まほろば日誌11

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11月30日
まほろば句会報告。出席、れん、みすず、睦士、まひる、智水。欠席投句、園子、あんこ、良。「再検の通知は二通障子貼る」まひる。これ一等賞。よかったね。「白障子開け月光の部屋となり」れん。そうですね。よく分かります。「寝過ごした朝日の障子金色に」みすず。これ、智水の特選です。鮮やかに情景が浮かんできますねえ。「雪音を透かし聞き入る障子かな」睦士。透かしがよく分かんねけど、雰囲気で一点。「障子閉め言い争いを再開す」園子。カミさんの句かとおもいきや本人が特選に。思い当たるフシのあるボクとしては避けました。「覚めし夢繋いでをりぬ白障子」良。これもいいですね。もちろん、智水一点。「セーターの数学教師海の町」あんこ。ううむ、海の町がちょっとねえ。「セーターの南雲先生ヒステリー」智水。おかげさまで、こちらの方が目立ったようで。はて、浩司クン、またしても連絡無し。事務屋さんとしては繁忙期だからねえ。土曜日は宴会二つと土曜会。なんとか忘年会シーズンらしくなってきた。それにしても景気の良い話は、ひとっつも聞かない。実感としても最悪だね。でっかい嵐が近付いてくるような嫌な感じ。明日から師走。
11月23日
日録風に。火曜日、群馬中央病院。胃の組織検査の結果を聞く。胃潰瘍の薬、二ヶ月分。水曜日、群馬中央病院。昼まで大腸内視鏡検査のため下剤2リットル飲む。精検3人の最後。モニターを見ながら終了。治療の必要もない大腸炎のみ。帰宅してカミさんに報告。この夜、禁酒。木曜日、試しにお酒二合。金曜日、控え目にお酒一合。土曜日、群馬詩人クラブ総会。前橋テルサ、12時半、カミさんに送ってもらう。14時、総会。いくつかの議題について質疑あり。ほぼ予定通り終了。15時、秋の詩祭。講師は中上哲夫さん。演題「詩の国群馬の詩人たちと私」。期待通りのお話で、和やかに終了。16時30分、1F「オルヴィエターナ」で懇親パーティー。飲み放題、料理も十分。19時、会場前の「玄海」で二次会。大橋政人、小山和郎はいつもの酔い方。22時、「アップル」で三次会。零時過ぎ、カミさんに迎えにきてもらい帰宅。この夜、ビール、焼酎、ウィスキー、沢山飲む。今日、昨夜テルサに泊まった中上さん、川端進、茂本和宏、伊東唯さん、昼食に寄ってくれた。夜、少し客の入りあり。からっ風、吹き出す。寒くなった。
11月16日
氷雨が降っていて地域の駅伝大会が中止になった。はて、予約を受けていた慰労会も中止かな、と思っていたら、埋め合わせということで6名ほどの会をセットしていただいた。ありがとうございます。仕込みが無駄にならずに済みました。それにしても、なかなか上州らしい冬空にならない。晴れて、からっ風が吹き荒れる季節だが、底冷えの静かな日が多い。袈裟を着たまま友人の和尚さんが寄った。そうだ、両替を頼まなくっちゃ。副業に非ず。お寺さんは小銭が集まる。お互い丁度良いというわけだ。よし、釣り銭問題解決。何故かお客さんの来る時間帯というのがあって、たちまちカウンターは満席に。当然、引けるのも一緒。夜はひっそりと夫婦でミーティング。このごろカミさんは、閑なときにピアノを弾く。このピアノ、先月ひさしぶりに調律をしてもらったばかりだ。流麗な音色とは言えないが、楽器は何もできないおれとしては尊敬する。これからの老人ホームは、身なりはジーンズ、音楽はロック、ジャズという爺さん婆さんの時代になるだろう。待遇改善を要求してストも打つかもしれない。そう考えるとなんだか楽しい。プロ野球ファンとしては、アジアシリーズもしっかり確認。埼玉西武が日本勢連覇のノルマを達成したが、メディアの中継は一部の有料TV以外は一切無し。なんだよ、これ。しょうがないので2chの実況版で見ていた。この大会、盛り上げようという姿勢が感じられないね。さて、帰るか。
11月9日
風邪をひいた。秋の農作業やら、もろもろの疲れが溜まっていたのかもしれない。少しくらい無理しても酒飲んで寝れば回復したものだが、もう、そうはいかないらしい。額に手をあてて、熱があるじゃない!とカミさんが騒ぐ。自分では大丈夫だと思うのだが、ちょっと自信を無くしているので素直に聞いておく。明後日は今井敬二クンの一周忌か。なにはともあれ、健康第一です。みなさんもご自愛のほどを。土曜日は、県詩人クラブの幹事会。今回は特に問題もなく、確認事項中心。予定通り会報の発送作業も済ませて散会。ん、大丈夫だよね。今日は隣の公民館で文化祭。おかげさまで久しぶりの賑わい。ありがとうございました。TVでプロ野球、日本シリーズを観る。4勝3敗で、埼玉西武の勝ち。西武の渡辺久信監督は、群馬、前橋工業出身。まあしかし、当地は圧倒的なGファンの地盤。当の前工(マエコウ)OBも応援姿勢がすっきりしない。おれなんか、とってもすっきり。パリーグ、渡辺、西武勝て。これで、アジアシリーズ4チームのうち、3チームがライオンズということになる。WBCの監督人事など、野球だけでなく、このところ予定調和が成り立たない動きが目立つ。何かが変わろうとしているようで、興味深い。
11月2日
土曜日、カミさんに店番を頼んで前橋文学館へ。第16回萩原朔太郎賞・贈呈式に出席するため。文学館の前の店で紅茶を仕入れる。あれ、久保木宗一さんだ。時間まで話す。入ると清水哲男さんの姿があった。この日は、うっかり「増殖する俳句歳時記」をチェックするのを忘れていた。帰宅してから確認したら、前橋行き、と書いてありましたね。入沢康夫さんもきているというので、ご挨拶。書肆山田の鈴木一民さんや有働薫さんの顔もある。会場は満員。やがて開式。次々と紹介される来賓の顔ぶれが、この賞の性格をよく現している。群馬詩人クラブの位置付けもね。今年の受賞者は鈴木志郎康さん。早くからインターネットで活躍していた詩人なので、何度かメールのやりとりをさせていただいたり、何かの会でお見かけしたりしていたが、ご挨拶は初めて。あわただしい中でのこと、失礼しました。記念講演のタイトルも「詩の表現とWeb」ということで、興味深く拝聴。定刻、盛大な拍手で閉式。散会後の人の動きは様々、メディアの取材を受ける哲男さんに挨拶して駐車場へ。この日、木枯らし一号が吹いた。季節は冬。
10月26日
まほろば句会は欠席者が多く、れん、智水、まひるの三人だけ。こういう日もあります。「ななかまど燃えた立つ山や爪を切る」智水。こんな日でないと一等賞はもらえない。ネット選では点が入らず、ちょっと不満。「バスガイドナナカマド好きと咽せて言う」睦士。新人のバスガイドさんを思い浮かべて特選です。これを含め、智水、今回は全て睦士句を選んでしまった。サービスしすぎだよなあ。「ひつじ田や農夫煙草を咥えおり」まひる。うん、よく景が見える。「ななかまど笑はぬ母に笑いかけ」れん。お師匠さんも体調が優れぬとか。ご自愛下さい。「ひつじ田や家族で通ふ理容店」あんこ。女性陣二人が採りましたが、ううむ、理容店がひっかかりますね。静かに秋雨の降る夜でした。次回は賑やかにやりたいですね。土、日とカミさんは大学のゼミの同窓会。何十年ぶりかしら、と言いながら出かけて行った。土曜会は、飯島章が友人の井上氏(優クンではない)を連れてきた。三枝治も現れて、例によって深夜まで。飲み過ぎたので夜道を歩いて帰宅。今日は地域の宴会がひとつ。二日酔いで調子が出ない。準備しているとお客さん。にわかに忙しくなった。厨房一杯に食材、食器を広げて奮闘。昨夜の井上氏が、家族揃って夕食に来てくれた。全て出し終わった頃、カミさん帰宅。楽しかったかい?うん。よかった、よかった。
10月19日
神様がくれたような一日。風もなく穏やかな定休日だった。昼前から快調に脱穀。籾を取り込んで、後片づけ。少々夜なべ。翌日は午後から小雨というタイミングの良さだった。やれやれ。木曜日のこと。次は籾摺りだと、両親は気を揉む。忙しいなあ。ちょっくら都合を聞きにTさんちへ。丁度、空いてるからということで、急遽籾摺り。はて、こんなにスピーディーな年は珍しい。収穫はやや不作ながら、今年はこんなものという話。機械の都合で餅米は後。大阪の澪標から季刊の商業詩誌「びーぐる」の創刊号が送られてきた。高階杞一、細見和之、山田兼士、四元康祐の四人による編集体制。東京発の商業詩誌というか、全国向けの詩誌の休刊、廃刊が相次いだこともあって、どこかでこういう動きが起こるとは思っていたが、大阪からであったか。創刊記念座談会を読むと、よく情勢を踏まえたうえでの出航のようだ。航海の無事を祈りつつ、いまは船出を讃えたい。今日は、地域の体育蔡。班長さんなので、カミさんは朝から総合グラウンドへ。スポーツの秋か。
