自転車好きの影武者が走り込む静岡周辺のサイクリングルートを紹介します。
基本的には自宅〜自宅もしくは輪行を挟んだツーリングですが、このページではわかりやすく駅を
始・終着としてご紹介。お出かけの参考になれば嬉しいです。

※ご注意
難易度や適合車種は影武者の主観であり、個人の体力、天候その他によっても違ってきます。
リンク先はALPSLAB routeです。時間によっては混雑により繋がらない場合があります。


焼津〜清水 シーサイドライン

ルートデータ
距離:33.01km 標高差:105m
最急勾配:12%程度 平地コース
適合車種:ロード◎ MTB○ ミニベロ○ リカンベント◎

焼津から清水に向かってひたすら海沿いを走るルートです。県道416号静岡焼津線で大崩海岸を越えて、用宗の広野
海浜公園の中を通り抜け、安倍川の堤防へ。安倍川大橋は下り線側の歩道を走ってください。渡り終えてから直接安倍川
堤防に戻れます。ここからは再び海沿いのサイクリングロードをGO!
150号線沿いに清水へ向かい、エスパルスドリームプラザを過ぎたらゴールの清水駅です。
このルート、距離が短めで峠道も崖を高巻く大崩しかなく、比較的初心者向けのコースと言えるでしょう。物足りない方は
三保半島を一周してから清水駅へ向かわれるのもまた良いです。とにかく景色の良いコース。

見所は大崩海岸、広野海浜公園の眺望、安倍川河口の風力発電機、久能海岸の風景、ドリームプラザなど。


焼津〜大井川〜川根温泉〜金谷

ルートデータ
距離:71.65km 標高差:238m
最急勾配:10%程度 平地・軽山岳コース
適合車種:ロード◎ MTB○ ミニベロ◎ リカンベント△

焼津を基点に防波堤上を大井川へ、大井川マラソンコース「リバティ」を第二東名橋付近まで走ってから県道を川根温泉
まで走って一汗かいて折り返し、今度は大井川の西岸を地蔵峠を超えて金谷駅を終点とします。距離が長くてやや
山道も多いので経験者向けですが、終点を家山駅としたり、始点を島田駅としたりする事で短縮もできます。
小川港先から防波堤上を、大井川河川敷内をマラソンコース(自転車道併設)を経由するため信号が少ないのがこの
ルートの特徴でしょうか。ロードバイクなら安定した高速巡航が思う存分楽しめます。家山〜金谷間ではSLとの併走も!!

注意箇所は島田〜家山間にあるいくつかの県道トンネル。ダンプなど大型車の通行が多いため、安全のためテール
ライトを点灯して走った方が良いと思います。
見所は小川漁港魚市場、蓬莱橋、川根温泉、SLなど。



清水〜沼津〜韮山

ルートデータ
距離:61.27km 標高差:94m
最急勾配:23%程度 平地コース
適合車種:ロード◎ MTB○ ミニベロ○ リカンベント◎

ルート1とは反対に清水から伊豆を目指すルートです。
清水駅東口をスタート、興津まで港湾道路を走行します。興津川を渡ってからさった峠に入りますが、ここは局所的に
20%オーバーの急勾配が出現。勾配区間の距離は400mもないので、坂に弱い方はここだけ押しちゃってもいいでしょう。
さった峠の駐車場で一休み、展望を楽しんだ後は旧東海道を蒲原まで走り、新富士川橋を渡ります。富士川大橋は安倍川
同様下り線側の歩道を。堤防→橋→堤防と直接上り下りできます。
富士川大橋を渡ったらひたすら防波堤の上を沼津に向かって走ります。単調ですが両側が開けて眺望抜群の区間。
沼津魚市場手前、防災用の水門「びゅうお」は展望台になっていて有料(\100)で上に上れます。
沼津港をぐるっと迂回、牛臥海岸からは今までとは違い一気に山がちな景色になってトンネルを幾つもくぐります。
狩野川放水路と一緒に中伊豆に入って韮山駅でゴール。

見所はさった峠、由比本陣、千本松原、展望水門「びゅうお」、牛臥海岸など。


焼津〜御前崎〜金谷

ルートデータ
距離:71.5km 標高差:202m
最急勾配:10%程度 平地コース
適合車種:ロード◎ MTB△ ミニベロ○ リカンベント◎

平地主体の高速コース。ロードやリカンベントで疾走するのに向いています。
焼津駅から県道416号静岡焼津線〜国道150号〜御前崎〜牧の原台地〜金谷と辿るルートで、途中牧の原台地に
上がる箇所以外は勾配らしい勾配はありません。海沿いの眺望と牧の原のどこまでも続く茶畑の景色を楽しんで下さい。
また、水分補給できる箇所が少ないので補給は余裕を持って。

