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2004年1月12日
甲府市 奥村本店
甲府へ単身赴任し1週間目、今日は日曜だが明朝出勤のために夕方に静岡駅より特急富士川に乗り甲府に着いた。 初めての甲府、今日の夕食はなんとか美味しいそばを食べてみたいと思い町の中をうろつくこと20分あまり、7時も30分を回り時間的に遅いので、時間的にもうそばは諦めかけていたときに目に入ったのがいかにも老舗を感じさせるそばやさん。屋号は「奥村本店」とある。 さっそく暖簾をくぐり店内に入る。 店内は格調のある落着いた雰囲気でいかにも老舗といった感じのそば屋さんである。 店内の奥には広い打ち場もあり我々が使っている倍の太さはあるかと思われる麺棒が置いてあったが、やはり甲府も信州そばの流れを汲むのだろうか? 注文は先ずビールと板わさをいただいた。しかし板わさの量の多いのにはびっくり、静岡の1.5倍、店によっては2倍の量かもしれない、これではそばを頂く前にお腹が一杯になってしまうかも(^^
とりあえず一息ついてせいろと鴨せいろを注文してただいたのだがそばはしっかりと打たれているが汁は私の好みでなかった記憶がある。 私にとっては甘いいし材料がそのまま出ている感じだった。 だったと言うのはこの日記を書いている時点で既に2週間以上経過しており記憶がさだかでなくビールも飲んでしまっているので再度寄らせて頂いて書かせていただくことにする。 そばの価格はせいろは700円だが生粉打ちそばは1300円と一挙に高くなるが、次回は生粉打ちも頂いてみたい。
2004年1月21日
松本 こばやし本店
甲府に転勤して会議が続いている。 今日は松本市で会議、誰が言い出し訳でもないが自然にお昼は信州そばにすることに決まった。 そこで美味しいそば屋さんに行こうということになり、事前調査でこばやしが良いということに決まったのだ。 甲府から松本までは車で約1時間、市内に入り目的のこばやしを探す。 しかし最初に目的としたこばやし松本城店はなんと閉店していたのだ。 しかたなく近くにあるらしい本店を探しはじめたがよそ者の我々は一方通行に悩まされながらもなんとか本店に到着。
本店は昔ながらの商店街といった町並みの中にありあまり目立たないのだ。店は信州のそば屋さんらしい民芸風のどっしりとしたつくりでいかにも老舗の雰囲気をかもし出している。 店内奥には江戸そばの店の2倍以上はありそうな打ち場、そこには巨大な麺棒がころがっている。どんなふうに打つのか是非一度見てみたいものである。 店の方に一度に打つ量を聞いてみたが分からないという答えであったが、そばは北海道産のものを使っているとか?信州産のそばを期待していたのだが残念。 とりあえず注文、始めての店なので私はもりそばを頼んだ。 出たきたもりそばはせいろ2段重ねで結構な量である。 麺は艶があるが透明感はあまりない、60メッシュ以上の細かい製粉をしたものらしい、自家製粉かは確認しなかった。
食べてみるとほんのりとそばの香り、しっかりと打たれたそばでこしも十分、甘味もほのかに感じられる。 観光地それも大きな店のそばは今までの経験では期待が外れることが多いが十分に美味しいそばである。 しかし残念ながら汁に関しては私の好みではなかった。どうも作って直ぐのような妙にかどのある汁なのだ。出汁もちょっと薄いような気がするのだがこれは大き目の猪口にどっぷり漬けて食べれば大丈夫。
これからも松本に来る機会はありそうなのでそば屋めぐりは楽しみである。但し時間がかくほできればなのだが・・・。
※ デジカメ故障中のため写真がありません
2004年2月5日
甲府単身赴任先にて
たまたま自宅のある静岡でのおのおと過ごしていた5年間、ついにサラリーマンの宿命でもある転勤命令、そんなわけで甲府に単身赴任になって今日でちょうど1ヶ月です。 転勤のどさくさや新任地での挨拶、年頭の会議やらまぁ、今までに無い忙しさで? そば日記どころか好きなそばも打てない状況でした。 甲府に赴任してからそば屋さんは甲府で1店、松本で1件のたった2店しか食べ歩きをしておりません。あとは吉田うどんなるちょっと色の黒いそして固いキャベツの入ったうどんを食べさせるうどん屋さん3件です。 パソコンはあっても時間が無くましてやネットにも繋がっておらず。 さらにどデジカメも壊れてしまいなーんにもできない状態でしたがこれからいよいよ甲府を中心としたそば屋さん山梨独特のうどん屋さんを食べ歩きしたみたいと思います。
2004年2月6日
松本市 松本そば処 もとき
今日は松本で会議、特急あずさで甲府から松本に約1時間ちょっとの旅。 到着は1時過ぎであるが会議は3時からなのでお昼を我慢してきたのだ。 さて今日の店は、私の師匠である八兵衛親方(そば打ち教室受講以来勝手に思っているのだが)がすばらしく美味いという店の一件である「もとき」さんに決めた。 場所は松本駅から見て松本上の裏側なので早速タクシーを拾って「もとき」に行ってくださいと言うと直ぐに分かった。最近「吟醸そば」とやらで相当に宣伝をしているとの話であった。 場所は松本城の近くで落着いた雰囲気の開智町にある。店は最近のそばやさんといったシンプルな店構えである。
店内もすっきりとした感じの今風のなんの変哲もない雰囲気だが客席の配置がちょっと変わっていて、私が座った席は玄関側で他の客席とは離れ小島になっていてとっくに昼を過ぎて客のいない店内でぽつんと置き去りにされた感じなのだ。 そんな風に思っているところへ注文を取りに着たので、メニューの最初に載っている「吟醸蕎麦」なるものを頼んでみた。
