<コース>
日程 平成20年3月20日〜22日
3/20 JR荻窪=新穂高温泉=ロープウェイ西穂高口―西穂山荘(泊)
3/21 西穂山荘―独標―西穂高岳―独標―西穂山荘―ロープウェイ西穂高口=新穂高温泉 =坂巻温泉(泊)
3/22 坂巻温泉=釜トンネル―田代橋―釜トンネル=坂巻温泉=JR武蔵境
西穂山荘は午前中の降雪で宿泊客は10名ほどで少ない。ゆっくりくつろげる暖かい小屋だった。翌日、7時スタート。 気温はマイナス3度で寒くない。時折、猛烈な突風が吹き、耐風姿勢を余儀なくさせられたが、天候は回復に向かっている。 |
丸山からは、なだらかな稜線を気持ちよく歩く。左、笠ケ岳が美しい。正面、台形で黒っぽいのが独標で、 その左の白くきれいなとんがりは西穂ではなく、ピラミッドピーク。西穂はもっと奥の低く見えるが、三つのとんがりの真ん中です。 |
鎖場は露出していたが、その上部、山頂直下の雪壁はピッケル頼りに直登した。登りは楽勝だったが、午後の下りは緊張を強いられた。雪は緩んで、ピックで慎重にクライムダウン。 下を見るのが怖かったのは、初めて。ここで滑落したら?と脳裏をかすめた。アイスバイルがほしかった。 |
次の目標地点のピラミッドピーク。正面に西穂が見えているが、まだまだ遠いなあ。この先は岩稜が続き、小さなピークを幾つも越えたり巻いたり。 アイゼンが効き難い、トラバースには緊張し、慎重に歩みを進めた。 |
山頂には先行3名が、中腹にはクライム中の1名が見えますか?左側の雪壁をピッケル駆使して、よじ登るのです |
山頂直下の雪壁の登り。よじ登る、が適切。彼岸の頃は暖かくなり、ザラメ雪になっていて、ピッケルは、なかなか効かない。 雪は少なく、シュピッツェで打っても岩に当るし、ピックを埋め込んで支点を作る。ここが最難関! |
スタートから4時間かけて、無事に西穂岳に登頂できた。ピークは狭く、これ以上カメラは引けず。 幸い、風もなく、暖かく、コーヒーブレイクをしながら、大展望を満喫できた。 |
高く見えた独標やピラミッドピークが、はるか下に。かなたの焼岳、乗鞍が美しい。独標からは10幾つのピークを越えて、 たどり着くまでの稜線の道筋を見て、よくぞ、ここまで来たと感激! |
反対側は最難関ルートが続く。この稜線を奥穂まで行くのか、と厳しさが想像できる。でも白く綺麗だ。トレースはついていた。 |
翌日は上高地スノーシュー。秘湯の会の坂巻温泉に泊まり、昨日の緊張を解く。釜トンネルまで無料送迎。クロカンスキーやスノーシューの人も案外多いが、とにかく静かで美しい上高地だった。 昨日の苦労した山々を下から見上げ、感激ひとしお。 |