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3月1日 ラナンキュラス
■ <草木365日> ■<植物名検索> ■<逆引き・植物名検索>
☆新しく掲載した草木は、そのタイトル(日付・植物名)がオリーブ色になっています☆
切り花として見かけることの多いラナンキュラスですが、露地で元気に咲いていました。花束にはしにくいほど茎が短いので、矮性種なのだと思います。
園芸的に改良された花というのはいろいろありますが、ラナンキュラスがここまでなるのにどれだけの時間がかかったことやら。
仲間の代表であるキンポウゲも一応は八重ですが、その巻き方の違いは雲泥の差と言っていいはず。さらに花色ときたら、そのバリエーションの多さに舌を巻くばかりです。(2007年)
3月2日 ビオラ
ビオラを載せるからには何か変わったものを、と思っていたら、こんなマーブル模様のものがありました。(2005年)
3月2日 オーブリエチア
これによく似たムラサキナズナというのが母種と言いますが、園芸的に改良されたこちらにはまだ和名がないようです。
野草的な雰囲気の小さな花で、隣に写り込んでいるジュリアンの花びらの一枚と同じくらいですから、直径2cm程度でしょう。(2007年)
3月2日 チャセンシダ
図鑑にもそう書いてあるし、たぶん繁った茎が茶筅みたいという命名だとは思うのですが、どうもそう見えません。
このような野生のものではわかりにくいので、自分でも育ててみているのですが、今一つそんな形にならず、くやしい思いをしています。(2007年)
3月3日 ネモフィラ・ペニーブラック
お日様を奪い合うかのように、我勝ちに花を開き競うネモフィラです。全開しても2pほどの小さな花ですが、数と元気が売り物です。
普通見るネモフィラには三つの色違いがあって、これはそのうちの一つ、ペニーブラックです。せっかくの黒紫色がオシベの花粉ですぐ汚れるので、開き始めが見ごろです。
このペニーブラックの白黒を逆転させたようなものがマクラタ、そしてきれいな青色(芯が白)がインシグニスです。瑠璃唐草という和名は、このインシグニスによっているようです。(2006年)
3月3日 オオバヤシャブシ
ハンノキの仲間なので、こげ茶色になった去年の果穂が春まで残っています。そこに今年の花序が緑の彩りを添えはじめました。
ヤシャブシ(夜叉五倍子)には、この大葉のほかにヤシャブシとヒメヤシャブシがあり、葉があれば見分けやすくなります。
今の時期は、果穂が一枝に一個ずつなので大葉としました。(2006年)
3月4日 ヒメカンアオイ
普通のカンアオイと比べると、花も葉も小型です。
花(萼)の差し渡しで2〜2.5p、葉の縦が5〜6pというところでしょうか。(2006年)
3月4日 キッコウチク
読んで字のごとく、亀甲です。
縁起が良さそうだから庭に一本と考えそうですが、モウソウチクと同じかそれ以上の太さ(と大きさ)なので、安直に植えるとエライことになりそうです。(2006年)
3月4日 セリバオウレン
花は普通のオウレンとほとんど見分けがつきません。
名前どおりセリによく似た葉が、普通のオウレンよりも繊細な感じです。(2006年)
3月4日 ショウジョウバカマ
カタクリよりはもう少し湿った場所が好きなようですが、かなり派手な風体なので、林間でよく目立ちます。
猩々という名は、花がこのあとにもっと赤みを帯びることに由来するというのが定説です。しかし、袴に見立てた葉の赤さからという説もあって、これに賛成したい気分です。
これでも「常緑」多年草であって、花後には株が大きく育ちます。常緑という言葉には惑わされてしまいますが、いつも青々ではなく紅葉する常緑(?)も少なくありません。(2006年)
3月4日 エリカ・コロランス・ホワイトデライト
