二人ともお酒が大好きです。
夕食の時、主人とビールを飲みながらその日のことなど話します。主人は途中から日本酒に、私はそのままビールを飲みます。勿論色んなおかずを食べながら、です。
とても美味しく幸せに思いますが、私はご飯粒がいらなくなります。夕食も済み後片付けが終わり、主人はお風呂へ、私はテレビを見ながらくつろいでいるのですが、冷蔵庫の中のビールが頭の中にちらついて、我慢できずに扉を開け飲み始めます。主人がお風呂から出て来る迄にわからないように急いで空き缶をしまいます。さんざん飲んだ後なので、見つかると一寸恥ずかしいのです。
その後自分もお風呂に入り、今日も一日無事で良かったと感謝して上がります。が、ここからがまたまた問題なのです。主人が寝室に行った後、堂々と冷蔵庫からビールを取り出し、またもや飲み始めるのです…。
確かに扉は私が開けているのですが誰かが開けているような気もしました。こんなに飲んで体に言い訳はありません。毎朝、胃はどんより重いし…何であんなに飲んでしまったのだろう…と自己嫌悪に落ち入る毎日でした。それだけではありません、友達と会っている時でも飲みたくて飲みたくて、でも自重しておかわりは2回迄といたしました。
以前に比加利先生に
『大呑兵の人に取りつかれていて、自分は飲みたくないのにドンドン飲んでしまう方がいた』
とお聞きしていた事を思い出し、もしかして私にも憑いているのかも知れないと思いお尋ねしました。
先生は、
『10年前ぐらいに亡くなられた色の白い男の方が出ています。 貴方がお兄さんと呼んでいた方です』
とおっしゃられ、言われたとき二人の従兄が頭に浮かびました。 私には大勢いとこがいますがお兄さんと呼んでいる人は2人だけです。また、
『その方は、お着物を着ていますが…』と言われ、これは小さいときよく遊んだ従兄に間違いないと思いました。その従兄は寺の住職をしておりました(もう一人の従兄もお兄さんと呼んでいますが、その人は存命です)。
大人になってからは住む所が遠くなり、余り会う機会も少なくなりましたが、冠婚葬祭の時を思い出すと、確かにすいすいと流し込むように、ビールだけをずーっと飲み続けていた姿が思い出されました。
私に憑いた理由は、先生に鑑て頂けば、私の体を通して飲まなくても直ぐに供えて貰えるから、という事でした。ウワーッ!やっぱり出たー!。憑いていた時には、私が怪我をしないようにいろいろとお守りしていたという事で、そうすれば自分が憑いている事に気が付いて、ビールを供えてもらえるかもしれないと思っていたそうです。
そういわれますと確かに、車や自転車に乗っている時“冷やっ”とすることがありました。
お供えの方法を伺い早速実行したのは勿論です。
それからは、晩酌のビールもちょうど美味しいと思う量で、自分の意思で終わることができるようになりました。本当に有り難い事です。 |
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