたします。会場をセットしてカミさんと早目のお昼をかっこんでいたら中澤睦士が一番乗り。今回も受付をお願いしてありました。次に國峰照子さんがやってきました。藤富保男さんとは「gui」の同人仲間ですので、高速バスで向かっている藤富さんをバス停まで迎えに行ってもらうことになっていました。例によって電話がしきり。道に迷った人、当日参加の問い合わせなどですね。到着時刻をやや過ぎて藤富さんから電話。行楽日和の文化の日です。高速バスが渋滞に巻き込まれていました。いや、別にあわてません。入沢康夫さんのときに経験済みでした。開演を30分ほど繰り下げれば何とかなるはず。やがて続々と参加者が集まり始めました。キャンセルがほとんど無く、当日参加が8人も増えるという嬉しい結果でした。皆さん、本当にありがとうございました。久しぶりの参加者同士が旧交を温める時間があって、やがて、満車状態の駐車場に國峰さんの車が到着しました。藤富さんは、待たせて悪いからと早々に演壇に立ちました。「詩の裏側」というタイトルということで、日本の裏側、コロンビアでのポエトリーリーディングの体験談から始めました。会場の雰囲気を掴みながらの巧みなお話です。皆さん、厨房の雑音が気になるほどの集中ぶりです。ちゃんと笑わせるところは笑わせます。あっという間に1時間。休憩を挟んで後半は北園克衛の詩について高度な問題提起をして、質疑応答となりました。ここで、藤富さんは用意してきた資料を配付。「差」という見事な詩論。そのまま作品とも言える原稿用紙二枚の手書きコピーです。このタイミングでの配付も計算済みだったのでしょうか。触発された質問が相次ぎ、講演全体が濃密に締めくくられました。懇親会は10名。井上敬二、新延拳、田口三舩、新井頴子、平野秀哉、國峰照子、中澤睦士、広橋喜久、野口直紀に、まほろば句会の浩司クンも参加。大いに盛り上がりました。やがて、國峰さんの車で藤富さんはお帰りに。みんなで記念撮影をしてお見送り。藤富さん、ありがとうございました。久しぶりに酔っぱらってる新延さんは田口さんの車で高崎駅まで。この日は皆引けた後に一組のお客さん。今日も宴会があって、このところ多忙です。多くの人に助けられているということですね。感謝。
10月28日
火曜日に「詩遊」の冨上芳秀さんが大阪からやってきた。伊丹空港から羽田。電車とバスを乗り継いで日暮れ前に「群馬温泉・やすらぎの湯」着。旅慣れているのはエッセイなどで知っていた。古くから詩誌交換をしていたので、初対面でも旧知の仲。穏和な高校の先生でした。当夜は群馬詩人クラブの編集会議。翌日は地域のゴルフコンペという立て込んだ日だった。普通にゲストルームに宿泊。渋川方面、名湯「小野上温泉」を紹介したところ、寄って帰るということだった。冨上さん、またゆっくりと。木曜日は「まほろば句会」。「リンゴ剥く朝の光を廻しつつ」みすず。いいですねえ。土曜日に「ホトトギス」の山本素竹が寄った。高校の同級生なんです。これはいいね、と言ってましたよ。「行商人木の実いくつか落としてゆく」睦士。今回も欠席投句ながら4点ゲット。浩司がぶつぶつ。「まっとうな一個の照度リンゴもぐ」浩司。これは採りますね。「木の実落つ老父の閨に赤き月」まひる。いいけどねえ、素竹もぼそりと言ったなあ。季語がふたっつあるかねえ。「木の実食む黄金風景けだものよ」智水。浩司から1点。満足です。「小さき手の供へし林檎傾きぬ」園子。智水とまひるの2点でした。「朔太郎の机へ木の実置いてきし」れん。お師匠さん、このところ不調ですね。水、金、土、日と宴会。有り難いことです。マジに疲れてます。明日はゆっくり休まなくちゃ。おっと、今度の土曜日は、藤富保男さんの「ポエトリーステージ」です。例によって当日参加もOKです。皆さんお誘い合わせのうえお出かけ下さい。
10月21日
ちょっと早起きをして犬の散歩。阿久津画廊で開催中の「今井敬二・朝日初子・二人展」に出かける。二日目だったけどDMに載ってるそれぞれの作品二点にはすでに赤丸が。ううむ、素早い人がいる。今回は一点ずつ買うことに決めていた。敬ちゃんのは迷ったけど、近作の「夜景」にした。今の心境が窺える油絵。頑張ってるなあ。初っちゃんの動じることのない絵心に感動しました。お客さんの予約が入っていたので早々に戻る。快晴。静かな日曜日。余り物でお昼を作って食べてたら電話。小宴会の予約。有り難いことです。さあて、忙しくなったぞ。予算に合わせてメニューを考える。まあ、そんなに間違えることはないけど、たまには失敗もある。ご機嫌で皆さん、先ほどお帰りになった。こんなに飲むとは思わなかった。ちょっと反省。いや、ありがとうございました。また、ひとつよろしく。セリーグのCSは中日ドラゴンズの通算5連勝で終わった。相手が一矢も報いることなく敗退したせいか、まるで盛り上がらなかったね。リーグ優勝のヨミウリの覇気の無さは何だろ?パリーグのCSとは大違いだね。日ハム・ロッテの死力を尽くした闘いはよかった。最終戦は互いに主力投手を繰り出しての真っ向勝負。ロッテファンのおれとしても負けて悔い無しだったよ。落合はパリーグの人。いいカードになった。無惨なりヨミウリ。
10月14日
さっさと籾摺りを済ませてしまった。タイミングよく機械が空いてたからね。おかげで、例年より二週間も早く秋の農作業終了。今年もお米が穫れました。お天道様に感謝しなくちゃね。昨日、今日と宴会が入ってた。二足のわらじですね。いや、もっと履いてるのかもしれませんが、考えないことにします。やっと若奥様たちの宴会が終わりました。よく飲み、よく食べ、よく笑い、ゆっくりくつろいでいったようです。ありがとうございました。詩学社から廃業のお知らせが届いた。当地でも長く続いた月刊雑誌「上州路」が終刊になった。書店、出版社情報に詳しい「アルメディア」によれば、全国で毎年1000店の本屋さんが廃業に追い込まれているという。それほど本は売れないのだ。詩学社の場合、社長の健康問題とあった。寺西さんには一度お会いしたことがある。お大事に。おや、明日になりそうだ。まだ後片づけが残ってる。
10月7日
今週は稲刈りと脱穀。作付け面積22a。この程度ではコンバインは贅沢というもの。よって、わが家はバインダーで苅ってハーベスタで脱穀するという方式。天候をみながらの作業なので「まほろば」の営業が不規則になる。明日から雨という予報。好天の土、日にやるしかない。体力の衰えた父だが、口は達者で耳が遠い。まことにやりくにい。ハーベスタのエンジン音で聞こえないのに、なにやら指図する。つい怒鳴りたくなりますね。定年退職して農業をやるのが流行のようですが、お天気次第で殺気立ちながらやらねばならないのが農業です。この分なら午前中に籾の取り込みもできるかという流れでした。軽トラックに籾の袋を積んで田んぼを走り回っていました。ちょっと前まで水の張ってあった田んぼです。油断しました。あっと思った時には、ずぶりと4輪が田んぼに沈みこんでいました。あの手この手で引き上げようとしましたが、車輪は空転するばかり。スコップで車体の下の土を掘り出すしかありません。農業を舐めてはいけません。田んぼには絶望的な力仕事も待ちかまえているのです。へとへとの4時間でした。家業を侮った罰でしょう。一風呂浴びて「まほろば」へ。気を取り直したところへ少年野球の保護者のグループ。有り難いことです。今夜は隣の公民館でJAZZの催しがあります。流れを拾って閉める予定。おっと、JAZZが終わったようです。
9月30日
