2008出雲路センチュリーライド160




準備等
スタート〜第1補給所
〜第2補給所
〜第3補給所
〜第4補給所
〜第5補給所
〜ゴール
総括

準備等
 今年も,地元で開催された表記大会に参加。当初は,昨年同様,シクロクロスバイク(仮称)厄除祈願号で出走する予定だったけど,諸般の事情から,ロードバイク(仮称)花鳥風月号で参加することとなった。足回りはWH-7850-SL車輪+IRC FormulaPRO(チューブレス)。長距離走ということで空気圧は前後約7.0気圧強。前は52T-39T,後は,”保険”無しで9Sの13T-23T。暑かったら,POLAR大ボトル×2本にするつもりだったけど,天候は曇りで,予報だと最高気温も20度程度ということなので,水分補給量は少なくて済むと判断し,POLAR新型ボトル大+小の2本にした。いつもどおり,前者には硬水で溶かしたCCDドリンク,後者には硬水+クエン酸。補給食は,途中の補給所である程度食事が用意されていることを考慮し,ゼリー飲料1袋,塩羊羹10袋,アミノバイタルプロ2袋を背中のポケットに入れて携行することにした。
 彼岸の後で急に冷え込むようになった。Verdad夏生地長袖ジャージ+袖付き下着,新々3Dパッド付きVerdadレーパンで出走(スタート地点まで行くときはウインドブレーカー+脚ウォーマーを着用。)。ずぶ濡れになるおそれはないと思ったけど,石見グランフォンドの時のようなパッド擦れは避けたかったので,レーパンのパッドの縫い目には軟膏を塗っておいた。膝ウォーマーを着用するかどうか少々迷ったけど,結局止めた。膝にはスポーツバルムの赤1番を塗り込んだ。雨は降らないと判断し,雨具もウインドブレーカーも携行しなかった。今回も色レンズを装着のままにした。
 当日は6時50分くらいにスタート地点に到着。既に大勢の自転車乗りがひしめいていた。7時過ぎくらいに,持参していったバームを飲む。7時10分くらいから事前説明。今回は,諸事情から可能な限り早くゴールする必要があったので,思い切って?先頭からスタートすることにした。事前説明後,K田氏の合図で7時30分にスタート。
スタート〜第1補給所
 今回は昨年以上に人数が多いこともあり,短い間隔で走者がスタートしている。最初の踏み切りのところで減速した際に1人に抜かれたが,その後,自然に自分が前に出る形になる。序盤は細い道路で速度もそれほど上がらない。北山広域農道に出て本格的にスタート。1人に抜かれて,”カマボコ道路”区間に突入。上りでは自分の方がペースが速かったので前に出る。その後も,平坦区間や下りで誰かに抜かれて,上りで前に出ることの繰り返し。ちょっと序盤から飛ばしすぎている感じもしたが,結局,上りの度に前に出てしまった。気がつくと5人くらいの集団になっていた。最後の大船山の登りを終えて,左折して広域農道を離れる。運動会の真っ最中で,路駐だらけの道路を抜けて,集団のまま中ノ島ぶらり補給所(約22km地点)に到着(8時17分)。
〜第2補給所
 サインをして,白地図の裏にスタンプを貰う。開催要項をよく読んでいなかったのか,地図を忘れた人が1人いて,補給所の人から適当な紙を貰って代用していた。補給所ではめかぶ茶を1杯貰う。あご野焼きはパス。クロモリのAMANDA乗りの人(しかもBrooksのサドルという渋い組み合わせ)がすぐに出発して行ったので,こちらも続いて出発(8時18分)。
 すぐに数名が追いついてきてまたまた5名ほどの集団となる。最初の信号交差点で,左方道路(松江市方面)から来る大量の自転車乗り。迷子組だった(北山広域農道から左折した後,次の右折地点を見落としてしまったか?)。今回から新たに導入された矢印看板は,他の看板類と混在してしまうとやや目立たず,路面の矢印よりは分かりにくいという声があった。そのまま5名ほどの集団で時折先頭交代をしながら平田の平坦区間を進む。この時点で早くも両脚の大腿部の筋肉が張ってしまったような感触。序盤の農道で少々無理しすぎたと反省。この時点でゼリー飲料を補給。出雲空港脇を抜けて,平坦区間に別れを告げ,宍道萬古館補給所(約39km地点)に到着(8時54分)。
