PS/V Vision Power-up Guide

icon チャレンジ編


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【 名 称 】 メモリ増設
【 効 能 】 メモリ拡張によるSWAPの低減など
【 難易度 】 (^^;
【 評 価 】 (^^)(^^)(^^)(^^)(^^)
【 ご予算 】 ¥20,000〜57,000程度(SIMM 4MB×2の場合)
【 材 料 】 「30pin 70ns, パリティ有」の SIMM2枚一組 (同じサイズの物で揃えること)
【 方 法 】 ロジックユニットを引き出し,SIMMを ソケットに斜めにさし込み,SIMMを起こして固定する。 一連の作業はマニュアルを参照のこと。 ただし,マニュアルにはSIMMの向きを誤認しそうな図が含まれてい るので注意。切り込み位置を右側(フロント側)にあわせる。使用 するスロットについてもマニュアルにしたがうこと。
増設後は自動認識されるため,通常セットアップ(装置構成情報の 設定)の必要なし。
【 備 考 】 Windowsなどでは,一般的にメモリが多いほどSWAPの低減がはかれ, 複数のアプリ,重いアプリを快適に操作できる。場合によっては, ディスク・キャッシュ,RAMドライブ を設定が有効になる場合もあ る。(DOSの知識が必要)
使用環境/ソフトにもよるが,最近では 8MBのメモリはほぼ最低ラ インとなっており,メモリ増設はマシンパワーアップの基本。
標準 8MBから新規にSIMMを購入する場合,4MBのSIMM を2枚買って 上限の16MBに拡張する ことをすすめる。なお,60nsのSIMMでも支障ないようだがアクセス 速度は70nsとなる。

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【 名 称 】 数値演算コプロセッサ装着
【 効 能 】 浮動小数演算処理速度向上
【 難易度 】 (^^;(^^;
【 評 価 】 (^^)(^^)
【 ご予算 】 ¥4,000〜10,000程度
【 材 料 】 テレパソVision model 2408Nxx(486SLC2-66MHz)には387SX-33MHz, 初代Vision model 2408Wxx(486SLC2-50MHz)は387SX-25MHz(33MHzで も可)。 なお,国内では純正のインテル製の80387SXは 16-25MHzのものしか 販売されていない。 33MHzのものは,「Cyrix FasMath83S87-33」などの互換品が比較的 簡単に入手でき実績もある。
【 方 法 】 ロジックユニットを引き出した状態でも装着可能であるが,ロジッ クユニットからアダプタカードやCD-ROMなどを取り外してから作業 を行うほうが,分解の手間はかかるが容易に装着することができる。
マザーボード上に 387SXと書かれたコプロのソケットがあるので, 一番ピンとソケットの切欠部をあわせて押し込む。 なお,コプロの向きを挿し間違えるとマシンが全く動作しない。
ソケットに 387SXを入れる時には,かなり力が必要。少しマザーボ ードがメリメリっと軋むくらい押さえて装着する。ソケットに対し て 387SXが水平押し込まれるように,押さえる位置を変えながら少 しづつ押し込むのがコツ。また,マザーボードの反対側に手や指を 入れて押さえようとすると,マザーから出ているソケットやチップ の足で怪我をすることがあるので,薄い板のような物を当てておく のがいいかも。
増設後は自動認識されるため,通常,セットアップ(装置構成情報 の設定)の必要なし。
【 備 考 】 特定のプログラムでないと効果はない。一般的には,CAD や表計算 ソフトの一部の計算などに効果あり。
具体的には,アプリケーションのバージョン情報ダイアログ表示し て数値演算コプロセッサの有無を表示するものには効果がある。 (例: MS Excel, MS Visual Basic など)
EL-FISH や一部のフライトシミュレータ等にも効果がある。逆に, USNFはコプロがないとVisionでは動かないことが報告されている。 (USNF GOLDはコプロをつけても動かないとの未確認情報あり)
また,FreeのPC-UNIX(FreeBSD, Linux, X-Window)ではGCCライブラ リなど多くが数値演算処理に依存しているのでコプロを装着するこ とでソフトウェアの速度が向上する。
純正オプションとしては準備されていない。なお,修理の際には, あらかじめその旨をつげておき,さらに本体とともにメモを添付し ておくほうがよい。コプロを外すのは専用工具がないと困難。