「まほろば句会」のことから。早めにやってきた園子さん、つげ義春のマンガを読みはじめた。喫茶の書棚はCD、ビデオ、マンガで一杯。おれの好みは、つげ義春、花輪和一、永島慎二、ユズキカズ、湊谷夢吉など。園子さんは、こういうマンガは読んだことがないという。まあ、普通のマンガ好きでもそうそう知っている人たちじゃありませんけどね。どう?面白いでしょ。厳格なお寺のお嬢さんだったんですね。マンガもテレビも禁じられていたって言うんですから。えー、「コント55号」も知らなかったの?よろしい、ちょい悪修行も積まなくちゃ、いい尼さんにはなれません。とりあえず、つげ義春なら何冊もあるから読みましょうね。今回は睦ちゃんは欠席投句。浩司も遅れるということで、れんさん、みすずさん、園子さん、まひる、智水ということで始めましょう。おっと、30分遅れで浩司登場。このころからお客さんが立て込み始めて、おれは大忙し。久しぶりに今成寛までやってきた。というわけで、句会のやりとりは全く分からず21時まで。「夕霧やかすかに魚煮るにほひ」園子。もう一句も高得点で、園子さん、りょうさんと並んで一等賞。こころがけが良かったのでしょう。「霧動く向いの窓の朝灯し」りょう。4点。「レポートの厚みや夜のいわし雲」みすず。「土建屋のロバの名リリー霧に鳴く」まひる。よかったね。「ナーダムの果て少年といわし雲」浩司。景がでかい。「霧包む朝わけもなく悩み消ゆ」睦士。二句入選、4点。復活したなあ。「胸元のフランス刺繍霧匂ふ」れん。お師匠さん、この1点とは不本意ながら、もっとダメな人がおりました。智水、全滅。ネットで睦っちゃんの選を確認して、ホッとするやら情けないやら。睦っちゃん、もう欠席しないでね。雨の日曜日。明日は稲刈りの予定だけど、こりゃあ機械が田んぼに入れねえなあ。「共済と保険」9月号に学友の鈴木クンが「まほろば」のことを書いてくれた。ありがとう。
9月23日
カミさんの実家の家族と水上温泉に一泊。カミさんのささやかな退職慰労旅行ということです。夕食前に外に繰り出したカミさんたちですが、当方は義父とゆっくり湯船へ。お義父さん、毎日行ってる地元の小野上温泉の方がいいですねえ。ああ、そうだねえ。まあ、水上温泉が悪いということじゃありません。贔屓目です。外に出たカミさんは中澤睦士にばったり。睦っちゃんにしてみれば、いつもの定点観測日だったようです。へえー、ホントに行き会っちゃったんだあ。翌日は山道を川場村へ。途中で野猿の群れと遭遇。大きなボス猿が悠然と山中に消えて行きました。川場村は、東京都世田谷区と提携して観光開発に成功しているらしく、リンゴ園、観光寺、道の駅など大変な人出。なるほど沼田市と合併するメリットはなさそうですね。土曜日は詩人クラブの幹事会。夜は土曜会。例によって午前3時まで。明けて今日は、県立土屋文明記念館で「著者と語ろう」という企画の第一回として、曽根ヨシさんと岡田芳保館長の対談がある。出掛ける準備をしていたら、寄贈詩書を積んで川島完さんが立ち寄ってくれた。土屋文明記念館へは車で10分ほどの距離。それじゃ、そろそろ出掛けましょうか。連日の人や久しぶりの人など、どうもどうも。玄関前で、すっかり犯罪者と化した煙草吸い、大橋政人ら数名とお馴染みの参加者たちをお出迎えの図。春先に出た曽根さんの「新・日本現代詩文庫・曽根ヨシ詩集」の出版記念会のような雰囲気で、たっぷり2時間半。会場の参加者も交えての楽しい会でした。小雨模様のお彼岸。行き帰りの道路端に清水節郎のお墓が見える。ちゃんと挨拶したのが分かったかい、節郎さん。明日から涼しくなりそうだ。
9月16日
思わぬ政変劇。所信表明演説も終え、代表質問が始まる1時間前に総理大臣が辞めちゃった。憲政史上初のだだっ子総理、安倍晋三の名前を記しておきましょうね。おかげで暇つぶしにはなったけど、呆れた騒動だよ。後任総理には、地元群馬の福田康夫氏が圧倒的な支持を得ているようだ。ううむ、中選挙区時代はこの辺りは父親の福田赳夫のお膝元。中曽根康弘、小渕恵三と競い合っても圧倒的な支持基盤を誇ってた。まあ、その長男ですから選挙区が変わっても人気は変わりません。今は群馬5区。地元選出の代議士は産休中の小渕優子ですね。まあ、あたしゃ自民党員じゃありませんからどうでもいいのですが、案外手強い総理になるかも知れませんよ。今日は臨時休業してお出かけです。その前に草刈りをしたところ。台風の影響なのか蒸し暑い。大汗をかいちゃったよ。火曜日には開けます。それでは行ってきます。
9月9日
午後10:30。ママさんバレー大会の打ち上げが2チーム30名。まだ宴会中です。昼にも早々に敗退したチームの打ち上げがありました。年に一度あるかないかという繁盛日ですね。有り難いことです。うちの宴会料理の定番はパエリア、ピザ、パスタ、それにカミさんの気分次第の手料理をどっさり。ほとんど飲み放題というか、大雑把な計算はしますが、どんどんビールでもなんでも持ってって、という感じ。ううん、まだ大丈夫でしょう。みんな地域の人たちですからゆっくりです。歩いて帰れるしね。そろそろ一人二人と帰り始めましたね。後片づけをして、1時に上がれればいいか、という雰囲気。あっ、生ピール追加ね。はい、はい。途中ですが、こんなところで更新しておきます。
9月2日
雨模様の日が続いて、ぐっと涼しくなった。ビールの喉ごしにも秋の気配を感じる。雨の日は犬の散歩はお休み。二頭の犬は、うらめしそうに雨空を見上げて静かにしてる。ちょっと可哀相だけど、その分朝寝もできるし、開店前の時間にゆとりができる。じゃあ、ちょっと買い物に行こうか。ショッピングセンターも開店前。入り口が開いていたので入ったら、ガードマンが一人、はった、とこちらを見据えて立っている。うーん、なんとも芝居がかった姿勢が可笑しい。お役目、ご苦労さんです。ジーンズ1本買って、こちらも開けなきゃ。一応、午前11時には開けるようにしてるけど、まあ、そのつもりです、という方が正しい。あれ、車が止まってる。はいはい、お待ちどうさま。情けないことに、耳が遠くなってきたようだ。ちょっと離れた場所からカミさんが何か言っても聞き取れない。近所に馬がいるよ、ほら。なんて言われても困る。なんだか耳を澄ましたら、セミの声。耳鳴りかよ、これって。それにしても、いまどき馬飼ってる家なんてないよお。それが、本当にいたのだ。それも田んぼ一枚隔てたご近所に。Oさんは、生き物を飼うのが好きらしく、蛇、亀、ポニー、猪の子のウリ坊まで飼ってるらしい。はい、証拠写真。なるほど、ケータイのカメラって、怖いほど便利なんだね。忙しい土曜日があって、九月。閉店後の厨房から虫の音が。これは、はっきりと聞こえます。コオロギだな。
8月26日
まほろば句会に久しぶりに新人が参加。なんと尼さんだそうです。と、いっても剃髪はしておりません。最近のカーナビには「まほろば」も登録されているようで、迷うこともなく園子さんはやってきました。「朝顔の家の柴犬よく鳴いて」園子。これで2点ゲット。なかなか素直な句ですねえ。なんと、みすずさんの実家の菩提寺ということが分かって、一気にうち解けました。まっこと、縁は異なものですなあ。「人声の遠くにありし盆の月」みすず。全句入選ですから安定しています。「三編みを解きし姉や盆の月」りょう。遠方のため、ネット参加のりょうさん。今回もトップ賞。雰囲気ありますね。「盆の月錦糸卵のほそく細く」れん。さすがお師匠さん。ほそく細く、が効いてます。「見送らぬ人発つ頃や盆の月」睦士。いろいろな解釈が出ましたが、本人の説明はきわめてシンプル。ああ、帰省のことね。「病蚕のするどい重さ盆の月」浩司。おれ、病蚕で採っちゃった。今は飼ってないけど、初秋蚕を上げてからお盆を迎えるのが、この辺りの長年の習慣だった。「石女の耳朶染めて盆の月」まひる。これはカミさんかも、と思いつつ採った。石女か、亭主としては、ちょっと葛藤。「あさがおの渦巻いてゆく寝覚めかな」智水。ふふふ、浩司から特選ゲット。なんだか嬉しい。土曜日は、群馬詩人クラブの幹事会と記念誌編集委員会。井上敬二は居残りで「土曜会」。それじゃ、と井田ちゃんが奥へと消えたのが午前二時だった。粘り着くような残暑。生あくびをしながらの日曜日。秋風が恋しい。