名前がとても長いのですが、途中のコロランスを省いて呼んでいるケースが多いようです。
堂々と「白」を名乗っているくせに、株元の花は先端が結構ピンクになっていて困りました。そこを避けて撮影したのが、こんなさびしい絵になった原因です。
あとで調べたら、開花後に次第に色づく性質だそうで、下も写してよかったようです。しかし、それだとクリスマスパレードと同じくなりそうだし、これはこれでよしとしておきます。(2007年)
3月4日 モミジイチゴ
芽吹き出した若葉の緑を背景に、この上もなく簡素な花の姿が映えていました。
モミジイチゴを紹介する写真としては撮影時期が早すぎました。モミジに喩えられた葉の切れ込み具合がまだよくわかりません。
来月になれば葉の形もきれいに整うでしょうが、さらに楽しみなのは秋の実です。橙色がかった深い黄色の実はなかなかに美味とのこと、是が非でも試してみたいものです。(2007年)
3月4日 ソテツ(雌株)
巣の中で孵化を待つ怪鳥の卵? 小ぶりの鶏卵ほどのサイズです。南国の植物ですが、関東の露地でも実をつけるとは驚きました。
以前、11月に奄美大島を旅したとき、この実が蘇鉄の根元にたくさん落ちていました。秋から春まで、実は長い期間にわたってこぼれ落ちるのを待つようです。
卵の保護材みたいに見えるボロは雌花の残骸です。雌雄異株ですが、結実したところを見ると近くには伴侶もいるようです。夏に両方の花を見ることができますように…。(2007年)
3月4日 ウチワノキ
昭和初期に朝鮮半島からもたらされた木だそうですが、まだやや珍種と言えそうです。
花はうつむき加減なので、内側が見えるものを無理して写しました。この花の風情からシロレンギョウという別名もあるそうです。モクセイ科の仲間でもあるし、和名よりもその方がわかりやすく思えます。
とは言え、本名をないがしろにはできません。秋までしつこく観察すると、ウチワというより軍配に似た形の実を見て、その名を納得できるはずです。継続観察対象です。(2007年)
3月5日 ノボロギク
1月の後半からあちこちで見かけましたが、どうにも絵になりにくいのです。いくらかマシな撮影ができたので載せなおすことにします。
ハキダメギクと競るくらいこれもヒドイ名前ですが、確かに冠毛がタンポポとかと違って汚らしいので、まあ妥当なところかと思ったりします。(2005年)
3月5日 ビワ
初夏の風物詩・ビワの実は、この時期はまだこんな状態です。花は10月後半に咲いていました。
長い月日をかけてあの枇杷の実になることを思えば、これからはもっと大事にいただくことにします。(2005年)
3月5日 ウンナンオウバイ
遠くからでも大きな黄色の花が目立ちます。普通のオウバイよりふた周りほど大きな花で、色はややソフトです。
ハタザクラに似て旗弁を持つことがあり、豪華な姿も見せてくれることもあります。また、落葉する黄梅と違い常緑性なので、黄と緑の対比も楽しめます。(2005年)
3月5日 トウジュロ
棕櫚の仲間ですが、普通の棕櫚を和棕櫚(わじゅろ)として、こちらを唐棕櫚(とうじゅろ)と区別します。
和棕櫚の葉が途中で折れ曲がるのに対し、唐棕櫚は団扇のようにまっすぐです。(2006年)
3月6日 ガマ
竹輪みたいな夏の花とボロボロの冬姿、どちらも味があって好きでした。
しかし、さらにこんな「骨だけ」になってみると、そこにあるのはポエジーなのでした。(2005年)
3月6日 アミガサバイモ
バイモ(貝母)の園芸品種のようです。普通のバイモは、4月の初旬に花を開きました。
しかし、普通のバイモのことを「編笠百合」とも呼ぶので、このネーミングはちょいといただけません。(2005年)
3月6日 バイカオウレン
普通のオウレンにひと月遅れて、バイカオウレンが咲きました。
やや園芸的なのでしょうか、梅花というだけあって、オウレンに比べるとかなり「美人」です。(2005年)
3月6日 フキノトウ
