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「夏の庭」

すごく好きな本です。
評価5つじゃ足りないくらい。
10ぐらいは付けたい本。
私がこの本を読もうと思ったのは、中学の頃の演劇の地区大会で、この本を舞台化したものを観たときから。
なんか、すごく良い話だと思って、原作読みたいなって思ったのです。
でも、"読みたいな"ぐらいで、それほど、すごく読みたいっ!!!ってわけではありませんでした。
偶然、本屋さんでこの本を見つけるまで、"読みたいな"って思ってたことを、忘れてたくらいだから・・・
で、読んでみたら、もう、最高です!!!!
ボロボロ泣きました。
しかも、何度読んでも、ボロボロ、ボロボロ・・・・泣いちゃいます。(涙)
まずお話は、夏休みの少年達の生活(?)みたいなことから始まって、ほのぼの系になってる。
なんか、なつかし〜とか思いながら、読んでた。(笑)
そのうち、おじいさんと心を通い合わせてくるところは、なんか、微笑ましいと言うか、優しい気分になれた。
しかも、このおじいさんっていうのが、すごく良い人。
口は悪いんだけど、憎めないし、尊敬できる人。
少年達も、若さ溢れると言うか、すごく元気で良い。
やっぱり、子供は元気が一番!(笑)
でも、話が進むにつれて、なんか嫌な予感もしてくる。
半分以上予想してたことだけど、その時は、すごく悲しかった。
このシーンで、まず泣いちゃう。(涙)
とくに、枕元のブドウが、あまりにも瑞々しくて、その瑞々しさが、読んでて分かっちゃうから、どうしょうもなく悲しい。
で、ここでお話が終わっちゃうのかと思ったら、まだまだ続く。
その後の少年達の姿が、なんか、可哀相だって思ってたんだけど、それは間違ってた。
若さからか、それとも、おじいさんから教えられたことなのか、少年達は、悲しさとかそういうのを乗り越えて、夏休みの間だけなのに、すごく大人になってる。
なんか、すごく、嬉しくて、ここでも泣いちゃう。(涙)
最後の山下の科白で、もう、泣き笑い。
ここまで長々と書いたけど、まだ全然、この小説の良さを言い得てない。
とにかく、これは読んでみないと分からないと思う。
読んだ人なら、きっと、この感動を分かってくれるはず・・・・

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