8月19日
帰省していた弟たちも帰った。年々衰えてゆく両親の様子もしっかり見ておけよ。連日の猛暑もあって、夏バテ気味。ボーっとしてたら銀行のATMの前にバッグを置き忘れてしまった。幸い届いていたので助かった。現金はともかく、各種カードに運転免許証などが入ってたからねえ。昔、スペイン旅行に行ったとき、ここでは忘れ物は絶対に出てきませんから諦めてください、と添乗員に言われたことがあった。実際、ツアーバスに置き忘れたお土産は出てこなかったよ。グローバルスタンダードなんて言うけど、忘れ物が届かない国になって欲しくはないね。ちょっと前に、現金入り封筒が全国各地の男子トイレにばらまかれるという事件があった。どうも半端な数で、何人かは有り難く頂いちゃったのではないか、とおれは思ってる。これ、調査だとしたら気味が悪いね。そのうち誰も届けなくなったって、仕掛けた人だか組織だかは知ってるというわけだ。おれ、同じような置き忘れは三度目で、いずれも届いてた。スーパーのトイレのときはさすがにダメかと思ったね。たまたま直後に掃除のおばちゃんが見つけてくれたらしい。ん?もしかすると、おれって凄く運がよかっただけかも知れないなあ。
8月12日
月曜日の雷には参った。たまたま小宴会を受けてた。料理を出し終えてお客さんが集合する頃から激しい雷雨。乾杯となったところで停電してしまった。まあ、数分で復旧するだろうとタカをくくってた。ロウソク一本、とりあえずこれで。雷雨いよいよ激しく延々と停電は続く。ついにロウソク4本。バッテリー方式の非常灯も次第に暗くなり、まるで闇鍋パーティーみたい。当方の責任ではありませんが、気は揉みます。結局、1時間半というあまり記憶にない大停電となった。どうやら、運悪く一部の狭い停電エリアに入ってたらしい。雷様も久しぶりの大暴れに気が済んだとみえて、今週はそれきりお出ましにならない。立秋過ぎれば残暑ということだけど、いやあ暑いね。高校野球にお盆と、日本の夏本番だけど、今年は何の計画も無く、淡々と過ごしてる。老いた両親ばかりでなく、自分たちの健康にも気をつけないと、などと、どうも守りに入ったかしらね。このところ夜になると忙しい。今日も油断してたらお馴染みの団体さんがぞろぞろと。いつも、ありがとうございます。明日は迎え盆。明後日は、近所のKさんの息子もベンチ入りしてる前商が甲子園に登場する。ささやかな楽しみもある夏の盛り。
8月5日
うう、夏風邪を引いた。イベントが済んでほっとした隙を衝かれたみたい。めったに服まないから風邪薬が効く。どうも、おれ、この時期に体調を崩すね。去年は盲腸で入院騒ぎだったなあ。今日は久しぶりに真夏の陽差し。午後には雷雨が来た。お客さんと話していたら、あれ、停電だよ。幸い直ぐに復旧したけど、パソコンを初め、あれこれの電気機器がいっせいに再起動する。文明といっても停電だけで、ほとんどが使用不能になっちゃうんだから大したことはない。一瞬、冷凍庫のアイスクリームが心配になったよ。これが溶けた様なんて想像したくないぜ。昨日、今日と地上波テレビでプロ野球中継がない。G戦の視聴率が悪いということだろうけど、野球中継に限らずテレビの視聴率そのものが落ちてるみたいだね。確かに歳のせいばかりじゃなく、つまんない番組ばかりになってるように思うね。で、ネットで野球の試合経過を観る。よしよし、ロッテ、今日も勝ち。と、いっても以前ほど熱中してない自分に気付く。これは歳のせいだろうね。何もない日曜の晩にしてはお客さんの引けが遅かった。あれ、もう明日になっちゃったよ。
7月29日
「まほろば句会」は突出句がなく、レベルを競えば俳人には敵わないという展開でしたね。「ひまわりといへどおほかた俯けり」れん。「ひまわりやひとりこぼれてゐる園児」みすず。「欲しくない金魚掬ってをりにけり」あんこ。ううむ、句の道は深えや。「黄色でしょほら黄色でしょ向日葵は」智水。やっぱり選外ですね。土曜会は飯島と井田だけ。後で常連の奥様たちが合流してくれて、ようやく賑やかになったよ。今日は立川朝志さんの落語会。参議院選の投票日でもあるので、先ずはお隣の公民館で、ハッシと1票を投ずる。それから会場準備。まあ、いつもの慌ただしさも慣れたものです。今回は三遊亭慎楽さんという朝志さんの落語仲間が友情出演で一席という豪華版。例によって当日参加の人、キャンセルの人などあって25名という入り。ちょっとキャンセルが多かったかなあ。懇親会から花火大会へと移行するという和やかなノリ。会場を元に戻したり、料理を出したり、飲んだり片付けたりして、開票速報が始まる頃には疲れてきちゃった。民主圧勝の中、群馬選挙区はあっさり草津のおしゃべり小僧が当選。保守王国の底力といえばそれまでだけど、恥ずかしいね。野党っていうけど、民主と自民は兄弟みたいなもんだからね。これはこれで、更なる絶望への選択となるかもね。まあ、様子を見るしかないでしょう。
7月22日
16日の午前10時過ぎ。犬の散歩を終えて立ち上がろうとしたらふらふらした。カミさんに、地震じゃねえの?と言ったら、なに言ってんの風が吹いてるだけじゃない。そうかなあ、と思いながら家に入ると、母が凄い地震だったと驚いてる。当地で震度3は珍しい。先週、台風被害の少ないことを書いたが、地震についても全国的に被害の少ない地域なのだった。陸自相馬ケ原演習場近くに、ひっそりと巨大なパラボラアンテナが二基建ってる。全国調査の結果、最も地震被害の可能性の低い当地に建設されたのだという。民間施設らしいが詳細は不明だ。日曜日の今日は、区対抗ゴルフ。カミさんに店番を頼んで出場。補欠要員だが、密かに実力を見せようとしたのが間違いだった。打ったねえ。霧雨と冷や汗と本当の汗でびしょぬれになってホールアウト。その後は「まほろば」で慰労会。そうだ、県知事選の投票日だった。本来は参院選と同日選の予定だった。プロ野球のオールスター戦もそれを見込んで、金、土、開催だったらしいね。今、その県知事選の結果が出た。保守三つ巴の選挙戦だったけど、有利と見られた現職知事が、自公の組織選挙の前に僅差で敗れた。ちょっと驚いたね。そして、恐ろしいことだとも思ったよ。来週の参院選も、この集票マシーンが機能するとしたら絶望的だよ。群馬TVで新知事が真っ先に友党の応援に感謝してる。恐るべし、巨大与党。
7月15日
ニュースを観ると台風4号の被害は甚大だ。関東平野の最深部に位置する当地は、雨こそ降ってはいたが、ほとんど影響なく過ぎた。台風のコースにもよるが、日本海側に進めば三国山脈に阻まれ、今回のように関東近海を進めば暴風雨圏が届かない。直撃するケースは10年に一度あるかないかだろう。まあ、いいところなのだ。いや、被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。MLBオールスターゲームでイチローがMVP、その後の契約交渉で5年110億円でマリナーズ残留が決まった。イチローファンとしては、早速2チャンネル掲示板を覗きにいった。どうもここではイチローは異常に嫌われていて腹が立つ。新契約では、メジャーリーガー全体の4位ということで、もう比較になる日本人メジャーリーガーはいない。それでも、あのプレースタイルが嫌いという書き込みが多いのには驚く。内野安打などヒットでは無いというんだね。なんだか歪んだナショナリズムというか、攻撃的排他主義というか、そういう嫌な感情が渦巻いていて、実に気味が悪い。こういう無自覚な感情のかたまりが暴走し始めたらたまらない。ちょっと前に深夜映画で「ドクトル・ジバゴ」を観た。全体主義の恐ろしさに身の毛がよだった。近所の国を同じ構造で非難してはいないだろうか。人間が作り出す暴風に地の利は通用しない。嫌な世の中になったものだ。