見所は御前崎海鮮なぶら市場、御前崎灯台、
金谷お茶の郷博物館、牧の原公園(博物館の裏手)からの眺望など。


静岡〜梅ヶ島〜静岡

ルートデータ
距離85.7km 標高差725m
最急勾配:18%程度 山岳コース
適合車種:適合車種:ロード○ MTB◎ ミニベロ△ リカンベント×

静岡駅から安倍川沿いを北上し、梅ヶ島新田温泉黄金の湯で折り返すピストンコース。
静岡では非常にメジャーなサイクリングルートのひとつで、休日には多くのサイクリストが走っています。
途中これといった見所などはないので中・上級者向けのトレーニングルートと言えるかも。山の奥に入るに従って勾配が
急になるのも特徴で、序盤はペースをやや控えて体力を温存しておきましょう。


静岡〜千頭〜家山

ルートデータ
距離70.3km 標高差883m
最急勾配:20%程度 山岳コース
適合車種:ロード○ MTB◎ ミニベロ△ リカンベント×

静岡から国道362号で千頭へ抜け、家山までのコース。途中峠をひとつ越えるのですがここが結構な難所で
ヒルクライマーにおすすめです。
静岡駅から九能尾(きゅうのお)
地区までは川沿いの緩い上り坂。九能尾のスタンド脇の雑貨店が峠前の水分の最終補給
地点となるので注意。九能尾から一気に勾配が立ち上がり、富士城地区まで延々10キロ、10〜20%前後の上りが続きます
。一気に坂を転げ落ちるようにして千頭駅前へ下るとやっと一息。
食事を取るならこの辺りで。デザートは駅前のお茶屋さんの川根茶ソフトが美味しいですよ。
千頭から先は"大井川裏通り"を選んでみました。大井川沿いの道は島田〜下泉間を県道、下泉〜千頭間を国道を使うのが
メインルートとなっているんですが、これを逆に走ってしまおうというわけです。
道は狭いけど交通量は対岸のメインルートよりはるかに少ないので走りやすいですし、大井川が蛇行する鵜山の七曲りなども
眺められ、大井川らしい雄大な風景を満喫しながらゆったり走れると思います。
疲れが見えてきた70km地点の家山駅でゴール。

見所は千頭SL資料館、千頭音戯の郷、塩郷吊り橋、鵜山の七曲りなど。



新金谷-小夜の中山-掛川

ルートデータ
距離18.0km 標高差229m
最急勾配:26%程度 山岳コース
適合車種:ロード○ MTB◎ ミニベロ△ リカンベント×

旧東海道を行くショートコース。新金谷駅を出発し、牧の原を超え、小夜の中山を経由して掛川でゴール。
前半は茶畑の中を行く峠コースで、牧の原越えの上りでは眼下に島田市街と大井川を望めます。
一度坂を下ると今度は小夜の中山への上り。斜面を直登するように道が付けられているため、激坂!!頂上の公園で
一休みしましょう。旧日坂宿への下り坂も上り同様に急坂なのでブレーキに注意して下さい。少し先には道の駅掛川があり、
食事休憩ができます。掛川市内を走り、最後に掛川城を眺めて掛川駅でゴール。