10月12日
ようやく秋風。それにしても、ちょっと強いなと思っていたらゴロゴロとまほろばの一部となっている加藤アキラさん制作のブリキのオブジェが駐車場まで転がってきた。たまたま外の様子を見にでたところだったので、おいおい、どこ行くの、と受け止めた。はて、重しのブロックが入れてあったはずだが、元の位置まで戻してみたが無い。不思議だ。ほどなく、自宅にいたカミさんから電話。先週も書いた稲掛けが全部倒れているという知らせ。なんたることか。田んぼに行ってみたら本当だ、見事に全部。それもおれんちのだけじゃないか。やはり、きちんとロープを張っておかないとこうなるんだな。プロの農家としては恥です。しょうがねえ、早く脱穀しちまおうっと。昨日のことですが、その夜は宴会が入っていた。で、今朝のおれはぐるぐると予定が決まらない。夕べは犬の鎖まで切れて、先ずはそれを買ってきて、ついでに籾袋も買わなくちゃ。カミさんは、明日の休みに脱穀すればいいと言うけど、それじゃ間に合わないと、何故か焦りまくるボク。せめて陸稲だけでもと作業開始。自走式脱穀機だが、年に一度しか使わないから同じ過ちをやる。農機具屋さんに電話。こういうのは言い訳するほどバツが悪い。なんでも、みしみて(真面目に)やんねえとね。ちょっと凹んだ。あれ、樋口武二さんだ。丁度、まほろばの看板のある畑での作業だった。あっ、店開けなきゃ。直ぐ行くからね。カミさんに頼んで、とにかく予定の作業だけはこなさなければ。いかん、長編小説になりそうなので止めます。この後、金井裕美子さんも出てくるのですが、淡々とした日誌に戻します。日暮れまで作業。まほろばに戻ってカミさんと交替。食事のお客さんが一組。常連のSさん帰って閉店。
10月5日
お天気と「まほろば」の予定をにらみながら稲刈り。今年から稲掛けで天日乾燥することにした。稲掛け一式、けっこうな出費。まあ、一応農家だから、米くらいは作ろうという決意であります。食料自給率や食の安全などで、農業が見直されているようですが、農家に生まれた者にとっては、何をいまさらということですね。そこいらの家庭菜園を耕すつもりで食料生産を語ってもらいたくないのですよ。いやいや、止めておきましょう。房内はるみさんが「詩と創造賞」を受賞した。その資料を見せていただいたら、もうひとつ組んでいる「現代ポイエーシス賞」の方は八木幹夫さんが受賞している。お二人ともおめでとうございます。明日の定休日も雨の予報。餅米の方も刈っておかないと予定が狂いそうなので、カミさんに店番を頼んで稲刈り。倒れている陸稲は刈りにくい。ね、機械だって素人さんには使いこなすのは難しいのよ。そういえば、Kさんの大型コンバインも作業途中で止まってたなあ。この畑、来年は肥やしを控えべえ。作業を終えて「まほろば」へ。夕方、ちょっと大げさに雨が降ってきた。
9月28日
まほろば句会報告。「その話三回目です月見酒」園子。欠席投句ですが、これ、一等賞。「月光や母の横顔童女めく」みすず。これ、聖女めく、だったのを披講後、童女に。なんだか凡句になったみたい。「鶏頭の赤あか痒きところに手」れん。うーん、浩司クンかと思ったらお師匠さんでしたか。「月見から天文学などひとしきり」睦士。だと思ったよ。「陽を吸って刈田ゆるしのように」浩司。お師匠さんから特選。「コスモスの揺れる小径に猫の居る」智水。動詞がふたっつあるのはダメ、という俳人たちの指摘。はあ、そうですか。なんだか、約束事が辛くなってきたなあ。ちょちょいと捻ったのは、もう通用しないね。まひるさん、今回は多忙を理由に逃走。土曜会は、ひさしぶりに井田秀樹が参加。何が刺激になったのか、二時過ぎなのに、パソコンをカタカタと叩いて執筆開始。おれは寝るぜ。今週は、飯島章詩集「陽なた坂」の書評が二本掲載された。讀賣新聞、文化欄に安藤元雄さんが、上毛新聞には清水哲男さんが、それぞれ好意的な評を寄せてている。版元としても嬉しい。明日は稲刈りの予定なのだが、天気が悪い。台風も来ているし、見合わせるしかあるまい。今、団体さんが帰った。さあ、後片づけだ。
9月21日
月曜日のこと。祭日と定休日が重なったこともあって、千葉マリンスタジアムのデーゲーム、マリーンズ対ホークス戦を観にいった。で、一番の高速バスに乗ろうと近くのバス停へ。はて、時刻表がおかしい。そんなバスは出ていないことになっている。今年の二月には、このバスで出発して成田まで行ったのに。時刻表を読むと、上下一本ずつしか運行していない。下りは、新宿駅新南口発8:30分、上りは、広馬場発14:55分。これのみになってしまったらしい。ううむ、なんたることか。かなしや市場原理主義。仕方がないので、高崎駅まで車で行き、8:46分の高崎線特急に乗った。なんだよ、この特急、快速アーバン並の停車駅じゃないか。もう乗らねえぞ。東京駅の長いホームを京葉線まで。実は、長年のファンでありながら、本拠地球場に行くのは初めてなのだった。もっとも、熱狂的な虎ファンの井田秀樹も甲子園球場に行ったことがないという。来たぜ、おれは。話には聞いていたが、なんたる感動。あの、ロッテ・オリオンズが、こんな人気チームになっているとは、満員のスタンドを実際に見上げるまで信じられなかった。いや、見上げているのに信じられないのだ。ゲームの方も劇的なサヨナラ勝ち。現地で落ち合ったAさん夫妻も、おれの興奮ぶりに呆れていたみたい。とにかく、いい休日だった。今週も予定外の入りがあって大忙し。台風一過とはならず、ぐずついたお天気。そろそろ稲刈りの季節だ。晴れてくれないかなあ。
9月14日
開館十周年記念ポエトリーステージ報告。予約状況は定員を4人超えていた。いつもキャンセルと当日参加で、ほぼ予約の人数辺りに落ち着く。そう踏んで会場準備にかかった。お客様には関係ないが、その人数を収容するスペースを確保するために結構悩む。先ず、観葉植物を初め、普段は気にならないあれこれを全て屋外に出す。今回はパーティー形式なので、料理の仕込みも前倒し。それも60人前。幸い義弟夫婦が手伝いに来てくれた。荒川洋治さんの出迎えには飯島章と三枝治さんを頼んであった。二人がやってきたのは11時。休まず準備をしているのに、忙しくなってきた。受付は今回も中澤睦士。受付後はそのまま飲食できるという手筈。カミさんと義弟夫婦と手分けして駐車場整理、料理出し。客入りが早い。花束もいくつか。ありがとうございます。荒川さん、到着。一気にお客さんが入って来る。隣の公民館の駐車場を利用させていただいたのは正解だった。当日参加が多く、キャンセルが少なかったことで、69名という記録的な入り。パーティー形式では限界だろう。実際、製氷器が間に合わなかった。いよいよ開宴。記録用ビデオとマイクテストの時間がとれなかった。あれ、どこかでハウリング音。満員の皆さんには不手際をお見せしました。荒川さん、ごめんなさい。隣の資料室までお客さんを詰め込んだため普段のマイクだけでは声が通らない。Hさんが便利なピンマイクセットを持ち歩いていて、それをセットしてくれた。助かりました。ありがとう。さて、荒川さんは気合い十分。メディアで活躍する人とあって、巧みに参加者を引き込んでいく。今は散文の時代になっているが、思ってもいないことを伝えることができる散文の機能は怖い。説明が必要なことばの表現は全て詩である。詩は個人の証しであり、そのことは大事なことだ。等々。持論である朗読否定を織り交ぜながら、休憩をはさんで熱っぽく語った。大拍手で終演。そのまま、懇親会兼記念パーティーへ。料理出しに集中していたら、よりベターなテーブルセッテイングにお客さんたちが工夫してくれた。東京、神奈川、埼玉、長野など、遠来のお客さんたちの都合で、最初のお帰り組が5時30分。それまで満員の喫茶室で大パーティー。6時頃には、と言っていた荒川さんも7時近くまで付き合ってくれた。荒川さん、ありがとうございました。遠来の詩人、県内の詩人、常連の奥様方、マスコミ関係の方、荒川さんのファンの方、初めての方、いつもの方、皆さん、ありがとうございました。個人で勝手にやっている「まほろば」のために、これだけの方々に駆けつけていただき、本当に感謝しております。それでは、新たな10年、いや20年を目指して頑張ります。
9月7日