出てきたそばは前回のこばやしさんでもそうだったのだがここでも出てきたせいろは初めから2段が差ね。 1枚を食べ終わって2枚目を食べようとすると既に延び始まっているのだ。 特に「もとき」さんのそばは延びが早そうなのでのでできれば1枚ずつ出していただくことはできないのだろうか。 ところで肝心のそばであるが、非常に透明感のあるそばである、そしてところどころに「ほし」らしきものも入っており色はなんと表現すれば良いか、更科そばに殻ごとの挽きぐるみの粉を少々混ぜればこんなふうになるのか?といった感じである。 そばの香りは薄くその気にならなければ分からないほどであるが食感はすごい。 吟醸?だけあって蕎麦の中心部分が多いはずで当然澱粉の割合が多いからコリコリのそばなのだ。
もときさんのそばはとても短いと聞いてきたがこれでは繋がらないはずである(つなぎ何割かは聞いていないが)そして咽越しはするすると入っていく。 私はこんな雰囲気のそばは嫌いではないので結局もう1人前、合計4枚のせいろを食べてしまった。 さて汁であるが透明感のある汁で飲んでみるとバランスの良い洗練された味もやや薄めの汁である。料金の精算時に「吟醸そば」について店の方にお尋ねしたが残念ながらどんなふうに製粉しているのかは教えていただけなかった。企業秘密ということらしいがどうも合点がいかないのだ。 そばの実を磨く?米なら分かるのだがそばの実を磨いたら性質の違いもあるし砕けてしまわないのだろうか多分抜きを磨くのであろうが?・・・まっいいか。
しかし、せいろ4枚は結構腹に残り午後の会議中もずっとそば腹だったのです。
※ デジカメ故障中のため写真がありません
吉田うどん
山梨県では観光地にいくと「ほうとう」の看板が乱立しているのだ。しかし残念ながら私はあまり好きではない。なぜかというと美味しい「ほうとう」の店に出会ったことがないからなのだなどというと山梨の方に怒られるかもしれないがどうもあの「かぼちゃ」と「うどん」?が合うとは思えないのす。そしてなんとも中途半端な・・かぼちゃ鍋を食べているわけでもなしうどんを食っているわけでもないなんとも中途半端な、欲求不満がたまってしまうのだ。 しかし美味しいほうとうはきっとあるはず甲府に住むことになったのも何かの縁せっかくですからもしどなたか美味しい「ほうとう」の店を知っているのでしたらお教えください。 つい「ほうとう」の話になってしまったが山梨県には「うどん」もあるのだ。 その代表が富士吉田市を中心とする「吉田うどん」なのです。 少し黒くて固くて太い独特の麺にキャベツが吉田うどんのスタイル。 値段も300円と安くボリュームもたっぷりなのだがその安さについ2杯食べてしまうのだ。 甲府市内にも吉田うどんの流れをくむうどん屋さんが何件かありますので、そば屋さん探訪の合間に紹介して行きたいと思います。
2003年2月21日
こなや
久し振りの「こなや」さんである。 なぜか遅れていた看板もやっと取り付けられ、シャッターを閉めてもようやく何のお店か分かるようになった。ひどい人になるとあの店はもうつぶれたのなどど行っていた方もいたぐらいでこれでようやく一安心。 そんなわけで久々に寄ってみたのだ。 ご主人も元気に拘りの粉を製粉しているようだし、なによりもようやく固定客もついてきたよだ。 しかし話を聞くと平日の入りが悪いのでまだ苦しいとのお話で、なんとか粉だけでも売れないかななどとおっしゃっていた。
さて本日はとりあえず日本酒、今日はわたしもいつも飲んでいる喜久酔本醸造を冷でいただいたがいつのんでも酷があってそれでいてメリハリのある味はこれから食べるそばを一層美味いものにしてくれるのだ。 つまみは鴨と卵焼きをいただいたがつい二杯目を頂きたくなる。しかし飲みすぎるとせっかくのそばの味がわからなくなるのでなんとか我慢したのであった。 そんなわけで締めはやはりざるをいただいた。 我が家の直ぐ近くぶらっと寄らせてもらってそして久し振りにのんびりとおいしくそばとお酒をいただき満足な一日であった。
やっと取り付いた看板 |
2003年2月28日
純手打そば 一草庵
甲府に転勤してはやくも二ヶ月が経過した。そろそろ甲府そば事情も確認しなくてわと思い今日は手始めにアパートの近くで見つけた手打そばの店から寄らせていただくことにした。そば店の名は「純手打そば
一草庵」甲府市内の荒川の堤防沿にある店だ。 店構えは手打の店にしては大きいほうだ。 玄関の右には大きな打ち場があるが相当に大きい打ち台であり、どんなふうに打っているのか一度見てみたいものである。 初めての店なのでとうぜん頼んだのはもりそばである。 でてきたそばはざるに盛られており、多分抜き実から製粉されたであろう粉で打ったそばである。 きちんと打たれた感じの細目のそばでこしもありまあまあのそばである。 しかし汁に関しては私の好みではなかった。 砂糖か味醂が相当に多い感じで私には甘すぎる。 また私の汁の好みはカツオ、昆布、醤油が美味くバランスが取れてまたそれぞれの素材の香りがそばの風味を妨げない・・難しい(^^;; ものがすきなのだがちょっと素材が主張しすぎの気がした。 また気になった点が二つあった。水切りがわるいので麺に汁がからまないのだ。 ざるの中はみずたまり状態で、しかもうどんの切れ端まで混入していた。 うっかりだと思うが気をつけられたほうが良いと思うのだ。しかもうどんと同じ釜で茹でているのは手打をうたっている店にしてはどうかなと思うのだ。 ちょっと厳しいことを書いてしまったがお店は繁盛している様子だし私がうるさいだけなのかもしれない。
2003年2月28日
めん処 そば長
今度は甲府から静岡に帰る途中の笛吹きラインと言われる道路沿いにあるしゃれた感じのそば屋さんで、いつも気になっていたのだ。
店は従来のそば屋の感じを残しつつも近代的な雰囲気、この付近は縄文時代の遺跡があるとかで玄関は縄文の土偶が迎えてくれる。 しかし打ち場は見えないが店の中にあるのだろうか?