見所は牧の原の茶畑、小夜の中山公園周辺、旧日坂宿、掛川城など。


草薙〜日本平〜三保〜清水

ルートデータ
距離37.4km 標高差290m
最急勾配:10%程度 平地・軽山岳コース
適合車種:ロード○ MTB◎ ミニベロ◎ リカンベント△

静岡市清水区(旧清水市)側の展望スポットを辿るコース。起点は草薙に設定しましたが、静岡鉄道に乗り換えて狐ヶ崎や
桜橋で降りてもいいと思います。
日本平スタジアムの入り口から上りにかかって、頂上へ向かってひたすらヒルクライム。それほど急勾配ではないですが、
道幅が狭く交通量も比較的多いので注意して下さい。頂上が近付くと視界が開けて清水区・富士方面が見渡せます。
途中には喫茶店もあり。
日本平山頂は土産屋や展望台が幾つかあって賑やかな観光地。ここで折り返す事になるけど、ちょっと歩いて山頂まで
行ってみたり、ロープウェイに乗り換えて久能山東照宮を見学するのも良いでしょう。
下りは来た道を折り返し。別の道(旧 清水日本平パークウェイ)もありますが、元が有料道で自転車通行禁止となっているので
注意。これは静岡側の旧日本平パークウェイも同様で、実際も路肩ゼロ、車やバイクが高速ですっ飛ばしてくるので自転車で
走るのは非常に危険!バイクで攻めるには面白い道だけど・・・。
再び麓に下りてから次に向かうは三保の松原。松の爽やかな香りが心地よい場所です。羽衣の松の先から海岸線に出て、
堤防の上を三保半島の先端までぐるっと一周。岬の先端を回り込んで少し行った辺りに清水エスパルスの練習場があり、
運が良ければ練習風景を眺められます。

昔、三保地区までは国鉄の清水港線というローカル線が通っていました。その廃線跡が自転車道として整備されていて、
旧三保駅跡から巴川付近まではそれを辿ってみましょう。巴川からは国道149号、エスパルスドリームプラザからサイクリング
ロードが復活して清水駅でゴール。

見所は日本平、羽衣の松、三保灯台、清水港の風景、ドリームプラザなど。


浜名湖一周

ルートデータ
距離56.4km 標高差30m
最急勾配:5%程度 平地コース
適合車種:ロード◎ MTB◎ ミニベロ◎ リカンベント◎

浜名湖一周はそれこそ無数のルートがありますが、ここでは弁天島を起・終点に最も内周を辿る基本的なルートを紹介します。
弁天島駅は広いホームの中に駅舎がある変な駅。駅をスタートして道路右側の歩道を進むと、国道の旧道の橋が歩道専用に
なってます。橋を渡ってすぐの信号を右折、道路左側を道なりに進むとサザンのライブなどで有名な渚園を通ります。
ここにはキャンプ場もあって芝生のフリーサイトが\400で使えます。景色も設備も良好なので、キャンプツーリングで前日に
渚園入りしてくつろぐのもいいでしょう。ただし夏場などピークシーズンは大混雑するため注意!

渚園を過ぎると視界が一気に開けて中之島橋、浜名湖大橋を渡ります。ここからは観山寺まで道なりに湖岸のサイクリング
ロードを進んでください。観山寺にはコンビニあり。観山寺から細江大橋までは少し入り組んだ道になるけど、分岐点には
サイクリングロードの看板が立っているのでそれに従って進みます。
細江大橋を渡り、再び湖岸を進むと水面に「澪つくし」が立ってます。下気賀でサイクリングロードはいったん消滅するため、
国道の歩道を進行。寸座の信号交差点で海側の道に進むとやがて東名高速道路が左側に併走し、浜名湖サービスエリアの
脇を通り過ぎます。
と、ここでルートは浜名湖SAに入るように見えますが、実は東名のガード下を潜り左折すると浜名湖SAの裏口というか、資材
搬入口の辺りから徒歩でSAの中に入れてしまうのです。(笑)
この近辺、まともに休憩・食事できる場所が少ないのでどうせならここでランチタイムにしてしまいましょう。規模の大きいSA
ですから何でも揃ってます。食事は、この少し先の浜名湖佐久米駅内にある喫茶店「かとれあ」(水曜休)もおすすめ。

佐久米で国道と離れて再び湖岸道を西へ。猪鼻瀬戸を渡る瀬戸橋は1車線交互通行の吊り橋です。
知波田から浜名湖競艇場までの区間、道が入り組んでいてややこしいけど頑張って走りましょう。弁天島で最初に走った道に
復帰して弁天島駅ゴール。お疲れさまでした。

見所は渚園、浜名湖大橋、浜名湖ガーデンパーク、観山寺近辺、気賀の澪つくし、浜名湖SA、瀬戸橋など。


御殿場〜富士五湖〜富士宮

ルートデータ
距離86.9kmkm 標高差1060m
最急勾配:18%程度 山岳コース
適合車種:ロード△ MTB◎ ミニベロ△ リカンベント×

御殿場をスタートして明神峠・三国峠を越え、富士五湖を経由して富士宮に至るルート。
御殿場駅は御殿場線・R246ルートの最高所にある駅。しばらくは緩やかなアップダウンが続くので、ここでウォーミングアップを
しておきましょう。道の駅ふじおやまと、その近くにあるコンビニが最終補給地点になります、水分などの補給を忘れずに。
富士スピードウェイ入り口を過ぎ、明神峠への分岐からはいきなり急勾配が始まります。このコース一番の難所で、三国峠
までの高度差700mを6.7km、平均斜度10パーセント超の急勾配で上り切る事になります。上っていくと眼下に富士スピード
ウェイが見えて非常に気持ちの良い展望が広がりますが、明神峠の手前が最もきつい!最急勾配18%、MTBなどギアレシオ
が稼げる車種やよっぽどの健脚の方以外は普通に押しちゃっていいと思います。
明神峠からやや勾配が緩み、最高地点の三国峠を越えれば富士山が正面にどーん!