火曜日、入沢康夫さん、宿泊。萩原朔太郎賞の選考委員会を終えての来訪。昨年は、体調不良のため、前橋のホテルでお会いしただけだったが、今年は元気に「まほろば」までやってきてくれた。もう、新聞発表済みだが、今年の受賞者は鈴木志郎康さん。詩集「声の生地」(書肆山田)によって。翌日は、何故か訪れる機会がなかったという「県立土屋文明記念文学館」へ出向くことに。幸い、岡田芳保館長と連絡がとれ、丁寧に案内していただいた。館長室に通されたのは初めて。お世話になりました。入沢さんを高崎駅まで送る。沢山の話をしました。それでは、また来年。土曜日は、県詩人クラブの幹事会。議題が多く長時間になった。居残りで、須田芳枝さんと、関根由美子さんは「まほろば」ボランティア。金井裕美子さんと、樋口武二さん、つまり詩誌「てふてふ」の二人は編集会議。飯島章詩集「陽なた坂」の書評を書いて感動した金井さん、樋口さんの案内で「陽なた坂」へと出かけていきました。昨日、今日と地域の団体さんで大賑わい。ちょっとお疲れです。今週の土曜日は、いよいよ「榛名まほろば・10周年記念・ポエトリーステージ」。当日の増減が読めないが、ほぼ定員といったところ。こころのバランスを保ちながら、さて、着陸態勢に入りましょう。
8月31日
まほろば句会報告。久しぶりに園子さんがやってきた。はて、浩司クンが定刻を過ぎても来ない。おおい、忘れちゃたのかよー。「かなかなや誰かうしろにゐるような」れん。お師匠さん、やりました。いや、当然ですね。失礼しました。「蜩やゆっくり畳む鯨幕」みすず。これもお見事。景が見えます。「かなかなの道や小さき水たまり」良。睦士かと思いながら採ったら、ボク、こういうのは作りません。「ヒグラシも内緒話か午後の雨」睦士。なんだよ、似たようなもんじゃん。「ちらほらと妖精舞えり葡萄棚」智水。カミさん以外の女性陣から3点ゲット。狙いどおり。「ぶどう棚天パー少女捧げ持つ」まひる。天パーって、面白いけどいいのかよ。「猫用の小皿が二つ黒葡萄」園子。うん、かわいい。一通りの選評が済むと、お師匠さんが、袋廻しをやりましょうと言い出した。各自が好きな漢字一つを書き、それを席題として参加者の数だけ即興で作るというもの。いやあ、大変でした。結果は、時間切れで選評に加わらずに帰路についた園子さんに秀句がいくつも。智水も何故か高得点。カミさんに、即興の方がいいわよ、と真顔で言われてしまった。ももちどり掲示板で、とくとご覧あれ。各地で集中豪雨。八月尽。
8月24日
昨日はめったにない繁盛日。宴会が三つ重なった。こういう日があって帳尻が合うという零細店。仕込みが大変だが、食材のロスは最小限にとどまる。気合いも入っているから割と上手くいく。いつになくカミさんの準備も早い。手の離せないときに電話は鳴るもの。昔、とあるレストランで調理中のマスターが鳴り続ける電話を無視してフライパンを振っているのを見たことがある。その泰然たる仕事ぶりに感心したものだが、おれはまだ中途半端だな。調理はゆっくり慌てるもの。もう一つ思い出した。家庭用品の展示即売会の仕事をしていたときだ。その頃のおれは、忙しくなるほど、ゆっくりと喋れたような気がする。うむ、劣化するんだな、人は。五輪野球、惨敗。なんだか結束力のない代表チームだったので悔しくもない。むしろ、この監督、コーチで勝てなくて良かったと思う。そんな意地悪な気持ちでスポーツ新聞を買って読んだ。スポニチ、コジローのマンガに笑った。「金以外のメダルはいらない」、だから銅もいらない、ということで、言葉どおりの結果になった、というもの。しかし、この弱さにはさすがに醒めた。明日、千葉マリンに行こうかなんて案もあったけど、寒くなったし、無理せずに温泉にでも行くことにしよう。
8月17日
お盆中は少し客層が変わる。カミさんの教え子たちが、悲惨な交通事故で亡くなった同級生の新盆の帰りに「まほろば」に集結。臨時のクラス会になった。こういう場合は、カミさんはお店の人になれない。資料室分のスペースを無償提供。持ち込み黙認。まあ、しょうがない。そこへ、秩父で「ポエトリーカフェ武甲書店」を経営している坂本さん夫妻がやってきた。うちでも話題になっていたお店なのでびっくり。詩の世界の人脈は狭い。なんでも、先だっての「ポエトリーステージ」にお招きした池井昌樹さんとは、一緒に仕事をしていた仲とか。ほお、メインは詩集専門書店ですか。とんとん拍子に商談成立。まほろば出版の詩集をその場で納品させていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。アプローチは違うけど同志ですね、と、坂本さん。心強いお言葉です。おれ、秩父は土地勘がある。そのうち伺いますよ。昨日は地域の夏祭り。今年は班長さんなので、その準備と後片づけが大変。家にはお客も来ていて、いつにも増して忙しいお盆になった。さすがに、ちょっとバテ気味で、午前中は奧の座敷で静養。涼しい雨が有り難い。夕方、急に予約が入った。7名様。ありがとうございました。
8月10日
飯島章詩集「陽なた坂」、奧重機句集「青鷺」、本田和也句集「春あらし」が「榛名まほろば出版」から出た。早速、各方面へ発送。直販は県内二店。煥乎堂、ブックマンズ・アカデミーにあります。「陽なた坂」は「地方・小」扱いで、全国書店から注文可能。お買いあげ下さい。人の本を出していると、いくらか自分のなかで変化が起こる。立ち位置が変われば景色も変わるわけで、たぶん、これは悪いことではない。猛暑が一段落したと思ったら日も詰まり始めた。暦の上では秋か。八日、北京オリンピック開幕。開会式のこの夜は、地域の読み聞かせグループのパーティーだった。何故か、この顔ぶれの中に、詩人仲間の石山幸弘さんがいた。この春まで、県立土屋文明記念文学館に勤めていて、そこでのご縁とか。さらに、この夜は、パーティーの最中に東京のパフォーマンスグループの訪問もあった。ゆっくりお話できなくて失礼しました。お泊まりの石山さんと、開会式中継を観ながら四方山話。帰宅したら三時だった。昨日から高校野球とオリンピックでスポーツ中継一色。確か、東京オリンピックは十月十日開幕だったはず。はて、いつから真夏の祭典になったのかのかしら。今週はお盆だなあ。日本の夏はこれが過ぎないと終わらない。粛々と過ごそう。
8月3日
土曜日は落語会。「天災」「井戸の茶碗」の二席。終わって打ち上げ。遅くまで大盛り上がり。皆さん、ありがとうございました。すっかり酔っぱらったカミさんと夜道を歩いて帰宅。その早朝、電話が鳴った。さっき寝たばかりだぜ。夢うつつでカミさんの電話の声を聞いていた。うちの田んぼで異変が起こったらしい。父が出かけていったらしいが、減反で空けてある田んぼに去年の稲藁が積んであって、それが燃えているらしい。前のHさんが発見して知らせてくれたということだった。まあ、おれも行ってんべえ。早朝5時半。歩いて行くと、けっこう人の動きがある。農家の水見、早朝マラソン、散歩の人など。Hさん夫婦と父が話していた。なるほど、腐りかけた稲藁の一部がくすぶっている。田んぼの中だから類焼の恐れは無いが、自然発火することはありえない。ときおり炎が上がるが、なにしろ半年も放置してあるものだから十分に湿ってもいる。ほどなく、所轄の警察官が二人やってきた。当然ながら、発見、通報者のHさんとの話が中心になる。不審火ということだが、このところ関連の報告は無いという。これが始まりでなければいいが、と思いながら、調べも終わったので火の始末。燃やそうと思えば燃えあがらないし、消そうと思っても火種はしっかりしている。大騒ぎにならなかったのは幸いだが、物騒なことに変わりはない。おかげで寝不足。何事もなかったように「まほろば」を開け、そこそこの入りで本日も営業終了。
7月27日
まほろば句会から。「なめくぢら灯りかすかに個人塾」あんこ。4点でトップ。なめくじはどこにいるんじゃろ、と論議に。「一言にひとこと答ふなめくじり」良。短い夫婦の会話でしょ、とみすずさん。「無声映画小旗振る音夏アザミ」浩司。こういうのは採ります。物語が見えるもの。「空き缶ころがる音のあかるき夏薊」みすず。清記にあかるさとあり、あかるきならばと、浩司、選撤回。へえ、そうかなあ。「なめくじをつつく少女に初潮来る」智水。浩司クンとみすずさんから戴きましたが、他の女性陣には不評でした。「なめくじと言われし坊主の逆上がり」まひる。和尚さんの逆上がりという景が見えれば採ったけど、素直に子供だそうで、まあ、よかったね。「アザミ花風の一端ひっかかり」睦士。このところ好調だった睦っちゃん、本日これのみ。「日の匂いして野あざみの五六本」れん。珍しく、お師匠さんもこれのみ。たまには弟子にも華を、ですね。不思議なもので、おれ、今回は全く自信がなかったのに三句入選。例によって「ももちどり・掲示板」での選もあります。楽しみです。土曜日は小宴会ひとつと土曜会。土曜会、みんな出てこいよお。今週は落語会。ちょっと入りが心配です。当日でもいいですから是非おでかけ下さいな。お待ちしています。