時間は一時をまわっているが店内はほぼ満席で期待を感じさせる。 しかしメニューを見ると内容は普通のそば屋さんだったのでちょっと期待が外れた感じであったが気を取り直し盛りそばをオーダー。
そばはざるに盛り付けられて出てきたそばはやはり抜き実から製粉した粉で打ったそばのようであり切りの太さも1.5ミリほどで普通である。 とりあえず手打そば屋さんであることが分かり一安心。 食べてみるとちょっとこしが弱い感じがするがきちんと打たれたそばである。 しかし残念なことにここでもざるの中が水浸し、水がよく切られていないのだ。 そして汁もやはり甘い。そういえば吉田町や甲府市内で食べたうどんやおざらとよばれるざるうどんの汁も甘いのだ。 これは山梨県の方々の好みなのだろうか?それならば私の好みを言ってもしかたなく、郷に入っては郷に従えで私がこの味に慣れるしかないのかもしれない。 もっとも私が作る汁はカミさんに言わせれば辛いのだそうで、カミさんが作る汁はかえしと混ぜるときにさらに味醂を追加して甘く作っているようで私の味覚の問題が相当にあるのかもしれない。 しかし水はきちんと切ってほしいのだ。
でも店員の方の接客はとても気持ちがよくまた寄らせて頂いてもいい気持ちにさせてくれる。
2003年2月28日
手打 丹澤 伊勢店
なんと本日3軒目である。 2件目のお店から平和通を甲府駅に向かって走っている途中に手打そばの文字、店構えもいい感じでついつい引き寄せられるように駐車場に車を入れてしまった。
店内は民芸調だが純線たるそば屋の雰囲気で期待が高まるがメニューを見てもりそばが500円の設定にはちょっと不安が走った。しかし出てきたそばはしっかり水切りがされており食べてみるとなかなかしっかり打たれたそばで香りに関しても3軒の中ではいい感じである。 汁はやはり甘めだが今までの店の中では一番私の好みに合うようである。 500円という価格設定はこのそばならばとても安い。これは地域事情があるかもしれない。 実はこの地域はご存知の通り「ほうとう」や「うどんが」主流のなのです。 ほうとうは観光地価格なのでよいとしても実はうどんが安いのです。 どこでも一杯300円が相場であり量も普通我々がそば屋などで食べている盛より確実に多のです。 対抗するためにはやはりそばも安目の価格設定をするしかないのかもしれない。 純粋な手打そば屋にとっては非常に厳しい環境のようである。
2004年3月13日
おおざとそば打ち同好会
今日も昼の部のお手伝いと夜の部に参加させていただいた。 相変わらず主婦層の多い昼の部はにぎやか、いやそれどころかとてつもなくパワーアップしているような気がする。そば打ちもみなさんすばらしく上達しており、時には2回打って帰られる人もいるのだ。今日はオクタゴン(製粉機)を持ち込み実際に製粉を見ていただいた後にその粉で打ったそばを試食したいただいた。 皆さんには八兵衛さんの粉を二八にしたそば粉でいつも通り練習を実施した。 また夜の部はいつもの500gから1kgへ挑戦していただいた。粉も数種類の中から自分でブレンドして使うのだ。 こなや、八兵衛、そして高山製粉の荒挽きを好みでブレンドそしていつもと粉、量が違う場合の延し幅と長さを経験していただいた。
2004年3月14日
観音寺水月庵で精進料理
今日はおおざとそば打ち同好会メンバーで精進料理を頂くことになった。 発端は昨年6月に東京蕎麦塾で曹洞宗の総本山である総持寺にお伺いしたときに総料理長である小金山老師と初めてお会いしてお話をお伺いした。 その話の中で実は老師のお寺は藤枝にあるというお話をお聞きし是非一度精進料理をいただきたいとの話が今回実現した。
観音寺は藤枝市の桜の名所朝比奈川にほどちかい金毘羅山と呼ばれる小さな山の中腹にある。 駐車場に車を止めて急な山道を坂を登ってゆくと早咲きの桜やすみれなどの草花が目を楽しませてくれる。
また観音寺がある山は全体が公園になっており山頂には梅園があり散策のコースもいろいろとあるようで地元の方の散歩コースあるらしい。 さて観音寺水月庵はそんな山の隅にあった。 既に何人かのメンバーは入り口付近で待っており、今日は総勢22名で精進料理を頂くことになった。 残念ながら今日の会にお会いできる予定であった小金山老師は本山での300人のお客様接待のために急遽鶴見に帰られたそうで残念ながらお説教をお聞きすることはできなかった。 今日の精進料理は「おおざとそば打ち同好会」の親睦会も兼ねており日頃そば三昧を容認していてくれている奥さんたちも含め総勢22名での和やかな精進料理の会になった。 さて、肝心の精進料理だが季節の素材をそのまま使ったものや肉、魚料理に似せたものなどどれもこれも珍しくそして美味しく食べさせていただいたのですが料理よりもそば話に夢中になり詳細を書くまでに覚えていないのです(-_-; また次回は小金山老師のお話とともに報告できればと思っております。
2004年3月20日
静岡市芝川 そば処 京(みやこと読むらしい)でそばをいただく
私が単身赴任先の甲府から自宅のある静岡へと帰る道は国道52号線、沿線にはそば屋さんは多くあり気になる店も何件かあるのです。 しかし通過する時間帯は早朝か深夜でありなかなかお店に寄らせていただく機会が少ないのです。 たまたま昨晩は飲み会で今日は土曜の午前中に通過することができたのだ。
そのようなわけで今回は気になる1件 静岡県と山梨県の県境付近芝川町にある「そば処 京」に寄らせていただきました。 「京」は国道沿いといえ山名の中、店構えもまるで小さな山小屋風である。 そばの看板が泣ければ失礼かもしれないが物置小屋にしか見えない。 そんなこじんまりとした店に入るとひざがぶつかりそうな、いや実際にぶつかる・・・実はぶつけて痛かったのだ(T_T)そんなカウンターで囲まれた厨房のなかで三人のおばさんが忙しそうに立ち働いていた。
さて、そばは初めてのお店なのでざるそばをお願いした。 先に汁の入ったそばちょく、そして汁とっくりも出てきた。 二杯食べなさいということか? さて出てきた汁を早速なめてみるとなかなか出しのきいた美味しい汁なのだ。 しかし私の好みで欲を言えばもう少しまるい感じが良いと思う。そのほうがそばの味をそこねないような気がするのである。
汁の味見も済んでそばが出てくるまでのしばしの間に店の中を観察すると後から入ってきた客は田舎を頼む人が多いことに気づいたどうも此処の名物らしい。田舎はざる蕎麦の上にだいこんとにんじんを麺上に切ったものを乗せているようだがそばとの相性はどうなのだろうかと考えつつ・・・しかしどうも私のそばが出てこない。 どうもおばちゃんたちの話を聞いていると客の順番を違えたらしくけっこう待たされてしまったのだ。
やっと出たきたそばはざるでわなくて皿の上に盛られて出てきた。抜きから挽いたらしい色の白いそばで少し太めの麺である。先ずは忘れずに写真を撮ってからさっそく食べてみるとふわっとそばの香りが口中に広がるしかし残念なことに切りが不ぞろいのために触感はばらばらなのだ。 細い部分の茹ではちょうど良いのだが太いそばはまだ足りないようである。 美味しいそばなのにちょっと残念である。 またそばの量もこの手の店にしては私の期待よりちょっと少なめなのが残念だった。しかし美味しいそばには間違いなく、先にきていたお客さんの小学生低学年くらいの子供はおいしいそばが分かるらしく「おいしい」と何度も連発してお代わりをして食べていた。
こどもは意外と侮れない、家で打つそばも子供は意外とごまかせないのだ。
後でそばの本で読んだのだが「京」ではつなぎは小麦粉2割そして水と卵を加えているらしい。 卵とは気付かなかったのです。
2004年3月21日
こなやでそばをいただく
最近の恒例?静岡に帰った日曜日はこなやでそばをいただく事が多い。 今日もカミさんと下の娘とで寄らせてもらった。 店に入るといきなりおいしいお酒がはいりましたとご主人、いつも店に寄らせていただくたびにお酒をいただくので好きだと思われているらしい(^^;
今日は花ごよみという日本酒ちょっと辛口ですっきりとしたのみ口のお酒で飲みやすい。 お通しで出たさっぱりとした味ののびるの和え物と頼んだてんぷらで満足なのだ。
お酒をのんびりと頂いた後は必ずざるそばであるが今日のそばはいつもより白っぽいので聞いてみるとの自家製粉の粉に一割だけ香り付けのために製粉会社のものを混ぜているらしい。 しかし香りはあまり感じられなかったような気がする。お酒のせいかな?
