軽度発達障害全般








 『思春期のこころの病気』
  −不登校、いじめ、キレる、ひきこもりなどに、どう対処すればよいか−
    市川宏伸著, 主婦の友社, 2002年, A5判,  159頁, \1480 ISBN4-07-231
    998-8.★★☆

  思春期に焦点を合わせ、心のトラブルや行動の障害をかかえる子どもを家庭や学校でど
  うささえていけばよいかを、症例をあげながら具体的にわかりやすく解説。リタリンを
  覚せい剤と記述している点はいただけない。


 『発達障害の豊かな世界』
    杉山登志郎著, 日本評論社, 2000年, 四六判,  259頁, \1900, ISBN4-535
    -56155-9. ★☆

  雑誌「こころの科学」連載をもとに著者の臨床研究をまとめた一般向けの本。発達障害
  の多様な世界がきちんとていねいに描かれ、こころがやすまる一書。


 『学習障害』−発達的・精神医学的・教育的アプローチ−
    齋藤久子監修/石川道子・杉山登志郎・辻井正次編著, ブレーン出版, 2000年,
    A5判,  275頁, \2800, ISBN4-89242-644-X. ★

  軽度発達障害3部作の1点。医学的診断基準にもとづく臨床研究の成果をまとめた日本
  ではじめての本。ADHDについても薬物療法などでこまかく言及している。医学、心理、
  教育の各分野からの対応の重要性を説く。


 『子どもの不器用さ』−その影響と発達的援助−
    辻井正次・宮原資英編著, ブレーン出版, 1999年, A5判,  274頁, \2800,
    ISBN4-89242-634-2. ★

  軽度発達障害3部作の1点。協調運動が苦手など、子どもの不器用の原因が運動発達の
  障害である場合もあることを解説。学習障害や自閉症をサポートする具体的方法を解説。


 『高機能広汎性発達障害』−アスペルガー症候群と高機能自閉症−
    杉山登志郎・辻井正次編著, ブレーン出版, 1999年, A5判,  277頁, \2800,
    ISBN4-89242-635-0. ★

  軽度発達障害3部作の1点。知能が高いために障害をもっていてもそうと認知されず、
  社会とのコミュニケーションに苦労する子どもたち。アスペルガー症候群と高機能自閉
  症の本人、親、研究者、臨床家、行政による発達援助システム「アスペの会」の活動成
  果を伝えながら、サポートの方法を説く。


 『発達障害の臨床』
    中根晃著, 金剛出版, 1999年, A5判,  300頁, \4200, ISBN4-7724-0630-1.★

  長年にわたり発達障害の臨床と研究にたずさわってきた著者の最新論文集。医学的治療
  法だけでなく、家庭や学校での対応についても言及。


 『子どもはなぜ親の言うことを聞かないのか』
    E. ハロウェル著/堤理華訳, 原書房, 2000年, 四六判,  338頁, \1600, 
    ISBN4-562-03357-6. 

  子どものかかえる心と体の問題を、医学的、生物学的にていねいに解説。


 『シャドー・シンドローム』−心と脳と薬物治療−
    J. レイティ・C. ジョンソン著/山下篤子訳, 河出書房新社, 1999年,
    四六判, 443頁, \2800, ISBN4-309-25116-1.
 
  日常生活でのさまざまなトラブルや悩みの背後には軽症の精神疾患すなわちシャドーシ
  ンドロームがある、としてそれを医学的、心理学的に解説。巻末の日本人による薬の解
  説はリタリンに関して不適切。


 『信州LD研究』
    平林伸一編, 信州LD研究会, 1997年(創刊号)−2000年(第3号), A5判,  
    151頁(創刊号),107頁(第2号),147頁(第3号), 各号\1000 (郵送料込).
  
  信州LD研究会の活動成果をまとめたシリーズ。創刊号から第3 号までが出ている。LDに
  かぎらず発達障害全般を視野に入れている。書店での購入不可。
  ◆購入についての問い合わせ先:信州LD研究会
                (〒399-8205長野県南安曇郡豊科町大字豊科3100 
                  長野県立子ども病院リハビリテーション科気付)


 『ことばの障害と脳のはたらき』ことばと心の発達4(全4巻),
    久保田競編, ミネルヴァ書房, 2000年, A5判, 381頁, \2857, ISBN4-623
    -03180-2.
 