7月8日
朝から田んぼの消毒。地区の農事組合の共同作業で、おれ、今年は役員になってる。いつもは途中で父と交替して「まほろば」を開けるんだけど、昼食の支払いなどあって、今年はそうもいかない。照らず降らずの消毒日和。必ず小さなトラブルがあって、今年はタンクへの給水栓から水の出が悪い。水系を変えてことなきを得たけど、午後から用事のある身としては焦ったね。広い田んぼの隅々まで動力噴霧器で散布する。長いホースを支えるためには10人ほどが必要になる。出不足も5000円と高い。それでも、2名欠。まあ、美しき日本の共同作業という面もあって、予定通り昼までに終われば、慰労の酒と店屋物で、ちょっとしたお祭りなんですね。カツ丼をかっこんで、すまん、おれ用事があるんだ。シャワーを浴びてカミさんに高崎まで送ってもらった。やはり1時間ほどの遅刻。そっとドアを開けた。斎田朋雄さんの「先達詩人顕彰」を祝う会。盛会だ。満席の一つを譲ってもらって着席。日頃めったにお目にかかれない県内長老詩人の方々、現代詩人会、日本詩人クラブなど県外の方々、ちょくちょく会ってる詩人たち、親族及び文学外の関係者など、総勢100人というところ。スピーチの合間にあちこちで歓談。会場予約の関係で3時にはお開き。久しぶりに、大橋政人、小山和郎という酒飲みに会ったことだし、まだ日も高い。階下の寿司屋で二次会。この二人が居れば静かな宴は無理。詳しく書きません。カミさんに迎えに来てもらい6時には退散。7時から「まほろば」を開ける。欲ではありません。自分のペースを整えるため。Kクンが来ただけで、商売にはならず。まあ、いいんです。ふう、疲れた。さて、閉めるか。
7月1日
久しぶりにゴルフ。情けないことに3日ほど筋肉痛と腰の辺りに嫌な痛み。こりゃあ、ぎっくり腰寸前ではあるまいか。金曜日に30人ほどの昼食会があって、とにかく大事に大事に過ごす。そうそう、「まほろば句会」があった。「すぐ終わる相続会議さくらんぼ」れん。これ、特選に採りました。すぐ終わるわけないよね。深刻な事態も軽く受け流すのが大人の智恵というもの。おれ、すぐ顔に出るタイプだからねえ。いまさら反省しても遅いし、ぶつぶつ。「夭折やパレットナイフとさくらんぼ」浩司。今回は、浩司の入選これのみ。手ぇ抜いたな。「誰ぞ置きし平積み本にサクランボ」睦士。これはねえ、梶井基次郎でしょ、睦ちゃん。「病む家の軒下低く螢飛ぶ」まひる。つい採ったらカミさんでした。ふうん、こうゆの作るのか。「たはむれてやがて高みへほたる消ゆ」智水。なんと、これを特選に採ったのはカミさん。夫婦で遊んでるわけじゃありません。感性が合わないよりはいいでしょ。でも、なんだか恥ずかしいなあ。「さくらんぼのような子の手にさくらんぼ」みすず。これ、カミさんが採りました。可愛いですね。「簡単に面接終わりさくらんぼ」あんこ。これが一等賞。あんこちゃん、今回は好調でした。なんとか金曜日のコーラスグループの昼食会もクリア。土、日と昼食のお客さんが立て込み、いいことだけど疲れました。ううむ、もう七月か。来週は田んぼの消毒と大事な会が重なったぞ。さて、どうすべえ。
6月25日
更新が一日遅れになったけど、何事もなく無事です。まあ、ここがしばらく動かなくなったら何事かあったと思って下さい。土曜日は群馬詩人クラブの二つの会議。Kクンがやってきたけど、すぐに帰った。午後は詩人クラブの貸し切り状態だけど、これでいい。夜は「土曜会」。昼間から居残りの井上敬二に、飯島章、井田秀樹という、いつものメンバー。出たばかりの井上優詩集「生まれ来る季節のために」を肴に飲む。クリスチャン詩人の処女詩集。育ちの良さに加えて、英国遊学も長く、それが生活感の薄いピュアな精神を輝かせてる。「榛名まほろば出版」の最新刊の詩集です。さあ、今すぐ書店でご注文を。例によって午前二時過ぎまで。ふらふらと帰宅して爆睡。日曜日は小雨模様。午前中、父と必要があって長時間話す。耳が遠いので大声で話さなければならない。けっこう疲れる。群馬の人は、どうも話し声が大きい。おまけに口汚い挨拶が親しさの表れみたいになっていて、例えば「おおい、てめえ生きてたか、この野郎」「なんでぇ、馬鹿野郎、そっちこそ元気げえじゃあねえか」と、まあ、これを大声でやるもんですから、確かに喧嘩してるみたいに聞こる。夜はまた、ちょっと制御しにくい酔っぱらいさんのお相手。とにかく帰って寝なきゃ。
6月17日
今日の新聞や昨日のテレビニュースで、当榛東村の花火工場爆発事故が報じられている。16日の午前3時頃のことらしいけど、おれは熟睡していて気がつかなかった。ミサイルか飛行機が墜ちたような爆発だったと、お客さんから聞いた。寝入りばなとはいえ、こんなに鈍感になってる自分が情けない。怪我人も少なく、爆発事故としては大惨事は免れたというところか。いや、被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。田植えに使った苗箱を返却したり、仕入れに回ったり、ついでに「夏の山野草展」をのぞいたり。開店前の午前中に済ませておかねばならないことがけっこうある。今月は辞めたばかりのカミさんに、一ケ月限定の臨時教員の話があって、断り切れずにまた学校に行ってる。カミさんが居るものと思って来る人もいて、それは間違いではありません。まあ、当方にもいろいろ事情があるということです。予約がなければ日曜の夜は閑。じっくりとプロ野球・交流戦を観てたら、Tっちゃんが来た。Tっちゃんは耳が遠いのに話し好き。話題もあちこちに飛びます。いや、閑な夜の大事なお客様です。えっ、聞こえないの。あのねえ。あれ、野球中継が終わっちゃったよ。あっ、Tちゃん、お帰りですか。ありがとうございました。
6月10日
ふう、なんとか後片づけが済んだ。〇時過ぎか。ひとつ宴会が入っていて、余裕で準備してたら18人という団体が入ってきた。カミさんと顔を見合わせたけど、知ってる人たちだし、なんとかなるさ。さあ、奥へどうぞう。一挙に32人前の料理を作ることに。予約の組が1時間ほど遅れたのも好都合だった。さすがに忙しいけど、こういうときにやっとかないと帳尻が合わないからね。今日は(もう昨日だけど)現代詩人会の3賞授賞式だった。小長谷清実さんが現代詩人賞、斎田朋雄さんが先達詩人表彰ということで、行くつもりだったんだけど、予約を断りきれませんでした。ごめんなさい。何人もの顔が頭に浮かびます。本当は、商売を優先しなくてもいいんだけど、貧乏性なんだよなあ。このところ連日の雷雨。近所に落雷もあったとか。子どもの頃、目の前の家が落雷で全焼するのを見た。豪雨なのに燃えちゃうんだから凄いものだよ。それ以来、雷には神経質になってる。明日は(もう今日だけど)日本詩人クラブの長野大会の帰りに村山精二、水島美津江、田中眞由美さんたちが寄る予定。定休日だけど、もちろん大歓迎です。さて、帰って一杯やるか。
6月3日