 こなやざる |
2004年3月27日
静岡 鷹匠つむらや
静岡市の有名なそば屋にぶっかけ「磯おろし」が名物の鷹匠つむらやがあります。 今日はカミさんと買い物の帰りちょうどお昼時なので久々に寄らせていただきました。 注文はここの名物「磯おろし」私は大盛りのおお磯おろしを注文して十分に堪能せていただきました。 しかし相変わらずの人気店、順番待ちのかたが大勢並んでいるのです。 私たちはたまたま運良く並ばずに食べることができましたが店を出るころには大勢並んでおりました。
以前私の勤務先はすぐ近所にあり「つむらや」のそば、ラーメンが好きでお昼や夕食にはよく寄らせていただきました。 当時は出前もありそのときは良くラーメン頼んだものです。 そば屋のラーメンとして独特のもので多分いまでも相当の実力をもったラーメンだと思います。 もう一度食べてみたいのですが既にメニューには無くまぼろしのラーメンになってしまいました。 さてそばなのですが、メニューをしぼって手打ちになり以前よりも相当にグレードアップしているようですが、以前にざるを食べたときには、汁ともに私にとってはちょっと物足りないのです。しかしつむらやさんの名物はなんといっても「磯おろし」です。 きりっと冷やした麺とちょっと甘めのぶっかけ汁、海苔と大根おろしそれにたっぷりの葱をかけて食べるのが美味しいのです。 不幸にもそば打ちを始めてから美味しいそばを食べることがなかなか困難になってしまった私なのですが、此処のそばはまた別の意味で美味しいそばを考えさせられる店なのです。
2004年月27日
でわかおりを打つ
冷凍庫にしまったままの「でわかおり」せっかくの新そばがなんともう3月も終わりになる。 はやく食べないとせっかくのそばが不味くなる。 そんなあせりから今日は「オクタゴン」を引っ張り出してきて製粉を開始。今日はTさんからいただいた分の2kgを製粉。 歩留まり約55% 1.1kgの粉を得ることができた。 最初メモリ4で製粉したものを10目のふるいで殻を取り除き、次にメモリ0で再度製粉して40目で篩った粉である。 粉の状態はほとんど砂のよう、多分打つのには相当に苦戦をさせられそうだ。
 40目で篩ったでわかおり(歩留まり55%) |
2004年3月27日
藁科そば打ち同好会II
今日は藁科公民館で藁科そば打ち同好会がある日である。 今日挽いた粉をみなさんに食べてもらおうと思いお邪魔させていただくことにした。 今日の同好会のメニューは「よもぎそば」で既に中田さんが摘んできたよもぎを刻みそれをすりこぎでよもぎの汁を作りそれをそばに混ぜ込んだそばです。 そば打ちは既に開始しておりました。 季節のものをそばに混ぜ込んでうつのもそば打ちの大きな楽しみでそば打ちをさらに楽しくするのです。 早速わたしも持参の粉を打たせていただくことにしましたが、ちょっとこのままではとても難しそうなので、でわかおり400gに古川製粉さんの特上粉を100gそしてつなぎ100gで挑戦させていただきました。 でわかおりはもともと香りが良いそば粉なのですが古川製粉の特上粉の香もまた加わり加水時にはすばらしいそばの香り。 おもったよりスムーズに仕事が進み皆さんに荒挽きそばの試食をしていただきました。
 藁科蕎麦打ち同好会II 中田さんの指導が入る |
2004年3月28日
でわかおりを打つ
昨日挽いた「でわかおり」を今日は7.5:2.5で打った。 昨日同好会で打った感じから「でわかおり」だけでの二八はちょっとそばとしてまとめ上げるのは厳しいようなのでつなぎを少し多めにして打つことにした。
加水は少し大目に、最終的に53%まで入れたのだが。ちょっと多加水にしたつもりだったがそれでもくくりの段階で急激に硬くなり延しに苦労した。 荒挽きの粉はくくりの段階からなぜか多量に水を吸うためだと思うが硬く締まってくるのだ。 時々水不足で失敗するのはそうなると分かっていながらも多加水で「ずるだま」になるのが心配で水をセーブしてしまうのだ。 今回は思い切って水を入れた。入れて直ぐの段階では相当にやわらかく不安な気落ちになるが、くくりをはじめると直ぐに固くなってくる。 手延しの段階で端の部分に割れができたがなんとか本延しまで無事にこなし、切りは延しの状態に合わせて少し太めに切って田舎風に仕上げた。 食べてみると「でわかおり」だけでも十分に香りがあったし、また食感も好みのコリコリ感のあるものであった。 歩留まり約55%で挽いた粉は澱粉質が強く茹であがったそばはとても透明があり、たべると歯切れの良いそばになるのです。 しかし一般の玄そばでは歩留まりが55%位になると歯切れの良いそばになるのだがほとんどそばの香りがなくなるのだ。 香りもそばの味の一つでありなんとか香りも残したいところに製粉の苦労があるが、でわかおりの場合はまだ十分に香りを残しているのがとても嬉しい。
2004年4月3日
手打うどん せんしゅう
今週はカミさんと次女が甲府に遊びにきたので甲府名物?のうどんを食べに出かけた。 店は私の単身アパートから歩いて5分くらいのところにある「手打うどん
せんしゅう」である。 ここ甲府のうどんは少し変わっている。 麺は固くそして太く無骨である。 食べるうどんといった感じで、もそもそと口の中に手繰りこみ良く噛んで食べるうどんである。 讃岐うどんのようにつるつる咽越し良しのうどんとは対極的な感じである。 出し汁も醤油味でキャベツの甘味が加えてあるのが特徴。これは同じ山梨県内の富士吉田一帯で有名な吉田うどんも同じである。 しかし富士吉田のうどんは汁が濃すぎるきらいがあるが、ここせんしゅうの汁はちょうど良い濃さである。 私は天ワカメうどん大盛り、カミさんはカレーうどん、次女はやはり天ワカメうどんをたのんだ。 うどんとはいえ3人で腹いっぱいに食べて1500円は安いのだ。 讃岐うどんとまではいかないがかけうどんがが300円が相場、盛もたっぷりでこれは相当に安い感じがするのだ。
