|
重荷をシェアしましょう。
山でのポーターへ安全で人道的な扱いを
IPPGとは、何か
IPPGは、1997年にトレッキング業界で働いていたネパールのポーターの避けられた筈の死の後、結成された組織です。私達の目的は、トレッキングポーターに関しての問題点をとりあげて、教育や改善を推進することです。
IPGGは何をしているか
トレッキングポーターの安全と健康を守るため、政府機関、NGO、国際メディア、トレッキング会社、その社員、個人トレッカー、ポーター達と共に活動しています。
IPPGは、お金と備品を集め、例えば、Machermoのポーターシェルターとレスキューポストのような、ポーターシェルターの建設やポーターの衣服バンク、レスキュー資金の管理、などの活動に参加し支援をしています。
組織の構造
IPPGは、最小限の事務組織で会員制ではありません。興味ある人は誰でも、寄付または、IPPGの目的を広める活動により、参加が出来ます。その活動とは、トレッキング会社に質問したりすることです。(トレッキングの奨励を妨げない範囲で)あなたがIPPGの名前を使う時は、自国の代表者に相談して下さい。もし、あなたが国の代表者になっても良いとお考えでしたら、ぜひ連絡して下さい。各国の代表者から国際コーディネイターに送られた活動報告は毎年IPPGのニュースレターとウェブサイトに会計報告と共に載せています。
病気と事故を防ぐためのガイドライン
IPPGは、ポーターのために次のガイドラインを提案します。
1. 寒さ、雨、雪からポーターを守るため、季節と高度に適切な衣服を供給すること。例えば防風・防寒ジャケット、ズボン下、適切な履物、ソックス、帽子、手袋、サングラスなど。
2. きちんとしたシェルター、部屋またはテント、シートと毛布(寝袋)、食物と暖かい飲み物、または料理道具と燃料を供給する。
3. ポーターにも、あなた自身が期待しているものと同じ医療と保険を。
4. ポーターが、病気・怪我の時、簡単に解雇してはならない。責任者は、雇い主にポーターを解雇する旨、必ず報告する。彼が死に至らないために病気や怪我のポーターを、絶対に一人で下山させてはいけない。誰か言葉が分かって状況を理解している者と一緒に、病状を書いた手紙を持たせて、移動と治療に充分な資金を持たせるように。
5. ポーターに能力以上の重さを持たせてはいけない。(キリマンジェロ20kg、ペルーとパキスタン25kg、ネパール30kgが限界)重量制限は、高度とトレールと天候により、経験に基づいて決めるように。
想像して下さい
毎日毎日、30kg の荷物を背負って、ゴムゾーリか運動靴で、風、雨、雪除けにはビニール袋のみ。トレッキングポーターは、通常低地の谷間に住む人で、私達と同じ位高山病や凍傷になりがちです。彼らは度々、ベースキャンプより高い(5000m以上)地で、厳しい天候の中、重たい荷を運ばなければなりません。
毎年、山で不必要な死を遂げたポーターの話、あるいは凍傷、事故、怪我によって、二度と働くことが出来なくなったポーターの話を聞きます。
あなたは、死亡してしまったポーター、または二度と働けなくなったポーターの扶養家族が、如何に大変か想像出来ますか。発展途上国では、政府の援助はなく、家族に大きな負担が掛かります。未亡人は、再婚することも許されないのです。
ポーターに感謝しましょう
ポーターは、高度の高い場所での重量挙げ大会の選手です。これがオリンピックなら、忍耐競技のメダル獲得者です。この驚くべき山の運動選手を祝福し、誉えましょう。彼らの仕事振りに大いに感謝しましょう。自分で荷物を持上げてみて下さい!
あなたが出来る事
トレッキング会社を使う時は、マネージャーかリーダーにどうやってポーター達の面倒を見ているか、ポーターの問題について、サーダ−を教育しているかどうかを質問しましょう。
ポーターを直接雇う時は、前頁のガイドラインにそって、自分が彼らの身になっても良いように扱いましょう。給料と適切な重量を確認。例えば、ネパールでは5000m迄は、30kgを越えてはいけません。あなたの余分な装備が重量超過に繋がります。特に高い地へ行く時は、経験ある強いポーターを選ぶこと。
トレッキング中に、問題ある出来事を見たら、その場で注意して下さい。そして、その事件の日時、会社またはグループ名、場所、高度、天候状況を記録し、IPPGへ郵送かeメールして下さい。
IPPGの連絡先
IPPG(International Porter Protection
Group)Dr. Jim Duff, International Coordinator
53 Dale Street, Ulverston LA129AR UK
Tel; 01229 586225 info@ippg.net www.ippg.net
|