まほろば句会報告から。「野面からの風を繋ぎし扇風機」りょう。これが一等賞ですが、3点ですから高得点とは言えませんね。「未生の姉と扇風機の前後ろ」浩司。よく分かんない句だなあ。「扇風機雲へ向けるよなこの非力」睦士。これ、おれの特選です。いいよお、睦っちゃん。「薔薇を見し目に本降りのここちよし」れん。実景の強さがありますね。「手品師の薄き笑顔や赤薔薇」あんこ。トランプマンのイメージか、という声あり。これら2点句が6句、1点句が15句もあるという珍しい結果。うーん、粒揃いだったのか、秀句が少なかったのか。「扇風機廻る重き夜の『走れメロス』」まひる。これ、浩司かと思って外したら、なんと初参加のカミさんの句でした。まひる、と号することにしたそうです。よろしく。「薔薇咲けり午前の庭に誰か来る」智水。浩司から1点。よしよし。全体的には全句入選のりょうさんがトップ。睦士も特選2句とスランプ脱出。浩司も今回は一発狙いから実力発揮の3句入選。初参加のカミさんも2句入選で、すっかりその気に。めでたしめでたし。土曜日は「銀曜日」ご一行が来館。藤富保男さんのカルチャーセンターが母体の詩誌。代表の殿岡秀秋さんは、なんと大学の同窓生。一昨年の現代詩人会の忘年会で30数年ぶりに再会を果たしのだった。そのときの約束を実現しての訪問というわけ。なんと、同じく同窓の鈴木悦男クンも一緒とあって、御大の藤富さんへの挨拶が後になっちゃった。失礼しました、ようこそ「まほろば」へ。宮島智子、浜名節子、丸山由木子、萌沢呂美、関口フサさんの女性陣を加え、総勢8人。先ずは、ぞろぞろと野道をご案内。昼食後は、勉強会。藤富さんの出演したビデオを熱心に鑑賞。それでは、「やすらぎの湯」にご案内します。皆さんを送っておいて、パーティーの準備。風呂上がりに記念撮影をしておきましょうね。並んで、並んで、はい、にっこり。民宿のお迎えが来るまで、さあ飲みましょうか。藤富さんのお話を伺いながらもつい同窓会をしてしまうボクたち。あれ、もう民宿のお迎えが来ちゃった。今朝は「富弘美術館」へ行くコースということで、その方面に詳しい井田秀樹の車をお願いしてあった。民宿に迎えにいって「まほろば」でコーヒー。2台の車で出発。鈴木クンと道中、休み無しに昔話。まあ、しかしこの二人にこんな歳になって再会するとは思わなかったよ。渡瀬渓谷の奥にある「富弘美術館」は、特A級の観光スポット。そりゃあ少しは反省しますが、比べられても困ります。楽しい土、日でした。藤富さん、殿岡、鈴木クン、女性の皆さん、ありがとうございました。あっ、井田ちゃん、お世話様。それじゃあ、おれたちは「まほろば」へ戻ろうか。コーヒー奢るよ。
5月27日
土曜日は「群馬詩人クラブ50周年記念誌」の編集会議。懐かしい県内詩誌の名前を確認したり、執筆者の人選など。真面目にやってるけど、堅苦しい会議じゃありません。あれ、名月堂がやってきた。いいよ、いいよ、カウンターが空いてるよ。終わってから関口将夫さんとボソボソとうわさ話。夜は「土曜会」。飯島章と井田秀樹だけ。まあ、こういう日もあります。深夜2時まで詩の話で飽きることなし。異常といえば異常でしょうね。あっ、そろそろ寝る?ちょっと、みんな酒量が落ちてきたかなあ。今日は開店と同時に団体のお客さん。仕込み前だったから慌てちゃったよ。ありがとうございました。昨日から強風。黄砂で山も街も霞がかかったよう。ついでに、大気汚染物質も運ばれてくるらしく、光化学スモッグ注意報がでたということで、晴天なのに小学校の運動会が中止になったというニュース。ん?今頃運動会やるところがあるんだね。ご近所つきあいは難しい。プロ野球は交流戦。セ側は興行収入が減ると言って消極的らしく、今年から12試合減だという。セ・バの対戦成績が一方的になると、止めべえ、なんて言いだすんだろうな。みなさん、分かりましたね。やはり、パリーグの方が強いんです。夜になっても風が止まない。さあ、明日は田植えだ。
5月20日
法事でさいたま市まで行ってきた。高崎線から京浜東北線。このところ東京方面へは高速バスを利用してたので、電車は久しぶり。あれえ、高崎駅の改札の位置が変わったなあ。ふうん、普通電車にもグリーン車両があるのか。湘南ラインは知ってたけど、倉賀野から八高線へ乗れたっけなあ。と、まあ頻繁に利用してた頃とはJRも様子が違ってるのに改めて気付いたよ。大宮まで新幹線を利用するのが最速だけど、そんなにあわてる必要はない。日曜日の朝の各駅停車もいいものさ。従姉妹とは、こんな時以外は疎遠だけど、それなりの歴史はある。彼女たちにとっては、おれは田舎の親戚の一人だ。午後3時半には、高崎駅に戻っていた。カミさんに迎えにきてもらって帰宅。まだ陽は高い。そのまま「まほろば」を開けた。毎日来るKクンが新しい詩を書いて持ってきた。人の詩に何か言うのが辛い日もある。Kクンは不満そうだ。書きたいものを書いたんだから、それでよかんべ。そう、その通りさ、Kくん。
5月13日
「ポエトリーステージ」報告。中澤睦士の運転で五月の妖精のように片岡直子さんはやってきた。この時期、いつも何かの行事と重なるのは仕方のない事。翌日には前橋文学館で「朔太郎忌」があり、わが「詩作教室」の皆さんは「山野草の会」とかけもちで、その「夏の山草展」の初日ということで全員欠席。まあ、こういう事情もあって、いつもより少なめの参加者20人となった。と、書きつつ、いつもと違う微妙な反応を感じていたのも事実だった。意識的な無反応、とでも言いたい空気だね。片岡さんと言えば「文學界」に掲載された論考「インスピレーションの範囲ー小池昌代さんの『創作』をめぐって」以来、微妙な騒動の渦中にいる人だ。たまたま面識があったので、直接お話が聞ければ、とお招きしたのだった。この論考については、賛否は分かれても、現在最も注目すべき問題のひとつである、と私は考えていた。注意深く書きます。そのことを中心に、という思いはあったが片岡さんの意向を尊重することで打ち合わせを済ませた。片岡さんの見知った県内詩人が何人か参加してくれたこともあってか、いい感じで開演となった。ためらいがちに、この論考のことについてお話するのは初めてですが、と、切り出した。もちろん、参加した詩人たちもそれを待ち望んでいた。それは長い煩悶の果てに書かれたものであること、更につぶさな検証を重ねたこと、何よりもまだ名乗らない複数の人たちの教授に支えられていることなど。努めて冷静に話し始めた。ともすれば、批判する方が冷徹な印象を与えるが、五月の妖精のように、と書いたのは皮肉でもなんでもない。参加者も関心があればこその人たちとあって、いつにない緊張感に包まれていた。事は『創作』の問題だ。どちらの側に付いても自らが『創作』に拘わっている限り自らの問題として応えなければならない。おそらく、この問題の微妙さはここにある。小池昌代さんからの反論はいまだに無いようだ。反論しないことによって防御を固めているようにも見える。あたかも、もともと大した問題ではない、ということになるのを待っているかのように。懇親会にも半数の人が残り和やかな時を過ごした。いままでにも増して充実した会になったことが嬉しい。片岡さん、ありがとうございました。今日も「まほろば」は先週順延された野球大会の慰労会で大忙し。明日もひとつ入ってる。やるときはやっとかないとね。
5月6日