うどんを食べていると私の静岡ナンバーの車が気になるのか店のご主人が話し掛けてきた。私はそば打ちが趣味でうどんも打つのですよなどと話し、せんしゅうのうどんはなぜこんなにも固いのかを聞いてみたが塩分濃度が14%で加水率が47%と私たちが打つうどんとほとんど変わらないのです。 なんで固いのと聞いたらこれが一番美味しいうどんだと自信満々。 そして極太のうどんなのに茹での時間がわずか3分であると言う。粉が違うとのお話であるが、次回お店に行くときにはもう一度なぜ茹でが3分と短くこんなに固くなるのか聞いてみよう。
2004年4月9日
手打そば処 あずみの
今日は山梨県身延町で仕事であった。 昼過ぎに仕事が一段落、美味しい手打そばの店があるとのことで連れて行っていただいた。 国道52号線の旧道からさらに少し山側に入ったところ。山はちょうど桜が満開、そして木々の新緑の緑もまぶしい場所に手打そば処あずみのはあった。 店構えもとても落着いた感じで期待させるものがあったのだが、 縄暖簾をくぐり店の中に入ると?? すし屋さんと居酒屋そしてそば屋が合体したような中途半端な雰囲気、おまけに奥にはカラオケボックスが・・・。 どうも看板どおりのそば一筋ではなさそうである。 私は思わずもりそばと鉄火丼のセットを頼んでしまったのだ。
でたきたそばは写真のとおりである。 抜きから挽かれた粉で打たれた二八または三七そばだと思うのだが、はにぬかるむのが気になった。 加えて切りの太さがまちまちで細い部分は茹ですぎであり太いものは芯が残っているのだ。 また汁も鰹がですぎている感じがあり、そば、汁ともに私の好みではなかったのだ。 よけいなお世話なのだがりっぱな店構えと看板があるのだからもう少し本業に集中したらと思うのだが・・・やはり余計なお世話か。
 あずみの せいろ |
2004年4月17日
仁科そば打ち同好会
今日は新しく仁科公民館で立ち上がった「仁科そば打ち同好会」に応援に参加させていただいた。 今日の予定は八兵衛の粉350gと繋ぎ150gで打つ三七そばである。 いつも書いているのだが八兵衛の粉は澱粉の成分が高くこの粉は手に握って広げると全く形が残らないほど崩れてしまう。 ある有名なそば屋さんが言う握って形がそのまま残るそば粉とは全く正反対の初心者が打つには相当に難しい粉である。 そのために今回も繋ぎは3杯入れて三七そばとした。 加水は50%以上、人により様々だが最終的に53%程度になったようである。 みなさんまだ打った回数が少ないので加水した状態が判らず水回し当然延しも苦労のだったようですが、最終的にはみなさんきちんとそばの形になったようである。 自分の手で打ったそばは格別で美味しそうに食べていらっしゃいました。
2004年4月17日
製粉
まだ相当残っている「でわかおり」を製粉することにした。 玄そばはT氏が購入した機械で石抜きと磨きが十分に成されておりそのまま碾くだけである。 先ず2Kgを目盛りを5(中間)にセットしたオクタゴンに投入。 碾いた粉は先ずは10目の篩いで殻を取り除き次に40目の篩いで一番粉を取りだす。 篩い残った粉は再度オクタゴンに投入今度は目盛りを最小にして製粉した。 この粉は50目の篩いで篩い落とした。 最初の粉とまぜあ合わせた重量は1.1kgで歩留まりは約55%である。 完成した粉は40目の粉が混じっているので砂のようである。 しかしリビングでの製粉は粉塵との戦いであり製粉中はオクタゴンの排出口付近に掃除機の吸い込み口を近づけて部屋に飛び散らないように苦心。 篩い作業はベランダに出てゴミ袋の中でやるのだがそれでも粉は飛ぶ。 篩い作業終了後はリビングとベランダの大掃除。 もうくたくたしかも汗にそば粉がこべりつくのだ。
そんな苦労したそば粉不味いわけはないのだが・・・。 そば打ちは明日頑張ろう。
2004年4月18日
そば打ち つなぎ麺維新VS白うさぎ ※失礼しました「すずめ」でわなく「白うさぎ」でした
今日は昨日製粉した粉を打つのだが、ついでに繋ぎに使う粉のテストも兼ねる。 いつも使っているうどん用粉「麺維新」そして「白うさぎ」を使って打ち味見をしてみる。
最初はつなぎに麺維新をつかった二八を打ってみる。 水回しの状態は荒挽き粉が相当入っているので加水に相当気を使った。 最終的な水回しでちょうど良いと思ってもくくりの段階で急激に水を吸い込み固くなってしまうのだ。 今回もちょうど良いと思った状態から手振りで二つほど加水してみた。 しかしこれでも足りず固めの玉になってしまった。延しに苦労するぞ・・。 次に「白うさぎ」を使い打ってみた。先ずは水回しなのだがどうも荒挽き粉の雰囲気がしない?何故なのかはわからない「白うさぎ」によるものなのかそれともボールから木鉢に粉を移す段階でボールの中の粉が振動が原因で細かい粉と荒い粉が分離して後から打った粉が細かいものだけになった?? 見た目は最初の粉と同じなのだが水回し延しどちらの段階でも全然感覚が違うのだ。 加水も1%ほど少なかったがこれは水回しの時間が短かったためか。 延しでは玉の固さが違うのでなんともいえないが「すずめ」が比較的楽に延しを終了することができたし、切も「白うさぎ」が楽、切ったそばを振るっても切れが少ない。 そして最終的な試食なのだが、残念ながら「麺維新」「白うさぎ」の差は私の未熟な感覚では判らなかった。
 でわかおりにつなぎにすずめ 麺維新との違いは? |
2004年4月24日
そば屋のてんぷら