1週間前に蕾だったのが、もうこんなです。
蕗の爺や蕗の姑という呼び名の謂れは、この姿を見れば納得できるでしょう。(2005年)
3月6日 ヒイラギナンテン
葉は柊みたいにトゲがあるのに枝振りは南天、それで両方くっつけてヒイラギナンテン、シンプルな発想ですね。
でも、柊も南天もどちらも白い花なのに、柊南天になると黄色い花というのは愉快です。また、柊よりも鋭く尖った葉が、寒さに会うと南天のようにやや色づくことがあって、どっちの性格が強いのでしょう。
名前は合体ですが、江戸時代から栽培されている歴史があるそうで、これはこれで立派にメギ科ヒイラギナンテン属です。(2005年)
3月6日 ゲンカイツツジ
早春に花だけ開き出す落葉タイプのツツジとしてはミツバツツジをよく見かけます。
こちらはそれより少しマイナーな「玄海」ツツジです。名前どおり西日本の木ですが、この辺でも庭に植えているお宅がまれにあります。
咲く時期も木の大きさもミツバとよく似ているのですが、全体の雰囲気はこちらが柔らかです。花びらの先が尖らず、花冠が丸く見えるのがその柔らかさの素に思えます。(2007年)
3月6日 カニクサ
暖かくなると蔓がよくのびて、その蔓で蟹(たぶん沢蟹)を釣るのだそうですが、まだ自分で試したことはありません。
ツルシノブという別名もあって、さわさわと涼しそうな姿によく似合います。(2007年)
3月6日 ミヤマシキミ
深山というから高山植物ではあるのでしょうが、意外に普通のお庭や公園で見かけます。
しかし、山を降りても腰丈ほどでこんもりする性質は変わらず、花や実を見やすいのは得がたい美点です。
このように赤みの入った花のほかに真っ白のものもあります。(2007年)
3月6日 オガタマノキ
10mはありそうな大きな木に、小指ほどの花がまばらに咲いていました。
いい香りがするというのですが、あまり感じられません。以前、カラタネオガタマでも、ほとんど香りのしない木と派手に匂う木があったので、状態によって違うのかも知れません。
木の個体差もあるだろうし、時間帯や気候も影響しそうだし、受容体の性能差も少なからず響きそうです。まだ花粉症ではないのですが、どうも植物の香りに鈍感で困ります。(2007年)
3月8日 ハナツメクサ
日本中あちこちにハナツメクサの名所ができています…と言ってもピンとこなくて、シバザクラ(芝桜)という名がポピュラーです。
近所にも小さな芝桜花壇が作られ、そろそろ咲きそろいはじめました。今月末には見ごろになるはずです。
冒頭に述べたように花爪草が本来の和名で、英名はモスフロックスというそうです。北米原産で寒さにはかなり強く、年明けごろには開花が見られます。(2005年)
3月8日 オランダミミナグサ
7〜8oの小さな花もかわいいし、その蕾や葉がびっしりと毛で覆われているのも愛嬌があります。オランダミミナグサです。
葉(菜)の形がネズミの耳に似ているのが名前の由来で、確かにとんがり具合がそんな感じです。オランダのつかない在来種(萼まで紫色)もあるのですが、まだ見つけることができません。
(2005年)
3月8日 カブ
別に器量が悪そうには見えないのに、畑の脇の土手に捨てられていたカブです。おかげで根から花まで、普通は撮ることのできない全体写真が得られました。
無理やりの構図に加えて曇天のおかげで、蕪にとっては不名誉な絵になりましたが本来のおいしそうな姿は4月に載せてあります。
きょうの狙いは黄色の4弁花を確認して、蕪もアブラナ科であったことを思い出すことです。菜の花の仲間ならこれも食べられるはずですが、残念にも機会に恵まれません。(2007年)
3月8日 コマツナ
あちこちの畑で頻繁に見かけるコマツナですが、あらためて調べてみてビックリです。各地各様の変種があるそうで、軽く10種類は超えるみたいです。