7月20日
どうやら梅雨明け。油断していたら「まほろば」の周りは草だらけだ。まあ、しかし、今日は小宴会が入ってる。明日にしよう。区対抗ゴルフの慰労会だが、今回は選手の要請がなかった。正解です。今年は一度もゴルフに行ってない。こうして、慰労会を引き受けるのが正しいあり方です。余裕で仕込みをして、皆さんの到着を待ちます。あれ、子連れかよ。選手のお父さんが子守を兼ねてやってきたようで、なんだよ犬まで連れてきた。よそんちの子まで連れてきて、いつしか、こども4人と犬一匹。まあ、いいけど、彼らはじっとしていない。そういえば、午前中にも子連れのお客さんがあって、そうか、今日から夏休みだったのだ。そこのプラムの樹にカブトムシがいるよ。そう言って外へ追い出したつもりが、何匹もみつけては報告にやってくる。虫かご代わりになるものはないか、かえるもいたよお、と手がかかる。お父さんたちは一安心でビール、ビール。犬のハナちゃんもこどもたちにカブトムシをくっつけられて迷惑そうだ。まあ、しかし、子連れだと引けも早い。皆さん、ありがとうございました。元メジャーリーガー、野茂英雄が引退した。今期、ロイヤルズを戦力外になってから契約してくれる球団がなかったらしい。野茂の日米球界に与えた功績は計り知れない。もう誰も日本選手の実力を疑う者はいない。全ては野茂の活躍があってこそなのだ。イチロー、日米通算三千本安打まで秒読み。千葉ロッテ、三連敗の後、対埼玉西武に16対〇と大勝。盛夏。
7月13日
金曜日のこと。近所のKさんがほろ酔いでやってきた。はいはい、お酒ね。シャイなKさんは何か用事かあると一杯ひっかけてやってくる。へえ、螢がいるって?当地のような田舎でも農薬の影響か、螢を見なくなって久しい。ちょっと離れた地区では「螢の会」なるものを募って人工的に繁殖を試みているくらいだ。それが、まほろばの続きの田んぼの一角に棲息しているというのだ。何故Kさんがこんなことを言いにきたかというと、翌、土曜日は田んぼの共同消毒が予定されていて、おれはその作業の役員なのだ。あれ、Kさんも役員じゃなかったっけ。そうだけど、おれは明日は出られねんだ。そうかい、実はおれもなんだよ。というやりとりがあったのはさておき、小さな自然を守るためとはいえ、田んぼの持ち主が消毒の申し込みをしていれば、ことは厄介になる。熱弁を振るうとKさんは、それじゃ頼みます、と帰っていった。あんたも見ておけと言われたので、閉店後に車を停めて畦道に佇んでみた。目が馴染んだ時だ。ちょっと離れた草むらに灯りが見えた。紛れも無く螢。ふわっと低く舞って稲の影に隠れたが、よく見回すと田んぼの隅にいくつもの灯りがまたたいている。居るねえ、確かに。明けて土曜日。おれは県詩人クラブの幹事会のため、カミさんに消毒作業を頼んであった。まあ、一緒に行って螢の話もしておこう。幸い、その田んぼは消毒の申し込みが無いことが確認できた。まあ、しかし、水は引かれるわけだから螢の安全が保障されたわけではない。さりとて、それ以上の提案は無理というものだ。その晩、カミさんと一緒に眺めて見たら、寂しげな光がひとつだけ。さて、今夜はどうかな。
7月6日
今月から煙草の自販機が、タスポなるカードがないと使えなくなった。簡単なら作っておこうかと申し込み書を読んでみた。身分証明や写真まで必要ということで、めんどうくさい。それに、なんだか犯罪者登録をさせられているようで気にくわない。こうなることは前から分かっていたので新聞報道を注意して読んでいた。まだ、全喫煙者の30%程度の発行率だという。へえ、全喫煙者を把握してるってことかい。これを受けて、顔の骨格で成人識別する機種とか、運転免許証で識別する機種なども導入されるらしい。対面販売については従来通りということで、コンビニの煙草売り上げが伸びたという。そうだ、別に自販機でなくても買える。おれも今月からそうしてみた。ヘビースモーカーだからカートンで買う。ワーキングプアの身にとっては、高い酒肴品だと気付いた。ついでに、一箱千円にして、税収増を計ろうという案もでてきた。小学生レベルの呆れた話だ。そんななかで、勇気ある記事を発見したのでスクラップしておいた。6月25日付けの毎日新聞「記者の目」だ。玉木研二記者は、文学、映画における小道具としての煙草の名優ぶりを論じたうえで「喫煙はすぐれて語感に訴えかける感傷的、官能的営為である。その滅びゆくことに、わずかなりとも愛惜の念を表してもいいのではないか。」と書いている。そう、もはや、わたくしも憤っているのではありません。この世からの迫害者として、ただただ、もの哀しいのです。昔はお父さんの煙草をこどもが買いに行くなんてことは普通でしたね。犯罪ですか、今月からは。
6月30日
1日遅れの更新。土曜の晩は中学校の同窓会。わが同窓生は5クラス、200名強。そのうち10数名が既に没。1950、1951年生まれだから、戦後の高度成長とともに歩んできた世代ということになる。もしかしたら、生涯、戦争とは無縁に過ごすことになるかも知れない世代だ。まあ、そうでありたいと願っている。伊香保温泉に集まったのは30数名。ちょっと少ないが、皆、最終コーナーを曲がって、最後の位置取りに忙しいのだろう。人生は競争じゃないけど、そう例えれば、確かに見えやすい。15歳の春に別れて以来、一度も顔を見せないやつもいる。おれも、若い頃に二度ほど顔をだしてから30年近く失礼していた。それが、地元で商売を始めてからは、これで3度目になる。営業の一環ということを隠すつもりはない。200人もいれば、全て覚えている方がおかしい。これまでだって、何人もの人と出会い、いつしか忘れてきた。そして、それは、お互い様。どうしても思い出してくれない人がいて、ちょっと傷ついたが、考えてみれば、当時もそれくらいの距離だったのかも知れない。日頃の夜型人間としては、朝の早いのは辛い。昔から団体行動から外れる癖がある。騒ぎにならない程度に行方不明になるのは得意だ。それじゃ、みんな、また。
6月22日
土曜日は「余白句会」と「まほろば句会」による合同句会。縁あって、それぞれのゲストに地元俳人が加わることに。余白側は、木暮陶句郎氏。伊香保温泉「竹久夢二記念館」の御曹司。まほろば側は、おれの高校以来の友人で、書家・俳人・山本素竹。この二人は、余白の今井肖子さんとは「ホトトギス」でお仲間という関係。ともだちのともだちは、ということですね。13時43分渋川駅着ということで、中澤睦士と車2台でお出迎え。週刊朝日で荒川洋治さんが「新しい読書」という連載をしていると聞き、駅の売店で買う。目次を探していると、目の前に清水哲男さんが現れた。にやにやしながら國井克彦さんもやってくる。土肥あき子さん、華やかに手を振って。木暮陶句郎さんと今井聖さんは初対面。お見知りおきを。今井肖子さんは、ちょっと遅れて別の電車で来るのを素竹が乗せてくるという手筈。まほろばでは、れんさん、良さん、浩司クン、飯島章が待機。素竹の車も10分遅れで到着。全員揃って、しばし、あちこちでご挨拶。余白方式に倣って、各自持ち寄ったワープロ打ちの句を専用紙に貼り付ける。これを人数分だけコピーすれば、清書の手間が省けるというわけだ。切り貼り作業を土肥さんと今井さんに任せて、あっ、ビールね。たちまち選句用紙兼、メモ用紙兼、得点集計表が配られます。余白5+1、まほろば6+1、欠席投句、騒々子という、14名44句の選句に入りました。30分という選句時間は楽しいものです。やがて、清水哲男さんの進行で披講。「予選からゐる前列の白日傘」聖。12点で天。まあ、これは流石ですが、驚いたのは11点で地を獲得したこれ。「葬送へ二十歳の日傘傾きぬ」まひる。尻込みしていたカミさんに、出さなきゃダメ、と言って作らせたら、この成績。良かったね。「日傘くる鎖骨半音ほど陰り」浩司。8点で堂々の人。通用するなあ、浩司句。同じく8点「大空の余白にまぎれ梅雨の蝶」れん。お師匠さん、やりました。同じく8点「ゆらゆらと人行き交へる梅雨の底」肖子。おお、まほろば句会、善戦したではありませんか。ひとしきり集中して選句結果を述べあった後は、各自の句を公表して和やかに終了。なるほど、長く楽しく続けるコツはこれなんだな。今井聖さんと藤田良さんは宿泊予定が無く、名残惜しそうに帰路に。残った面々は、伊香保温泉のチェックインをギリギリまで延ばして、大いに懇談。皆さん、ありがとうございました。翌日は、朝から飯島、井田秀樹、塚越祐佳が詩集の相談。中澤、金井裕美子、新井隆人は詩人クラブの会報発送作業。まほろばは夜に宴会二つ。商売繁盛ですが、疲れました。もう2時か。えい、更新。