  言語を中心にした認知の発達研究のまとめ。脳研究の流れも概観できる。


 『「わがまま」といわれる子どもたち』
    湯汲英史・石崎朝世・一松麻実子著, 鈴木出版, 2000年, 四六判,  254頁, 
    \1600, ISBN4-7902-7158-7. 

  子どもの発達を「わがまま」をキーワードにしてさまざまな角度から考察。


 『お母さんの安心小児科』−子どもの問題行動−
    星加明徳著, アドア出版, 1996年, 四六判,  206頁, \1400, ISBN4-900511
    -86-2.
 
  子どもの問題行動はおかあさんのせいではありません、と気になる子どもの行動につい
  て小児科医がやさしく解説。


 『子どもが「怖い」大人たちへ』−子どもの精神疾患− 望星ライブラリー Vol.2, 
    山崎晃資監修, 東海教育研究所(発売:東海大学出版会), 2000年, A5判, 
    210頁, \1600, ISBN4-486-03148-2. 
 
  乳幼児から高校生まで子どもの心の問題を、具体例をとおしてQ&A で網羅的に解説。児
  童相談所や病院など治療現場のルポも興味ぶかい。
 

 『気になる連続性の子どもたち ADHD LD 自閉症』
    佐々木正美著, 子育て協会, 2000年, 四六判,  104頁, \1000.

  発達障害全体を概観するのに適当なコンパクトな本。書店での入手不可。
  ◆購入についての問い合わせ先:子育て協会
           (〒252-0805  神奈川県藤沢市円行2-13-19 電話0466-44-0806) 


 『児童精神医学の基礎』
    P. バーカー著/山中康裕・岸本寛史訳, 金剛出版, 1999年, A5判,  400頁, 
    \5800, ISBN4-7724-0617-4.
 
  児童精神医学の全体を概観するのにちょうどよい、比較的新しい教科書。


 『学習障害・MBDの臨床』
    星野仁彦・八島祐子・熊代永著, 新興医学出版社, 1992年, A5判,  279頁, 
    \4800, ISBN4-88002-355-8. 

  学習障害、ADHDに関して、歴史から症状、診断、検査法、治療教育、医学的治療など、
  多くの図表と症例をもとに、すべてを網羅した臨床家必携の本。


 『児童精神科のお話』
    高木隆郎著, 合同出版, B6判,  226頁, 1985年, \1500.

  多動だけでなく、自閉症、登校拒否、うつ病、子どもの自殺などについて、手軽に読め
  て、かつ中身の濃い、児童精神医学の啓蒙書。現在品切れ。


 『 <アスペルガー症候群/児童精神医学> 論文集』
    星和書店, 2001年, B5判,  187頁, \3800, ISBN 4-7911-0434-X.

  「月刊精神科治療学」に載った重要論文を1冊に再編集したもの。


 『子どもの精神障害』こころの科学セレクション,
    河合洋・山登敬之編, 日本評論社,2002年, 四六判, 251頁, \1600, ISBN4
    -535-56097-8. 

  雑誌「こころの科学」の特別企画を増補して単行本化したもの。子どもの精神保健をめ
  ぐる今日の社会状況に、子どもの精神障害という切り口からアプローチ。


 『マスコミ精神医学』
    市村篤・伊藤弘人・井上和臣・岩井圭司・小野和哉・加澤鉄士・久郷敏明・黒木
    賢一・呉太善・武田龍太郎・野崎昭子・保坂隆・本間正一・山田和男・山根茂雄著,
    星和書店, 2001年, 四六判,  301頁, \1600.

  マスコミ関係者を対象に精神医学の基礎知識を Q&A形式で解説。薬物の解説などに客観
  性を欠くと思われるところもあるが、人権や法律、医療制度にも言及していて、知識の
  整理に有用な1冊。








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