bP07
2008 年
12月22日
生活はもちろん人間そのものを
        破壊する「失業」はゆるさない!

−−−トヨタをはじめとする自動車産業、ソニー、東芝など日本を代表する大企業から、大規模な雇用破壊が吹き荒れています。しかし、労働者の反撃もはじまっています。−−−

 今、日本各地で大企業による身勝手なリストラが進められ、「雇用破壊」が蔓延しています。トヨタをはじめとする自動車産業、ソニー、東芝など半導体、通信、鉄鋼、不動産、保険など金融、流通産業と基幹産業といわれるところが軒並み業績悪化を理由に正規、非正規問わず首切りを強行、働く労働者を「もの」のように切り捨てています。
 企業が守るべき解雇4要件も宙に投げ捨て、好き放題に解雇するやり方は、10年前完全失業者330万人を出した当時とかわりなく、むしろ解雇の仕方はいっそう狡猾になっています。

 炊き出しに集まる労働者、一日ごとに50人から70人増える勢い

 なかでも、「派遣切り」や「雇い止め」が労相者の住居まで奪われ、その瞬間に文字通り路頭に放り出され、命そのものを直撃するというひどいものになっています。
 新宿の「ホームレス自立センター」の職員によれば、一日一食の炊き出しに群がる労働者が12月に入って一日ごとに50人から70人の規模で増えているといいます。

 「派遣はもう疲れた、ぜひとも正社員で」!

 私たち働きたいみんなのネットワークにも労働相談や求職相談が寄せられていますが、内容は深刻です。 28歳の男性労働者は、中堅の製造業に数年勤め、その後、派遣、派遣でやってきたが、仕事が安定せず疲れた。「心も体も折れた」と今は正社員をめざしているが、毎日ハローワーク通いだが全くない。親からは遊んでいるように見られ辛い。何とかしたい。

 大企業は解雇をやめよ!求められる企業の社会的責任!
             −−12・6経団連包囲、ネットも参加−−

 12・16雇用破壊を許さない経団連包囲行動が国民春闘主催で開かれ、ネットも参加しました。首切り許すな!解雇を撤回せよ!失業は認めないぞ!のシュプレヒコールが昼の大手町に響き渡りました。
■「声」
ネット
 2対8の法則というものを信奉している。イタリアのパレートという 経済学者が唱えたものだが、世の中はおよそ、優秀なものが二割、それ以外のものが八割で成り立っているという▼経済の世界では、この優秀な二割に対象を絞って働きかけることが効率的だと教える。しかし、よく見れば、この法則は、実はほとんどあらゆる事象に当てはまることがわかる▼例えば学校生徒で言えば、勉強のできる奴が二割、その他が八割の割合で存在する。しかし、その二割の優等生組も、スポーツをやらせたら、たちまち八割の方に転落する▼別の視点でいえば、人は誰でも二割の優った部分と八割の劣った部分を同時に持っている。そして、それぞれがその二割の部分を役立たせることで、社会は成り立っているのだろう。結局人は他人の世話なしでは生きられない仕組みになっている▼しかし、現今の風潮は、まるで金儲けこそすべてであるかのようである。一時的な金儲けの勝者が英雄となって、敗者は無能扱いだ▼しかし、現実には、二割の勝者も、次は八割の確率で敗者に転落する。これが二対八の法則の教えるところである。敗者に思いが至らない勝者は、必ず大きなしっぺ返しを受けるだろう。   【健】

新宿わく☆ワーク ミニ面接会開催
 10月29日につづき、12月12日、新宿わく☆ワークにおいて、ミニ就職面接会が開催されました。求人側5社、職種は清掃、警備、家事清掃、ビル管理、調理補助など中高年向きの職種が定着した感があります。求職側の面接件数は17件・16名でした。(男性・9人、女性・7人)

 参加者の居住地は新宿区が9名、他区7名でした。
 複数の面接を受けた人は一人でもったいない感じがします。この面接会の特徴である、肩の張らない面接とあわせて、交通費も時間も大節約できるものですから貪欲に活用したいものです。豊田事務局長が応援参加をしました。

頑張れ高見沢電機と、切り絵の里
 かって、青春時代、夏冬をとわずに八ヶ岳を駆け回っていた。その八ヶ岳の西に諏訪側、東に佐久側は、記憶の底にあった。稜線から眺める佐久は、開拓地のイメージだった。それが、こんなに近しいものとなったのは不思議なめぐりあわせを感じる。
 2004年冬から、両者の資金づくりの物品販売を一緒させてもらい、佐久を案内された。日本最初の小学校を築き、札幌の五稜郭と同じ建造物を有する等々の歴史に脱帽した。その、高見澤電機を訪れるのは3回目。大手電気メーカー富士通の組合いつぶしの横暴に屈せず10年にわたるたたかいの解決を求める総決起集会が佐久市・佐久想像会館で開催された。
 ハチマキ と 拳