しまなみ海道

ルートデータ
距離76.3km 標高差83m
最急勾配:7%程度 平地コース
適合車種:ロード◎ MTB◎ ミニベロ◎ リカンベント◎

静岡ではありませんが、日本のサイクリストなら一度は走りたい聖地・しまなみ海道をご紹介します。
尾道から今治まで西瀬戸自動車沿いに続く大規模自転車道で、自転車で本州−四国間を連絡できる唯一の道。途中の
橋梁群は大規模かつ優美で、移りゆく瀬戸内の穏やかな景色とともにそこを走る全ての人を魅了して止みません。

旅の始まりは尾道駅。自転車道は橋梁部が有料道路のため、駅を降りたら「しまなみ海道サイクリングチケット」を購入して
おきましょう。尾道大橋以外の有料橋を渡れる共通通行券で、一綴り\500。駅前右手のしまなみ交流館で発売してますが、
ここが閉まっていた場合は国道を挟んだ反対側、尾道ウォーターフロントビル西側にある駅前港湾駐車場の事務所でも
購入できます。

尾道からは渡船で向こうの向島(そのまんま^^;)に渡りますが、駅前からの駅前渡船、少し東側の福本渡船他、計4航路が
運行されています。尾道大橋でも渡る事は可能ですが歩道部が極端に狭く路側帯も無きに等しい、さらにはかなりの遠回り
を強いられるので自転車で渡るのはお勧めできません。そのため、前記の通りサイクリングチケットの料金には含まれて
いないのです。渡船は路面電車並みに頻繁に運行されていて待たずに乗れます。どうしても「全海峡を橋で!」というなら
止めはしませんが・・・。
向島市街部を過ぎると風景が瀬戸内らしい漁村風景に変わってきます。岩子島への向島大橋をくぐり、最初の有料橋、
因島大橋へ。吊り橋の下段部に自転車道・原付道が通っています。因島側の大浜崎にはキャンプ場があり。
次いで生口橋で生口島へ。途中のお土産屋さん「ラガールせとだ」でははっさくソフトが美味しいです。

世界最長の斜張橋、多々良大橋を渡ると愛媛県に入ります。大三島側には道の駅「多々羅しまなみ公園」があり、記念
写真や休憩に最適。フードコート、レストラン、売店などがあります。
大三島橋を渡って伯方島へ。伯方島といえば塩の名産地、道の駅伯方S・Cパークでは塩ソフト、塩ラーメンが食べられ
ます。どっちも美味でおすすめ。
大島大橋で大島へ入るとここが基本コース一番の難関。峠越えが待ち構えています。それほど急勾配ではないですが、
2.5キロの長い坂なので気合を入れて上りましょう。
大島の来島海峡大橋手前にも道の駅「よしうみいきいき館」があり、七輪でのバーベキューが楽しめます。

本州側から走るといよいよ最後かつ最長の橋梁である来島海峡大橋を渡ります。大島側から第一・第二・第三の三橋
からなる橋は全長4105mあり、あまりの長さから終点が見えません。ここだけは途中の馬島に料金所があります。
この近辺はレンタサイクルで橋周辺だけを走る観光客が多いのでスピードの出し過ぎには十分注意して下さい。
渡り終えると今治市、こちら側のサイクリングターミナルであるサンライズ糸山で袂からの景色を眺められ、また
宿泊もできます。

海沿いに下っていって、大浜町地区からは来島海峡大橋を背にして走るといよいよ終点の今治駅。


今回紹介したのはしまなみ海道の基本的なルートに過ぎず、単純にこれだけを走るのは実は少々もったいないのです。
距離が80kmないため丸一日かけて走るなら絶対時間か余るはずなので、ペースを落としたり少し寄り道をしたりして
のんびり行きましょう。できれば中間のどこかで宿泊して、しまなみ海道の素晴らしさを存分に味わって下さい。
見所は・・・書き切れません。強いて言うなら、ルート上の全て。



その他、おすすめルートは順次追加予定!