それを知ってから写真を見直すと、葉が異様に大きく見えます。この小松菜の特性なのか、暖冬のせいなのか、いささか判然としません。
とまれ、真っ白な葉脈と深い緑の対比はまさしく小松菜です。面白いのは花の近くの若い葉で、色も形もそれらしくありません。時を経て味わいを増すとはうれしいことです。(2007年)
3月8日 チンゲンサイ
去年の1月、チンゲンサイを撮影したのは、降雪被害で野菜価格が高騰したときでした。あのときは、失敬していただきたいほど茎がおいしそうに見えたものです。
今年はお店の野菜も安いのでしょうか。開花前に収穫されてしまった去年と違い、この春は茎が腰丈までのび、黄色い花をつけました。
これもいかにもアブラナ科らしい花です。こうして見ると、いろんな野菜がアブラナ科であることにあらためて気づきます。菜の花を見たら最敬礼をしなくてはいけません。(2007年)
3月9日 ハナニラ
わりと頻繁に通る道の端に、急にハナニラが開いていて驚きました。葉だけの状態だとほとんど雑草なので、ゼンゼン存在を意識していませんでした。
白から薄紫までの狭い範囲ですが、色の濃度はかなり個別に違って、この花は紫がとても強い方だと思います。もう少し青いものもあります。3月後半には白ベースに青い筋の入ったものも見つけました。
1株に1輪しかつかないので、咲き始めのこの時期は複数の花を写すのが難儀です。写真の右の花には傷がありましたが、無理に写し込みました。(2005年)
3月9日 カンスゲ
使い古しのモップみたいですが、これでも一応は花です。
ちょいとした山歩きのときに見かけていた草ですが、今まで調べもせずに見過ごしていました。カンスゲ、名前どおり寒いときにも葉が青々しています。
茶摘み歌の最後が♪スーゲーの〜笠〜だったと思いますが、あの笠はこんな菅の葉で作るのだそうです。(2006年)
3月9日 セントウソウ
花一つひとつは2oか3oほどのもので、仙洞草というもったいぶった名前の割にはささやかなものです。
この名の由来には諸説がありますが、春一番に咲く「先頭」だったのが、あとから大げさな字(上皇や仙人の住まい)を当てたというのが個人的に気に入っています。(2006年)
3月9日 フサアカシア
やや花どきを逸したようです。ギンヨウアカシアと似ていますが、小葉の数が違って、こちらの方が倍ほどもあります。
ただ、同じように小葉の多い種類にモリシマアカシアというのがあって困りました。
この二種類の見分けは小葉付け根の腺体の数でするようで、これは一つ(=フサアカシア)であることが画面の右下の枝でかろうじてわかります。(2007年)
3月9日 ミズナ
毎年、この花を撮りたいのに叶わなかった「憧れの君」です。暖冬のおかげで、葉が柔らかなうちに花をつけてくれました。
花だけ見たなら、ほかのアブラナ科の野菜と区別がつきません。独特の尖った葉はまだおいしそうですが、水菜の花は食べるものかどうか不明です。鍋の具としてなら、彩りはとても良さそうです。(2007年)
3月9日 シロバナタンポポ
前に一度取り上げたことのあるシロバナタンポポですが、再登場させました。発見が前のときよりひと月早まった驚きもありますが、本当のミソは写真の構図です。
今回は花の下の総苞が見えるように写しました。外側の総苞片がやや開いてはいるものの、完全には反転していないのがわかります。
この反り具合が蒲公英の出自の決め手になり、外来種が大きく反り返るのに比べて在来種はそれがありません。大柄・色白ではあるものの、純日本美人の蒲公英です。(2007年)
3月9日 ターツァイ
冬の間はあんなに地面にへばりついていたのに、春が来てグンとのびたら葉の形も色艶もまるで違って、まったく別物に見えます。
かろうじて根元に残る面影でタアツァイとわかりました。(2007年)
3月10日 タネツケバナ
意識し出したらそこら中にあって、去年まで見えていなかったことを反省です。下に添えた指と比べてわかるように、小さな小さな花です。
