平成20年度 横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ事業計画
社会を取り巻く環境は実に雑多で、その中で起こる様々な出来事を目の当たりにするとき、「人間性の回復」と言う問題を強く考えさせられます。
多くの人々が生活を営む地域において、それらがより現実の課題としてクローズアップされるのは、人と人との「関係」においてであると考えます。
人がそれぞれの日常生活における「繋がり」と言う関係性の中で喜んだり、傷ついたりするとすれば、社会福祉を実践する我々は利用者様との関係において、サービスを提供する側と受ける側のあり方をしっかりと捉え理解しておく必要があると考えます。
法人設立10年を迎え、法人の「いのちを敬い、いのちを愛し、いのちに仕える」と言う基本理念のもと、「謙虚な気持ちでサービスを提供する」と言う姿勢を基本に、以下の通り事業計画を立てました。 横浜市ひかりが丘地域ケアプラザが提供するサービスが、地域や個別のニーズに沿うように業務を遂行して参りたいと思います。


1 職員の育成
質の高いサービスを提供することは、利用者の時間に潤いと安心感をもたらせます。私たちは利用者本位のサービス提供を目指すために、各職員の資質向上に向けて努力します。

2 連携と貢献
私たちが提供するサービスは利用者の生活の一部となります。私たちは連携によってきめの細かいサービスを目指し、そのことによって利用者本位の福祉実践を目指します。

横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ
所長 村本 英邦




地域包括支援センター 平成20年度事業計画
1.基本方針 

 地域包括支援センターは、地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定の為に必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的としています。配置されている3職種(保健師等・社会福祉士・主任介護支援専門員)が設置目的と法人の事業方針に基づき協力して、地域の自治体・民生委員・教育機関・居宅介護支援・在宅サービス事業者等との連携を深め、介護保険制度や行政施策で補う事が困難な支援についても地域の方々やサービス事業者と連携して支援することで、地域に貢献します。また、「信頼と安心」を提供出来る施設として、顔の見える関係の構築と、困難ケースへの協力や支援体制の整備により地域の方々からの信頼感を高め、安心を感じて頂ける施設づくりを目指します。 



2.事業方針 

(1) 総合相談支援業務:様々な相談を受け、ニーズに対して適切な情報提供を行うことで問題の解決につなげる支援と、専門的な支援が必要な場合には速やかにサービス提供につなげるようにします。行政や地域の諸機関・諸団体と連携を持ち、地域へ向けて積極的な訪問活動を行うことにより、問題の早期発見・解決に努めます。また即日対応を原則として、最長でも受付3日以内に対応することを目標にし、専門職として質の高い支援を目指します。 



(2) 権利擁護業務:誰もが住み慣れた地域で尊厳ある生活と人生を維持することが出来るという当たり前の願いを実現していく為に、行政や地域の諸機関・諸団体と連携を持ち、高齢者虐待や困難事例への対応支援、消費者被害の防止に努めます。 



(3) 包括的・継続的マネジメント支援業務:高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることが出来るよう、介護支援専門員やサービス事業者や主治医、地域の関係機関とのネットワークを形成し、協働や研修会や情報交換を重ねるなかで相互のレベルアップを図り、サービスの質の向上を目指します。また、情報を共有することによる連帯感を通して地域福祉に貢献します。 



(4) 介護予防ケアマネジメント(地域支援事業):高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることが出来るよう、趣味や生涯学習のニーズを多様に展開し、交流する機会を生み出すことの中で、身体機能の低下予防、閉じこもり、認知症の予防を進めます。また、行政と協働しながら一般・特定高齢者向け介護予防事業を推進します。 



(5) 介護予防ケアマネジメント(予防給付):高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることが出来るよう、要支援の認定を受けた方々に対して、居宅介護支援事業所、サービス事業所、地域の関係機関と連携を取りながら、介護予防のマネジメントをしていきます。また介護予防支援サービス計画の作成に当たっては、相談を受けてから原則7日以内に訪問の上、状況、ニーズに即した効果的な介護予防プランを作成していきます。 



(6) 地域支援・自主事業:高齢者の介護予防事業と共に、子育てや障がい者サークル、外国籍の方の支援など地域の多様なニーズに対応するとともに、開発する必要のあるニーズにも柔軟に取り組んでいきます。また地域の福祉関係者と協働し、地域に密接な問題を適時とりあげ、講演会や研修会等、情報交換を行っていきます。 








3.業務目標 



(1) 総合相談業務受け入れ体制の整備 

ケアプラザ営業時間内に相談者が安心して来館し相談できるように、職員配置を見直し、総合相談受け入れ態勢を整備します。 



(2) 専門研修事業 

4半期に1回、年4回以上は、地域各関連機関の専門職向けの研修会を開催しサービスの質の向上を支援します。 



(3) 一般研修事業 

2ヶ月に1回、年6回以上は、民生委員叉は地域住民向けの研修会を開催し、介護技術の習得や制度や疾病に関する知識を学ぶ機会を作ります。 



(4) 連携・情報共有連絡会 

連絡会などを定期的に開催することで、情報を共有する機会を確保すると同時に顔の見える関係と信頼関係を構築します。 

・居宅介護支援(毎月) ・地域施設(毎月)     ・通所系事業者(四半期) 