〜第3補給所
 先頭の到着が早すぎて,補給所の準備がまだ十分にできていなかった模様。M脇氏やF間氏らが慌しく準備をしていた。ここでコーラ1杯+ビスケット一袋を補給。他の人達と一緒にトイレを済ませ,AMANDA乗りの人に続いて出発。(8時59分)。
 しばらく2人で進む。山陰道を越えるルートは,事前に配布されていた地図や7月の下見走の時と違い,昨年と同じ山陰道高架越えのコースだった。この先の上りがきついことは分かっていたので,早くも後23Tを使うことに。AMANDAの人は,上りがやや苦手という印象だったので,ここで差をつけてしまおうかとも思って踏み込むが,下り区間を走る間に追いつかれてしまう。結局,3名程が追いつき,また5人くらいの集団になる。その後はしばらく農道のアップダウン区間。ここでも上りになるとついつい踏み込んで前に出てしまった。これでは無駄足になると思い,忌部交差点からの上り(ここも結構な勾配)では,敢えて前に出ないようにしたけど,この区間最後の上りでは結局我慢できずに前に出てしまった。下りきった後の丁字路を右折し熊野大社方面へ。ここで先頭を引いていたAMANDAの人に譲られて先頭に出たけど,自分のペースが遅かったみたいで,すぐに他の人が前に出て引き始めた。ここで1人がパンクで脱落し,4人でゆうあい熊野館補給所(約63km地点)に到着(9時56分)。
〜第4補給所
 この補給所には握り飯(1人2個まで)等が用意されていた。ここで握り飯1個,バナナ半切れ,梅干1個,コーラ1杯を頂き,さらにアミノバイタルプロ1袋を補給。AMANDAの人は,とっとと食事を済ませて出発して行った。着いていこうかと思ったけど,この先の区間が長いことや,第4補給所(ファミリーマート)ではトイレに行きづらいように思えたので,こちらでトイレを済ませることにした。他の人達はまだ食事中の模様。1人で第3補給所を出発(10時01分)。鳥居の前で妻がカメラを構えていたので,少しゆっくり目に通過。


 しばらくの間,来た道を引き返す形になる。反対側を多くの自転車乗りが通過して行く。丁字路を過ぎてからも淡々と進む。AMANDAの人の姿は全く見えない。八雲中学校前を通過して右折。昨年とコースは違うが,この先が今回一番の上りであるのは同じ。交差点をさらに右折して国道432号線に入る。しばらく行ったところの緩やかな長い上り坂で,前方に小さくAMANDAの人の姿が見えた。だんだん間が詰まっている模様。そのまま進む。道路が次第に細くなってゆく。分岐を左折して国道432号線から一時離れ,いよいよ星上山の山麓までの上りへ。ここは最初から23Tを使うが,それでもきつい。試走の時は23Tでも何とかなったけど,序盤で飛ばしたつけが来たのか,大腿部の筋肉が悲鳴をあげている。少しだけ後25Tをつけてこなかったことを後悔。それでも,ここさえ越えればという気持ちで,ダンシングを交えながら上り続ける。やがて前方に,やはり上りに苦しんでいるAMANDAの人の姿が見えてきた。そうなると力も入ってくる。じわじわと差が縮まるが,勾配のきつい区間も終わりも近づいている。下りはAMANDAの人の方がずっと速いので,早く追い抜いてこの勾配のきつい区間の間に差を広げておかないと,また下りで追いつかれてしまうと思うと,少々焦りも出てくる。ループの少し手前でようやく追いついて,声をかけながら前に出る。ここで差をつけておかなければという思いから,なおも踏み続ける。東岩坂バイパスに入り,緩やかな勾配になってからも後ろを気にしながら進む。ようやく上り区間が終わって,駒返しトンネルへ突入。トンネルを抜ける時点で後続の姿は見えなかった。下りではAMANDAの人の方が速いことは分かっていたので,できるだけ飛ばしたかったけど,両脚大腿部がピクピクしている状態であまり無理はできなかった。