今回から日曜日更新とします。たいした理由はありません。GWも今日で終わり。皆さん、明日からまたお仕事ですね。このごろの天気予報はよく当たる。今日は地域の野球大会で、その慰労会の予約が入ってた。予報通りだと日中から夜にかけて本降りになる。ちょっと村の総合グランドまで偵察に行こう。どうやら試合はやってるけど、雨脚が強くなってきたなあ。「まほろば」に戻って仕入れのメモを取り始めたらお客さん。ほどなく、幹事さんから野球大会中止の連絡が入った。いいタイミングだったよ。GWはお客さんの顔ぶれが変わる。常連さんはお出かけでパッタリ。逆にお出かけしてきた遠来のお客さんが何組か。こういうお客さんは嬉しいものです。できればもう少し来て欲しいなあ、と思う今日この頃です。夕方、お出かけしていた常連さんが勢揃い。Sさんのお土産は、2時間も並んで買ってきたという東京で評判のドーナッツ。頂いておいて言うのもナンですが、甘過ぎません?そうねえ、ちょっとねえ。いかにもアメリカの味という感じだね。これがブレイクしてるということは、いよいよ日本人のアメリカ人化も最終段階に入ったということかしら。民族と味覚の共通性について、ふと思いを巡らせたけど、的外れだったかしらね。今度の土曜日は「ポエトリーステージ」です。お忘れなくお出かけ下さい。
4月30日
「まほろば句会」報告。「子猫来るときどき斜めときどきワルツ」浩司。なんじゃこりゃあ、という面白さ。ももちどり掲示板でも特選二つで、全員から激賞という栄誉。ところが、他の3句は全くの選外というのが浩司らしいところ。「葱坊主みんな朝寝の日曜日」れん。良く分かりますね。うちのカミさんの特選もあって2等賞。「海光に消える船団日永し」りょう。浩司の特選とれん師匠の選。ううむ、格調高いですね。「菜種梅雨田舎の時計遅れてら」智水。実景じゃありませんけど、いいんです。「ふうわりと風抱くような花曇り」睦士。お師匠さんの特選でなんとか面目を保ったけど、睦っちゃん、スランプ。「土曜会」は、飯島、井田、野口、井上という顔ぶれ。この日届いた「現代詩手帖」5月号に「二十一年間の沈黙」と題した片岡直子さんの論考が掲載された。当然、それを巡っての話が中心になる。お手本をなぞるように書いたとして、それよりもいい詩を作れば、それも詩作法のひとつなのか、ということだね。今度の「ポエトリーステージ」で、片岡さんがどんなことを喋るか、ますます楽しみになったよ。定休日だけどGW中ということで開けてる。誰も来ないなあ。山菜採りに行こうよ、とカミさん。その方が賢明かしらね。
4月23日
松坂先発のレッドソックス・ヤンキース戦をBSハイビジョンで観る。ピリっとしない立ち上がりにイライラ。前評判通りの活躍を期待される方も辛いだろうけど、小刻みに失点を重ねる姿は観てて面白くない。とりあえず犬の散歩に行かねば。午前中は明るい農村をするのだ、というカミさんの指令で近くの種苗店に野菜の苗を買いに行く。食材用のピーマン、トマト、レタスなど。おれ、農業経営者なのに畑仕事は全くしてこなかった。八木幹夫さんなどは、都市部で畑を借りてまで野菜作りに励んでるというのに、日本農業を担う者がこれでは申し訳ない、とちょっとだけ思う。カミさんは、何故かこういう仕事が大好き。ネットで試合経過を確認。レッドソックスが4者連続ホームランで逆転。へえ、3連発でもすげえのになあ。農作業を終えて、松坂のヨタヨタ勝利を確認。他店の料理研究も必要。前橋のレストランでランチをしてから仕入れに回る。妙に不自然な車の流れに巻き込まれる日。こういうときは安全運転に限る。木の芽時ってやつかしら。何か考えながら走ってるとしか思えないノロノロ車が何台も。いよいよGW。「まほろば」にもおでかけ下さいね。
4月16日
土曜日は地域の写真クラブの食事会。犬の予防注射の日だけど、こちらの準備が優先。一般のお客さんも入って、大忙しのお昼だった。皆引けて、ふっと時間の空いた2時過ぎ。そうだ、まだ予防注射に間に合う。貼り紙をしてカミさんと2頭の犬を連れていった。まあ、このわずかな時間に来ちゃうお客さんもいます。ごめんなさい。晴れて気温の上がった日曜日。自衛隊第12旅団の桜祭り。たまには覗いてみようかと思っていたけど、食材が足りない。聖宮神社の春祭の人出を横目に仕入れに走る。定休日の今日は、詩作教室の食事会。いつもバタバタしてお客さんに手伝ってもらう状態だったけど、カミさんが入って、ようやく作る人、運ぶ人という普通の状態になったみたい。食後の合評会も活発な意見交換があって盛り上がる。Kさんの詩は、最近見かける気品のある猫と暮らすホームレスが題材。そのホームレスもなかなか立派な雰囲気を持っているとか。ふんふん、と一同興味津々。確かにホームレスにも品格はあって然るべきだ。格差社会というけれど、そういう現状を追認するだけで、では、どういう社会を目指すのかという議論が無い。一億総中流では面白くなかったのか?たぶん、そうだったのだ。
4月9日
「まほろば句会」報告がありませんでしたねえ。なんて、睦ちゃんに言われちゃったよ。そうだ、先週はいろいろあって、パソコンも具合が悪かったりで、すっかり落としちゃったよ。睦ちゃん、いいところへ来たね。と、いうわけでパソコンを診てもらった。で、その後の結果だけど、やっぱりあのフリーソフトのせいだったね。見違えるような動きを取り戻したよ。土曜日は先週の仕切直しの宴会。日曜日は急遽、少年野球のお父さんたちで大賑わい。まだカミさんに店番は無理。「あすなろ忌」に行くことになってたけど、無断欠席になってしまった。関係者の皆さん、ごめんなさい。統一地方選挙の投開票が行われたけど、わが選挙区は無投票決着。なんだか嫌な感じの政治の流れは変わらないねえ。定休日の今日は、小中学校の入学式。桜が満開。当人はサバサバしてるけど、入学式に家にいるカミさんは初めてなので、家族の方が戸惑うよ。カミさんと仕入れに回る。何かと1台では不都合なので、ビスタ搭載のノートパソコンを買ってきた。XPでもいいかと思ってたけど、もう置いてなかったよ。ついでに周辺機器で、ワープロ用2DDも読み取れるというディスクドライブを買ってきた。本当はこれの方が関心がある。ワープロ本体は壊れちゃってて、大量の登録済み2DDフロッピーが残ってる。期待通りになりますか、どうか。さあて、箱を開けるぞお。
4月2日
週末は宴会の連続で大忙し。土曜日はカミさんも都合がつかず、34人の昼食会を同業のTさんに応援してもらった。この日は夜も1組入っていたので、昼食会終了後その分の買い出しに走った。帰途、見上げると黒煙が立ちのぼってる。近付くほどに自宅の方向から明らかに火災の煙。午後4時頃という不自然な時間帯だが、火炎に包まれているHさん宅が見えた。発見、通報が遅れたらしく、既に手が付けられない状態。昼火事は凄まじいものだ。夜の宴会は地域の役員さんの集まりだったので、やはりキャンセルの連絡が入った。そりゃそうだよ。4月1日。県内の学校教職員の異動が新聞に掲載される。カミさんの31年間の教員生活が終わった。4年ほど早い自主退職。ほとんど天職のように仕事をしてきたカミさんにとっても、学校現場の荒廃は耐えきれないものになっているらしい。まあ、これからは夫婦でのんびりと「まほろば」をやります。よろしく。定休日の今日はカミさんの実家へ退職の報告。夜は家族で近所の中華料理屋さんにでかけ、ささやかな退職慰労会。パソコンが原因不明のフリーズを繰り返してる。Meはもう古いよなあ。更新が遅くなりました。えい。
3月26日
土曜日は地域の皆さんの会と「土曜会」で大忙し。この時期は様々な団体の宴会予約が入る。お客様は回遊魚みたいなものですから、毎度アテにはできませんが、おかげさまで今度の週末も三つ入ってる。さて、どう乗り切ろうかな。センバツ高校野球開幕。プロ野球もパ・リーグが開幕した。それなりに楽しんでるけど、年々わくわく感が薄れてきた。老化現象かしらねえ。今日は「詩作教室」。えらそうに指導してるわけじゃないよ。むしろ、真剣に読ませてもらうことで、おれのなかの詩意識を確認させてもらってる感じだね。終了後、仕入れに前橋へ。必要な食材がうまく手に入る日と、そうでない日がある。今日は肝心の食材が品切れ。これが無いと週末のメニューに影響するので注文しておく。ちょっと一品だけと寄った店では、にんにくだけど、高いなあ。買わずにいつものスーパーへ。あれれ、工事渋滞につかまっちゃたよ。わずか数十円の違いなんだけど、こうして余分な品物を買ったり、貴重な時間を潰したりするのです。ウィルス検知ソフトを入れたら、真面目にパトロールしてくれるのはいいけど、動きが鈍くなったみたい。ったく、もう。