今日は「藁科そば打ち同好会」に参加させていただいた。 本日のテーマは蕎麦屋の「てんぷら」今日は特別講師に手打ちそば八兵衛の親方をお招きして本格的なプロの蕎麦屋のてんぷらの技を教えていただいた。 また家族の参加もありにぎやかな天ぷら講習会になりました。
実に沢山の材料がそろった、先ずは定番のえび、桜えびそして旬の材料は朝取りの筍、たらの芽、黒文字、酒屋の娘(こしあぶら)、蕗の葉、よもぎ、茶の新芽、かきの葉、わらび、アスパラ、雪ノ下人参、たまねぎ、生姜、しし唐などなどそれぞれ旬の素材を美味しくてんぷらにして食べることができるとても楽しい講習会でした。
先ずはえびの下ごしらえ、尻尾にあるとんがりそして水分を含んだ尻尾の一部を切り落とし、背わたを取る。 腹に切れ目を複数いれてから包丁の腹でたたくか、手で筋を切る。 練習では包丁の感覚がわからずまた手でやる場合の力の加減が分からず完全に切り落とした人も何人かいたかな? 素材それぞれで下ごしらえによる美味しくなるポイントを教えていただいた。
次に大事な油、ごま油の種類と用途、コーン油、大豆油の合わせ方と特徴、そしてたまごの役割と薄力粉(スーパーバイオレット)、そして通常の濃さと、薄めの衣を作り用途に応じて使い分ける。 油の温度の見方、てんぷら鍋の側面を上手に使う方法。
油温を確認しいよいよえびを投入その後の花の咲かせ方、これが蕎麦屋の天ぷらの妙技? そして次々に旬の葉っぱもの。 これは素材の美しさが出るように薄めの衣で揚げる。 掻き揚げは材料をいかにくっるけるかがコツ。 とにかく今日は短時間でたくさんのことを教わりましたので忘れないうちに早く練習をしようと思います。
2004年4月23日
楽打会
静岡市東部公民館で新しく立ち上がった「楽打会」にお邪魔させていただいた。 この会は昨年12月に静岡市匠宿で実施された私ヒコベーも参加させていただいた第一回素人そば打ち大会で知り合った仲間がSさんを中心に立ち上げた同行会である。
毎月第4土曜日に夕方6時からの活動であるが発足したばかりでメンバーの方も始めたばかりの方が多くて大変だろうと勝手に思い込み今日の私は迷惑な押しかけの自称講師である。 今日は遠く豊田町から参加の自称ノラリーマンのMさんも自分の畑で取れたそばを製粉して持ってこられた。 さて、今日の同好会の参加者8名で先ず「達磨 高橋邦弘」氏のそば打ちビデオを学習、その後「くろ麦」のそば粉を使い各自そば打ち練習。 その前にヒコベーがMさんの粉を使い僭越ながら見本打ちをさせていただきました。 Mさんの粉は加水するととても香り高く、今日の同好会で使う抜きから製粉した「くろ麦」の粉と比較するとと色も黒くとても面白いものでした。 その後全員でそば打ち開始、まだ慣れない面もあり時間をかけてのそば打ちでしたがSさんの熱心な指導でみなさん無事に完成、試食をしたのですが茹ででも大量にそばを投入する方もありこれは最初からマニュアルを作るか一通りの説明をしないといけないかな?との実感。 茹であがったそばは皆さんのものをそれぞれ試食、ヒコベーが打ったMさんの粉もみんなで試食。 麺はまだまだふといのあり細いの短いのといろいろだが手打そばの美味しさと楽しさを実感しておられるようでした。
そんなわけで役に立ったかどうだか押しかけ講師の巻きでした。
2004年4月28日
○○庵 中巨摩郡玉穂町
以前に同僚から聞いたそば屋さんである。 「仕事中にお昼に食べたがそばがえらく高かったんだがそばの味は分からないがまぁ美味しいそば屋さんだよ」・・・との情報でそのそば屋さんを探してみた。
たまたま私の担当する会社が最近引っ越した場所にとても近くたまたまお昼時に訪問したときについでに寄ってみた。 店構えはとても感じの良い作りで、おいしいそばを食べさせる雰囲気が十分で期待させるものがあった。 しかし外観と店内はちょっとギャップがあり驚いた。 せっかく外観の雰囲気が良いのに店の壁にはいたるところにマジックで書かれた定食等の張り紙が大量に張ってある。 テレビもありニュースを流している、せっかくの打ち場もガラスは粉で曇り信州流のごつい麺棒も壁掛けが壊れて斜めになっていた。 これで期待感は少しおちてしまったが壁に張ってある「あずみの」の粉で打ったそばを注文した。 客は少ないのだが待つことしばし、その間に店の応対等を観察させていただいたがおばさんが一人ふうふう言いながら注文を取っているが町の定食屋さん的な雰囲気なのだ。 また厨房での会話が聞きたくないような話まで聞こえる。
やっとそばが出てきたが・・先に目に付いてしまったのは同時に運ばれてきた湯桶の表面。 そば湯が乾いて白く全体に汚れているのだがもうすこし気を使って欲しいものだ。 さて、肝心のそばだが抜きからの粉で打ったと思われる白いそばで細切りの部類である。 食べてみるをほんのりとそばの香りがする。 噛んで見ると歯切れも良くまあまあのそばである。 しかし汁に関しては私の好みではなくカツオ、鯖節と思われる香りが前に出すぎているし角もあるのだ。
しかしこのそば屋さん外観はすばらしい店構えをしているのにどうもそば屋、客商売としての基本的な心構えができていないような気がする。お金を取ってその代わりにそばと言う商品と非日常の雰囲気でお客に対してひと時の幸せを提供するはずが、いつのまにか忘れているのだろうか・・・そんなわけで残念ながら私の好みのそばと雰囲気を提供してくれる店ではありませんでした。
2004年4月29日
純手打そば そば丸 塩山市
今日はゴールデンウィークの初日天気も快晴、朝から洗濯、部屋、トイレ、風呂の掃除をしたついでに冷蔵庫の中のものをチェックあさってからの長期の休みでも大丈夫なように今日明日中に食べるものを確認した。 軽く朝食を摂ってから以前購入した本「山梨のそば」を読み本日行ってみるそば屋を決めることにした。
