シクロクロスバイク(仮称)厄除祈願号



2006/12/22の状態

組立・軽量化の記録はこちら(なお,2006年12月22日時点での重量は約9.4kg)。


新車導入の経緯
フレーム選定
スケルトン
細部仕様+色
発注・納品等
新車導入の経緯
 2004年秋に板橋のフィールドエクイップメントジラフでフレームを発注して作ったシクロクロスバイク(仮称)腰痛対策号は,2005-2006年のシーズンからシクロクロスの主力機として活躍。シートステイにエラストマーを組み入れたソフトテール型のYu-back仕様の,文字どおり身体に優しい自転車で,レースで使うには不安材料だったペダリングロス(特にダンシング時)や相対的な反応性の鈍さ(スタートダッシュ時等)も,実際に走ってみるとほとんど気にならなかった(C2で残留を争うための粘りの走りをすることが多かったせいもあるけど…)。アルミ製のTREK XO-1(仮称)即断即決号に比べると腰痛が出る頻度も少なく,手放せない1台となった。
 しかし,その一方で,普段の週末のLSD等で日常的に使うとなると,ソフトテール故にチェーンステー部の耐久性が気になり,ハードテールの(仮称)即断即決号のように気楽に走るという訳にもいかなかった。
 一方,2005-2006年のシーズンから予備機となってしまった(仮称)即断即決号の方は,普段のLSD等でも活躍してくれていたし,こいつで2位になってC2昇格を果たすなど,いろいろ思い入れのある自転車ではあったけど,鉄のハードテールフレームにも乗ってみたいという欲望を抑えることはできず,2006年4月の時点で,XO-1の後釜として,鉄フレームのシクロクロスバイク導入をいろいろ検討。候補になっていたのは4種類。LemondのPoprad,VooDooのWazoo,Testachのcyclo4,そして(仮称)腰痛対策号と同じくジラフでのオーダー。やや地味だけど費用対効果は結構良さそうなWazoo,費用対効果も良く,デザイン的には一番気に入ったPoprad,ちとメジャーすぎるcyclo4,値段的に一番高くつくオーダー等々,いろいろな面で検討してみて,やはり世界に1つだけの自転車が作れるオーダーが良いかなと思ったけど,結局,その時は,(仮称)即断即決号に対する思い入れが勝り,検討だけで終わってしまった。
 が,2006年9月になり,エキスパートで参戦した2006年のJシリーズが散々な結果に終わってしまったこともあり,ここらで気分転換をして,もやもやを晴らそうかという気持ちが強くなり,いろいろ迷いながらジラフを訪れ,あれこれ相談,結局新車を導入するに至った。

フレーム選定
 上記のとおり,今回は,普段の練習でも気にせずに走れるようハードテールのフレームで発注したいと考えてはいたけど,腰痛のことを考えると,できるだけしなやかにしてみたい。そこで,一昨年,(仮称)腰痛対策号の発注を検討していた時にも候補になっていたTr-joy仕様を選択することに。このTr-joyのフレームは,元々ディスク専用で考えられており,カンチブレーキ台座を取り付けることは考えられていないということだったけど,Vブレーキでなく,カンチブレーキで使用するなら何とかなりそうだという話だったので,ハードテールでありながら,後がしなやかなTr-joyの乗り味をシクロクロスで試してみようと思った次第。

スケルトン
 今回は,予算的にも厳しいので,フォークも含めて(仮称)即断即決号からの部品の移植で組むことにした(フォーク+ヘッドパーツくらいは新調したかったけど…)。
 スケルトンは基本的に(仮称)腰痛対策号と同じ。ただ,サドルの後退量が大きくなってしまっていたので,シートチューブの角度を1度少なくしてもらい(74度→73度),オフセットのないピラーでも(仮称)腰痛対策号と同じサドル位置を出せるようにしてもらった(いざというときにUSEのサスペンション付きシートピラーを使えるようにするため)。
 今回も,独自性を強調するため,トップチューブが折れ曲がったジラフ独特のデザインでお願いすることにした。Tr-joyの構造上,Yu-backと比べると前三角がやや小さくなってしまうとのこと。担ぎがあるシクロクロスではやや不利になってしまう。前三角の前側部分?(トップチューブが折れ曲がる前の部分)を可能な限り大きくしてもらうことを依頼。
 パイプは,(仮称)腰痛対策号の時と同じ0.8-0.5のバテッド(カイセイ019相当?)。リアサスユニットがない分,(仮称)腰痛対策号よりは多少軽くなる見込み。今回も,パイプ接合部分のサグリを大きくとってもらうなど,軽量化のことをかなり意識してもらう。