3月19日
一倉嘉緒・木彫展は大盛況。はっきり言って、二日間で150人以上の来場者というのは「まほろば」始まって以来のことじゃないかしら。本業は葡萄農家ということで、一族や関係者が盛り立ててくれた面もあったけど、真面目な良い作品展だったよ。もともと、去年亡くなった芹沢黙々さんなどと一緒にやってた人だからね。縁はあったわけです。それにしても、コーヒー出してるだけで、こんなに疲れたことはなかったぜ。来てくれた皆さん、手伝ってくれたYさん、作家のご家族、奥さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。今日は朝から撤収作業。こういう後は、ついでに大掃除。ようやく元通りに戻して、一服していたら和尚さんがやってきた。そういえば、和尚さんの母堂の葬儀もあって、参列させていただいたんだった。お寺さんの葬儀というのは荘厳だねえ。10人以上の坊さんの声明に続いて和讃の合唱が本堂に響いて、なんだかコンサート会場に居るようだったよ。なんでもイベントの始末は大変です。和尚さんとそんな内輪話をしながらコーヒー。あれれ、もう夕方だよ。さっと銭湯代わりに温泉に行こうと思ってるんだけど、もう少し時間がかかりそう。
3月12日
土曜日は臨時休業。カミさんのつきあいで横浜へ。横浜港周遊のクルージングランチ?といった日帰り旅行だね。山下公園と大さんばしかあ・・・。学生時代に飲み屋のヨタ話を真に受けて貨物船のバイトをしながら世界旅行ができるということで、すっかりその気になって、ここまでやってきた仲間がいた。来てはみたものの、やはり、そんな船はいなかったというお話だけどね。風も弱く、のどかな海の上。たまにはこんな時間もいいね。日曜日は急に冷え込んで真冬に逆戻り。風邪か花粉症か分からないくしゃみを連発。土曜日の埋め合わせみたいに、今日は一族の懇親会。庚申祭りというやつだけど、いまどきこんなことやってるのは珍しいよ。各家で持ち回りだったんだけど、嫁さんたちの反乱で消滅してた。ならばウチの店でやれば問題あるめえ、となって復活したってわけ。ちょっと飲み過ぎたなあ。あれ、0時過ぎちゃったよ。
3月5日
「よしだよしこ・ひな祭りライブ」から。この日はおれの誕生日、よしこさんも5日が誕生日。おれ56歳、よしこさんはいくつかな?よしこさんは高速バスでやってきた。新宿始発の一番バスは満員状態だったとか。このバスがなくなるとウチは困るので、満員というのはいいことです。よしこさんも4度目とあって奥の座敷でリラックス。まあ、イベントはいつも大変ですが、当日参加に恵まれて30人という入り。東松山の蚕屋さんなど、よしこさんファンも駆けつけてくれました。アンコールで2曲というノリノリでお開き。よしこさん、翌日は前橋市主催の「カバコン2007」というフォークソングのカバーズ・コンテストの審査員のお仕事が入ってました。で、打ち上げも盛大にほどよいお時刻に終了。カミさんと後片づけをして帰宅したのが1時ですから早仕舞いの方でしたね。翌朝、よしこさんは迎えにきた担当の職員さんと前橋へ。よしこさん、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。今日はイベント疲れでパワーが出ない。全国各地で大荒れの天気らしいけど、こちらはとても静か。一雨欲しいくらいなのに午後になってお湿り程度の雨がパラパラ。病気見舞い一件。快気祝いを忘れるなよ。仕入れに回って帰ってきた。確定申告、次のイベントの準備、粛々と生き抜かねばならぬ。
2月26日
「まほろば句会」報告。「朝粥に落とす卵や遠雪崩」良。この方はれん師匠のお友達の俳人です。投句のみの参加でいつも高得点を取られます。「鶯の二声今日は働かぬ」「初音かやざっくりと本読みをれば」良。この三句で合計11点ゲット。参りました。「雪崩前花々激しく沈黙す」睦士。この夜は地道に4句4点ですが「ももちどり」ではまたしても復活評価。「梅白く菜食主義の鰐眠る」浩司。らしい句ですが、みんな慣れてきたかも。「大鍋の底に束子や初音せり」れん。束子(たわし)が読めませんでした。「日向猫耳と尾で聴く初音かな」智水。ううむ、付きすぎだったかしらねえ。先日、短歌をあちこちに投稿してるというお客さんがふらりとやってきた。俳句や短歌というわが国の伝統詩を前にすると詩は、特に現代詩は旗色が悪いですねえ。なにしろ敵は圧倒的な勢力ですから、何故現代詩であらねばならぬか、という急所を極自然に突いてまいります。ポストモダン以前からわが国の詩は、常に優雅な伝統詩の圧力を受けていたわけですが、ここへきて完全にアイデンティティを失ったように見えますね。おれがこんなこと書いちゃいけません。まあ、どんな現状であれ世界と対峙できる詩を書き続けるしかないと思いますね。週末は「よしだよしこ・ひな祭りライブ」です。おでかけ下さい。
2月19日
日曜日は森林組合の総会。もう役員じゃないのでお気楽組合員。今年の記念品はテンガだったよ。手鍬のことだけど、畑仕事に使う最も基本的な農具だね。たぶん各地で様々な呼び名がついてるんだろうな。これを使えるかどうかで農家の出であるかないかは判る。え、おれ?もちろん、見事な腰つきで使えちゃうんだよなあ。この辺りの農家はほとんど兼業農家で、主力は爺さん婆さん。息子夫婦はサラリーマンという家族構成。そのお嫁さんたちにはテンガは不評でした。乗用車で持ち帰るには危険な輝きを放つ鍬先だし、長物だしね。榛名まほろば出版の本が出た。今度は写真集。著者のTON TONさんはシャイな女性というだけで、後は秘密にしてね、ということです。トイカメラのやわらかい写真に短い言葉を添えた本。「素顔花花」という書名です。買ってあげて下さい。今日は詩作教室。ちょっと合評形式を変えてみたいということで、それぞれが存分に意見を出し合えたようです。いい緊張感がありましたね。ネット上で詩誌名を公開しないように、という詩誌があります。今回もいただきましたが載せてありません。それから、誤記について訂正を求める連絡もあります。こちらは訂正してお詫びするばかりです。その他、無礼、失礼もあろうかと思います。お許しを。
2月12日
日曜日は隣の公民館で志ん朝さんの講演会。「笑って健康 長生きを」という演題。当の志ん朝さんが出番前に顔を出した。団扇に志ん朝シールを貼って応援予定の奥様たちもやってきて、このペンライトも振るからね、とプレッシャーをかける。開演前にはお客さんも引けたので、畦道を歩いておれも応援に。あらら、満席ですね。村の行事ですから心配することはありませんでした。さあ、団扇にペンライトで応援。たっぷり1時間半の熱演は、いいとこばかりの枕ネタ。まあ、これでいいのです。ちゃんと落語が聴きたかったらウチの落語会に来て下さいね。ギャラと観客の入りで力の入れ具合は違います。これは、当然ですね。しっかりと努めて無事閉宴。畦道をとって返して店を開けました。流れのお客さんが少しあって、志ん朝さんを囲んでお疲れ様。振り替え休日の今日、生ゴミ処理ボックスの配置換え。そこへ井田秀樹がやってきた。あっ、いいよ開けるよ。タイミング良く、久しぶりに宮下洋二さんが子供連れでやってきた。娘の宮下木花ちゃんは、銀の鈴社から「ひとしずくのなみだ」という童話集を出したばかり。木花ちゃん、まだ11歳だぜ。天才少女かもね。お父さんも詩人、童話作家、小説家としてのキャリア十分だけど、娘に負けないようにね。彼らが帰ったので、素早く閉店。予定の作業を終えて、カミさんとカミさんの実家へ。義弟夫婦が海外旅行中で、86歳の義父が一人で留守番というわけ。一緒に小野上温泉へ。ほんと、ここはいい湯です。勧め上手の義父に注がれてビール3本。