行くことに決めたのはたまたま先日仕事で通りかかったときに発見した「純手打そば そば丸」が載っていたからだ。 本で確認するとそばの写真や店の紹介に期待感があった。 早速愛車パパママリバティに乗りナビに電話番号をセットして山梨市へ出発。 今日は天気も良くとても気持ちの良いドライブ、気持ちもなぜかウキウキそば屋にも期待が膨らむ。
さて甲府市のお隣山梨市に到着ナビの指示のまま山梨市役所前に到着するが「そば丸」らしき店は無い。 はてと気付き先日看板を発見したのはもっと牧丘町寄りだったはずと思い引き返して更に走りつづけると「そば丸」の看板を発見、この地点から更に2k程牧丘町よりにある笛吹き温泉の敷地内にあるらしい。 何とか無事に笛吹き温泉に到着して「そば丸」を探すと温泉の敷地の奥に新緑に囲まれた古民家風の落着い店構えの「そば丸」を発見。 後で聞いたのだが以前の場所から4年前に移転してきたそうである 「山梨のそば」が発行されたのは平成12年直ぐに移転したらしい。
店構えは良い、しかし昨日のことを思い出し一瞬不安がよぎるがそれもすぐさま吹き飛んだ。門から玄関までのきれいに手入れの行き届いた庭を見てこの店は大丈夫との確信。 店内に入ると整頓された打ち場が真正面にあり電動の石臼が動いている。 右には広い二間の座敷がありとても清楚で落着いた感じである。
さっそくもりを頼んだが若い女性店員の応対も感じが良い。 出されたそば茶とそばせんべいをつまみながら待っていると客が少ないためか直ぐにもりが出たきた。
そばは細打ちでちょっと黒目のそばだが星が入っていないので抜きからの製粉かと思われる。 食べてみるとそばの香りが強くこしがしっかりしたきちんと打たれたそばで、もっと食べたいとの気持ちが沸いてくる。 早めにお代わりを頼もうと思ったが意外と量が多ので止めた。
汁は少し甘めだが角も無くとてもバランスの取れた美味しい汁である。 この店はそば、汁、従業員の応対を含めた雰囲気も甲府へ来てから私にとって一番気に入った店である。 そばを食べ終わって打ち場を見るとちょうどご主人がそばを打っている最中でした。 既に本延しに入っていて粉の状態は見ることはできませんでしたが比較的柔らかい玉を延しているように思われる。 道具をみると信州系のそば打ちでわなく江戸風である。 どうも一茶庵系と思われるが今回は聞いてみなかった。 延しはとても丁寧でむら無くきれいにな延しだ。 また、そばの量は3Kgと想像したが後で確認したところやはり3Kgを打っているとのことでした。 結局切りの最後まで見学させていただいたが最後にご主人がこちらを見てにこっとされたのがなぜか嬉しい。 まだお歳は30代だそうだが甲府付近には珍しい純然たる自家製粉手打そば屋さんでこれからがさら楽しみな店である。
山梨県塩山市三日市場2512 笛吹き温泉の敷地内 0553-33-7337 11:30〜20:00 定休日 水曜
2004年5月2日
1.2Kgのそばを打つ
NG4連続・・・そば打ちの自信を無くした日。
しかし連休で久し振りに友人家族が我が家に遊びに来るのだ。気を取り直して五回目に取り組み打ち粉と度重なる加水でむちゃくちゃになったそばを何とか打ち上げたのだ。
打ち台は湿気を含み麺帯がはりつきやすくなっているし、麺棒はしぶくなり、汗は冷や汗?今日は反省の連続でありました。
なんとか無事に打ち上げたそばは先日骨董市で購入した江戸後期のそば猪口と、やはり買ったばかりのいぶし竹であんだざるで美味しく?楽しんでいただきました。
2004年5月8日
藤枝お茶祭り
本日は八兵衛親方が頼まれて藤枝市内のお茶祭りに模擬店を開店する。 その手伝いでそば打ち体験、そして実戦さながら?のそば屋の釜前をすることになったのだ。 店内配置は八兵衛親方はそば打ち、あとは我々の仲間が木鉢担当、釜前、水洗い、盛り付け、会計、そしてそば体験を行ったのだ。 当日は朝から良い天気に恵まれお客さんもまあまあの出なのだ。しかし最初の心構えがなっていなかった。 開店と同時に複数のお客様が来店いきなりオーダーの嵐? 順番、数で混乱。 そのうえ2台あるバーナーのうち1台の火力が弱くなかなかお湯が沸騰しないのだ。 これは原因はすぐわかったゴムホースが踏まれて曲がっていたためにガスの供給が悪くなっていたのだ。
さて、要領は、・・・人数分のそば(最大4人前)を投入タイマーをオン、まつことしばし、その間に次のお客様のそばを計量、時間でそばを上げでバトンタッチ、再沸騰で次のそばを投入。 作業は単純なようだが一連の流れを掴むまではオーダー順の確認がきちんとできていない、焼けどをするわタイマーをセットし忘れるわでてんやわんやだったのです。 そばの水洗いを担当したNさんは140人前のそばを水あらい、振りざるで水をきり腕が重たくなったとか。 我が同好会女性陣もそばの盛り付け、トッピングとぶっかけ汁を要領よくこなし当日は140人前のそばを出しました。 そば打ち体験も親子で楽しく11組を無事終了したのでした。 しかし今日は実際のそば屋に近い状態でおもしろい経験をさせていただきました。 二日目は朝から大雨残念ながら中止となりました。
2004年5月8日
おおざとそば打ち同好会
今日は朝から藤枝のお茶祭りでのそば屋模擬店でくたくただったのですが、同好会は一番大事なそば打ち修行の場ですので休むわけにはいきません(^^;
今日も全開に引き続き1kg玉を打つ練習です。 しかし疲れのせい? のしの段階で一部麺帯が破れてしまったのでした。 なにごとも慣れは禁物慎重にしかも素早くをつねに注してやらねば。 反省(-_-)
2004年5月9日
こなや