6月15日
今週末も大忙し。昨日は予約を受けていた宴会の他に、もう一組の団体さんが入った。まったりと準備をしていたのに、こりゃあ大変だ。料理だからね。ゆっくり慌てないと失敗する。食材の都合もあるので、メニューの調整も必要になる。と、まあドタバタしましたが、有り難いことです。この日、「岩手・宮城内陸地震」発生。栗原市栗駒町と言えば、「ササヤンカ村」の詩人、佐々木洋一さんの住んでいる所じゃないか。報道の様子では、被害に遭わない確率の方が低すぎる。お見舞い申し上げます。それにしても、山々が崩落し、無惨に寸断された道路を観ると、文明なんてのはつくづく大したもんじゃないと思う。都市部は甚大な被害は免れたようだが、被災者多数。仙台Kスタのプロ野球交流戦、楽天対巨人戦は中止。ところで、4年目の交流戦だが、マスコミの扱いに熱意が感じられない。パ党は、もともと地上波テレビの放送とは無縁なので、ネットやCSに親しんでいた分、いつもの観戦方法と変わらないので不都合はない。特に関東地方は、G戦中心の地上波テレビが中心だったから、交流戦に入ったとたんにテレビ中継が無くなったような印象を受ける。スポンサーの都合だろうけど、今日の阪神対ロッテ戦などは語りぐさの一戦だったのにね。おっと、NHKBS1で楽天対巨人を放送してました。
6月8日
田植え終了。翌日は大雨だったから丁度いいタイミング。少々お疲れなのを察してか、んなわけないが、閑な日が続いた。さて、そろそろ閑では困るな、と思い始めた週末。よくしたもので、3連チャンで団体さんが入った。それでも今月は税金やら食材の値上げやらで辛い月だ。ガソリンもリッター200円まで見越したような勢い。これって人災だよ。コスト高を販売価格に上乗せできるのは大手だけ。ここ数ヶ月で業務店のチーズが7割も値上げになった。こう急激に何もかも値上がり気配になると、おっとり構えていても不安になる。印刷屋さんからは紙も値上げになるという話で、全国の同人詩誌にもじわじわと影響が出るだろう。団塊世代の大量退職で個人消費が伸びるという予測があったが、まず外れでしょうな。貯め込んだ人達だって、これじゃあ気前よく遣っちまうわけにはいかんでしょうよ。うちのカミさんなんか、益々ケチになったもんなあ。多分、これが構造改革とやらの結果なんだろうね。ギスギスとした市場原理の競争社会を支持したのは、結局、国民自身ということになる。誰がやっても同じ、という言い方があるけど、嫌な言い方だ。まほろばの庭の果樹が青い実を着けている。何種類もの鳥たちがやってきて、熟す先から啄んでいる。好きなだけ食べなさい。館長兼マスターは気前がいいのだ。
6月1日
田植えの準備。トラクターでの代掻きは愉しい。水を引いた田んぼをロータリープラウで掻いて行くと、その幅だけ川のようになる。椋鳥の家族が、いきなり水の中に放り出されてあわてふためいている虫を狙ってトラクターの周りに集まってくる。快調に唸るエンジン。ギアを最速にシフト。と、まあ、調子に乗ってはいけない。昨秋、トラックをねえこませた厄介な場所に落ちないように慎重にハンドルを切る。「まほろば」を開ける前の一仕事。それにしても寒い土曜日だったねえ。野良着を着替えてマスターに早変わり。さっきまで寡黙な農夫だったので、ちょっと調子が出ない。カウンターに陣取った常連さんたちのおしゃべりの邪魔にならないように、音を消して、プロ野球交流戦をチラチラ。熱狂的なロッテファンとしては、今年は辛い日々だ。この日はめったにない勝ち試合。うわのそらでお客さんに相槌を打ちながら黙って万歳。ほんとに「ばっかじやなかろか、ルンバ」と言われても贔屓チームが不調だと落ち込む。まあ、こころが幼いのだ。夜になって同級生のグループがやってきた。自意識過剰の少年時代のことは、思い出したくないことの方が多い。われらの世代も最終コーナーだ。元気でね、と静かに解散。さあ、明日は田植えだ。
5月25日
まほろば句会は睦士、園子さんが欠席。「麦秋や雲を穂先で送りをり」睦士。特選付きで4人から選ばれ、文句なしの一等賞。睦っちゃん、上手いね。ちょっと、おれとしてはショックだよ。「電工の空から声投ぐ麦の秋」みすず。これもいい。「麦秋や三角乗りの自転車来」れん。この3句は、へそ曲がりの浩次クンを除き、作者以外の全員が採るという出来。「麦秋や子らの口笛真っすぐに」まひる。遅れて来た浩司クンの特選。よかったね。「筍の微熱へ深く刃を入れぬ」りょう。浩司クンかと思ったら違いました。「王権として酵母舞う麦の秋」浩司。これは間違いなく浩司クンでした。「たかんなや朝とは違う天気予報」あんこ。しっかり2点ゲット。「筍の蹴倒してあり藪外れ」智水。だめだよなあ、こんなんじゃ。金曜日の晩は地域の読み聞かせグループのパーティー。ヴァイオリンとピアノの演奏やパネルシアターなど、芸達者なひとたちの和やかな宴。ありがとうございました。土曜日は「まほろば」を閉めて高崎へ。群馬詩人クラブの詩画展と朗読会。自分の作品はさておき、今年も傑作が並びました。3時30分より、イベント担当幹事の福田誠さんの進行で朗読会。一般の人も何人か聴いてくれたようで、出演者それぞれが楽しみながらステージへ。いい雰囲気で終了。みなさん、御協力ありがとうございました。懇親会場の豊田屋旅館まで歩きながら、今は緑化フェアの期間だけ高崎市が借りているという「あすなろ」に寄ってみた。持ち主の変遷があって昔日の面影は建物の骨格だけという有様だった。なんとも言いようがない。同時期に詩誌「越境」同人会がよく詩画展をやっていた「メキシコ」も通り道。関口将夫さんの記憶の辺りは駐車場になっていて、こちらは跡形も無し。駅前の豊田屋旅館も取り壊しの方向だったらしいが、関口さんら地元の働きかけもあって、その古風な和風旅館の佇まいを残したのだった。詩人クラブの美女たちに囲まれ楽しいお酒を飲んだ。いつも激論になる詩人たちが出席していなかったのは、物足りないような、いや、こういう和やかなお酒もいいなあ、と。飲まなかった睦っちゃんに送ってもらって帰宅。みなさん、お疲れ様でした。
5月18日
陸稲播きの準備でトラクターをかけた。実は父の健在をいいことに、日頃の農作業は任せきりにしていた。その父もパワーダウンということで、ついに農家の人らしくトコトコとトラクターで本格的野良デビューというわけだ。恥ずかしいような、誇らしいような気分だよ。まほろばも開けなくちゃだから今日はこれまで。まっこと農業はお天道様次第。合間仕事の都合は聞いてくれない。せっかく耕したというのに雨が降ってきた。台風が近付いているようで、来週もお天気が悪そうだ。明日の定休日は動かせない予定あり。ううむ、どうすべえ。昨日のこと。水曜日搬入予定の「群馬詩人クラブ・詩画展」の作品を持って何人かの会員がやってきた。まほろばで一時預かりして、まとめて持って行くためだ。そうだ、おれも何か作らなくちゃ。持ち寄った作品を囲んでひとしきりおしゃべり。5月22日〜27日まで、高崎「YOU HALL」で開催されます。お出かけ下さい。この夜は義父の米寿のお祝いということで、渋川市の温泉付宿舎にお泊まり。旧赤城村の施設だが、なかなかいい湯。今朝は、こんな機会でもないと立ち寄ることもなかろうということで、苺狩りをしてきた。3歳になる姪の娘の視線までしゃがんで眺めると苺が鈴なりだった。そこで義弟一家と別れ、詩画展用の材料を探すためにホームセンターに寄った。広い店内で買い物を済ますとカミさんがいない。互いに忽然と消えたかのような数分だった。昼からまほろばを開けたが、とても閑。まあ、こういう日もある。そうそう、今月の土曜会は31日になっています。念のため。
5月11日
