G P S の 導 入

 1月に、普段からよく行くアウトドアのお店札幌秀岳荘のホームページを見ていたら、GPSの講習会をやるという記事が出ていた。以前から興味があったので早速申し込んで参加してみた。講義と屋外での実習があり、やってみると思ったより簡単に使えそう。
その日は取りあえずパンフレットだけ貰って帰ってから検討したが、どうせ買うなら少々高くともやはり上位機種の方が良いと思い、2日後に早速買いに行ってきた。
GARMINの最新鋭機、GPSMAP60CSxという機種で定価で126,000円をお店のメンバーズ価格で5%引き。因みにインターネット等で調べても割引は通常ないようだ。 

自宅の近くに赤岩山という370m程の低い山だが、ロッククライミングの練習場として北海道ではロッククライマーによく知られた山がある。海の側にあるので景色も良く積丹半島などもよく見えてハイキングコースとしても春から秋にかけては近隣から訪れる人が結構いる。さすがに冬はクライマーもハイカーもいないが私は近くなので冬でもよくスノーシューを履いて歩く。
GPSのテストを兼ねて早速登ってみた。冬は何処でも歩けるのでコンパスナビのテストなどには却って都合がよい。一番すごいと思ったのは歩いた軌跡のログが自動的に記録され、後でパソコンの地図上で見ると自分の歩いた後が細かに判る。ある時刻に何処にいたかということが、2〜3m位の誤差で特定できるのである。設定にもよるが最も密な設定にすれば、1秒ごとまたは1m移動する毎に記録される。
考えようによっては、人工衛星から監視されているような気がしないでもない。 米国で、宇宙飛行士の女性が、恋敵と思いこんだ相手を誘拐しようとしたなどの容疑で逮捕され、第1級殺人未遂罪などで起訴されたと言うニュースがあったが、彼女は所在の確認のため、GPSの携帯を義務づけられたそうだ。こんなニュースを聞くと複雑な気がしないでもないが、山行などでは強力な武器であることは間違いない。何回かの裏山でのテストのうち、一度山頂から麓にある自宅へ電子コンパスを使って直向ナビで帰ってきたが、パソコンで見るとものの見事に一直線に雪上を通って来たことが判る。
下の図は2月に裏山へ登ったときのデータをカシミール3Dへ落としたもの。カシミール3Dはフリーソフトだが、これを無料で使わせてもらって良いのだろうかと思うくらい良くできたソフトである。
上は2万5千分の1の地形図上に落としたもの、下は航空写真上へ落としたもの。
途中ルートが途切れているのはトンネルへ入ったとき、GPSが人工衛星を捕捉できないため。
 

 カーナビの代用にもなるが、画面が小さいので運転しながらは見づらいし危険でもある。どちらへ進むか判らないとき、停まって確認するくらいのことはできるが、やはり基本は歩くためのものと言えよう。