コルク

勉強方法と受験の実際、私の場合..



私は第19回(1998年)に1次試験に合格し、第20回(1999年)に2次試験に合格しました。私の勉強した方法と面接試験の実際です。



1次試験
●教材
1.試験問題解説(第9回〜第12回)産能大学発行 ・・先輩に借りた
2.試験問題解説(第14回〜第16回)・・先輩にもらった
3.消費生活アドバイザー試験 学習ポイントと重要問題集 東京教育情報センター・・買った(税別2900円)
基本的には過去問題の解説集。解説はいいが、問題の直後に解答があるのが難点。
4.くらしの豆知識 国民生活センター1998年度版、1999年度版・・買った(税別429円)
私にとって最高のテキスト。何度読んだことやら...
1999年度版は、発売日が1998.10.1であり、1次試験が1998.10.10だったので、9日間しかなかったが、けっこう1次試験に出ていて助かった覚えがある。
5.ハンドブック消費者 経済企画庁国民生活局・・買った(税別480円)
これもすばらしいテキスト。読んでると眠くなるのがつらい。
6.会社の直前予想問題・・もらった
よくできているのですが、公開できません。ごめんなさい。

●勉強方法
1.いきなり過去問題を解く。そう「いきなり!!」
最初の点数はボロボロ。たぶん20点以下。
でも、めげない、くじけない。しらなくてあたりまえだから。ぜんぜん知らない分野だなあっておどろくけど、
一回解いたってことはもうすでにすこーし知った分野になったということと喜ぶ。
2.時間をあけてもう一度、同じ問題を解く。
今度は50〜60点くらい。ちょっと自信。
前の記憶があるから、なんとなく正解に近づいているはず。それだけでいい。
3.問題の合間に「くらしの豆知識」と「ハンドブック消費者」を読みまくる。
「ああ、あの問題はこのことを聞いていたのかぁ」って気づいて少し興味を持ち始める。
4.もう一度問題を解く。
今度は、80点〜90点。すごく自信がつく。
5.直前予想問題を解く。(これも3回)
6.できれば、3回目で間違えた問題をもう一度解く。こんどこそバッチリ。

●私は...
通勤の電車の中で問題を解いた。私は遠距離通勤者で通勤に1時間35分から2時間くらい
かかっている。(時間帯と気分によってちがう)そこで、帰りの電車(JR新快速)の約50分間を勉強の時間とした。もうひとつの電車は乗ってる時間が約8分と短いのでやめた。

新快速は15分毎に出ているので座るために電車を一本待ったりもした。
一問3分もあれば解けるので、答え合わせを入れても5分として一日に10問は解ける。
一年分の問題は55問(一科目5問×11科目)だから約1週間で1年分が解けることになる。

もちろん、こんなにいつも同じペースではできるはずがない。
眠い時もあるし酒を飲んで勉強の気分でない時もある。
だから、適度に自分のペースで。

ちなみに、朝は必ず座れるのだけど、眠いから毎日寝ていた。いいじゃん、眠い時は眠ったら。

勉強を始めたのは、たぶん5月頃。試験が10月10日だったので、たぶん5か月の勉強くらい。



2次試験
●教材
1.先輩の書いた小論文。
2.くらしの豆知識。
3.会社の予想問題。

●小論文の問題
くらしの豆知識が予想問題そのもの!!

特に「くらしの話題」、「特集」。2000年版には「高齢者」と「インターネットと消費者トラブル」の項目があり、これがまさに出題された。
すなわち、10月1日に発売された「くらしの豆知識」を前年度の「くらしの豆知識」と比較して増えている項目があればそれは大本命と言える。

●小論文の書き方
小論文の基本は起承転結。

白い紙を用意して横線を3本引いて、4等分する。
つまりこれが起承転結の入る部分。

問題に対して思いつく単語を入れて行く。とりあえず4等分したどこでもいい。
例えば、「インターネット取り引きの問題点を述べよ」
だったら、単語として「情報化」「コンピュータ」「通信技術」「家にいながら」「買物」「電子決済」「商品届かず」「くもがくれ」「相手が見えない」「クレジットナンバー流失」「返品・交換」「品質不良」「行政指導」「信用格付け」などが思い浮かぶ。

そして、これらの単語をつないで強引に文章を作っていく。
単語として「情報化」「コンピュータ」「通信技術」があれば、
例えば、
「最近、コンピュータ技術と通信技術が急激に進歩し、我が国でも情報化時代がおとずれた」
「コンピュータ技術の発達にあいまって、最近は通信技術の進歩もめざましく、我が国でも情報化が進んだと言われる」

うまく書けない人は、先輩の書いた上手な言い回しを借りてくる。

だいじなことは、自分で書いたものを読んでみて、つながりとか主張とかがうまく書けているかを見る。自分で読んでだめだなーと思ったら当然だめ。
次に人に読んでもらう。できれば有資格者がいい。
人がみて読みにくかったり主張がわからなければこれまただめ。

まあまあかなというのができたら、自分なりのその書き方パターンを大事にして、どんな問題が出てもパターンをまもる。例えば、起承転結の転では箇条書きで3項目とするとか。
そして、しつこく書いてみる。そのうちなんとなく800字の分量と時間配分がわかってくる。
「例えば、インターネット被害にあわないため注意すべき点としては、次のような項目が考えられる。
1.....
2.....
3.....」

●私の場合
98年度(2次試験不合格)

小論文は1次試験が終わった後、1か月ぼーっとしてた。1次の発表が11月始めだけど、それまでははっきり言ってほとんど手つかず。ただただ、あせってた。
1次合格後、11月の最初に勤めている会社の2次勉強会があるというので出かけて、これが事実上の2次の勉強始め。