ハチマキと拳、ゼッケンとスクラム/赤旗と労働歌、日刊紙と笑顔
そして‥‥私とあなた/私が怒った日あなたも苦しみ
私が泣いた日はあなたは目を閉じ/私が笑った日はあなたは走り回っていた


頑張っている私を見るのが好きで/落ち込んだ私を見ては深く考え込んでいた
苦しい、助けて、どうか私を見て!/そう、あたなはいつも私のすぐそばに‥‥
今日もこんなに沢山、あんなに遠くから
愛という宝物を持って来てくれたのですね/ありがとう!


今の私に何を望んでいますか?/胸を張ります、前を見つめます
そー私はあったかいあなたがいるのですから
‥‥たまにはコーヒーとケーキはどうですか?
青空と歌声も素敵です/でも最後まで私はあなたと歩みたい
この真紅のハチマキが歓喜で空に舞い上がり
この硬い拳をひろげたあなたと抱き合う/その日まで‥‥
*小林ひろ子(高見澤電機支部)
*当日、舞台で紹介された詩

 会場いっぱいにした900名をこす参加者、県外から400名参加の報告に拍手が湧く。この10年のたたかいの構成劇に笑い、涙し、当事者とサポーターが一同に会しての交歓は、心を熱し、会場いっぱいに感動があふれる。受付で配られた、色紙にとめた蝶の紙細工は82歳のおじいさんが包装紙やチラシを利用しての手づきり。
 ひとつひとつに、たたかう家族への思いと応援者へ思いが伝わる。支部日刊紙「おはよう」を29年超、1万700余号を絶やさず。女性が地力を発揮している組織は強い。高見澤電機争議団はやさしく、あたたかく、強い。この争議、勝負あったを確信させる。

 あたたまった心に戸倉上山田温泉は良く似合う。翌日、石坂さんを見舞う。癌に侵され来年のきりえカレンダーの出稿があやぶまれた。2回目の道のりだが山深い印象は誤りなく、かなり深い。道端に薄く雪が残っている。高みの開けた場所に家があり両側は杉の林と雑木林に挟まれている。隣家は一軒目に入るが、百メートル以上は離れていようか。思いのほか元気だった、どころか作業衣に長靴のいでたちで、杉の伐採作業の手を止めての挨拶となった。

 先手の巨漢の青年は、娘の連れ合いだという。はじめて会った娘さんは、父親の頑固ぶりを披露しながら話のながれをすなおにつくりだす。おやじは無口に座るが、居心地はよさそうだ。巨漢氏は、早稲田のラクビー部員だったとのこと。おくさんのもてなしは、おしんこと、おやき。 楽しい語らいの部屋は、天井を除いてきりえが壁をうずめる。お土産に、おやきと特産の山芋。ガンマン同期生同志にアガリスク。
 なんとも心のぬくもる旅の帰途についた。
■第101回懇談会報告11/26

常連の斎藤さんが、仕事の都合で遅れて到着。この間、11月16日の「だれもが人間らしく生き、働くために」をスローガンに取り組まれた「下町雷大行進」、おなじく、23日、長野県佐久市で取り組まれた「高見澤電機争議の勝利解決をめざす総決起集会」の報告が豊田事務局長から行われ、雷大行進には、久しぶりにネットとして旗をもって、4人が参加し、元気に行進してきた事。佐久市での高見澤争議総決起集会では(2面に詳細に報告)熱っぽく語られました。  会澤さんから、大企業中心に進められている「雇用破壊」の現状や、東京都の築地移転の問題点、新銀行東京問題では、特に、経済危機が進行する中で不良債権が増え続け石原知事の矛盾点が広がっている事が報告されました。
みんなで参加、元気の出る懇談会を
  佐々木代表から、建交労や働きたいネットが中心に進めている「労働者供給事業による雇用創出などの取り組みが前進し、12月はじめにいよいよ具体的な発足をめざすことになったとの報告がありました。 斎藤さんからは、懇談会100回記念にあんなに多くの人が参加したから、今日も多いかと思ったが、少ないので寂しいですね、ともっと、懇談会の取り組みを強める事が必要との意見が出され、ついで、ご自身が勤めている会社の状況、やはり仕事がいつもより厳しくなってきていると述べ、時間も時間だからそろそろ終わりにして、外で懇親しましょうとの積極的な提案。
 仕事で少々疲れているのではと健康に気配りをの声で懇談会は終了しました。
                                ………【参加者5名】