山行計画立案チェックリスト
山行には計画立案が大切です。事前のチェックポイントをよくチェックして安全な山行を心がけましょう。
チェック表は倶楽部員の北澤さんが作ったリストをもとに一部変更してあります。

項目

チェック事項

1.テーマ

 (楽しみの対象)

景観

眺望、新緑、紅葉、残雪、雲海、星空、夜景、日の出、夕焼け、湖沼、池、樹氷、名風景、他

植物

高山植物、花、樹木、山菜、茸、野生果実、他

動物

鳥、魚、虫、蝶、小動物

コミュニケーション、会話、体験談、他

その他

名湯秘湯、地域の名山、霊山、珍名山、火山、名物小屋、写真、夜間山行、昼寝山行、スキー、氷瀑、名木、峠、奇岩、滝、名所旧跡、城跡、天然記念物、古戦場、島の山、百名山、ピークハント、写真、スケッチ、アマチュア無線

2.行きたい山

(目標の山)

テーマにあっているか

体力・技量・知識等から総合的に山のグレードを判断する。

3.日程・季節

 

テーマにあっているか

季節:春夏秋冬

連休:年末年始、GW、夏休み

天候:梅雨、台風、極寒、盛夏

4.山行の性格

 (会、グループ、個人)

倶楽部山行

倶楽部活動としての山行

(行事、一般、研修山行)

個人山行

任意のグループ(友人、趣味同好の人)

個人(家族、単独)

ツアー参加

5.山行の形式

 (登山方式)

コースの設定

往復登山、周回登山、放射状登山、縦走登山、集中登山、以上の組み合わせ

日程の組み方

日帰り、夜行日帰り、食事付き小屋泊まり、自炊小屋泊まり、避難小屋泊まり、テント泊まり、以上の組み合わせ

6.メンバー

 (同行者)

メンバー構成から

体力の差、技量の差、知識の差、経験の差、気力の有無、人数、男女別、メンバーシップ

7.コースと予定所要時間

 (コースタイム計画)

無理のないコースと時間

コース設定は適切か

所要時間の設定に無理はないか

エスケープルートを考えてあるか

荒天時(強雨、強風、濃霧、気温低下、降雪、凍結、ぬかるみ、雷雨、増水等)の心構え、その時の対応策は

8.コースの特長

(特に難所の状況)

アプローチ

バス、タクシー、車はどこまで入れるか(道路の状況は?)

取り付き点は明確か、駐車場はあるか

水場は?指導標・案内板はあるか

目標物があるか

尾根道

指導標・案内板・標識(ペンキ印、ケルン、赤布、三角点、界石、等)

休憩場所・避難場所(避難小屋等)

水場、展望の適所、やぶ、急登・急降下

ぬかるみ・湿地、馬の背、階段、日陰

風よけ、森林限界

濃霧の名所と方向見定めが容易か

送電線鉄塔が目標になるか

分岐点の表示があるか

けもの道・作業道の状況

降雨等により道が悪化した場合はどうか

岩場

はしご・ロープ・鎖場はないか

落石の危険個所がないか

強風に注意する所

キレット、トラバース地点

ホールド・スタンスがしっかりしているか

ザイルは必要か

渡渉の有無と難易度

渡渉地点が確認できるか(渡渉ペンキ印)

吊り橋、丸木橋、飛び石

増水時の巻き道はあるか

滝はあるか

河原の道はわかるか(ケルン・ペンキ印)

里道

林道のショートカット登山道があるか

駅・バス停までの道が判るか

交通機関の運行ダイヤに合っているか

9.装備

装備表の活用

 

 

 

必滞品は忘れずに、不必要なものは持たないで

用具類は使用方法を習熟しておく(火器類、アイゼン、テント)

梱包をよく考えて

例=雨具はすぐ出せるように

  地図、磁石は頻繁に見られるように

  水筒・行動食はこまめに摂れるように

共同装備の滞行分担はバランスがとれているか

非常時対応装備(ツエルト、火器類、救急薬品、携帯電話、無線機等)は万全か(充電、予備電池の確認)

10.食糧

食糧計画

軽量、小容量、高カロリー

調理の簡単なもの(レトルト、インスタント食品の活用)

メンバーの嗜好も考慮

夏は腐敗しにくいもの、冬は凍結しにくいもの

水・スポーツドリンクは充分に

行動食の用意(すぐ食べられるよう)

非常食、予備食を忘れず

11.交通手段

使用交通機関

 

(陸路)列車、バス、タクシー、自家用車、ロープウェイ、ケーブル、リフト、トロッコ

(海路)船、フェリー、渡し船、遊覧船、漁船、ボート

(空路)飛行機、ヘリコプター

時間の効率性

 

経路の距離・時間が最短か(新幹線、特急、快速)

交通機関の組み合わせがベストか

乗り継ぎ、接続がうまくいくか

臨時便、増発便はないか(運休は?)

ダイヤ変更はないか

費用の効率性

 

 

乗車船券の割引切符の有無と利用の可否

(回数券、往復切符、フリー切符、ウィークエンド切符、ホリデーパス、スーパーホリデーパス、ユース切符、GOGOフリー切符、アルペン切符、周遊切符、乗り放題切符等

快速電車の有効活用

タクシーの相乗り

長距離バス

12.予算

 (費用)

交通費

交通手段の選択や切符種類検討

宿泊費

 

(費用)

節約、耐乏主義でいくか

ややゆとりをもっていくか

たまにはデラックス版でいくか

宿泊費

 

 

山小屋泊まりか(食事付、素泊まり、個室)

旅館、民宿、ペンション、ビジネスホテル泊まりか

テント泊まりか

夜行列車か寝台列車か

高速道路PA、道の駅の駐車場仮泊

駅のベンチの仮眠か、野宿か

食糧費

 

軽量、小容量、調理が簡単なものを優先するため、割高になる

装備費

山行に必要な装備は事前に準備

山用具店のバーゲン活用

13.宿泊場所

山小屋

避難小屋

テント場

登山形式、コース、所要時間、予算、宿泊施設等から選定をする

名称、所在地(位置・標高)、現地連絡先・電話番号、収容人員、営業期間、管理人の有無、水場の有無(水場までの距離、湧き水、沢の流れ、残雪、溜まり水、天水か)、寝具の有無、宿泊料(食事付き、素泊まり)、テント場の有無(数と料金)、その他(温泉、付近の状況、電気、補充食糧の有無 等

 

14.現地情報

情報入手方法

山小屋、現地役場、タクシー会社、バス会社、ガイドブック、雑誌、最近登った人、インターネット、山渓便利帳

登山道の状況

廃止、新設、崩壊、所要時間、積雪状況とトレース有無、凍結、残雪、指導標・案内板・標識等

危険個所

場所と危険の程度、修復の予定、気象の特異性のある所(風、雷、雨、雪崩、落石)

事故の有無

いつ、どのような人が、どのような状況で、どんな処置をしたか

交通機関

どこまで車(タクシー)が入るか

バスの運行状況、ダイヤ変更、休日変更は

タクシーを呼べるか、予約可か

その他

名所、名物、温泉、露天風呂、記念物、他

15.その他

計画

 

計画は早めに(あわてると欠落がでる)

計画はこまめに見直す(同行者の意見、考えを聞く)

同行者に徹底する(単独でも行けるように)

実行

 

計画を大事にする

パーティシップを発揮して

皆が安全で、一緒に楽しめるよう

反省

記録し、記憶して大切な思い出にする

計画と実行に問題がなかったか反省する

反省を次の山行に役立てる