朝から冷たい雨。カミさんに留守番を頼んで、第36回「朔太郎忌」にでかける。群馬詩人クラブも協賛になっていて、代表幹事としての出席になる。主催は前橋文学館・萩原朔太郎研究会。前橋市長以下、官のお歴々が並ぶ。前橋文学館友の会の皆さんや朔太郎研究会の皆さんが丁寧にお世話をしてくれる。先週とは正反対の立場なので気が楽だ。先週お世話になった詩人たちのほとんどが顔を揃えている。やあやあ、この間はありがとうございました。13時30分開演。ざっと80名の入りと見た。前橋文学館長挨拶、前橋市長挨拶、朔太郎研究会、梁瀬和男さん挨拶。文学館友の会有志による合唱、群馬詩人クラブからは堤美代さんが朔太郎詩を朗読した。記念講演は小田久郎さん。思潮社代表として、詩ジャーナリズムの頂点に立つ人だ。これまで二度ほどお会いしているが、正確には二度ほどすれ違った程度。今回は特等席に座らせていただいたので、この伝説となるであろう人の一挙手一投足に注目しながら拝聴した。ちょっと体調が悪いということで、ご子息の康之氏が補助するというかたち。萩原朔太郎という詩人は亡くなっているが、彼の詩は現在も生きているということ、すなわち、読まれ、新たなファンを獲得していること。演題は「萩原朔太郎の戦後」。朔太郎の仕事の延長上に戦後「現代詩」から「現代」を外すように押し進めたのが谷川俊太郎さんの仕事である。およそ、そのような内容であったと思う。途中で辛そうなそぶりを見せながらも1時間を話し終えた。そのまま康之氏に付き添われて退席されたので、今回もご挨拶することはできなかった。私にとってはそういう人なのだろう。休憩の後、大橋政人さんの所感「暮鳥から見た朔太郎」。田村隆一の垂直的人間、水平的人間という考え方を引きつつ、暮鳥と朔太郎を対比してみる、という内容。珍しく緊張してたね。らしい視点に納得。ご苦労様でした。懇親会等の予定もないということで、一足お先に失礼させていただく。「まほろば」に戻ってカミさんと交替。来ていた広橋喜久さん、名月堂さんとおしゃべり。農業の未来や団塊世代の動向など。
5月4日
ポエトリーステージ報告。会場準備をしていると井川博年さんから電話。まほろばへは初めての池井昌樹さんのお連れになってくれていたのだ。連休初日ということで、高速バスが相当遅れそうなので電車にするという連絡。そうね、その方が無難でしょう。ところで、そのバスを予約したはずの渡辺めぐみさんはその辺りにいませんか?急遽、井田秀樹に高崎駅まで出迎えに出てもらう。PM3時開演ということで、出足が遅い。思潮社から届くはずの池井さんの本も未着。宅配便も空を飛んで来るわけじゃないので、渋滞に巻き込まれているに違いない。そうこうするうちに、井川さんから電話。渡辺さんも一緒に向かっているという。やれやれ、よかった。PM1時半、一行到着。やがて、続々と皆さんがやってきた。一番遠くからで、道路事情が心配された村山精二さんも到着。新延拳さんは、電車とバスで。久しぶりに大橋政人もタクシーで乗り付けてくれた。あっ、田口三舩さんも曽根ヨシさんを乗せて。おかげさまで予定よりも多い36名という参加者。意外にも朗読経験はないという池井さん。いきなり数篇を暗唱。自作詩は全て暗唱できるという噂は本当だった。読むということではなく、前を向いて朗唱するというスタイルは吸引力がある。池井さんの詩自体が七五調のリズムを持っていることもあって、自然に会場から拍手が起こった。こんなことは初めてだ。何か懐かしい詩の香に打たれたように会場の空気が和むのが分かった。きわどく届いた池井さんの詩集もよく売れている。盛大な拍手で終演。ステージの余韻を引いてか、懇親会も21名という大盛況。今夜は池井、井川、大橋さんはお泊まりということで、腰を据えての大宴会となった。それぞれの都合でお帰りになるひとたちを見送りながら宴は続く。温泉好きの井川さんは、やすらぎの湯に入ることも目的のひとつ。渋る大橋さんも連れて4人で、ちょっとそこまでの温泉へ。最後は、大橋、飯島、中澤睦士になって大橋節を拝聴。みんな引けた後、ふらふらと帰宅したら家に入れない。弟が泊まっていて、うっかり鍵をかけてしまったらしい。こんな時間に大声を上げるには隣家が近くなりました。ぐらぐらと「まほろば」まで戻ったのは憶えていますが、何でここで寝ているのでしょう。とにかく、盛会のうちに「ポエトリーステージ」は終わりました。皆さん、ありがとうございました。
4月27日
まほろば句会の兼題は「遍路」「藤」。難しかったのか、点が散らばりました。「遍路往くそれぞれ影をひとつ連れ」睦士。これ、一等賞で、4点。全36句の成績は、3点句、4。2点句、6。1点句、16。選外、9。「台本を読み合はせをり藤の花」あんこ。これ、採ったのは男だけ。女の人には不評ということですか。「伝説の地へ行く橋や藤の花」りょう。うーん、これはよく分かりません。「コンクリート叩く雨なり遍路宿」みすず。遍路宿のイメージが捉え切れませんでした。「藤ゆれて精密に泣く象がいる」浩司。何故か小さな象がパッと見えたね。「寝乱れて藤棚の下犬の夢」まひる。うちの犬のことだね。「遍路宿サラダにかける粉チーズ」園子。こりゃあ、まほろばサラダのことだ。「藤棚の下泣きやまぬ赤ん坊」れん。これ、浩司の特選。高度な句なの、これって。「下がり藤逢瀬の影も軒のうち」智水。睦っちゃんしか採ってくれないのね。土曜会は、飯島と三枝。歳のせいか、上がりが早くなった。それでも寝たのは3時過ぎ。今朝は恒例の道普請。カミさんにお任せして睡眠確保。5時から宴会ひとつ。途中でカミさんは別の宴会に呼ばれて行ってしまった。黙々と後片づけ。今度の土曜日は、池井昌樹さんの「ポエトリーステージ」。例によって、当日参加もOKです。お待ちしています。
4月20日
農業委員選挙。定員19名。立候補届出者19名。無投票で新委員確定。農事の役員なので、地元候補の自宅兼事務所へ。無投票を見越しての質素な祝賀会。農業委員といえば農地を護るのが仕事だが、当地でも後継者不足と、なによりも農業では生計がたたない現状から、もっぱら逆の転用審査が重要な仕事になる。日本農業の未来を憂えるには、もう半世紀も遅すぎる。土曜日は、県詩人クラブの幹事会。いまのところ、仕事を先へ先へと追いかけるという流れ。その都度、中澤睦士が議事録をパソコンに打ち込み、ファイルとプリントで内容を共有できるようにしているのが効果を発揮している。営業中なので、電話、来客、集金、宅配便など、ちょっと頭の切り替えが大変。えーと、どこまでだっけ。会議の後は、雑談に興じながら流れ解散。居残った「てふてふ」の二人、早くも3号の編集会議。二人とも、次々に詩が書ける状態のようで、ちょっと妬ましい。金井さんの一篇の詩を巡って、おれも混ざって、まったりと議論。それぞれの詩を作る手つきを証し合う。ひさしぶりだな、こういうの。みな引けて、今日はこれまで、とパソコンをしていたら一組5人のお客様。そこへ、さらにもう一組9人が入ってきた。これはカミさんを呼ばなきゃ間に合わない。おかげさまで深夜まで大繁盛。ありがとうございました。今晩も小宴会が一つ。遅くなりそうなので早めに更新。さて、料理を始めるか。
4月13日
朝から霧雨が降っていた。犬の散歩はお休み。恒例の自衛隊桜祭り。ひところは自宅の前の道に車列ができるほど人出があったが、ここ数年は静かだ。その帰りのお客さんが一組。やはり、足元が悪かったそうだ。ストーブを焚かないと寒い。見送ってから高崎へ。第7回の「あすなろ忌」は2時から。夜に小宴会を受けていたので、1部だけで失礼する。講演は森田進氏。出席名簿によれば、参加者44名。感想は書かない。小雨の中を駐車場へと歩いた。前橋に比べれば人通りは多いが往時の賑わいはない。整備された道路が、やたらに広く感じる。宴会の準備をしているとHさんが来た。Kクン、今朝方交通事故に遭ったとか。怪我の方は大したことはなさそうだが、車は大破したらしい。油断大敵、みなさん気をつけましょう。カミさんと後片づけ。うっかり空の一升瓶を割ってしまった。ケースから滑り落ちて砕け散るまで、スローモーションのように見えた。昔、雪道でガードレールにぶつかったときのことを思い出した。まあ、空き瓶でよかった。Kクン、お大事に。
4月6日
金曜日は野球観戦。プロ野球・パリーグの埼玉西武対東北楽天戦。埼玉西武の監督は、前橋工業高校出身の渡辺久信。凱旋試合ということだね。予想はしていたが、いつもなら車で20分ほどで行ける県営敷島球場に、なんと2時間もかかってしまった。カミさんを途中で下ろして駐車場へ。球場脇の利根川沿いの道路は、満開の桜並木。なんとか駐車して球場に向かう。おやおや、これは本当に満員だ。プロ野球の公式戦をやるには収容人員の関係でパリーグが不定期に来るくらいなのだが、パリーグファンのおれとしては、都合のつく限り観に来ていた。いままで、これほど入ったことは無かったねえ。野村克也監督率いる7連勝中の楽天人気だね。今回はネット裏の指定席を奢った。何故かおれたちの前だけ20席ほど空いていて、まあ観るには丁度よかった。旬のゲームとあって、最後まで白熱した一戦。結果、楽天の連勝がついに止まった。今年は仙台まで観に行こうかと思っていたので、大満足で家路についた。満員の大観衆と、カクテル光線に照らされて、うつくしい放物線を描くホームラン。これは、ひとつの異界だ。土曜日は宴会。今日はのどかな日曜日。昨夜の忙しさが嘘のように静かなお店。ここも、ひとつの異界なのだ。