2月5日
まだ東京で初雪が観測されていないらしい。そういえば榛東村もこの冬は積雪〇だな。利根、吾妻の吹っ越しがちらついた日はあったけど、まともな雪は降ってないぜ。テレビの言うことだから嘘かも知れないけど、地球の温暖化は加速度的に進んでるらしいね。そうかといって、どこの国も経済活動を縮小するなんてことはないだろうから、そのうちとんでもない天変地異にお目にかかれるかも知れないね。楽しみだよ。今日は定休日。留守電に書店から注文が入ってた。早速納品の準備。そうだ、ついでに群馬詩人クラブの詩画展を覗こう。温暖化現象と思えば薄気味の悪い暖かい日。窓を開けて走って丁度良い陽気。納品を済ませてユーホールへ。けっこう賑やかだね。ここは画家でもある関口将夫・詩人クラブ代表幹事の縄張り。やあ、ご苦労さまです。おれは出品しなかったけど、みんな手慣れてきたなあ。前橋に回って煥乎堂の「あさひはつこ・絵本原画展」を覗く。2Fの分かりにくいコーナーだけど「うふっ」がずらりと並んでた。みなさん、是非立ち寄って絵本を買いましょう。まほろば出版の詩集は郷土出版コーナーにありました。睦っちゃんのは目立ってたけど、おれのは目立ってない。ちょこちょこと直しておきました。ぐるりと市内を散歩。ひどいなあ、まさにゴーストタウンだよ。往時を知ってる者としては悲惨の一語だね。駐車料金100円。こうなる前にこの値段にすべきだったと思うけど、もう遅いね。仕入れに回ってまほろばへ。留守電1本。これはめんどうな件。
1月29日
「まほろば句会」はいつもの3人に投句2人。「日脚伸ぶスクーターのオイル入れ換える」浩司。スクーターってのがいいと思いません?そろそろ風を切って走りだそうかという気分ですね。「霜枯のアロエの鉢を抱えをり」れん。ううむ、アロエに対する認識不足でおれは採らなかったけど、高得点でした。「雪道に劇団の列日脚伸ぶ」睦士。季重なりでは・・・、と思ったのですが、採ったのはれん師匠。睦っちゃん、今回は不調。が、しかし、「ももちどり・掲示板」では欠席投句の俳人2人が、この日無点句の「霜枯や土の光に咳ふたつ」を激賞。よかったね。「霜枯やさかな屋死す朝餉かな」智水。浩司から1点。してやったり。木曜、金曜と食事会が続いて、土曜日は落語会。志ん朝さん、来月も当村のイベントにご出演。そちらは村が席亭さんですから無料です。こころなしか村内の参加者が少なかったですねえ。その分、村外の参加者にフォローしていただいたと言う感じですね。皆さん、ありがとうございました。ところで、志ん朝さん。志ん朝改め、立川朝志として東京の高座にも進出するそうです。応援、よろしくお願いします。閉宴後、打ち上げと新年会。井田、飯島が合流して深夜まで。定休日の今日こそ床屋さんへ。帰り道なのでショッピングセンターへ寄る。吾妻ひでお「失踪日記」ゲット。ちょっと遅ればせながら「国家の品格」も。レタスが高い。そうだ、酪菜館の方が安い。と思って寄ったら売り切れてた。こんなもんだよなあ。
1月22日
詩人の木村和夫さんは気功の先生でもある。近くに用事があるということで時折立ち寄ってくれる。気合いを入れてもらった。マッサージじゃないから痛い。足の先から頭のてっぺんまで気を通したという。ううむ、効いたような・・・。まあ、しかし気持ちは大事です。前を向いて行きましょう。今日は「詩作教室」。思うところあって、自分自身は詩作を控えてる。今年はまっさらな気持ちで人様の詩を読もうと思ってます。と、年頭のご挨拶をしました。「現代詩手帖」1月号で、瀬尾育生と稲川方人が「各論の並置、統覚の放棄」ということを言ってる。各論が優先され、総論が(意図的に)消されているという認識には、はたと膝を打ったね。なあるほど、巧く言うなあ。大きな問題は言いなさんな、これっぽっちのことも分からねえのに、という気配だね。こういうのがあまねく社会全体を覆っていて、わりと信頼してた人たちからも感じられようになっちゃった。自己中心的ということが、あったりまえじゃん、ということになってる。確かにこれ、おれたちの世代が育んできたものかもしれないなあ。でもね、と、ここからが迫力に欠ける。大きな問題は放棄しちゃっていいの?それって、単なる思考停止じゃなのかなあ。あっ、堅苦しくなっちゃったかな。そうそう、今週は志ん朝さんの落語会だった。ちゃんと笑いも用意してあります。お出掛け下さいな。テンテケテケテケッテンテン。
1月15日
14日は辻征夫さんの命日。このパソコンの置いてある壁面には辻さんの写真が並んでる。おれのやってることの一部始終を見られてるというわけだ。そう思うと身が縮みます。ううむ、まだまだだよなあ、トミよ。はい、反省してます。人は死ぬ。今日は同級生の弟の葬儀。若いときの豪快なイメージがあったから寂しいね。小正月ということで、母を実家に車で送る。上がり込んでご挨拶。おっと、ヘビースモーカーだった叔父もついにドクターストップだった。何かを諦めないと生きていられないようになるんだな。ちえっ、おれもそろそろか。母を置いて前橋へ。「群馬NOMOグループ展」を覗く。1960年代末から1970年代始めに活発に活動した後、休止中という群馬の現代美術グループ。ウチのオブジェでお馴染みの加藤アキラさんや、昨年亡くなった杜忠然こと、芹沢栄三さんなどが所属してる。新旧の混じった展示だけど、時代の雰囲気が伝わるねえ。加藤さんもいたし、賑やかな時間帯に立ち寄れたのは有意義だったよ。仕入れに回って「まほろば」へ。ちょっと日が延びたかしら。でも、これからが寒いんだよなあ。
1月8日
早や、七草。例年通りのような、そうでないようなお正月。何か前向きでないと表現する価値がないような生きているということ。近くに大規模ショッピングセンターが開店したのは、昨年の9月だった。日常生活には関係ないので混んでいるところにわざわざ行きたいとも思わなかった。好奇心が薄れたのも事実で、もう自分の生き死にの他に深刻な問題は無いだろうという、なげやりな気分にもなっている。カミさんと二人で車で数分の、そのショッピングセンターに行ってみた。いずれ、近所の若奥様たちに違いないのだが、まあ、なんと賑やかでファッショナブルなことか。カミさんが訊ねた店員は教え子だったという確かなローカル性はあるものの、マニアックな店舗を発見したのは嬉しかったね。なんと、花輪和一のマンガをゲット。後期ガロ系のマンガ家と言ってもいいこの人は、なんともおどろおどろしい作風で、ユズキカズとともに大好きなマンガ家の一人だ。で、この人、懲役をくらったんだけど、その詳細を知りたいと思ってた。その辺りを題材にしたマンガを含む3冊ゲット。なあるほどなあ。この店、ヘンな書籍が一杯。早速、まほろば出版を売り込んでおく。定休日の今日は、カミさんと佐野のアウトレットモールへ。いい買い物が出来ました。もう、おらあ趣味の余生まっしぐらで行くぜ。

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