この花が咲く頃に稲の種を水に漬けるところから来た名前だそうです。とは言うものの、けっこう長く咲いているので、ワタシだったらいつにするか迷ってしまいそう…。(2005年)
3月11日 トサミズキ
チョロッと花の裾から見える赤い蕊がチャームポイントです。クリオネみたいなトサミズキが咲き出しました。マンサク科といいますが、奇怪さだけは共通でしょうか。
感じが似ているヒユウガミズキよりも開花は少し早いですが、両方咲き出したら見分けポイントが必要で、この蕊チョロが頼りになります。
江戸時代の本に「土佐ノ山中ヨリ出ヅ」とあり、牧野博士も高知に自生しているとしています。(2005年)
冬の実も愛嬌があります。
3月11日 オオタチツボスミレ
あ、スミレだ!と写したときにはナニ菫か見当もつきませんでした。でも、「図鑑には菫がたくさん並んでいたし」と安心していたんです。
ところが、こんな丸い葉の菫は、手元の小さな図鑑では見当たりません。少し丸くても先が尖ったり、どうも違います。こういうときはネットがありがたいですね。
どうやらオオタチツボスミレ、白い距が見分けポイントになるそうですが、知らない悲しさで横からの撮影がありません。この写真で花びらの間に距らしい白いところがかすかに見えるので、暫定OKにしておきましょう。(2005年)
3月11日 ヒトツバ
なかなか率直な名前で、見たとおりそのままです。
でも、植物的には一本の茎に一枚しか葉をつけない(正確には茎ではなく葉柄なので、あくまで見かけの意味)というのは珍しく、このサイトではほかにクリハランがあるだけです。(2006年)
3月11日 コリヤナギ
コリは行李(こうり)です。自分が学生のころまで、衣類を収納したり運ぶときのケースとして行李はまだ現役でした。
あの懐かしいケースを編む材料がこの柳の若枝だったそうです。(2006年)
3月11日 ユキワリソウ
雪割草にふさわしい可憐な花が、雪ならぬ枯葉を掻き分けて顔を出しました。ピンクのほかに白や紫の花もあります。
葉の先が尖ればミスミソウ、丸いとスハマソウと呼び分けるそうですが、この段階ではその区別がつきません。(2006年)
3月12日 コゴメイヌノフグリ
姿はまさしくオオイヌノフグリなのに、花だけが純白です。
こんなのあり?と思いながら帰宅して調べたら、こんな名前=小米イヌノフグリでした。ユキヤナギのことをコゴメバナと言うのと同じ名づけ発想のようです。
オオイヌノフグリの白花というのもあるようですが、コゴメは葉や茎の毛深さが目立ちます。(2005年)
3月12日 ユキツバキ
日本の椿には三大原種と言われるものがあって、ヤブツバキ・サザンカと、もう一つがこのユキツバキです。
赤に白の斑入りやピンクの種類もあるようですが、雪椿といえばこの深紅でトドメでしょう。
横に広がる樹形が雪に耐える姿に見えます。葉はやや大ぶりで細長く、花色を引き立てる濃い緑です。(2005年)
3月12日 ミツバツツジ
ツツジの中で一番早くに咲き出すミツバツツジです。
ツツジの類は常緑が多く、葉があるところに花がつきますが、ミツバツツジは落葉したあとにまず花がつきます。時期は早いし花だけだし、ということでよく目立ちます。
名前の由来の3枚の葉(輪生状)は、このあと枝先に出てきます。(2005年)
3月12日 モクレイシ
レイシは茘枝と書いて、例の楊貴妃のライチーのことです。あのジューシーな実は、ムクロジ科常緑高木のレイシにつくのです。
さて、そこでこのモクレイシ(ニシキギ科・常緑低木)ですが、たぶんレイシより硬い・強いという意味でしょう。レイシは常緑高木のくせに枝ぶりはナヨッとしています。
木や花の感じは似ているようですが、肝心の実はモクレイシは真っ赤で小さく食用にはならないようです。関東の海岸に自生し、関西をとばして九州に分布するという変わり者です。(2005年)