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【 名 称 】 IDEハードディスク装置内部増設
【 効 能 】 ハードディスク容量アップ
【 難易度 】 (^^;(^^;(^^;
【 評 価 】 (^^)(^^)(^^)(^^)(^^)
【 ご予算 】 ¥20,000〜30,000程度(540MB)
【 材 料 】 IDE Hard Disk(540MB), フラットケーブル電源分岐ケーブル, HDD を固定するもの(インチネジ+固定用金具もしくはピーピング バンド+割り箸などのスペーサ)
【 方 法 】 増設前にマスタ/スレーブのジャンパー設定をする。 HDDの固定,ケーブル接続ができればロジック・ユニットを組み込み, もとの状態に戻したあと電源を投入する。 増設時には自動認識されるためセットアップの必要はない。
起動後,FDISK による領域確保およびFORMATして完了。なお,コマ ンドFDISK,FORMATの使い方について詳しくは DOSのマニュアル等を 参照のこと。
【 備 考 】 HDD 選定には既存の HDDと同じメーカのものが確実だが,パソコン 雑誌の広告にたくさん掲載されているメーカ品で最近のものならま ず大丈夫。ジャンパーピンが HDDに付属していない場合や,ジャン パー設定方法が明記されていない場合があるため,購入時には確認 のこと。
とりあえずという場合には,オリジナルの内蔵HDD と大容量HDD と を交換してしまう手もある。
なお,内部増設後に修理の必要が生じたときは,元の状態に復元す れば修理を受け付けてくれる場合があるので,メーカと相談してみ ること。

大容量IDE-HDD

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【 名 称 】 CPUクロックアップ
【 効 能 】 安価にて処理速度向上(50〜66MHz → 66〜80MHz)
【 難易度 】 (^^;(^^;(^^;(^^;(^^;
【 評 価 】 (^^)(^^)(^^)
【 ご予算 】 ¥1,000〜4,000程度。
【 材 料 】 クロックオシレータIC用の14ピンソケット(丸ピン), 半田こて,半田吸い取り線,半田,ほか工具一式。
さらに75MHz以上で使用する場合,80386用ヒートシンク,ファン, ビス,電源分岐ケーブル, 熱伝導両面テープ等必要。なおコプロ装着している場合は コプロ用にもう一式そろえる。
【 方 法 】 マザーボード上のクロックオシレータを交換する(2個あるうちの 本体の前面側にある方)。具体的には,DOS/V mag.(94/12号)が参 考になる。交換後は念のため,セットアップディスケットでテスト した方がよい。
【 備 考 】 冷却無しで70MHz。有りで80MHzまでの実績がある。半田付け経験な い人は止した方がいい。失敗例もある。(PSV-2 #669,PSV-3 #349, 362,476)
クロックアップの作業は,既存のクロックオシレータを取り外す作 業が意外と難関である。オシレータの4本のピン(足)のうち,特に 1本抜き取りにくいピンがあるので慎重に!
クロックオシレータの取り付けは,直付けせずにIC用の14ピンソケ ットを利用すれば,オリジナルのオシレータに戻す場合や 80MHzへ の挑戦が容易。
コプロにヒートシンクを装着する場合,ソケットが邪魔になり,チ ップより大きなヒートシンクが付けられない事があるので,少し小 さめの物を購入した方がよい。またファンを取り付ける際ビスで接 合する事になるので,剣山状の物を用意する。
75MHz 以上のクロックアップは実績が少なく,当然全ての環境で動 作するとは考えられない。システムが不安定になる可能性もあり非 常にリスキーであるので,70MHz までのクロックアップが現実的だ と思われる。
また,CPU のクロックを上げるとバスクロックも比例して上がるこ とになるので,12MHz.COM などとの併用は十分注意すること。クロ ックオシレータ交換の際にはマザーボードを傷つける恐れがある。 本改造によって,メーカのサポートを受けられなくなる可能性があ る。

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【 名 称 】 4倍速 CD-ROM換装
【 効 能 】 とぎれのない AVIファィルの再現
【 難易度 】 (^^;(^^;(^^;(^^;
【 評 価 】 (^^)(^^)(^^)(^^)(^^)
【 ご予算 】 ¥37,000程度(CD-ROM/¥23,000+SCSI CARD/¥14,000)
【 材 料 】 ADAPTEC 等 SCSI CARD と,松下製 CD-ROM (LK-RC504AB) プラスドライバーと根気
【 方 法 】 基本的には,現在装着されているCD-ROMを取り替えるだけであるが, SCSIボードの増設,換装の際のロジックユニットの2分割,さらに フロッピードライブを外さなければ CD-ROM ドライブが外せないた めに,配線等の確認を充分にした上での作業が必要。
装着が済めば,CD-ROM ドライブに付属の SCSIケーブル,オーデオ ケーブルを接続(従来のケーブルでは,長さが足りずに届かない)
ドライバーは EZ-SCSI のドライバーを使用。
  DEVICE=C:¥SCSI¥ASPI2DOS.SYS /D
松下の CD-ROM ドライバーを追加
  DEVICE=C:¥CR_504¥CR_ASPI.SYS /D:CD_101
再起動後は4倍速 CD-ROM となる。
【 備 考 】 内蔵タイプで従来のトレイ形状で使用したい場合は,松下製のSCSI タイプを使用しなければ,特殊な形状の出っ歯(^^;が交換できない。 松下以外のSB16接続のドライブでは機種によってはフロントパネル の改造が必要になるため,出来れば SCSI 接続の方が見た目も綺麗 に仕上る。
SCSIボードは adaptecの AHA-1522Aで充分であるが,取り付けの際 にはボード上の Jumprer Block 7を Disabled しなければ,Vision のフロッピードライブが使用不可能になるので注意。
その他のジャンパー類はデフォルトで問題なし。
出っ歯の部分は分解する前に外しておかないと,取り外しが出来な くなってしまうので注意。出っ歯の外し方は下側に2個の爪がある のでそこを手前に引くようにしながら,真上にスライドすればスム ーズにはずれる。