3月30日
まほろば句会は久しぶりに全員出席。遠方の二人はいつも通りネット参加。「湧き水を使う生活(たつき)や鳥帰る」りょう。高得点で一等賞。上手いです。「流氷や三カ国語のアナウンス」あんこ。次点でしたが、これも高得点。今回はこの二人に点が集中。ネット組の圧勝でした。「シナリオに無き方角へ鳥帰る」みすず。渡りには法則がありますよね、と睦士。「エアライン流氷の海ちらり見ゆ」智水。睦っちゃんから特選。みすずさんからも1点。やれやれ。「朝市に緑の増えて鳥帰る」睦士。お返しじゃないけど、採りました。「朱の褪せた蔵書印あり鳥帰る」浩司。これ、らしくない句。「体内のどこかりんりん流氷期」れん。これも、らしくないですねえ。なんだか互いの句の傾向を読んで化かし合いになってるみたい。その隙にネット組にやられてるという展開かな。「ひとことの見つからずをる流氷に」園子。「鳥帰るくしゃみ一つの寝床かな」まひる。これは、どちらも、らしい句といえますね。日曜日。トラクターが何台も動き始めた。野良仕事の開始というわけだ。おれも一応農家をやってるからねえ。そわそわしてきたよ。
3月23日
土曜日は群馬詩人クラブ会報の発送作業。編集、印刷と目立ったミスもなく順調。中澤、新井、金井と揃って手作業をしながらおしゃべり。次号の編集会議をしているうちにヤマト便の集配車が来た。発送終了。予定記事内容を割付て、いくつか宿題とする。来月の幹事会で決めましょう。金井さんは居残りで、樋口武二さんとの新詩誌「てふてふ」の編集会議。にやにやしながら樋口さんがやってきた。今夜は土曜会。ちょっと集まりが心配。まあしかし、料理の準備はしておきます。金井さんたちがいるうちに飯島章がやってきた。そこへ一組お客さんが入って、ちょっと忙しくなった。先月と同じく三枝治がやってきて、なんとか恰好がついたが、土曜会、危うし。毎度の深酒。ふらふらしながら歩いて帰宅。明けて今日は24人の昼食会。二日酔いだが、やらねばならぬ。後片づけをして、しばし放心。あっ、常連さんだ。高校野球にパリーグも開幕。何故かメジャーリーグも日本開幕に備えてオープン戦。昨日は、東京で桜の開花宣言。一気に春と思いきや、夜になったら冷え込んできた。風邪引きそうだよ。
3月16日
昨夜は地域の宴会。年度替わりのこの時期はこうした宴会が多い。それでも昨年よりは件数、予算ともに減った。原油関連に小麦など、日用雑貨や食品の値上がりを控え、一段と景気は冷え込みそうだ。業務用食材も値上げするということで、担当とひとしきり話した。慰め合って了承するしかない。バイオ燃料というが、食い物を燃料にするなんてどうかしてる。また石炭を掘る動きも出てきたらしいが、夕張などがそれで復活するなら結構なことじゃないか。あっ、「フラガール」をまだ観てなかった。これも常磐炭坑閉山にまつわる話でしょ?床屋政談より生活防衛へ。これ、主張するのは大間違いだけど、やむを得ない流れ。車検を機にカミさんの車もグレードダウンすることにした。群馬は、車がないと生活に困る。それにしても原油というのは、本当に化石燃料なのかしら。嘘は大きければ大きいほど分からないようで、実は地球内部に無尽蔵に在る、という説もある。オイルピークが嘘だ、なんて言ったら笑われる。けれども歴史は支配者のもの。春のせいか、へんにこころが散らばる。倉庫整理をしながら目に付いた詩集を拾い読み。こういう読み方は楽しい。
3月9日
三寒四温とはよく言ったもの。なかなかストーブが仕舞えない。親戚の法事で使ってもらった。31人のお清め。こういうときは前夜から仕込みにかかる。あとは調理の手際次第。この組み立てが上手くいくと、なんとなく嬉しい。お客さんは定刻に来ればいいだけで、あくまで、こちらの問題ですが。まあ、若干の計算違いはありましたが、上手く料理が出せた方でしょう。従姉妹たちも孫がいるのですから、思えば遠くに来たものです。後片づけが一段落した頃には常連さんがちらほら。ごめんね、カウンターがお皿の山で。夜には地域の会議があった。タイミングよくお客さんが引けたので駆けつける。地域の農業委員の候補者選定会議で、決選投票をするところだった。空気が読めないままに一票。結果は順当なものだったらしい。日本詩人クラブ、日本現代詩人会の三賞も決まった。房内はるみさんが、それぞれの新人賞、H氏賞候補になっていたが、残念ながら受賞は叶わなかった。現代詩人会の三賞は「詩学」に選考経過が掲載されるのが恒例だったが、その「詩学」はもう無い。時は移り、舞台は変わる。今を生きるしかない。明日は歯医者さんへ行く日だ。
3月2日
よしこさんのライブ、無事終了。今回で4回目になった。最近は石川逸子さんの詩に曲をつけて歌ったり、メッセージ性の強いステージになっている。70年代フォークの雰囲気が良かれ悪しかれ彼女の持ち味。「砂の唄」「ドーナッツマン」などは心地良い。入場者も昨年並みに納まって興行主としては一安心。皆さん、ありがとうございました。よしこさんは3月5日生まれ、おれは3月3日生まれということで、なんとなく誕生会ライブという流れで続いている。ところで、同じ誕生日の人と知り合う確率はどの程度なのだろう。3月3日という男の子には微妙な誕生日の人と出会ったのは、これまでに4人。最初は大学の先輩でK氏。陶芸家を目指していたはずだが音信不通。次が一緒に「榛名抒情」で遊んだ清水節郎。桃の節句に生まれ、泉谷明に傾倒して「路上派」詩人と謳われ、突如断筆、詩舞・美扇流師範、美扇鶴宝として元旦に死んでしまった。48歳だった。次は、勤め先の総務部長。なるべく近寄らないようにして、こちらが退社。4人目は「ネジといっしょ」の茂本和宏さん。このあいだはお世話さまでした。そう思うせいもあるが、共通点が無くもない。お勉強になる。そうだ、中上哲夫さんも3月5日じゃなかったかな。みんな魚座ということだね。昨日、今日、やっと春めいてきた。そろそろ泳ぎ始めてもいいかしらね。
2月24日
まほろば句会報告。睦ちゃんは風邪で欠席投句、園子さんも欠席投句ということで、出席者5人ながら36句も。「唇なりコップに雪解川充ちて」浩司。これ、堂々のトップですが、雪解川(ゆきげがわ)なんて季語知りませんでした。浩司、未黒野(すぐらの)なんてのも出してきて、なんだか本気モード。コワイなあ。「犬ふぐりうつらうつらの道祖神」みすず。こういうのでいこうよ。「ひとひらは魚のやうな春の雪」園子。園子さん、もう一つ秀句があって好調でした。「春の雪駄菓子屋までの道遠し」睦士。おれとカミさんの2点。俳人はなんで採らないんだろ。「軍港を見に行く春の雪の中」りょう。感心しました。「春の雪印刷工のスニーカー」あんこ。ドラマがありますねえ。「春の雪食器洗ひし音途切れ」れん。浩司の特選。ううむ、俳人の感性は分からん。「甘やかに榛名を抱け春の雪」智水。詩人と言われるのが恥ずかしいです。「春の雪犬の脱糞切なくて」まひる。真面目にやろうね。睦ちゃんが参加してないと、ボクたちは孤独です。早く風邪を治しましょう。土曜会は、飯島と三枝治の二人だけ。この夜は冬の嵐。今朝目覚めると一面の雪景色でした。久しぶりに冬らしい冬ですなあ。今度の土曜日はよしこさんのコンサートです。また雪が降らないことを祈りつつ、皆さんのお越しをお待ちしています。おっと、明日になっちゃった。
2月17日
「白石かずこさんの喜寿と『詩の風景・詩人の肖像』出版を祝う会」に行ってきた。200人以上の大パーティー。中上哲夫さんや八木忠栄、八木幹夫、井川博年さんらお馴染みの顔が多く、楽しい会になった。二次会では、新潟の経田佑介、仙台の原田勇男さんらと「路上派」同窓会という趣で大騒ぎ。泥酔した関口将夫さんと高崎にたどり着いたのは午前零時過ぎだった。久しぶりに飲み過ぎました。このところ臨時休業ばかりで、寒いせいもあるけど、客足まで冷え込んでしまった。姜尚中「在日」読了。閑なときは、自宅に居るつもりで好きなことをやるのさ。今日は「森林組合」の総会。記念品は草刈り鎌とワイン。その流れと同級生グループなどで客足切れず、夜になって地域の人達が一組。ようやく流れが戻った、かな?前橋市長選、現職の高木政夫氏、辛勝。6000票差。
