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●事例9―霊現象4


 どうしたら死ねるかしら
                          
40代 栄養士 

私は街の中位の規模の病院に栄養士として勤めています。

最近生きているのが嫌になり、家事はもちろん子供の面倒や主人の面倒も何もかも全てが嫌になってしまいました。あの高い所から飛び降りたら死ねるなとか、電車に飛び込もうかとか、頭の中は“如何に死のうか”で一杯でした。

そんな事を日々考え“ぼーっ”としているところに、本当に偶然に東京の友達から電話がかかって来ました。随分ご無沙汰なので『特に用件は無いけれど…』と言って。しかし私の話し方や声の感じがいつもと全然違っていたらしく、何かあったのかと尋ねてくれました。
と言われても、別に勤務先をクビになった訳でもないし、家族にも変わった事はないので『特には…』と答えたのですが、それでも色々聞くので今の心境を話しました。

友人はすかさず『比加利先生にみてもらった方がいい』と勧めました。
先生には以前にもお世話になっていたのですが、すっかり忘れていました、というより思い出す事すら出来 ない心境だったのですが、それを言われた時、頭の中にパッ!と何かが光る感じがしました。
そうだ!先生がいるじゃないの!

先生にみて頂いたところ、その病院で働いていたという看護婦さんの霊が出て来たのです。
そして『そこは私の机なのに何であなたが座っているの?』と言っているというのです。

その看護婦さんは、この病院の先々代の院長先生に大変可愛がられ特別な仲となりました。
それが奥様の知るところとなり激こうに耐えられず、現在は改装されていますが、今私が使っているロッカーのあたりで自殺した事、その机も生前彼女が使っていた物であることを訴えていました。

その時の心境が今の私に乗り移っていたのです。
どうやら私を自殺させ仲間を増やそうと思っていたみたいです。
そう言われてみると、看護婦さんが仕事が終わって帰宅したり私用で外出した時に置いていく白い帽子を、被りたくて被りたくて仕方ありませんでした。そうなのです、あの看護婦さんの象徴の白いナース帽を…。

先生から、亡くなった看護婦さんの要望を尋ねて頂き早速お供え物など実行したところ、すぐに元の元気印に戻る事ができました。
お陰さまで、現在もその病院でせっせと入院患者の食事作りに精を出し、家事に育児にと忙しいながらも充実した毎日を送っています。

比加利先生、本当にありがとうございました。

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