細部仕様+色等
 (仮称)腰痛対策号では,レース仕様で前1枚,オフシーズン仕様で前2枚への変更を考え,必要が無いときは台座毎取り外せるWレバー仕様にしてもらった。今回も,同じ仕様にすることを考えなかったわけではないが,劇坂コースでは前2枚のPCD110コンパクトドライブを使いたいこと,2台体制で行くので変化をつけたかったこと,普段の練習でも使うことから,(仮称)即断即決号のように常時前2枚仕様で行くことにし,取り外し式のWレバー台座の採用は見送ることにした。
 変速系の外ワイヤーの取り回しも,基本的に(仮称)腰痛対策号と同じく,後変速機は上側経由,前変速機は下側経由の仕様にした。前回は,後変速機調整用アジャスターとして,SHIMANOのWレバー台座固定用のものアウター受けのところに組み込んでもらった。ワンタッチで調整できるのは良いけど,今回は,特殊なフレーム形態で,外ワイヤーの取り回しに工夫が必要で,フルアウター仕様になるということもあって,特殊工作は入れず,市販のアジャスターを組み込むこととなった。ブレーキは前回と同じフルアウターで頼むことに。(仮称)腰痛対策号,(仮称)即断即決号では,コマンドシフターの引きを少しでも軽くしたかったので,普通のワイヤーでのフルアウター仕様は採用せず,Nokonのワイヤーを使ったけど,今回は,上記フレーム形状の問題もあり,ワイヤーについてはこちらからあまり注文せず,輪っかの部分も含めてお任せにした部分が多かった(そのため,フレームが仕上がった後で,予定していたワイヤーが使えないなどの問題が起きており,今後の反省点となった)。
 キャンプツーリング等で使うことは全く考えていないので,今回もタボは省略。シートピラーは27.2mm径,BB幅は68mmのJISというのも(仮称)腰痛対策号と同じ。
 色についても結構悩んだ。個人的には,06年式のLemondのPopradのオレンジ色+胴抜きのデザインがかなり気に入っていた。前からオレンジ色の自転車には惹かれるものがあり,(仮称)即断即決号から移植するパーツ類の青アルマイトと合わせるのも結構良いのではないかとも思った(06年ラボバンク色)。でも,サドルやバーテープ等との色合わせが難しそう。その他,濃青色+胴抜き(ちと面白み?に欠ける),赤色+胴抜き(ジャージと合わせにくく,そのうち赤色サドルが欲しくなってしまう)等も考えたけど,胴抜きのデザインは,ショップオリジナルのシールとは両立が難しそうなので,結局,(仮称)腰痛対策号と並べた時のことも考えて,無難な黒一色に落ち着いた。その時点では,(仮称)即断即決号と同じ色なら,しばらくの間,フレームを入れ替えてもバレないのではないかという思いもなきにしもあらずだったが…。

発注・納品等
 上記のとおり,新車導入を決めたのには2006年のJシリーズ終了後の憂さ晴らし的な意味もあったので,相談をし始めたのは9月になってから,図面等の打ち合わせが済んで正式発注に至ったのは既に2006年-2007年のシクロクロスのシーズンが始まっていた10月21日と,非常に中途半端な時期になってしまった(シーズンの真っ最中に注文し,シーズン終了間際に仕上がってきた前回の(仮称)腰痛対策号の時よりはましだけど)。それでも店の方で気を遣って,同時期に発注が重なっていたものの,優先的にビルダー(ライジンワークス)に回してくれたおかげで,約1か月後にはフレームが組上がり,12月16日には塗装も済んで納品となり,(仮称)即断即決号から部品を移植して突貫工事で組み上げ,2006年-2007年シーズン終盤に参戦を果たすことができた。



後ブレーキ周り。後ブレーキ用のアジャスターはこの位置。後三角の付き方(シートチューブから浮いた状態)がこのフレームの売り。

ヘッドチューブ左側。後変速系のアジャスターはこの位置。

ヘッドチューブ右側(その1)。前ブレーキの外ワイヤーの取り回しはこんな感じだった。

ヘッドチューブ右側(その2)。2006/12/31現在はこの形。アジャスターはかなり操作し易くなった。


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