勉強会では、試験と同じ形式で小論文を書かされた。ここで、初めて800字と1時間の感覚をつかんだ。なんだかんだと言って書こうと思えばなんとか書けるもの。

2次試験までに、たぶん15回くらい小論文を作成。とりあえずちょっとだけ自信。
ここで最大の失敗は、自分で書いた小論文を人に見せなかったこと。
自分では、そこそこできてるつもりでいた。
だから、本番の試験でもまあまあ練習したレベルのものは書けたので、正直「やったね!ちょろいもんじゃん!!」って思ってた。

2月に不合格通知が来た時は、ものすごいショック。絶対受験番号の書き忘れと思ってた。

ちなみに、不合格通知ガ来る前に会社の勉強会の世話役に「落ちてもまた受けます!!」と言って自分を追いつめておいた。

99年度(2次試験合格)

勉強開始の前にまず前年書いた小論文を先輩の消費生活アドバイザーに見てもらった。
講評は、ぼろぼろ...
「1.設問として、妥当性に欠ける感があります。
2.論文として、もう少し整理された方が良いと思います。
3.論点(意見)を明確にされる必要があります。」
これで、目が覚めた。そうか、私の小論文は、設問の答えがなく、整理されておらず、意見がないのかーー! (...これは、小論文と言えるんだろうか?)

もう一人、妻にも見てもらった。これもボロボロ...
「読みにくーーい!!なーにを言いたいのー!?」

大いに反省して、今度は次の点に注意して書き直し。
1.設問の答えをはっきり書く。
2.起承転結の、起から承、承から転、転から結のつながりに注意して、それぞれ自然につながる様にした。
3.意見を一般論ではなく自分の考えを入れるようにした。

試しに妻に頼み込んで、同じ問題で小論文を書いてもらった。
「うっ、うまい!」さすが元秘書...
で、やったことは当然妻の書いたうまいところを自分の論文に盗用(?)すること。

一応、予想され問題項目を自分で考えて15論文ほど書いた。
ただし、上記した様に「大ヤマ」をはっていた。
すなわち、「2000年くらしの豆知識」の大項目である、
1.インターネット被害について
2.高齢者(衣料)について
みごとこれが大当たり!(うれしかったよーー)



●面接
面接のパターンは決まっている。それぞれに3つずつ回答を用意しておく。

1.質問項目(98年も99年もまったくと言っていいほど同じだった)
・なぜ受けたか。資格をどう活用するか。
・勉強して役立ったこと。自分で変わったと思うこと。
・消費者からの苦情にどう対応するか。
・商品開発にどんなことに気をくばってるか。(私が商品開発をしているから)
・最近の消費者問題を挙げて、それに対する考え。

2.態度
だいたいどんな面接でも態度は次のようにすべき(と思う)
・はきはきと、明朗に、語尾まではっきり
・相手の目を見て話す。(下を向いて話してはダメ!)
・自信を持って、自分の意見を述べる。(私は、こう考える!こうしている!)
・意見の押し付けをしない。一人でしゃべりすぎない。(知ってることを聞かれると喜んでしゃべりすぎることがある。よく知ってることは高圧的な口調で話してしまうことがある。)
・相手の質問の意図をよく考え、的確に「質問の答え」を答える。あがっていると、えてして質問とは全然ちがうことを答えてしまうことがある(けっこう多い)。



3.流れ
・案内に従って、まずドアをノック。
・ドアを開けて「失礼します」と一礼。(だまって入っちゃあいけないよ)
・ドアを静かに閉めて中央へ、試験官の目を見て、
・「****です。よろしくお願いします。」ともう一度一礼。
・かけて下さいと言われたら、座る。
静かに座る。背を伸ばし、手はひざの上。あくまでも相手の目を見て。

ここで質疑。あくまで、誠実に自分の意見を述べる。

質問が終わり、以上ですと言われたら、起立して「ありがとうございました」と一礼。
・ドアを開け出際に「失礼します」ともう一度一礼。
・ドアを静かに閉める。
・終わったとたん、大きな声を出したりしないこと!
静かに荷物を持って会場から退出する。

4.答えられなかったら
すなおにわからないとあやまる。そして「今後勉強します」と意欲的な態度で答える。

質問の意味がわからなかったら
すなおにもう一度聞く。「今の質問は、こういう意味ですか?」
よく質問を理解しないまま、トンチンカンな答えをすることがある。

5.私の場合
・なぜ受けたか。資格をどう活用するか。
@技術部で設計をしているので、市場製品問題の技術的窓口となりたい。
A問題を製品に活かす風土作りをより進めたい。
Bこのような考えの後輩の手本になりたい。

・勉強して役立ったこと。自分で変わったと思うこと。
@消費者問題を消費者の立場で考えるいい機会になった。
A環境に配慮した製品設計の必要性を強く感じた。
Bひとつの問題にも行政・企業・消費者・法律などいろんな面があるのを知った。

・消費者からの苦情にどう対応するか。
@まず、よく話を聞く。
A消費者の言いたいことを理解するよう努力する。
B解決方法を考え、商品改善に活かす。

・商品開発にどんなことに気をくばってるか。(私が商品開発をしているから)
@まず安全。
A環境への配慮。部品のリサイクル性やリユース性を考えること。
B使いやすくする。見やすい表示、なるべく簡単な操作、客の異常使用への対応。

・最近の消費者問題を挙げて、それに対する考え。
@原子力燃料事故。(消費者問題というより環境問題か?)
A行政は非常時の情報公開を急ぐべき。
市民は、家族で異状時の行動ルールを決めておく。集合場所と連絡方法など。



文房具消費生活アドバイザーとは..
文房具受験の考え方
文房具私の書いた小論文

メール アイコン
メール
トップ アイコン
消費生活アドバイザーのトップへ


コルク