3月12日 ウグイスカグラ
2月後半にミヤマウグイスカグラを載せていますが、今度は萼に毛がない、普通?のウグイスカグラです。
こちらもやはり直径1pほどの小さな花が、葉に先立って風に揺れていました。(2005年)
3月12日 シラー・シベリカ・アルバ
大きなお寺(新座市)の門前茶屋の庭で見つけました。自分では何の種類か想像もつかないし、女将さんに尋ねても「いただきもので、名前はわからない」と言うだけです。
仕方がないので鑑定サイトのお世話になり、シラーの仲間であることがわかりました。
長い名前ですが、アルバがつかない普通のシベリカだと花色が青であり、この真っ白種類は「アルバ」になります。
同じ白い花びらで、中心に青い筋の入るシラー・チューベルゲニアナというのもありますが、この花にはそんな色みはありません(裏側の脈は薄い青だが、表側は純白)。(2006年)
3月12日 スギ
早春には嫌われ者の花粉を撒き散らしますが、夏にはかわいい緑の実になり、それが枯れるとこんな素敵なオブジェになります。(2006年)
3月12日 スズメノカタビラ
これはスズメノカタビラじゃなくてスズメノナミダではあるまいか、と思わせるイタズラな朝露と比べても、この草の小ささがわかります。
あえて「雑草」と言ってしまいますが、数ある雑草の中でもメジャーさではトップクラスだと思います。
この時期、花穂からはしっかりと葯がこぼれ出しているのが見えます。じっと見てみると稲の穂に似ていますが、それもそのはず、イネ科の仲間です。(2006年)
3月13日 ホトケノザ
これとオオイヌノフグリとは、春の野の二大スターですね。(2004年)
3月13日 ハクモクレン
この花が豪華に真っ白に咲き出すと、春だなあと思います。(2004年)
3枚の萼も花びらと見分けがつかないので、計9枚の花弁が分厚い感じで上向きに咲きます。コブシとの見分けがどうやらできるようになりました。(2005年)
3月13日 オオイヌノフグリ
名前がねえ、ホントにかわいそう。
可愛い花なのに。誰か改名してあげないのでしょうか。(2004年)
3月13日 スノーフレーク
2月20日にスノードロップを載せてありますが、同じヒガンバナ科で、こちらはスノーフレークです。
鈴蘭水仙という名前の方が通りがいいかもしれません。ほかに大待雪草とも呼ぶのは、スノードロップよりも草丈が高い意味でしょう。
背丈のほかに、花びらに入る緑の斑点の位置も異なります。ドロップは花びらの付け根、フレークは花びらの先端部につきます。(2005年)
3月13日 シキミ
この花が実になる9月、去年は実の横で少なからぬ花が狂い咲きしていました。そのため、今年の開花が心配だったのですが、杞憂でした。例年より花つきがいいくらいです。
墓場の木のイメージが強いのですが、案外に庭木にしているお宅も目立ちます。木全体が淡い黄色の花に包まれると、確かに鑑賞に値する美しさです。(2005年)
3月13日 リョクガク(梅)
萼が緑色だから緑萼、わかりやすい名前です。
梅の萼は普通赤茶色なので、花びらのピンクとあいまって、木全体が薄紅色に見えます。対してこの緑萼は萼も枝も緑なので、全体が爽やかな薄緑に見えます。(2005年)
3月14日 レンギョウ
変換すれば連翹と出ますが、ワタシは書けない&覚えられない。
書けたらカッコいいのになあ、とは思うけれども。
しかし、どこに書くのさ(と自分突っ込み)。かつ、読める人も少ないだろ(と自分納得)。
ああ、今年も覚える気なし。(2004年)
3月15日 ユキヤナギ
秩父の長瀞の崖にこれが咲くのですが、川下りでしぶきを浴びながら見るには、ちょっと根性のいる季節です。(2004年)
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