・訪問介護(半期)   ・ひかりサポート(半期)  ・地域密着型サービス(半期) 

・民生委員(毎月)   ・友愛活動(半期)     ・障がい者地域自立支援(毎月)   

・支えあい(四半期) ・旭区高齢者支援(毎月)  ・旭区保護担当(隔月)  



(5) 啓蒙活動事業 

行政との協働によって、制度や健康に関する事業の普及・啓蒙活動を支援します。 



(6) 地域交流部門との連携事業 

地域の方々が興味深く参加できる事業の計画を立案し心身の健康増進・介護予防を図ります。 



(7) 人材育成支援 

インフォーマル支援の核となる人材を見つけ、研修等による育成を支援します。 

地域の財産となるような人材を定期研修や学習会を通して育成します。


横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ
主任ケアマネジャー  渡辺 孝行 
看護師     椎橋 葉子
社会福祉士   平井 秀明




地域交流部門 平成20年度事業計画
1.基本方針 

ひかりが丘地域ケアプラザが地域の健康と福祉の拠点として、地域の方々に気軽にご利用いただけるよう、あたたかな窓口対応に努めます。 

さまざまな情報を整理してお知らせできるように、広報・掲示等に努めます。 



2.業務目標 

(1) 「地域支援事業」 

地域包括支援センターとの連携で地域の方々のニーズに対応する地域支援事業を企画・実行します。 

一般向け、高齢向け、子供向け、障害児・者向けの事業と、講演会、研修会など月平均15種の事業を30回程度提供できるよう努めます。実施に当たってはボランティアの育成に努めます。 



(2) 「関連機関との連携」 

@ケアプラザ委員会、各部連絡会、ミーティングなどで部門間の情報共有に努めます。 

A地域ネットワーク作りの推進(地域包括支援センター、各委嘱委員、地区社会福祉協議会、各種団体、法人等との連携) 

B地域福祉保健計画の推進(支えあい連絡会、旭区社会福祉協議会、区役所との連携) 



(3) 「窓口対応」 

窓口・電話での各種案内や相談の受付け、メールなどの受付窓口、部屋・ロッカー・車椅子などの貸出窓口、その他の利用として毎月2200名程度の来館者を予想し、誠実で適切な対応に努めます。スタッフ間ミーティングを月曜日に行い、ノートを使って連絡・報告に遺漏のないように努めます。 



(4) 「広報活動」 

情報の早く広い伝達に努めます。 

@広報誌の配布・回覧・掲示(ひかりが丘便り・月1回) 

A地域支援事業・講演会・サロン・催し、部屋の空き情報などの情報提供(随時) 

B掲示板の充実(毎日=今日は何の日、毎週=今週のケアプラザ、部屋利用状況表、毎月=便り、今月の催し、他随時) 

Cホームページ・メールの活用 

D市、区の情報を得るため、各種説明会、研修会への出席 



(5) 「環境整備」 

   ケアプラザの清潔・環境安全を保ち利用される方の利便、健康に配慮します。 

@館内外の定期点検・清掃(適正な業者委託と清掃スタッフによる) 

A館内の備品の点検・充実(利用される方のご意見を取り入れる) 

B提言の受け入れ(地域の皆様のご提案を受けやすい環境にする) 

横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ
主任 成瀬 志津子




居宅介護支援部門 平成20年度事業計画


1.基本方針
法人理念に基づき、地域密着型・利用者本位のサービスが安定して提供出来る体制作りを目指します。ケアプラザの事業方針である「連携と貢献」に基づき、地域包括支援センター・自治会・民生委員
老人会等の定期会合に出席し、顔の見える関係の構築します。行政や事業者との連絡会等に出席し、必要な情報や支援が適切に提供出来る体制作りを目指すと同時に、独居・多問題・ターミナルなどのケースについても積極的に支援することで「信頼と安心」を提供出来るようにします。
個々の資質の向上を目指し、研修や勉強会には積極的に参加し、知識を学びサービスの向上に努めると共に介護保険の適正運用を心掛けます。

2.業務目標
(1) 基本業務の徹底
運営基準に基づいたサービス提供します。
1人当たりの計画作成数が基準件数(35件/1人)の90%以上となることを目指します。
(2) 人材育成
勉強会や研修会へ積極的に参加し、知識を学び、個人の資質向上に役立てます。
利用者向けアンケート及び事業者向けアンケートを実施し、サービス提供内容の見直しを行い、サービスの質の向上に反映します。
(3) 連携と貢献
包括地域、行政、病院からの相談には積極的に対応し、連携を深めます。
ケアプラザ福祉フェスティバルや民生委員連絡会に参加、地域との連携を深めます。