2月9日
イタリア旅行に行って来た。アルベロベッロ2泊、アマルフィ2泊、ローマ2泊、機中2泊という旅。遅ればせながら、カミさんの退職慰安旅行です。片道12時間、ボーイング777のエコノミークラスでしたが、さすがに、これくらい乗ると疲れますね。時差8時間もキツイ。深夜2時過ぎに到着したのに現地は夜の8時前。更に乗り継ぐ先のホテル周辺には夜食を調達できる店はないという。そうしなさいと添乗員が言うので、レオナルド・ダ・ヴィンチ空港で水とビールを買うことにした。ビール中瓶3本、水2本を持って10ユーロ紙幣を出したら足らないという。成田でのレートは1ユーロ164円。ん?1640円で足りねえ!慌ててビール1本返品。その後、やむなくホテルで両替したときには200円という計算だった。ユーロ恐るべし。こんなに円が弱くなってるとは思わなかった。おかげで本当の貧乏旅行になってしまったよ。ここで旅行記は書きません。アマルフィとローマでの2日間のフリータイムは楽しかった。とにかく束縛されるのが嫌いな夫婦なので、例によっていい目、悪い目に会うことになるのですが、まあ、それはどこかで書くこともあるでしょう。1週間も留守にすると、あれこれ正常に戻すのに一苦労。散財してきた後だというのに掃除機は壊れる、自宅の風呂のバーナーまで壊れた。おまけにイタリアより寒いじゃないか。でもねえ、日本はまだまだ豊かで安全な国ですよ。折しも中国産冷凍食品の毒物混入事件。ヒステリックに馬鹿な法整備をしない方がいいと思うね。水と安全は只という有り難さをつくづく感じるね。そうそう、日本のトイレは世界一。清潔で機能的で、どこでも誰でも只で使えるなんて信じられないことだったんだね。明日はまた臨時休業。ちょっと東京へ行く予定。雪が積もってるなあ。
1月27日
「まほろば句会」報告。「待春や湯飲み置かれし跡を拭き」睦士。ううん、これいいのかなあ。3点も入ってます。「ファックスで見積の来る冬の星」あんこ。おれ、冬の里と読み間違えて1点入れました。この方がいいと思いませんか。「水仙一列小さく前に倣えする」浩司。らしくない句で3点ゲット。おぬし、やるのう。「白菜をつつく小言を言う人と」園子。実景だと思うなあ。これ、特選です。「待春の犬の声にもリズムあり」まひる。まあ、これくらいでいいでしょ。「大家族のごとく白菜切りにけり」りょう。白菜のボリューム感がさりげなくでてますねえ。「白菜のなんと小さき根っこかな」れん。おれ、知ってるもん。なんて言ったら、お師匠さんの句でした。この日は食事に寄った中里諒子も選句参加。例によって不思議な諒子節サクレツ。盛り上がりました。土曜日は群馬詩人クラブの会報発送作業。土曜会は3人。おおい、井田ちゃん、出てこいよお。28日〜2月4日まで臨時休業です。貧乏旅行に行ってきます。これ以降、更新されなかったら心配してください。それでは、行ってきます。
1月20日
新春落語会、無事終了。ちょっとお客さんの入りが心配だったけど、なんとか誘い合わせていただきました。感謝です。NHKの朝ドラ効果もあって落語ブームらしいですね。それを意識したのか「愛宕山」を演ってくれました。朝志さんの熱演に皆さん大笑い。これを演ると、ほんとに疲れちゃうんだよ、とか。お疲れ様でした、ということで懇親会。料理を出して一緒に乾杯。まあ、この一時がなんとも言えないのですね。人集めはいつも大変ですが、やってよかったとしみじみ思うのです。皆さん、御協力ありがとうございました。底冷えのする日曜日。イベントの翌日はひっそり。こちらも疲れているので丁度よいのですが、そろそろ誰か来ないかなあ。やがて常連の奥様たちが集まりだして、やあ、夕べはお世話様でした。小商いですが、これも一日です。新井頴子さんの個人誌の後記に「反対です。」とあって読む。「裁判員制度」に反対するというもの。同感です。いったい、誰がこんな制度を要求したというのでしょうか。アメリカみたいな訴訟社会を作り出そうとしている勢力があるのでしょう。それにしても新井さんは偉い。時代の雰囲気に流されることなく、言うべきことは言う。詩人だ。反省させられました。
1月13日
昨日は冷たい雨。その雨の中、育成会の役員さんたちがどんど焼きの小屋を作っていました。昔は子ども会といって、小学校のPTAですね。つまり、酒屋のYちゃんやKモータースの若旦那さん、それに行政区の役員さんたちです。ご苦労様です。地域の正月飾りを子ども達が集めてきて、翌朝早く燃やすという行事。この火にあたると風邪をひかないとか、まあ御利益があるということですね。もっと昔は、子ども達だけでお飾りを集め、小屋を建て、一晩泊まり込んで番をした、なんてこともありました。今では考えられないことですが、早く子ども達を一人前にしたい、子ども達も早く大人になりたいと思っていたのでしょう。その小屋で悪さをすることもあって、それも折り込み済みの風習だったようです。郷土史に詳しいわけではありませんので、怪しい見解ですが、ついでにもう一つ。今夜は当番さんの引き継ぎで「まほろば」を利用していただきました。明治以来の記録を収めた木箱とともに、去年の当番さんから今年の当番さんへと役目が引き継がれます。村の氏神様の当番ということで、氏子の若者が歳の順に引き受けます。ところで、氏子って何?神国日本の教育は敗戦と同時に変わりました。そんなの関係ねえ、ですね。でも、地域の役としては残っているのです。あーたらこーたら言うと、便利な役がなくなってしまいます。当番さん、ご苦労様。よろしくおねがいします。おれもやりましたよ。かれこれ30年前に。あっ、お帰りですか。ありがとうございました。
1月6日
末弟一家が年末年始に来なかったこともあって、静かなお正月。喪中だからな、静かに過ごせよ。元旦は、二頭の犬を連れて、今年も村々鎮守様へ初参り。地域の会議に顔を出してからカミさんの実家へお年始。いつものように伊香保を抜けようとしたら大渋滞。おお、水沢観音への初詣の車列だった。コースを変えて下山したのは正解。上りの最後尾の人たちは、日のあるうちに観音様を拝めたかしらね。ご馳走になって帰宅。やることあるけど、元旦だからね。それに、ありがたいことに2日から宴会が入ってる。寝よっと。おれの年賀状は、毎年芸の無いものだけど、いただくものには傑作多数。今年の一等賞は田代田さんですね。ホントにこれ飾っておくと商売繁盛になりそう。今井るかちゃん、エジプトかよ、この写真。金井裕美子さん、笑い声が溢れてます。これ、書くの大変だったんじゃない。ま、胴元の郵政会社もやりましたな。吉永小百合さんから来るはずないのに、ぎょっとしたよ。皆さん、ありがとうございました。4日が仕事始めの人、7日からという人もあるでしょう。今日の「まほろば」はひっそり。心静かに、今年やらねばならないことについて思いをめぐらしました。急いてはならぬ、と自分に言い聞かせたところです。今年もよろしくお願いいたします。
12月30日
今年最後のまほろば句会。兼題は「人参」「冬野」でした。「ジャンパーの『革命』の文字冬野原」あんこ。浩司クンとお師匠さんが特選。園子さんも採って一等賞。おれのじゃありませんよ。いくらなんでも「革命」は恥ずかしすぎます。「赤城嶺を携えてをり大冬野」れん。景がでかいですねえ。「紅さした猊下3人ゆく冬野」浩司。いいけどねえ、3人という書き方はわざとらしくね?「人参は夕映え色とふと思う」睦士。これ、特選です。ふと、という使い方が俳人諸氏には不評でしたが、園子さんと二人で、いいよねえ、と声を合わせておきました。「人参のスティック乾く聖夜かな」りょう。季重なり?と、思ったらベテラン俳人の作と判って、絶句。「いさかいの夜人参に箸を刺す」まひる。おいおい、こんなの出すなよ。「雑踏を抜けて冬野となりにけり」みすず。田舎町の狭い銀座通りですね。そこで年越しの市が立ってるみたいな。「にんじんの先にちいさなかじりあと」園子。うん、かわいい。「ぼろぼろと飯こぼしおる冬野かな」智水。類句がありそうとの指摘あり。知りませんよ、ボク。土曜日は「まほろば忘年会」。参加者9人という、まあ丁度良い人数。何人かいつもの顔ぶれが見えないのが残念でしたが、盛り上がりは例年通り。思わず泥酔して井上敬二にからみ酒してた。いや、今年も皆さんのおかげで年が越せそうです。ありがとうございました。良いお年を。

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