今日もカミさんとこなやでお昼をいただいた。 お酒はなしでわたしは天ぷら盛り合わせとざるカミさんは天南をいただいた。 先日八兵衛親方に「そば屋の天ぷら」を教えた頂いたばかりでありどうも「天ぷら」が気になるのだ。 さすがにこなやさんの天ぷらおいしく頂いたのだが、食べている最中に注意してみると八兵衛親方に教わったとおりの処理がされており・・・あたりまえか。 手抜きの無いことが分かる。 しかし衣の花の咲かせ方は流石に上手い、天ぷらも美味い。 本日もごちそうさまでした。
2004年5月15日
山梨県中巨摩郡 「山梨 翁」
この土日は甲府ですごすことにした。 朝の洗濯掃除を済ましてから「さて、どこのそば屋に行こうかと」独り言をいいながら山梨のそば(山梨日日新聞社)を開いて決めることにした。 店の名前を見ずにそばの写真だけで美味しそうなそば屋を一応マークしてある。(しかしこの本の写真は一応料理雑誌のはずなのに写真のとり方がまるで素人なのだ・・・不満)今日は時間もあるちょっと遠くまで行くことにしたのだ。 蕎麦界では有名な「翁」に決めた。 甲府から約20kmとそう遠くなく場所も白州の近くなので緑もきれいだろうしドライブにも最適?一人ではつまらないか・・・。
そんなわけで上々の天候の下、国道20号線を小淵沢方面に向けて車で走ること約1時間ほど、途中から旧道?に入り酒蔵七賢の手前を右に折れて山の中に入ってゆく。 ここから急に景色が変わり水の張られた田んぼやよく手入れされた山々がすばらしい。エアコンを止めて窓を全開にしてまるでトンネルのような新緑の中を走る。 思わず深く息を吸い込みながらとても気持ちのよいドライブなのだ。 カーブが続く山道が終わり少し開けたところに「翁」があった。 新緑に包まれたお店「翁」は年月を経て良い感じです。
小さな暖簾をくぐり座敷に案内される。 最初のイメージ、お店の方はどうも固い感じみなさん修行で着ておられるのかな? とりあえずざるを一枚頼んだ。 早速汁が運ばれてきたが味見をしてみると中程度の濃さ、きちん寝かせた汁でかどもほどよく取れてバランスが良い。 でもちょっとカツオ、その他の香りが強いかな。 さて、出てきたそばは色の白いつるんとした感じで透明感は無い。食べてみるとそばの香りが口いっぱいに広がるそしてほどよい香りが口の中に広がる、噛んでみるとしっかりと歯抜けもよくこしもしっかりしている。やはりそこは一流店きちんと打ちそして茹でているのだ。 つぎに田舎を味わってみた。 田舎はざるそばの太さの3倍以上はありそうなしかも黒いそばである。 とうぜん太くてすすりこむことはできないので数本ずつ口をもぐもぐさせて食べることになる。 そしてこれがまた強烈なそばの香りなのだ。 噛みしめればそばの香りを十分に楽しむことができる。が、私としてはそばとして食べるには骨が折れるしそばを食べている気がしないのだがこの強烈な蕎麦の香りの塊をゆっくり噛んで楽しむのも面白いのかもしれない。
窓が大きく明るい店内の雰囲気は山のそば屋の雰囲気にぴったりなのだ。 そしてそばの香りに包まれながら至福の時を過ごさせていただきました。 でも従業員の方の振る舞いが固いのが気になった。 お客さんがリラックスしにきているのだからもうすこしリラックスさせてくれる雰囲気で対応してくれればもっといいのになと思うのはわたしだけの贅沢な要求?
2004年5月23日
今週はたまにそばから離れて家での〜んびり好きな時代小説でも読んで過ごすことにした。 最近は池波正太郎の剣客商売シリーズにはまっているのだが、どうも氏の小説は食べもの描写がが多いのだ。 せっかく蕎麦打ちを忘れ小説の世界に没頭しているのに美味しそうな料理の話、そして蕎麦屋が・・・ああぁ だめ、駄目、我慢できないそば屋に行こう。
結局小腹が空いているしちょっと「こなや」さんに出かけて天ぷらを酒の肴にお酒(磯自慢純米と真澄純米吟醸をいただくき、最後はざるそばで締めてきたのでありました。
2004年5月30日
胡桃亭の粉を打つ
今日は中田さん宅で仲間のkさんに分けていただいた「胡桃亭」の超粗碾き粉を試し打ちをした。 粉は写真の通りまるで砂の様であり、試しに30目の篩いで篩ってみたら500gのうち84gが残った。 残った粉?は砂というよりもう既に小石のような感じでありよく見ると大きな殻や、やはり大きな甘皮の部分等が多く入っている。 打って食べもしないで大変失礼なことではあると思ったのですが、その部分は今回の部分からは外させていただきました。 そんな訳で残った410gの粉を二八で打つことにしました。 打つにくいかと思われて粉は比較的楽に打つことができましたが、思った以上に蛋白成分が多いのかもしれない。 しかしそこは30目の粗碾き延しの最終段階ではちょっと割れが生じてしまった。
しかしなんとか延しを終了することができたのだが、切った断面はぶつぶつと粗いつぶが見えている。
茹であがったもばは写真のとおりで、でこぼこした麺の表面は粗碾のそばであることを物語っている。 試食してみると甘皮の部分を除いてしまったためか香りはあまりない。 甘皮を取り除いた分澱粉成分の割合が多くなったかと思うとそうでもないらしい。 こしももう一つで噛んでみると少し歯に絡みつく感じがありまだ蛋白質そして繊維質の成分が多く入っているのだろうか。 今回はオリジナルの粉を勝手に相当いじってしまったために全く別物の粉になってしまったのでレポートにはならないが、玄そばからの30目以上の粗碾きで玄そばの成分のほぼ95%以上・・・いやそれ以上かほとんどまるまる入ったそば粉というのはおしいのかとの疑問が個人的にはあるのだが・・・特に食感の面でどのように感じるのか他の皆さんの感想もお聞きしたい。
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