3.年間目標及び前期目標
<年間目標>
ケアプラン作成率 90%
法人内連絡会(勉強会)、外部研修への積極的参加。
サービス事業者情報の収集、整理。
法人内居宅介護支援部門の共通マニュアルの作成。

<前期目標>
サービス内容に関する利用者アンケート 7月実施〜回収、8月報告、9月見直し実施。
サービス事業者に対するアンケート。 4月実施、6月集計、7月報告。
サービス事業者との情報共有や業務効率の向上に関する検討会の開催。

横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ
小林 文子




通所介護部門 平成20年度事業計画
1.基本方針 

 要支援や要介護状態にある利用者の生活意欲及び生活機能の維持・向上を支援し、介護に携わるご家族(介護者)の負担を軽減することを目指します。また、地域福祉の担い手としての責任と福祉に携わる人としての優しさを意識し、多くの事業者や地域の資源と「連携」しながら、サービスの提供に努め、利用者及び家族への「貢献」を目指します。 

いかなる環境においても利用者・ボランティア・職員同士も「目配り・気配り・心配り」と「笑顔」を忘れず、日々のサービスを提供します。 



2.業務目標 

 笑顔で迎え、笑顔で送るサービス。利用者から「来てよかった」「また来たい」と思っていただけるサービス。利用者や家族が安心して利用できるサービス。常にサービスの質の向上を意識して日々の業務に取り組みます。 



 @制度に即した運営 

  誰もが安心してご利用いただけるように、関係法令を遵守した事業を行います。 



A基本サービスの向上 

入浴・排泄・食事・アクティビティ などの介護技術を高める為の勉強会や検討会を実施します。また利用者様への個別対応を充実させる為、グループケアの導入を検討します。 



B情報公開 

事業者向け報告会や家族懇談会を計画し、サービス提供状況報告や情報交換の場を作ります。 

また事業所内での苦情や事故の文書報告を確実に行いサービスの向上に役立てると共に、居宅介護支援事業所やご家族や地域(運営協議会・掲示板等)に対して定期的な報告を行います。 



C地域社会及び関係各所との連携 

地域包括支援センターや近隣施設との連携を十分に取り、利用者にとって効果的なサービスを提供出来る体制を目指します。 



3.半期別目標の設定 

  年間事業計画を基に更に具体的な目標を半期毎に設定することで、目標の達成状況の反省と今後の課題を整理出来るようにします。 



<年間目標> 

・ 1日平均利用 35名。 

・ 毎回10種類以上のアクティビティを提供する。また外出レクレーションも行う。 

・ ひやりハット、苦情報告 各5件/月。 

・ 送迎に関わる 無事故、無違反。 



<上半期(4〜9月)目標> 

・ 利用者ニーズ調査の実施。 70%以上を回収し、集計内容を業務改善に生かします。 

・ 居宅向け事業報告会の実施。 出席者15事業所、20名以上。 

・ 基本サービスに関する所内勉強会を実施。 出席者20名以上。 

 

 

 

横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ
主任 遠藤 裕之




通所介護給食部門 平成20年度事業計画
1.基本目標 

「食」は生活の基本であることを念頭に置き、毎食を大切に考え、利用者の皆様に安心して食事を召し上がっていただけるよう日々のサービス提供に努めて参ります。又、作る側の立場でなく召し上がる方の立場に立って考え、より美味しく、より喜んでいただけるように心がけます。 

職員食も健康面を考え、介護の原動力になるよう配慮し間接的に介護に参加いたします。 



2.業務目標 

(1)衛生管理について 

・ 定期的な清掃を具体的に細かく表にし、記録を残す 

・ 見えない部分も日頃から清潔に保つ 

・ 毎日の手洗いの際、アルコール消毒の他にアルタンノロエースを使用する 

・ 職員の健康管理と早期の対処  

  

(2)献立作成について  

・ 勉強会、研修会に参加して、ケアプラザ独自のメニューを作る 

・ 食べやすさを重視し、食材の加工、加熱に創意工夫をする 

・ 毎月新しいメニューを加え、マンネリにならないようにする 

・ 郷土料理など、味や見た目だけでなく心に響くような献立作りの実施 

・ もう一度食べたいと思えるような献立の確立 

・ より良い食材を安価で購入できるように、仕入れ業者の見直しをする 



(3)作業工程について 

・ 勤務体制の見直しを行いスタッフ個々の役割分担を明確にする 

・ 色彩や形状を大切にし、充分な加熱と柔らかく食べやすい料理の提供 

・ 調理時間に余裕をもち、異物混入、味付けなどの再確認をする 





以上の3項目に基づき、食事をした方があったかい心になっていただける様な食事作りをしていきます。又、他部署とも意思疎通を図り毎日の連絡を密に取りあっていきます。 

横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ
成川友詞


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