下りで脚を止められる間にマッサージをしておこうと思って,左膝を上げたら,それだけで攣りかけた。慌てて左脚を元に戻し,右膝の方を上げたら,今度はそちらを攣りかけてしまった。しばらくは脚の様子を見ながら走る羽目に。市街地に入り,係員の指示に従って街中を抜ける(ここも地図とは違っていたところ。)。国道432号線との合流地点で信号に捕まった。後を確認したらAMANDAの人が追いついてきた。やはり下りの速度はむこうがずっと上みたい。その先はしばらく一緒に会話をしながら走る(足立美術館の案内,自転車談義等々)。交差点を左折して野呂農道への上り区間へ。ここでは早めに前に出て先行。とても辛かったけど,差をつけるのはここが最後と言う気持ちで39T×21Tを回して前に進む。農道に入る分岐で後ろを振り返ると姿は見えなかった。農道に入ってからの最後の上りも休まずに踏み続けた。ようやく下り区間へ。ここは九十九折の下りでそれほど速度を出せないところ。下りきってから後を振り返るが,誰の姿も見えない。国道9号線と併走する道路に入り,ちょっとした上り返しのピークで後方を確認するも,やはり誰も来ない。あとは自分のペースで走るだけだと思い,踏み続ける。中意東の迂回路を過ぎ,中海干拓地へ。苦手な平坦区間を淡々と進む。この辺りで,少々の雨に降られたが,顔に時折水滴が当たる程度で,殆ど気にならない。中海大橋では,最初はアウターのままダンシングで行こうとしてしまったが,途中で失速,慌ててインナーに落とした。大根島に渡る堤防道路は,工事による片側交互通行規制になっていた。ここは事前の下見走でも分からなかったところ。車と一緒に渡ったけど,交通量も多く,自転車が集団で来た場合混乱するのではないかと気になる。その後は,昨年と同じ大根島の中海沿いのコースを走り,江島に。そのまま八束江島補給所(約118km地点)に到着(12時00分)。

〜第5補給所
 補給所で渡されたビニール袋の中身は,バナナ1本,カロリーメイト1袋,おにぎり1個と大盤振る舞い。ここでもコーラを1杯貰った。最初はバナナ1本だけを食べるつもりだったけど,結局カロリーメイトも食べることにした(食べ切れなかったおにぎりは駐車場に来ていた妻にあげた。)。補給所の係員からは,事務局からの言付けとして,ゆっくり休んでいくようにと言われたけど,先を急いでいたし,できる限り追い込んで走りたかったので,食事を終えるや,直ちに挨拶をして出発(12時03分)。
 しばらくは平坦区間。昨年はこの区間をトライアスリートの機関車に引っ張ってもらって約36km/h巡航で通過できたけど,今年は約31〜32km/h巡航。脚がとても重い。この時点で,13時30分のゴール(休憩込みで6時間走行)を目標にして脚を回し続ける。江島から本土までの平坦区間を終えて,国道431号線とぶつかって左折,その後,北浦方面へ右折して日本海側に向かう。ここからが最後のアップダウン区間。最初の上りは39T×19T〜21Tで何とかこなす。千酌から野波へのショートカットコースがこの最後の区間で一番きついところ。ここが最後の踏ん張りどころという気持ちで後23Tを使ってひたすら耐える。ここは,普段走っているとき以上に長く感じられた。ようやく上りが終わって野波の街中までの下り。ここまでくれば,後はきつい上りはない。そんな気持ちもあってか,詰坂トンネルに至る上りはかなり楽に感じられた。長いトンネルを抜けて加賀へ。この辺りで,第4補給所でアミノバイタルプロを飲むつもりだったのをすっかり失念していたことに気づいた。もう残り距離はあまりないけど,せっかく持ってきたものだったので走りながらアミノバイタルプロを補給。そして,マリンゲートしまね補給所(約139km地点)に到着(12時50分)。
〜ゴール
