平家物語定期講読会


 
 このページは、慶應義塾大学サークル日本文化研究会の学生を対象にした平家物語講読会の予告、内容案内をするためのものです。興味がある方は参加も考えますので、メールでお願いします。

平家物語講読会 

秋学期予定表

「そうだ、琵琶 弾こう。」

 

第一回 1024日 () 平曲 敦盛最期 全曲 祇園精舎 冒頭

             琵琶 口説

第二回 1031日 () 朗読 耳なし芳一 平曲 一門都落 

             琵琶 中音 祇園精舎 詩吟

第三回 11月 7日 () 平曲 能登殿最期

             琵琶 中音 祇園精舎 詩吟

第四回 1114日 () 平曲 小宰相

             琵琶 中音 祇園精舎 詩吟

第五回 1128日 () 平曲 濱戦 (知章最期)

             琵琶 三重 祇園精舎 詩吟

第六回 1212日 () 平曲 竹生島詣

             琵琶 三重 祇園精舎 詩吟

第七回 1219日 () 平曲 奈良炎上

             琵琶 三重 祇園精舎 詩吟

 

上記以外に、予定1222日(日)1時から築地社会教育会館 正絃会に参加

あと、平家琵琶・薩摩琵琶・中国琵琶の違い、平曲復習もかねて、どこかで、一度少し長い時間をとって、琵琶の勉強をしましょうか。

 

目標 平家琵琶を弾けるようになろう。そして、冒頭の祇園精舎の四小節を歌えるようになりましょう。琵琶以外には皆さんが詩吟をうたえるようにします。

                     平家琵琶

                        荒尾 努


             演奏風景

            講義風景
第一回 五月十七日(金)五時限 
慶應義塾大学日吉キャンパス
祇園精舎
平家物語を読むにあたり、必要と思われる平家物語の時代背景や特徴、源平の争乱の歴史、家系図、琵琶史の変遷、平曲の特徴など基礎的知識習得のためのお話し。最期に、祇園精舎を声に出して読んで、平家物語全体に流れる思想に触れる。
第二回 五月二十三日(木)五時限
慶應義塾大学日吉キャンパス
敦盛最期
平家物語でもっとも有名な部分「敦盛最期」を読むことで、その導入を図る。当時の武士の心に思いをはせながら、敦盛最期の古典を古文と現代語訳を音読し、意味を理解した上で、平家琵琶で実際のその部分の演奏を聞いてみる。
第三回 五月三十日(木)五時限
慶應義塾大学日吉キャンパス
那須与一
平家物語では敦盛最期と並ぶ有名な話である。源平屋島の戦いの中で、知らぬもののないエピソード。那須与一、義経の思い、与一の心の葛藤、扇を見事に射落とす与一、それを称える源平両軍、そのクライマックスを琵琶で聞き、その情景を思い浮かべられればと思います。
第四回 六月六日(木)五時限
慶應義塾大学日吉キャンパス
先帝御入水
源平三大合戦のクライマックス壇ノ浦の戦い。その最中、時の帝、安徳天皇は祖母二位の尼に抱かれ、波の底に沈んでいく。漢文調の文章や、二位の尼の「波の下にも都の候」という言葉などは聞くものの涙を誘う、平家物語の中でも最も美しい文章の一つである。
第五回 六月十三日(木)五時限
慶應義塾大学三田キャンパス
忠度都落
平家都落ちの中で、有名な話は、経正、惟盛にもあるけれども、忠度ほど、風流なものはないだろう。後には能「忠度」の題材となる、和歌を藤原俊成に預けて去っていくその覚悟の姿、読み人知らずとなってしまう悲しさ、平曲節物で唄われるこの都落ちは大変美しく、はかない。
第六回
第七回と合同
六月二十日(木)五時限
慶應義塾大学日吉キャンパス
木曾最期
木曾義仲は平家都落ちの功はあるけれども、都での粗暴な振る舞いが命取りとなった。法皇と対立、純真で、無邪気な義仲には都の穢れた貴族を相手に付き合っていくことは出来なかったのだろう。今井兼平や芭蕉の愛した義仲の姿を平家物語を読むことで、義仲の無念を読んでいきたい。琵琶は二十三日に演奏。
第七回 六月二十三日(日)午後一時から
中央区築地社会教育会館
木曾最期演奏、その他薩摩琵琶の演奏多数