FF10レビュー2
と言うことでネタバレ編。
第一弾レビューで記したとおり、演出面・システムでの不満はほとんど無い。
シナリオは、少々強引なものを感じないでもなかったが、おおむね気に入っている。
直感的な感想として、ゲームクリア直後の日記より抜粋(笑)
名曲「ザナルカンドにて」が最高。
まぁ、一番最初にディスクをいれてそのままにしておくと流れてくるムービーとそれに乗ってくる音楽です。
彼らがあそこでなにを思い何をしているのか、ゲーム終盤までいけばわかりますが。
で、エンディング。
FFらしいといえばらしいけどこれまたかつてのシリーズにはないパターン。
シナリオ中盤、ユウナが背負ってた運命を
いつのまにかティーダが引き受けてたんですよねぇ。
ジェクトとのシーンの演出は大好きです。
最後のハイタッチとか。
エンディングと言うか、ラスボス長いです。
正確には最後のセーブポイントからスタッフロールまで。
優に一時間以上は軽いハズ(早解きは別だろうけど)
もっとも後半は全員オートリレイズのイベントバトルだけど(爆)
一部で「AIRに酷似している」という噂が流れてましたが、
ガセです。
確かにベクトル的には似てるかも。
全く被ってない、とは言いませんが全然問題無し。
つーか、噂流したの誰よ。ソイツの想像力(妄想か)に感服。
一番最後、スタッフロールのあとにティーダが出てくるのは・・・救いってヤツですかねぇ。
なんかONEっぽいけどね(ぁ
プレイタイムは51時間強かと。
オメガウェポン&アルテマウェポンを倒しての数字です(ぉ
と言うことで、最近のシリーズでは珍しくアルテマウェポン&オメガウェポンを撃破しました。
最近のシリーズではこの2体(出ない場合もあるけど)が強烈に強くて倒せないこともしばしば・・・
若干難易度は下がっているような気がするが、
オールコンプリートとはいかないまでもファーストプレイで一通り出来たので概ね満足。
ゲームバランスに少々疑問を投じてみたい。
まずスフィア盤のレベルアップシステムだ。
従来のレベル制と違って「自分の強さの目安」が分からない。
レベル20になったら、○○は倒せる、と言った目安が無いのだ。
知らぬ間に必要以上に強くなっているような場合もある。
また、いくら自由にキャラクターを成長できると言っても限界がある。
初期スタート位置から100コマで概ね、そのキャラクターの個性技(正規ルート)は制覇できるらしい。
しかし、100コマを超えると他キャラのルートに入り込む。
故に終盤、能力値にバラつきが生じてしまう。
ちなみに、
ティーダ → ユウナルート
ユウナ → リュックルート
リュック → ルールールート(シャレじゃない)
ルールー → ワッカルート
ワッカ → アーロンルート
アーロン → ティーダルート
に入るようだ。
とは言え、100コマに到達するのはゲーム終盤。
フルコンプは別として(フルコンプを目指すなら結局スフィアコマも全制覇になるだろうが)
通常プレイではなんら影響のない、重箱の隅をつつくような突込みには違いないのだが。
このゲームの根底に流れるキーワードが「死」「シン」だろうか。
死者が死してなお生き続ける。と言うのは面白い設定だろう。
これは敵味方関係ない。
そして「シン」のある限り平穏の無い世界。
死者を異界に送り、シンを倒しうる力を持つ「召喚士」
パッケージにも書かれている
「わたし、『シン』を倒します。必ず倒します」
と言うユウナの悲壮な決意、非常に巧い演出だと思う。
やや話はそれるがFF10と前後して、フルCGで話題を呼んだ「FF MOVIE」、
そしてテレビアニメ「FFアンリミテッド」が公開になっている。
ご存知の通り、フルCG映画版は話題にはなったものの商業的には失敗、
アニメは実はかつてOVAで出して空振り、今回はやや毛色の異なるものになっているがどうなるだろうか。
FF7→8→10と進化してきたFFの路線は、「10」でようやく理解できた。
「MOVIE」はその究極点だと思う。
元々「見せるゲーム」であるFFが「見せる」(もしくは魅せる)に徹することが出来るからだ。
しかし失敗した。
FFはやはりゲームなのである。
FFがRPGの王道のように言われることがあるが、それは違う。
ウィザードリィやウルティマ(未プレイだが)に始まり、DQがブレイクし、
それらに強く影響を受けて世に出たのが「FF」である。
RPGの王道と言えばやはりDQ辺りだろう。
RPGの異端とまでは言わないが、やはり「魅せるRPG」がFFのスタイルだと思う。
次回作は「Play Online」フル対応になるという。
私個人的にはオンラインゲームにはさほど興味が無い。
ゲームと言うのは自分のスタイルで自分の時間を持ってプレイするもの。
オンラインで他のプレイヤーと協力するのも面白そうだが、
自分のスタイルでプレイできるかと問われればNoだ。
他のプレイヤーと協力する以上、身勝手な行動は許されまい。
この辺りのバランスをどう取るか、FF11の難しさだろう。
スクウェアはさらにその次の「FF12」の開発を表明しているし、実質次作は12になるかもしれない。
逆にネット全盛の昨今、ゆくゆくはネットゲームこそゲームの中心となるかもしれない。
メディアミックス、オンラインとFFも試行錯誤を重ねている。
ただFFをプレイすることもなく批判を続ける者も居るが、
「FF」がゲームの金字塔にしてゲーム界の代表的なゲームには違いない。
一プレイヤーとして期待し、プレイし、楽しめればそれでいいのだ。
感想として批判を言うのも自由だ。
ともかく、FF10は充分プレイに値するゲーム。
10に限ったことではないが、是非その世界を体感して欲しいと思う。
戻ります。