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【 名 称 】 4倍速CD-ROM 換装 (ATAPI) 〜 OmniQI(ATAPI CD-ROM)の取付け
【 効 能 】 インストールが楽になる
【 難易度 】 (^^;(^^;
【 評 価 】 (^^)(^^)(^^)(^^)
【 ご予算 】 CD-ROM ¥15,000 〜 ¥30,000,電源分岐ケーブル ¥1,000以下
【 材 料 】 松下寿製CD-ROM (LK-RC574B) と延長用電源分岐ケーブル
【 方 法 】 ここではクリエイティブメディア社OmniQI.K/DVをもとに説明する。 取付け前に確認しておくが,標準のCD-ROMドライブとは電源コネク タの位置が異なるため,別途延長用の電源分岐ケーブルが必要とな る。
まず,CD-ROMドライブを現在装着されているものと交換する。本体 を分解する必要があるが,FDD まで取り外せば交換できる。その後 は状況に応じ2通りの方法がある。
  1. 本体のIDEポートに接続する場合
    HDDを増設していない場合はマザーボード上のIDEポートに接続 することができる。付属のフラットケーブルを使用し HDDとカ スケード接続する。この際にジャンパの設定を忘れぬようにす ること。HDDをマスター,CD-ROMをスレーブにする。後は残りの ケーブルを接続する。
    ドライバの組み込みはCONFIG.SYSの
      DEVICE=C:¥ISACDROM¥CDROMDOS.SYS /D:IBMCD001 /SBP:220
    を以下のように変更する。
      DEVICE=C:¥SBCD¥DRV¥SBIDE.SYS /D:IBMCD001 /P:170,15
    OS/2 WARPでは「システム構成機能の追加」の「CD-ROM 装置の 選択」で「Non-listed IDE CD-ROM」を選択する。

  2. 付属のIDEインタフェイス・カードに接続する場合
    HDDを増設している場合は付属のIDEインタフェイスカードを利 用する。取付ける前にカード上のジャンパを設定しておく必要 がある。ジャンパ設定は説明書を参照のこと。ここではデフォ ルト設定である<第3 IDEポート,IRQ 11>とする。
    フラットケーブルおよびその外のケーブルを接続して,取付け は完了である。
    ドライバの組み込みは CONFIG.SYS の
      DEVICE=C:¥ISACDROM¥CDROMDOS.SYS /D:IBMCD001 /SBP:220
    を以下のように変更する。
      DEVICE=C:¥SBCD¥DRV¥SBIDE.SYS /D:IBMCD001 /P:1E8,11
    OS/2 WARP では,IDEカードを認識させるためCONFIG.SYSの
      BASEDEV=IBM1S506.ADD
    を以下のように変更した後,再起動する。
      BASEDEV=IBM1S506.ADD /A:1 /P:1E8 /IRQ:11
    再起動後,「システム構成機能の追加」の「CD-ROM 装置の選 択」で「Non-listed IDE CD-ROM」を選択する。
【 備 考 】 PS/V Visionは IBM-PCおよびその互換機の一種である。そのため多 くのATAPI仕様CD-ROMドライブを使用することが可能であるが, VisionのCDトレイには特有のくちびるが付いており,それを交換す るには改造が必要となる。しかし,松下寿製(Visionの内蔵ドライ ブの製造元)のCD-ROMドライブは,くちびる部をそのまま交換する ことができる。 ただし,実際に交換できないドライブも存在する。
(例えばPanasonic製 CR-581-B PSV-12 #4916)

くちびるの交換方法は,トレイを出した状態で裏側から見るとくち びるの付根につめが付いているので,それを外せば容易に交換する ことができる。
なお松下寿製ATAPI仕様CD-ROMドライブ(LK-RC574B)は,現在以下の 商品に使用されていることが確認されている。ただし,単体による 販売は行われていない。
  • OmniQI.K/DV(クリエイティブ・メディア)
  • SBCD16QI.DK/DV(アイ・オー・データ機器)
なお,クリエイティブ・メディア社ではOmniQI.N/DV, C/DVという 商品も販売しいる。これらはそれぞれのパッケージにNEC及び Creative製のCD-ROMドライブを使用したものである。 また,K/DV,DK/DVと称してCreative製のCD420Eを使用している ものがあるので確認が必要である。(PSV-12 #4715)


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PS/V Vision Power-Up Guide Version 2.4
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