 開催要項上は,この補給所に用意されているのはあら汁等だけのはずだったが,テントの端のほうには少し色づいた握り飯。確認したところ,やはりサザエご飯だった。「昨年好評だったので…。」とのこと。数量限定だったけど,地元の方々のご厚意がとても嬉しかった。背中のポケットにはまだ塩羊羹が半分以上残っており,この補給所では飲み物だけを頂くつもりだったけど,そのご厚意が嬉しかったことと,誘惑に勝てず,サザエご飯握り飯を頂くことにした。併せて,あら汁,イチジク(地元大芦産?),梅干,コーラ1杯を食す。この補給所でも,事務局の伝言ということでゆっくり休んでいくように言われた。どうも予想以上に早い流れで進んでいて,準備が大変みたい。トイレを済ませておくことにし,昨年の反省から自転車でトイレまで移動。その後で,係員の人々に挨拶をして出発(12時54分)。
 あとはゴールを目指すだけ。残り距離からして13時30分までのゴールは厳しい感じになったので,以後は,昨年の実走行時間(5時間52分)を上回ることを目標にした。この時点で,携行していた飲料は,POLAR小ボトルにクエン酸入り硬水が半分弱くらい残っていた(なお,塩羊羹の方は,6本も残ってしまった。)。そこまでの飲み物はもう要らないと思い,少しでも軽くするため,走りながら中身の一部を捨てた(気分的な問題。)。海岸線沿いのちょっとした上り下りを終えて,鹿島町御津から県道175号線を内陸方面へ。ここが最後の上りらしい上り。勾配も高さもそれほどきついものではない。脚の疲れはピークだが,これが最後という気持ちで,39T×19T〜21Tで進む。最後の峠を越えて,あとは基本的に平坦基調の道。心拍計やGPSの値からすると,昨年の実走行時間の大幅な更新は難しくなってきた模様だけど,ここは最後の踏ん張り。恵曇を過ぎて,佐陀川の対岸へ。佐太神社手前のちょっとした上りをヘロヘロになりながら何とかこなす。,佐太神社前を通り過ぎ,片側交互通行規制区間を運良く青信号で通過。北山広域農道に入ってから,最後の左折地点までの距離が長く感じられた。そこを曲がれば,あとはイングリッシュガーデンへの直線。自然と力も入る。心配していた国道431号線の横断は,踏み切り辺りで,係りのF間氏らが気づいて押しボタン式信号機を作動させてくれたので,ほとんど待つことなく横断できた。最後はイングリッシュガーデンの敷地内に入り,小路を通って宍道湖に向かう。昨年のゴール前(玉造温泉・温泉街の小路)に比べると少々寂しい。小路の突き当たりにテントが見えた。妻もそこで待ち構えているが,速度を落としてゆっくり通過したのに,ダメ出し?を受けて,もう一度やり直す羽目に。

 ともあれ,これでゴール(13時41分)。実走行時間約5時間51分(P0LARの値)。機材的に昨年より有利になっていた割には,実走行時間はほとんど変わらなかった。それでも,昨年のように途中の平坦区間で”機関車”に引っ張ってもらうことがなかったことを考えると,多少は所要時間を縮められたとは言えるのかも知れない。
総括
 後の用事が控えていた分,精神的なゆとりなかったみたいで,ゴールの時点では昨年程の満足感までは味わえなかったが,それでも160km,しかもあの走り堪えのあるコースを,昨年同様,限界近くまで追い込んで走り終えることができたことは素直に嬉しかった。
 今回から導入された矢印看板は,景色の中で溶け込んでしまい,やや目立たなかった印象があるが,要所要所に多くの誘導員が配置されていて,昨年に比べれば迷った人は少なかったのではないかと思う(完走率も90%を越えていたとのこと。)。公式掲示板や参加者のBLOG等を見ると,まだまだ不満の声は少なくはないし,補給所の設置場所の問題,ゴール地点の演出(?)等々課題はいろいろあると思うが,開催を重ねるうちに少しずつ良くなって行くはず。参加者の意識も向上してくれるものと信じている(信じたい)。自分自身,来年以降の参加見込みは不明だが(最後の参加になる可能性も大),この大会がますます盛んになってくれることを心より願っている。
 今回の軌跡はこちら,高低差図はこちら



ツーリングの記録のページに戻るトップページに戻る苦情・お問い合わせの部屋